5月28日の鳩山由紀夫の記者会見。はっきり言わせてもらえば言い訳に終始しただけの見苦しいものだった。いくら公約に掲げていないと言っても、あれだけ大風呂敷を広げた以上筋を通そうと思ったら辞職すべきであると思う。もし、これで鳩山由紀夫が伝家の宝刀を抜いて国民に問いたいと大博打を打つなら相当のものだと思うが、そこまでの覚悟と胆力があるだろうか。
あの記者会見を見るたびに怒りがこみ上げてくる。鳩山由紀夫個人に、鳩山内閣と鳩山内閣の一部の閣僚に。そして怒りを通り越して情けなくなってくる。国のトップであり、国民の代表である総理大臣にあんな記者会見しかできないとは、と。
アメリカとの兵器のない喧嘩に負けアメリカに屈したことを満天下に晒してしまった。
さながら「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び・・・」の玉音放送。ずっとお上にお任せで過ごしてきたからこうなってしまったんじゃないかと思えてならない。そしてそんな記者会見をさせておきながら投票したあとは放ったらかしってのは一体何様のつもりなんだろうと。
伝家の宝刀と書いたけれど、実際には政治空白を作っている場合ではない。
新聞各社は公約達成度が22%とこき下ろすが、マニフェスト達成は4年かけて行うと考えるのが普通である。もちろん、衆院は解散があるからのんびりやっていてはいけないが、9ヶ月という期間を考えればオイラとしては頑張っている方だと思う。手当たり次第という印象も拭えないが、改正児童福祉手当法を通したり水俣病患者と和解し、犠牲者慰霊式に参列するなど少なくとも自民党政権に比べたら国民目線であることは言えるだろう。俗に言う「コップの水」の話で、これだけしかないと思うかこんなにあると思うかで評価は変わってくるということである。
そして、仮に内閣総辞職ということになれば村山内閣の悪夢が甦る。
最近の総理大臣の中でも、そして歴代総理大臣の中でもワースト3に入るであろう村山富市。こういう権力に転ぶ輩が民主党内にもいる。誰とは言わない、M原とか前○とか偽肛門とか・・・。思い出すも腹立たしい村山内閣。あれは自民党が復権したいためだけにできた傀儡政権だ。もし、鳩山内閣総辞職ということになれば自民党は平気でそういうことをやってくるだろう。自民党は以前ほど結束力がないが民主党も小沢がいるから何とか保っているのでどっちもどっち。
辞めるのは簡単だが、そうなるとせっかく政権交代した意味がなくなる。密約を隠し、官僚におんぶにだっこだった自民党政権には戻せない。鳩山内閣総辞職となるとまた一気に揺り戻しが起こるのではないか。駄目なら変えればいいのだが、どう変えればいいのか。参院選でどういう答えが出るのか今は不安ばかりが先に立っている。しかし、同時に「耐えがたきを耐え・・・」が臥薪嘗胆となって本当の意味で国民の選んだ政権になれるかが問われているとも思うのである。
あの記者会見を見るたびに怒りがこみ上げてくる。鳩山由紀夫個人に、鳩山内閣と鳩山内閣の一部の閣僚に。そして怒りを通り越して情けなくなってくる。国のトップであり、国民の代表である総理大臣にあんな記者会見しかできないとは、と。
アメリカとの兵器のない喧嘩に負けアメリカに屈したことを満天下に晒してしまった。
さながら「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び・・・」の玉音放送。ずっとお上にお任せで過ごしてきたからこうなってしまったんじゃないかと思えてならない。そしてそんな記者会見をさせておきながら投票したあとは放ったらかしってのは一体何様のつもりなんだろうと。
伝家の宝刀と書いたけれど、実際には政治空白を作っている場合ではない。
新聞各社は公約達成度が22%とこき下ろすが、マニフェスト達成は4年かけて行うと考えるのが普通である。もちろん、衆院は解散があるからのんびりやっていてはいけないが、9ヶ月という期間を考えればオイラとしては頑張っている方だと思う。手当たり次第という印象も拭えないが、改正児童福祉手当法を通したり水俣病患者と和解し、犠牲者慰霊式に参列するなど少なくとも自民党政権に比べたら国民目線であることは言えるだろう。俗に言う「コップの水」の話で、これだけしかないと思うかこんなにあると思うかで評価は変わってくるということである。
そして、仮に内閣総辞職ということになれば村山内閣の悪夢が甦る。
最近の総理大臣の中でも、そして歴代総理大臣の中でもワースト3に入るであろう村山富市。こういう権力に転ぶ輩が民主党内にもいる。誰とは言わない、M原とか前○とか偽肛門とか・・・。思い出すも腹立たしい村山内閣。あれは自民党が復権したいためだけにできた傀儡政権だ。もし、鳩山内閣総辞職ということになれば自民党は平気でそういうことをやってくるだろう。自民党は以前ほど結束力がないが民主党も小沢がいるから何とか保っているのでどっちもどっち。
辞めるのは簡単だが、そうなるとせっかく政権交代した意味がなくなる。密約を隠し、官僚におんぶにだっこだった自民党政権には戻せない。鳩山内閣総辞職となるとまた一気に揺り戻しが起こるのではないか。駄目なら変えればいいのだが、どう変えればいいのか。参院選でどういう答えが出るのか今は不安ばかりが先に立っている。しかし、同時に「耐えがたきを耐え・・・」が臥薪嘗胆となって本当の意味で国民の選んだ政権になれるかが問われているとも思うのである。