※個人の感想です。

国民殺し、棄民の本性剥き出しの安倍政権。非常事態に慣れ切った令和日本はもはや非常事態を通り越して異常事態に突入したことをここに宣言する!

2010年02月

政治とカネの問題ってフォーカスを当てるところが間違っていないか?

 カネのかからない政治を!という声を耳にするが、どこか違う気がしている。
 政治にはカネがかかるのだ。

 議員一人でやれることには限界がある。政策秘書は2人まで公費が支払われるが実際問題として政策を立案するためには2人では到底足りないので私的に秘書を雇うことは当然起こりえるし、資料を整理しようとすると6畳一間の部屋で済ませるなんてことも不可能。今は情報発信のためにネットの環境も整えなくてはならないから人的・物的共にお金をかけなきゃ議員活動がままならないのが実情。その意味で、地盤・カバン・看板を引き継ぐことができる世襲議員が減らないのは選挙戦で有利なことも相まって自然なことだとも言えるのだ。

 小沢問題にしろ小林議員のことにしろ、どこからもらったかばかりにフォーカスを当てていて、政治家がカネをもらうこと自体が悪だということになってしまっている。政治家がカネをもらうことやカネを集めることは悪である、というのはどこか違和感を感じてしまうのだ。
 一時期、事務諸費が月100万円では足りないと舛添がボヤいていたと思ったが実際足りないのだろう。自分でできないことを政治家に託す以上は政治家にカネを出すことはある意味では義務だとも思う。それが税金という形でなのか、政治資金としての寄付でなのかは人によるだろうが。

 アメリカはそういうところは開けっ広げというか露骨というか、そういう団体や個人の存在がはっきり目に見える。ロビイストや労働団体なんかは圧力団体として無視できないわけだし。「カネ出すんだからおいしい思いをさせろ!」というのが当たり前になっていてそれを競うのが選挙だということなのだろう。
 ただ、企業が献金を行うということは利益誘導に結びつく危険性があるのも事実。企業献金を禁止すべし、というのは賛成ではあるのだが、個人と企業の献金の境目をどうつけるかというのが難しい。小沢問題ではそこのところが曖昧なイメージがあるために小沢叩きが加速することとなったとみている。

 会社として献金をするのはアウト。しかし、同じ会社に勤める個人個人が献金をするのは何ら問題がないはずだ。この人に頑張ってもらおう!と決めた人が1つの会社内に沢山いて、個々が政治家にお金を出すのではなく1カ所にまとめてそこから献金をする形にする。
 ここに果たして違法性があるかどうか?これを100%クロと断じるのは無理があるように思うのだが。これをクロとするなら献金はすべて個人で行わなくてはならなくなり事務処理だけでもものすごく手間がかかるだろうし、政治家を支援する組織を作ってはいけないということになってしまい後援会はみんな違法ということにならないか?それではお金は集まらないし、特に落選してしまった政治家はまともな活動などできないだろう。現場を知ることもできなければ意見を伝えることもできないとなっては次世代を担う政治家など現れるはずがないし、育てようもない。

 政治の力はある意味で資金力に比例する。そこを見ないでカネ集めはするな!というのは虫が良すぎる。政治家が問われるのは国のために、もしくは国民のために何をしたが問われるのであって、カネ集めがどうとか言うのは次元が違う話。
 小沢はカネこそ力というのが強すぎてあまり好きではないのだが、小沢がビューロクラシーを打破しようとしているのは確かなことだと思う。ましてや、一連の土地取引には違法性はないと言ってもいい。なのに、「政治とカネの問題」として一緒くたに片づけようとするのは別の意図があるように思えてならない。

 それに、政治とカネの問題と言うのならまともな税金の使い方をしなかった歴代自民党政権の罪の方が遥かに重い。それに堪忍袋の緒が切れた国民が一票一揆を起こして自民党は惨敗を喫したというのが全くわかっていない。審議拒否は身内である公明やみんなの党にまで裏切られる始末。だからこそ、そんな中での町村や大村の全く空気の読めないネチリズム丸出しの質問ぶりが腹立たしいのである。

 

町村、いいかげんにしろ!

