曽野綾子がアパルトヘイトやりましょうっていうトンデモ主張やらかしてそれだけでも恥さらし、作家としての感性を疑うってのにそれを堂々と乗せちゃう３Ｋはまさしくバカウヨ御用達の新聞、しかも国内はおろか南アフリカ駐日大使から抗議が入るとか３Ｋの突っ走り様もここまで来ると発禁処分にしたほうがよほど国益に叶うんじゃねーの？と思うオイラですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか？

　折しも人質事件の時に差し替えられて放送されなかった三宅祐司と小倉久寛のネタが放送されている。包丁が腹に刺さった状態で病院にやってくる小倉に三宅扮する医者がトボけたやりとりをするってのはちょいとブラックではある。 だが、オイラはそれよりも三宅扮する医者のトボけぶりがパロディやるのに適しすぎているから検閲が入ったんじゃねーの？と思えて仕方ないｗｗｗ。

　そして、大喜利の１問目が「この人に言われても説得力のないセリフ」。
　もう「指１本触れさせない！」とか「戦後以来の大改革」とか安倍晋三の言葉羅列するだけで笑えるわいｗｗｗ。
　このお題考えたのが誰か知らないけど、考えた人は狙ってやったとしか思えんぜ。
　もう、こうしたイジリで徹底的に嗤ってやろう。どうせ安倍晋三は痛いところ突かれたら逆ギレかはぐらかししかできないんだからｗｗｗ。

眠りにつく
あの専制君主の目を盗み
今が、チャンスだぜ
思いのたけ
奴らの悪口をたたけよ
言葉に税はかからない
　（佐野元春　月と専制君主の歌詞より）

　パスポート取り上げて目を塞ぐのを何とも思わない専制君主にちょっとくらいは抵抗しようぜ。
　たとえごまめの歯ぎしりだろうが、芸能人に自粛してくださいっていう空気が流れようがアノニマスな一般大衆だからこそ出来ることはある。
　つーか、本来はむしろ新聞とかが正面切って批判しなきゃおかしいんだって。
　せっかく国民的番組がお題提供してくれたんだから乗らない手はない。 

　この前の日曜日、何とはなしに犬ＨＫのワールドニュース（地上波）を眺めていた。ヨルダンが自国のパイロットが既に殺されていたことへの報復のように死刑執行を行ったというのが流されていた。その後は国民が声を上げて「結束して戦っていくんだ」みたいなイメージが妙に強調されていたが、もしこれで同じように日本も誘導できると思っているようなら犬ＨＫは相当頭が悪いね。

　ヨルダンのアブドラ国王はバリバリの軍人上がりである。つまり自ら文字通り最前線に立って戦う覚悟もあるだろうし能力もある。だから「いざ戦わん、集え国民！」と唱えても国民はついてくるだろう。隣国であり身近に戦争やテロの脅威を感じているから国民の側も自分が戦わなければ守れる物も守れないという覚悟を持てるだろうし国のトップが自ら体を張ってくれるのなら・・・と信頼もするだろう。

　翻って日本はどうか？日本は戦後７０年経っていて、戦争はいわば対岸の火事。自衛隊は軍隊じゃないということになっているし、ＰＫＯで海外に出ていったときでも戦闘行為は経験したことがない（そもそも縛りをかけているからできない）。訓練にしても自衛隊なので防衛戦が主だから自ら出ていってという事が出来るかどうか。法整備以前に運用が出来るかどうかさえ怪しい。
　だいたい、罪を償わせるとか威勢のいいことばかり言ってるくせに人質見殺し、それどころか震災や国内の災害でも冷酷な態度の安倍晋三を信用できる？ついていこうと思える？軍隊を持つべき、９条信者はシリアに行って来いなんて百田と同じ事を言う連中がいるが、そういう連中が義勇軍を結成したとか自衛隊に志願入隊したって話は聞かないｗｗｗ。口先だけってのは同じくせしてさ。

　良くも悪くも、海外に出るにしたって「自衛隊がやってくれるんでしょ？」と日本、および日本人は戦争に対して他人事。それはオイラだってそうだし感覚が鈍くなってしまっている。そんな日本なのに一足飛びに海外派兵ってのはいかにも大雑把。だが、戸惑いや疑惑の声が大きくなる前に乱暴に事を進めているのが安倍晋三（とその取り巻きや連中を操っている輩）であることもまた事実。自衛隊にしたって、なんちゃって武闘派で何にもわからないあほぼんの安倍晋三に指図されたかないだろうよ。


