北海道は今が冬真っ盛り。
北海道に住む限り、程度の差こそあれ寒さと雪から逃れることはできない。
幸い、オイラの住むところは毎日雪かきに追われるってほどじゃないが、それでもたまにドカ雪が降って雪かきに大わらわなんてことはある。一言に雪かきと言っても雪を「除ける」だけでは解決にはならない。本州と違って除けた雪が自然に融けるなんてことはないから除けた雪を「集める」ことも必要だし、集めた雪を「運ぶ」もしくは「捨てる」ことをしないと生活ができない。
だから行政は国道や道道を管理する人と役割分担し、重機を持っている会社に除雪を委託して地域ごとに生活道路を開けるよう割り振りし、だだっ広い雪捨て場を確保して溜まった雪を排雪するというバックアップをした上で、あとは住民たちがそれぞれ頑張って家の前の除雪をするといった具合で冬を乗り切るんである。たまに家の前にブルドーザーが通った後の堅い雪の塊があったりするが、それくらいは仕方ないねと割り切って生活する、単に自助だけではない生活がそこにあるのだ。
オイラの家じゃオトンがもう手では無理!と除雪機を買ったので全身筋肉痛ということにはならないが、それでもスコップだってプラスチックだけじゃ凍った雪の塊には歯が立たないからアルミなど金属のごっついものも用意してる。集めた雪を運ぶためのスノーダンプも2つある。地上はそれでいいとしても屋根の雪を落とすために下からどつく長い棒だったり何かと“道具”が必要になってくる。
(ちなみに、雪「下ろし」じゃなく雪「落とし」なのは屋根に上っての作業が危険であることと、体力面で難しくなっているので軒先にせり出してきた雪の塊を下から叩いて落とすためである。屋根の雪は家の暖房でいったん解けた後に外気で冷えて氷になるので地上の雪かきよりもはるかに危険が大きい。南向きの屋根であれば気温が上がれば重みで落ちることもあるが、それゆえの事故もある。)
で、なんでこんなことを長々と書いたかというと、
いくら道民が冬に慣れている、雪に慣れているからといっても、それ相応の“道具”がなければ何もできないのだ。
コロナ禍で自民党が国会をサボりまくって丸1年経ってからやっとこさ給付金延長なんて話が出ている。
スガ政権は自助で何とかしろと言う。しかし、それは公助や共助があってのこと。
以前から野党が給付金の延長や再給付を求めているのに「生活保護がある」「融資があるからそれ使え」ってスガって血も涙もねえよな。
考えてみてほしい。自助なら既にやってるじゃないか。自助をやりつくしてヘトヘトになってるのにさらに頑張れってのか?
オイラは金は“道具”であり、頑張るためのものだと思っている。
オイラも少しは学ぶようになって税金は財源ではないという話は感覚で理解しているつもりだし、緊縮財政ではいつまで経ってもデフレから脱却できないのは以前からわかっていた。百歩譲って将来の世代に借金を残すという考えがあるとして、今こそ金を出さずにどうやって借金返すための体力づくりができるんだ?と。風邪ひきの体でガテン系の仕事やれってか?
結局さ、賃金って何かというと、どんな職業であれ汗水たらして働いた対価だよな?
汗水たらしてってことは頑張るってことだよな?
GDP(国内総生産)って、結局はその汗水たらして稼いだ金の集まりだよな?
ってことは頑張る人が減るとか、頑張る力が少なくなれば当然GDPは減るよな?
であれば、コロナ禍であっても頑張る力を維持するのが国の役割じゃねーの?