 お前に金のことを言う資格はない!江別の家のことを説明してから言いやがれ!北教組のことをさも他人事のように言っているが、小林議員のいる北海道5区はお前の選挙区だろうが!3万票差でボロ負けしてやっと復活させてもらったのが悔しいからって冷静さを装ってネチネチ責め立てる姿は醜いんだよ!
 多くのマニフェスト違反って、マニフェストを何一つ実行しなかった自民党に言われたくはない!無駄の削減の失敗と言うが無駄の削減はこれからが本番。6000億の削減はアソーが組んだ予算からであって、緊急措置にすぎない。国債の大増発とバラ捲き予算で財政悪化ってさんざんお前らがやってきたことだろうが!

 町村もひどいが、それ以上にひどかったのが大村秀章。
 嘘だ、詐欺だ、マニフェストの違反王と難癖つけてばっかり。政権担当能力がないなら我々がいつでも代わって差し上げますとか傲慢極まりない!上から目線での質問が実に腹立たしい。疑惑の総合商社で有名な辻本清美に輪をかけてひどい。

 本当に自民党にはろくな議員がいないのは今更言うことじゃないが、マスゴミがこういうところだけを強調した報道をしてアシストするだろう。民主党も番組を持つとかして言われっぱなしの状態を脱却しないと自民にまたなびくとも限らないし、逆風が襲いかかってくることも十分ありえる。そのための記者クラブ解放なんだが・・・。

 やっぱり平野はクビだなw。

脱税総理は信用できない!と言うけれど・・・

 【怒濤の摘出レポート】鳩山(脱税王)兄弟に(怒れる)納税者が叛乱!確定申告に異変あり!「もうマジメに税金なんて払わない」の大合唱が始まった――

 確定申告開始に合わせての今週の週刊ポストの大見出しがこれ。知らなかったで済む話じゃない、後で払えば済む話じゃない。だからこんな奴が総理大臣なんて信用できない!というロジックなのだろう。まあ、知らなかったで済むかというと苦しいものがあるし、国のトップになるのだからただでさえほじくり返されるお金の問題は用心に用心を重ねるべきだった。その意味で鳩さんの脇の甘さや結果として納税意欲を削ぐことになったのは責められるべきだろう。

 しかし、信用できないとは言っても今までの自民党のやり方が信用できるものだったのか?答えはNOだ。国の借金は言うに及ばず、特別会計にジャブジャブ税金を流して必要のない特殊法人をいくつも作っておいて、塩爺の言うところの「母屋でおかゆをすする」国家財政にした政治責任はどう考えても避けることはできない。
 信用できる税制というのは税金を払う側の姿勢はもちろんのこと、金持ちも貧乏人も公平に負担ができる制度を担保することや、集めた税金を無駄遣いしないといったような、税金を集めたり使う側にだって信用がなければ意味がない。

 派手なパフォーマンスと揶揄する向きもある事業仕分けのような無駄をなくすような仕事を今までの自民党政権はやってきたのか?それを国民が誰でもわかる形で示すことができたのか?国民が自分の問題として考えられるような意識付けをしてきたのか?
 事業仕分けはあくまでも当座の措置だ。負けるとわかっていながらいたずらに時間稼ぎをして埋蔵金をバラ捲いたアソーの焦土戦術で鳩山政権発足後もろくに精査する時間がなかったのが実際のところ。しかも、河村前官房長官は官房機密費をイレギュラーに2億5000万円も引き出したと報じられてもいる。

 3兆捻り出すはずが6000億しかできなかった、だから民主は駄目だと結論を下すのは早すぎる。特殊法人にメスを入れるこれからが本番。一般会計より特別会計の方が規模が大きいのがおかしいのであって、無駄はこちらの方が遥かに多い。ここで無駄をカットできない、予算を組み替えることができないならその時は民主は駄目だと烙印を押せばいいのだ。