安倍晋三：国民の皆さん、有志連合に入って海外派兵を進めましょう！
国民　　　：（丁重に）お断りします。
安倍晋三：ＯＫですか。
　新喜劇ならここで辻本が「断っとんねん！」と突っ込みを入れるんだが、突っ込み役の野党やマスコミが役立たずだったりあほぼんの側についてシンゾー様の批判は許しません！と言論封殺するんだから何とも笑えない話。相変わらずゴミ売りはすり替えに忙しいようだが、日本の戦争アレルギーは相当なもの。だからこそ少しずつベクトル変えて誘導しているんだが、最近その手口が強引だったりバレバレだったりするんだよな。

　突っ込み不在で収拾つかなくなるのは若手芸人だけでたくさんだっての。 

　シリアへ渡航しようとしたカメラマンが逮捕するぞと脅される形でパスポートを返納させられた事件。
　ヤホーでは売名行為だのと騒がしい。
○旅券返納カメラマンが「売名」批判に反論　「当初は、静かにシリアに行くつもりだった」
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150210-00000005-jct-soci&p=2

　オイラが肯けるかなと思えるのは同業者のfacebookに書かれている「「準備不足」だった 」ということくらいかな。「“後ろ盾”（出版社、テレビ局）がいなければ成立しない」というのは半分だけ肯けるが。テレビ局や新聞社の看板背負ってないフリーのジャーナリストともなれば危険な地域であればあるほどより周到な準備をする必要があるというのは想像できる。

　その意味に置いてはまあ肯けるが、ジャーナリスト魂みたいなものってきっとあると思うんだよ。それが正義感や義憤、もしくはそれとは逆に功名心であったとしても。危険な地域に足を運ぶ勇気も根性もコネクションもスキルも持たないオイラだが、今シリアで何が起こっているのか？とか自分では知り得ないことを探る、伝えようとするその意志には敬意を表するし、頭ごなしに否定はしない。

　カメラマンに対してもう少しやりようはあっただろうという誹りは受けるかも知れない。
　だからといって売名行為だとか誹謗中傷するのはどーよ？ じゃ、テメエがシリアに行って取材できるのか、する根性があるのかよ？
　ゴミ売りや３Ｋはシリアに取材かけた朝日を批判しているがそれこそジャーナリズムの放棄であり、根性無しってことだろうよ？

　青木理だったかな、今の社会は嫌なものはクレンジングするって言ってたのは。
　都合の悪いことは最初から見せないようにする、一般大衆に疑問を持たせない、考えさせないようにする。
　外務省は今回は例外と後付けで言い訳したが、政府が流すことだけを盲目的に信じろ、受け入れろと強要しているように思えてならない。 

　テロ非難決議でたった一人だけ棄権した山本太郎。蛮勇とはこういうことを言うのだろう。だが、蛮勇を奮えたのは山本太郎の置かれたポジションだからこそとも言える。国会の中でも鼻つまみ者の生活の党と山本太郎となかまたちの面々（オイラとしては政党要件を満たすためのやむにやまれぬ合流とはいえ、このネーミングはいかにも子供っぽく映るし、長ったらしくて覚えにくい、浸透しにくいから党名に関してはあまり受け入れたくないけどね）。国会議員個人としても鼻つまみ者の最たる存在にされていて失う物は議席だけというある意味開き直ることができるからこその棄権。もともとこの法案には党議拘束など必要ないが、小沢一郎率いる政党であればこそ党議拘束にこだわることなく彼自身の信義や信念に基づいて行動が出来るということでもある。鼻つまみ者であるからして、ゴミ売りあたりは下手に触って焼けぼっくいに火がつくことを恐れて見事にスルーしているが、３Ｋはわざわざ名前をあげつらってバッシングに走るのもお約束であり流石のマヌケぶりｗｗｗ。

　テロはいけない、許してはならないというのは誰にでも言えること。問題はその中身。
　ちょっと考えれば「なぜ棄権したのだ？」と思い至るわけだが、相変わらずヤホーにはアホな文面だったりＹＥＳかＮＯかの二項対立でしか物を考えられない脳筋なコメントが氾濫しているのだろう。既に多くの方が本人のブログを引用しているが（http://ameblo.jp/yamamototaro1124/archive1-201502.html）棄権の理由は

