気がつけば１ヶ月近く放ったらかしのこのブログ。
　それでも覗きに来る物好きな皆様にもこれでは流石に申し訳ないｗ。貧乏暇なしなのであっさり目に書き殴ることに。

　最近では何といっても韓国のセウォル号の沈没事故。事故直後はおとなしくしていた報道もだんだんと問題提起を装いつつ韓国をディスる方向に傾いた。今週発売の週刊現代に至っては日本は一流国、韓国は三流国なんて見出しが踊る。
アホちゃうか？

　確かに韓国の対応にも問題はあっただろう。だがしかし、日本及び日本の報道機関やマスコミが韓国は三流と偉そうな口を叩ける資格がどこにあるのだろうか？ もう福島の原発事故が終わったかのような対応。今も事故を起こした原発は放射能を垂れ流し。そんな中先が見えない福島県民はスルー。そして、実際に足を運んだ雁屋哲氏や美味しんぼの内容に関しても風評被害では？と難癖をつける。医学的な因果関係はないとちゃんと書いてあるにもかかわらず、また、福島県内でも安全なところと危険なところとまだら模様であると実情を取材しているのに、だ。

　お前ら、福島に取材に行ったのか？何にもしないくせして偉そうなことばかり言いやがって。
　まさか安倍ちゃんのアンダーコントロールを真に受けているんじゃあるまいな？ 

　韓国ディスってとてつもない日本をアピールするのはバカウヨのブログで十分だっての。 

　プロ野球が開幕してスポーツ紙は連日野球がトップ記事に。Ｊリーグができて、ドーハの悲劇やジョホールバルの奇跡をＴＶで見てからはオイラはもう日本のプロ野球にはそれほど関心を持てなくなっている。パリーグはまだしもセリーグはぶっちゃけどーでもいいやって感じ。だって読売巨人軍が勝つに決まっているもの。ついうっかり日テレ見てたらキャロライン・ケネディ女史が始球式を終えるのが流されていた。実に嫌な気持ちになったね。いかにも日本のプロ野球、読売巨人軍がすごいんですよと言わんばかりのアピールが鼻についてさ。

　オイラが野球に興味を持たなくなった理由は
①ＮＰＢが「閉じられた世界」であるということ
②サッカーが世界に広がるスポーツであるということ

　アメリカのメジャーリーグもクローズドという点では同じだが、ＮＰＢと違って完全ウェーバーだし、金持ち球団には贅沢税を取って戦力の不均衡を是正しようとする動きはある。戦力均衡という点では同じアメリカのＮＢＡやＮＦＬはサラリーキャップも導入しているからもっと厳しい。特にＮＦＬは３連覇した球団が未だに１つもない。それだけ公平さ、公正さを重視している姿勢がある。
　それに対してＮＰＢはどうだろうか？統一球問題ではコミッショナーの無能さは言うに及ばず、コミッショナーが野球に何ら興味も関心もない、ましてや敬意などあるはずもないただの名誉職でしかないことが白日の下に晒された。アメリカだったら（いやアメリカでなくてもだが）こんな組織のトップは存在を許されないだろう。だが、日本ではそれが罷り通ってしまう。大げさじゃなくてＮＰＢは日本のムラ社会を想起させる縮図であるとオイラは思う。
　読売の言い分が罷り通ってしまうのはＦＡ（フリーエージェント）制においてもあてはまる。長嶋巨人を是が非でも日本一にしたいがために導入されたようなもんだとオイラは思っている。長島茂雄は選手としては超一流でも監督としては無能。長島茂雄を永久にスーパースターで居続けさせるがために平気でルールをねじ曲げる、そんなことが許されてしまうのが許せない。懐かしいところでは空白の一日なんてのがそうで、ルールの隙間をついて横紙破りを平気でする。
　そして、長島茂雄でさえ病に倒れた後も静かな余生を暮らせてもらえずに読売巨人軍のために使い潰されるのが実に痛々しかった。同情はしないがね。今度は引退後もヤンキースファンから絶大な支持を受けている松井秀喜を長島茂雄の後釜に据えようとしている。それを恥とも思わないのが読売巨人軍なんである。

　これでも、子供の頃は（他に娯楽もなかったし）巨人好きだった。藤田元司が率いていた巨人は監督も自らに厳しかったし、斉藤雅樹や槇原、桑田など豪華投手陣で勝ちまくっていた。槇原・駒田・吉村の５０番トリオもいて長嶋時代のように他球団から強引に選手をかっさらうような下品さはなかった。ある意味、日本のプロ野球は長島茂雄によって隆盛を極め、長島茂雄によって破壊されたのかもしれない。今はそうでもないのかもしれないけれど、ＦＡ移籍は当初パリーグからセリーグへというのがほとんどで逆はほとんどなかった。

　近鉄バファローズの買収騒動でホリエモンが出てきた時、セリーグ球団は１リーグ構想も相まって嫌悪感を示した。ポッと出のあんちゃんに・・・っていうのが表向きの理由だがね。ホリエモンは良くも悪くもビジネスライクだったから拒否反応を示すのはわからなくもないが、セリーグの球団オーナーは巨人戦っていうおこぼれの取り分が減るのを嫌がったんだよな。「人気のセ、実力のパ」なんて言われてたけど、今や人気も実力もパじゃないかとオイラは思うがね。セリーグは読売が強すぎるし、せいぜいマエケンくらいでしょ。交流戦はパが勝っているし、上位６球団がパリーグで占められた年もあったし。

　今年はソフトバンクホークスが史上最大の金満補強、恥も外聞もなく他球団からガンガン引き抜きをして白い目で見られているとかいないとか。「こんな補強はするべきじゃなかった」と王貞治は嘆いたそうだが、それこそ「お前が言うな！」な話で。王さんだから大して叩かれずに済んでいるんでさ。両リーグとも戦力の一極集中という構図だが、パリーグはまだ救いがある。 去年だってホークスが勝つだろうと言われながら楽天がリーグ首位でＣＳも制して日本一にまでなったんだから。巨大戦力をやっつけるっていうのは判官贔屓も相まって久々にスカッとしたって人は少なくないと思うぞｗ。セリーグはやる前から優勝が決まっている。せいぜい広島がＣＳに残れるかを期待するくらいしかないんだもんな。マエケンはたぶん今年が日本球界最後の年。そうなったらいよいよセリーグはどうでもいいなｗｗｗ。