理論とか小難しい話は抜きにして、だったら頑張る力をつけられるような“道具”が必要ってこと。じゃあ、頑張るために何が必要かといえば、それはもう金しかない。腹が減っては戦はできぬ、衣食足りて礼節を知る。貧すれば鈍する。
金を稼ぐために頑張るんじゃない、コロナ禍の今は「頑張るために金が要る」のだ。
考えてみてほしい。安倍政権は今まで黒田バズーカで企業の株を買い支えてきた。つまり、企業には金を出しているにもかかわらず、一向にデフレから脱却できない。それどころか財政健全化を名目に消費税増税を2度もやってさらにデフレを加速させた。需要と供給はつながっている。供給サイドにはじゃぶじゃぶ金を流して企業が儲かれば労働者も潤うという(アメリカで既にそのインチキがバレていた)トリクルダウン理論で庶民には一向に金が回らないどころか、内部留保がどんどん積み上がっていったのがアベノミクス。
需要と供給がつながっていて供給サイド(企業)に金を流したのが失敗なら、
なぜ労働者側に金を流すことを考えないのだ?
モノが売れれば(=買う人が増えれば)会社は儲かる、投資をすると金の流れが良くなるのは誰でも想像できる。企業だって頑張れるし、頑張った対価がきちんともらえれば働く側の頑張る力も大きくなるだろう。知識や学がなくてもそうした感覚を失わなければ今の政府や政策が明らかにおかしいことに気づくはずだ。
ツイッターで連日給付金に関するタグが挙がってトレンドになってるのは
最低限の生活保障すらままならないから何とかしてくれという叫びで、乞食が物乞いしてるって話じゃない。
つーか、安倍政権のせいで決定的に一億総貧民になったってことにいい加減気づけよ!
北海道に住む限り、程度の差こそあれ寒さと雪から逃れることはできない。
幸い、オイラの住むところは毎日雪かきに追われるってほどじゃないが、それでもたまにドカ雪が降って雪かきに大わらわなんてことはある。一言に雪かきと言っても雪を「除ける」だけでは解決にはならない。本州と違って除けた雪が自然に融けるなんてことはないから除けた雪を「集める」ことも必要だし、集めた雪を「運ぶ」もしくは「捨てる」ことをしないと生活ができない。
だから行政は国道や道道を管理する人と役割分担し、重機を持っている会社に除雪を委託して地域ごとに生活道路を開けるよう割り振りし、だだっ広い雪捨て場を確保して溜まった雪を排雪するというバックアップをした上で、あとは住民たちがそれぞれ頑張って家の前の除雪をするといった具合で冬を乗り切るんである。たまに家の前にブルドーザーが通った後の堅い雪の塊があったりするが、それくらいは仕方ないねと割り切って生活する、単に自助だけではない生活がそこにあるのだ。
オイラの家じゃオトンがもう手では無理!と除雪機を買ったので全身筋肉痛ということにはならないが、それでもスコップだってプラスチックだけじゃ凍った雪の塊には歯が立たないからアルミなど金属のごっついものも用意してる。集めた雪を運ぶためのスノーダンプも2つある。地上はそれでいいとしても屋根の雪を落とすために下からどつく長い棒だったり何かと“道具”が必要になってくる。
(ちなみに、雪「下ろし」じゃなく雪「落とし」なのは屋根に上っての作業が危険であることと、体力面で難しくなっているので軒先にせり出してきた雪の塊を下から叩いて落とすためである。屋根の雪は家の暖房でいったん解けた後に外気で冷えて氷になるので地上の雪かきよりもはるかに危険が大きい。南向きの屋根であれば気温が上がれば重みで落ちることもあるが、それゆえの事故もある。)
で、なんでこんなことを長々と書いたかというと、
いくら道民が冬に慣れている、雪に慣れているからといっても、それ相応の“道具”がなければ何もできないのだ。
コロナ禍で自民党が国会をサボりまくって丸1年経ってからやっとこさ給付金延長なんて話が出ている。
スガ政権は自助で何とかしろと言う。しかし、それは公助や共助があってのこと。
以前から野党が給付金の延長や再給付を求めているのに「生活保護がある」「融資があるからそれ使え」ってスガって血も涙もねえよな。
考えてみてほしい。自助なら既にやってるじゃないか。自助をやりつくしてヘトヘトになってるのにさらに頑張れってのか?