①今回の事件の検証、イラク戦争の総括も含む
②特定の国名の明記を避けた関係各国への謝辞
③英文訳を同時に用意する事　

　とされている。エジプトやイスラエルがアメリカ側についているのはオイラでも知っている。ヨルダンは親日国だからと思いがちだがヨルダンはパイロットが殺された事への報復的な意味合いで死刑執行をした。これで否応なしにＩＳに面と向かって敵対する、喧嘩上等と宣戦布告をしたことになる。そのヨルダンの国名をストレートに出すことはヨルダンの仲間（＝アメリカの仲間、アメリカ様に従う）という受け取られ方をするリスクを抱える、それでいいのか？と危惧することには理がある。謝意を示すことは大事だと言っているし、「今は」と但し書きをしていることからも時機を見計らうべきだろうというのには納得がいく。

　いずれにしても、抑制的ながらも今回の失態は安倍晋三のアホさ加減からもたらされたものだ、総理大臣としての言葉の重み、総理大臣の職務の重さがわかっていないというのを理路整然としてまとめたものだ。オイラとしてはイラク戦争を含む総括というところに、「そういえばそうだった！」と目を開かされたような思い。２人が殺されてそれでおしまいという話では決してない、むしろこれからが恐怖の始まりとさえ言える（その恐怖ってのが地理的に遠く離れているからあまりにも漠然としていて目に見える形で現れないのが逆に安心できてしまう、平和ボケをもたらすところでもあるのだが）。
　ましてや、自己責任云々のレベルで片づけられる話ではない。湯川某や後藤氏が危険なところに自ら飛び込んだから殺されたってのが仮に正しかったとしても、じゃ今中東をはじめとして国外で働いている人がごく普通の生活をしていたのに誘拐されたり身代金を要求されたり、あるいは見せしめとして殺されたりしたらそれは全てその人の自己責任になるのか？そこで働いてたお前が悪い、諦めろと突き放せってことなのか？安倍晋三はそうしたリスクを急拡大させた、もっと露骨に言うならば安倍晋三がノコノコ大名行列したせいで日本や日本人はそれまでと違って色眼鏡で見られるってことなんだぞ？

　もうね、安倍晋三は湯川某や後藤氏が殺されたことは終わったこと、過去のことにしたいんだよ。
　これを契機に有事法制だとかほざいて日本を軍国化一直線に持っていくハラなんだよ。賭けてもいい、悪目立ちの最たるミヤネ屋は週明けから刺殺事件一色で人質事件のことなどきれいさっぱりスルーするに決まってるからｗｗｗｗｗ。

　人道支援（実際は軍事支援）、人質殺害と２つ晒してあとは海外派兵が揃えば徴兵制に一直線だ。気に入らない奴は強制的に兵隊にしちまおう、口も塞げるし一石二鳥だ。何この悪夢の大三元？しかも白は公明党が１枚握ってて早く出せと安倍晋三がせっついているときたもんだ。 公明党も困ってるだろうな。鳴かせてツモられた日にゃ包（責任払い）だもんな。平和を謳う党が聞いて呆れるよ！

　安倍晋三のことだから「そん時は自衛隊出して助け出すからダイジョービ！」とか後付けの屁理屈で押し切るつもりだろう。ヨルダンは国民の間に戦うのも辞さないという空気があるかも知れないが、日本はそれすらない（メディア洗脳で押し通せるとタカをくくっているだろうがね）。実働部隊の自衛隊だって米軍と比べりゃ月とスッポン。作戦立案すら出来ない総司令部、諜報もろくすっぽできない日本版ＮＳＣ（笑）の機能を強化するのは言論統制のためだってのは既にバレバレ。これで戦争に勝てると思う方がおかしい。少なくても負け戦原因や分析無しには死んだ人間が浮かばれない。役牌バックで一鳴きする下手くそな麻雀打ちの思考と変わらないっての。大体だな、安倍晋三はテロには屈しないとか罪を償わせるとか大見得切っといて、国内じゃ何の罪もない少年が何カ所も刺されて殺されている。これだって十分テロといえるだろう？国内ですらまともに治められないのに何を偉そうにってなもんだ。いわんやアンダーコントロールとほざいた福島をや。

