漢語の「着想」には、なかなかの貫禄がある。和語の「思いつき」は、つまらないことを軽薄に思ったようにしか聞こえない――とは国語学者、大野晋さんの指摘である◆丸谷才一さんは『字音語考』と題する随筆のなかで大野説に共鳴し、戦時中の「焼土決戦」や「一億一心」などを例に挙げて言う。漢語は〈威勢がよくて、当りがきつい。意味がモウロウとしてゐるため、音の響きがいつそう刺戟(しげき)的になる〉と(作品社『日本の名随筆〈語〉』)◆民主党の代表選挙でキーワードのように語られる「挙党一致」にも、意味モウロウとして何となくもっともらしい漢語の特徴が表れている◆そもそも、民主党が先の参院選で大敗を喫した主因の一つは「政治とカネ」である。本来ならば閉門蟄居(ちっきょ)してしかるべき小沢一郎・前幹事長の出馬が取りざたされ、同じく謹慎組にいるはずの鳩山由紀夫・前首相が党内各グループ間の調停者然としてテレビカメラの照明を浴びる。天下の奇観というほかはない◆「挙党一致」などと漢語を用いず、意味のわかりやすい和語で言うのがいいだろう。「味噌(みそ)も糞(くそ)もごちゃまぜ」と。
(引用終了、下線はオイラw)
菅がボロ負けしたのは公約をちゃぶ台返ししたからであって、政治とカネが主因ではない。議席では自民が参院第一党になったが、政党別での得票は民主党が最も多いのである。だからオイラも菅がボロ負けしたと書くし、民主党がボロ負けしたとは書かない。間を取って、菅がトップの民主党がボロ負けしたというんだったらそれは正しいと認めるが、マスゴミは鳩山政権の民主党も菅政権の民主党もそれこそ「味噌も糞もごちゃまぜ」にし、参院選での大敗を喜色満面で記事にする。
そもそも陸山会事件は特捜がクロにできなかった案件で、主因という言葉を使うこと自体おかしいのだ。主因というのが正しいとするならそれは検察とマスゴミがタッグを組んで小沢はカネに汚いという情報の洪水で印象操作を行ってきたと自白したに等しいのである。
あのー、質問なんですけどー、
野党時代に小沢はさんざん政治とカネで叩かれて代表を退いたのに
民主党が衆院選で自民に圧勝できたのはどうしてなんでしょうかぁ?
政治とカネが主因だったら衆院選で民主党が勝つことなんて無理だと思うんですけどー?
勝つとしても300議席超も獲ることなんてできないと思うんですけどー?
相変わらず「政治とカネ」で矮小化することしかしないマスゴミの典型の記事である。
「政治とカネ」禁止令が出たらもうこいつら記事書けないだろうなwww。
お前らのほうこそ閉門蟄居しろっての!