 鳩さんを叩くのも結構だが、最も怒りを向けるべきなのは誰なのか?そこを間違えるとひどい目に遭う。いや、今までさんざんひどい目に遭ってきたのだ。小泉がやってきたことでそれは明らかになっている。大企業がどんどん内部留保を貯め込んで労働分配率は下がる一方。企業が儲かればお金は下に流れるという上げ潮路線が破綻してワーキングプアは増える一方。

 自民が自らを見つめ直すこともなく審議拒否しかできないような集団に成り下がった今となっては鳩山政権に託すしかない。小沢はいらないと言う週刊現代しかり、どうも矛先を逸らそうとしているように思えてならない。

姑路線がすっかり板に付いたゴミ売り

 23日の編集手帳から。

 吉野弘さんに、「『目』の見方」と題する詩がある。「目」を含む漢字がいくつか出てくる。その一節。〈民の目は眠くて/罠(わな)の中〉(『続・吉野弘詩集』、思潮社)。民と目で「眠」、目が横になって熟睡すれば「罠」になる、と◆明るい陽光が眠気を誘う春、“政治とカネ”を見つめる民の目よ、いつまでも光っていないで、そろそろ眠りたまえ――民主党はそう祈りたい心境だろう◆夏の参院選を占うものとして注目された長崎県知事選で、民主党など与党3党の推薦候補が、自民・公明両党の支援した候補に予想外の大差で敗れた◆ほとぼりが冷めるのを待つ戦術を改め、関係者の国会招致などに応じることを本気で考える潮時だろう。このままでは鳩山政権が打ち出すせっかくの斬新な政策も、民の目を疑惑からそらせる「罠」と疑われかねない◆吉野さんの詩から。〈目の中に、日と月がいて、明るい/口もいくつかあって、うるさい〉。首相は12億円、幹事長は4億円、「いのちを守りたい」と心優しい子守歌を聴かせてもらっても、そう簡単に目をつむれる額ではない。口を閉じられる額ではない。

2010年2月23日01時44分  読売新聞)

 うまいこと言ってるでしょ?っていうのがみえみえの書きっぷり。
 検察からのリーク疑惑(実は疑惑でも何でもなく事実)の「ほとぼりが冷めるのを待つ戦術」に出たのはあんたがた。政治とカネの問題のシングルイシューに持ち込んで「民の目を疑惑からそらせる『罠』」を張ったのもあんたがた。

 鳩山政権の粗探しにばかり目を光らせるあんたがた。
 大新聞のおっしゃることなど信用しない有権者はそんなあんたがたにちゃんと「目を光らせている」し、「眠る」ことなどない。それこそ、「祈りたい」のはあんたがたの方だろうさ(嘲笑)。

これこそ、正にダブスタという

 長崎県知事選挙が自公の勝利で終わった。それを受けてのマスゴミの報道は自民審議拒否の一辺倒。予想できたことではあるが、実に腹立たしい。アソーが東京都の選挙で惨敗したときは地方選挙と国勢は関係ないというアソーの強弁を擁護し、3分の2を連発しての予算の強行採決もそれが国会の仕事であり、審議拒否をする民主党は国会議員の責務を果たしていないと言った。

 それがどうだろう。審議拒否が責任放棄と言うならなぜ自民のそれを批判しない?「政治とカネの問題を先にやらなければ審議に応じない!」ってのはやり方としては邪道であり、非常手段。予算を盾にするのは禁じ手に近い最終手段であって通常の国会運営では忌避すべきやり方だ。
 政治とカネの問題は大きく影響したであろうが、だからといってそれを理由に予算の審議拒否というのは論理が飛躍しすぎ。並行審議だって不可能ではないのだから。それに、政治とカネの問題って言うけど「お前が言うな!」でおしまいなんじゃないのか?

 自公連立は直近の民意を得ていないただの数合わせだが、鳩山政権は選挙で議席を得た上での最大与党で成り立っている。民主党も堂々と正面突破してもいいと思うのだが・・・。

 
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