　もしかしたら生活の党の中でも抜け駆けしやがってみたいな嫉妬心があるかもしれないが、それはお門違いというものだ。これほどきちんと思うところを述べた山本太郎に嫉妬する暇があるなら１人の国会議員としての骨太さを身につけろと言いたいね。逆張りだろ？っていうやっかみもどこ吹く風の山本太郎。こんな「悪目立ち」なら悪くない。
 

　後藤氏に関しては人となりがそれなりに紹介されて惜しい人を亡くしたとか悔しいとかいった声が出てきているのに湯川某に至ってはまるでそんな人物が存在しなかったかのようにスルーされて全く人となりが明らかにならないのはなぜだろう？Ｔ母神とかガースーとか紹介されたら困るような人がそこかしこにいて報道機関は自粛要請でも受けているんだろうかと思っているオイラですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか？

　さて、自ら重火器持って戦闘行為をするわけでもないくせしてその罪を償わせるとか口だけはやたらと勇ましい安倍晋三。しかも自ら付け加えたと自慢してるんだからその馬鹿さ加減がわかろうというもの。喧嘩売った相手と同じレベルにまで落ちてるってことに気づいてないってことだもんね。在外邦人には「気をつけてね～」のメール１本で済ませるあたり自分の犯した罪の重さが全くわかっていない証拠。「既に十分気をつけてるわい！テメエがイキがったせいで目をつけられることになったんだぞ！気をつけるだけで襲われないのなら苦労せんわいこのボケが！」とオイラが海外にいたらきっと叫んでるだろうな。

　テロが許されないってのは言うまでもないこと。
　だが、ゴミ売りやら３Ｋやらにやたらと踊る「人道支援」とか「テロとの戦い」って言葉にはオイラすごく怪しさを覚えるんだよな。
　誰が何と言おうが、安倍晋三が行った「人道支援」によってテロリストを刺激し、利用されたことは明白なのだ。
　安倍晋三の戦争ごっこ、火遊びで国民が殺されるという結果を招いたのは厳然たる事実。

　そこを突っ込まずして何が社会の木鐸だ、ジャーナリズムだと言いたいね。これが民主党政権だったら今頃集中砲火で大騒ぎしていただろう。内輪もめしている場合じゃないとか安倍政権に対する批判が許されない空気には空恐ろしいものを感じる。考えてみてごらんよ、福島の原発事故の時に総理大臣が動き回って余計なことをしたとかアホ管があれだけバッシングされたのになぜ安倍晋三は批判されないんだ？国のトップのまずい対応が国民の生命を奪ったという点では全く同じだというのに。安倍晋三の非を問うというニュアンスで政府の責任をきちんと検証すべきだと主張しているのはオイラの知る限り東京新聞・赤旗・北海道新聞くらいのものだ。

　安倍晋三が「人道支援」をするということは、とりもなおさずアメリカやイギリスと一緒になって戦争に参加するのと同義だ。

　戦争参加に置き換えて新聞読んでごらん？どんなに恐ろしい事態になっていることか！別に実際に戦争に参加するわけじゃない、「人道支援」なんだからお金の問題でしょ？とかまさか思ってはいまいね？邦人救出に積極的に関わるってことが何を意味するかってことだよ。

　だいたい、「テロとの戦い」って具体的に何するんだ？
　「人道支援」が答えってんならはずれである。東京新聞の社説を借りれば「人道支援」とは「非軍事分野の民政支援を地道に進め、平和国家・日本にふさわしい貢献を続ける」ことである。安倍晋三の「人道支援」はそれとは全く違っている。安倍晋三がホイホイ出したカネ（念のために言っておくがこれはオイラたちの血税だ！）が兵器に化けない保証がどこにある？

　だいたい、マスゴミは戦いという言葉を安直に使いすぎだ。戦いってのは戦場でドンパチやるのが全てなのか？ 百万歩譲って後藤氏らを殺したテロ組織を潰せたらそれでおしまいなのか？中東にしかテロ組織はいないのか？それはあまりにも視野が狭すぎるだろう。

　「テロとの戦い」という言葉を都合良く使って日本を「いつか来た道」へ追い込んでいるとしかオイラには思えない。
　安倍政権とマスゴミが握っている以上、「テロとの戦い」 の裏には胡散臭い、キナ臭い思惑があると思った方がいい。