オイラは金は“道具”であり、頑張るためのものだと思っている。
オイラも少しは学ぶようになって税金は財源ではないという話は感覚で理解しているつもりだし、緊縮財政ではいつまで経ってもデフレから脱却できないのは以前からわかっていた。百歩譲って将来の世代に借金を残すという考えがあるとして、今こそ金を出さずにどうやって借金返すための体力づくりができるんだ?と。風邪ひきの体でガテン系の仕事やれってか?
結局さ、賃金って何かというと、どんな職業であれ汗水たらして働いた対価だよな?
汗水たらしてってことは頑張るってことだよな?
GDP(国内総生産)って、結局はその汗水たらして稼いだ金の集まりだよな?
ってことは頑張る人が減るとか、頑張る力が少なくなれば当然GDPは減るよな?
であれば、コロナ禍であっても頑張る力を維持するのが国の役割じゃねーの?
理論とか小難しい話は抜きにして、だったら頑張る力をつけられるような“道具”が必要ってこと。じゃあ、頑張るために何が必要かといえば、それはもう金しかない。腹が減っては戦はできぬ、衣食足りて礼節を知る。貧すれば鈍する。
金を稼ぐために頑張るんじゃない、コロナ禍の今は「頑張るために金が要る」のだ。
考えてみてほしい。安倍政権は今まで黒田バズーカで企業の株を買い支えてきた。つまり、企業には金を出しているにもかかわらず、一向にデフレから脱却できない。それどころか財政健全化を名目に消費税増税を2度もやってさらにデフレを加速させた。需要と供給はつながっている。供給サイドにはじゃぶじゃぶ金を流して企業が儲かれば労働者も潤うという(アメリカで既にそのインチキがバレていた)トリクルダウン理論で庶民には一向に金が回らないどころか、内部留保がどんどん積み上がっていったのがアベノミクス。
需要と供給がつながっていて供給サイド(企業)に金を流したのが失敗なら、
なぜ労働者側に金を流すことを考えないのだ?
モノが売れれば(=買う人が増えれば)会社は儲かる、投資をすると金の流れが良くなるのは誰でも想像できる。企業だって頑張れるし、頑張った対価がきちんともらえれば働く側の頑張る力も大きくなるだろう。知識や学がなくてもそうした感覚を失わなければ今の政府や政策が明らかにおかしいことに気づくはずだ。
ツイッターで連日給付金に関するタグが挙がってトレンドになってるのは
最低限の生活保障すらままならないから何とかしてくれという叫びで、乞食が物乞いしてるって話じゃない。
つーか、安倍政権のせいで決定的に一億総貧民になったってことにいい加減気づけよ!
いや~雪かきお疲れさまです。オイラの地方は幸いここ数年雪が少なくて、本格的な雪かきしないで済んでます。
オイラ北海道から東京に移った時、初めて瓦屋根を見てね「雪下ろしどうするんだ?」って思ったものだ。
何のことはない、東京じゃそんなに雪は降らないし、降ってもほっときゃ溶ける。
さて道具としての「金」、おっしゃる通り。異議な~しであります。
今小さな商売をしてるんだが、いくら赤字でも「金が回る」あいだは潰れません。赤字の会社は山ほどある。
逆に言うと決算でどんなに黒字でも資金がショートして支払いが滞ったり、手形を落とせなかったら、即倒産。
いかに資金繰りが大事かってことです。
そんなこと国のお役人様や政治家は知ってるはずなのに、何故か日本では個人への直接給付を嫌がる。
必ず「どこかを」迂回させるんだな。利権がらみなのか、票がらみなのか。
そういう意味じゃ去年の「特別給付金」は画期的だった。アソーはウダウダ言うけど、あれで助かった人は多かったはずだ。
今は去年よりもっと大変な状況なんだから、ゴチャゴチャ言わずに「金よこせ!」
政治家の皆さんは今年は選挙の年だってことをお忘れなく。
おまけ
鈴木知事ってどうなんだろう?最初「なんだコイツ?」って思ったけど、そこそこ頑張ってるんじゃない?
北海道は4月の声を聞くまで冬ですからね、あと2ヶ月頑張ってください。