世界樹3をやってたらすっかりハヤテ感想が遅れてしまいました…。
世界樹3プレイ日記も書いてますのでよろしくお願いしまーす。
さて、
「ハヤテのごとく!」は1年以上続いてきた長い長いゴールデンウィーク編も今週でいよいよラストな266話。いよいよゴールデンウィーク編が完結かと思うと感慨深いですね。
一同は再びミコノスに戻ってきて、プライベートジェットで帰国する模様。しかしまあ毎度のことですが、西沢さんの胸は普通レベルを超えている気がするんだぜ。
その頃愛歌さんはまだやる事があるからと、壊れたアテネの家にいたようで。
もう王玉関係は当分いいやという気分なんですが、いったい何をしているんでしょうか。帝の指示かな。
帝から受け取り、そして伊澄によって印が浮かび上がった愛歌さんの王玉。印が浮かび上がったことで、「何か」出来るようになったということなのだろうか。
さて、ミコノスではヒナギクとハヤテがちゃんと顔を合わせて会話していますよ!注目ですよ!ここ大事ですよ!ハヤテは「ヒナギクさんにはこの旅行でいっぱい助けてもらって」と言っていますが、アテネ宅に来たのがヒナギクだったことに結局気づいているのかいないのか…。
そして
やっぱり気になってしまうヒナギクが可愛くてたまりませんね!ヒナギクのアドバイスを受けたハヤテはその後、アテネとどんな話をしたのか。告白はしたのか…?気になって仕方がない。
それを勇気を出して聞けるヒナギクは、何だかんだで旅行を通して変わったんだなと。告白こそ出来ずじまいでしたが、まだまだヒナギクの初恋は終わっちゃいないのです。
ハヤテの返答は
「フラれちゃいました」。
アテネとの別れは、10年前との決別。実際の意味合いとしてはちょっと違うわけですが、「失恋」としておくことは、今後の日本編での展開を考えれば必要でしょう。
そして、そのことにショックを受けた様子もなく、けれど先日のように様子がおかしかったりはしない「いつも通り」のハヤテ。
何があったのかはわからなくとも、何か吹っ切れたのであろうことはヒナギクから見れば明らかでしょう。
「なんなのよ…もう…」 その場に座り込んじゃうヒナギク可愛いな!
これでヒナギクの恋路は再スタートするのだろうか…。頑張ってほしいところです。このことは西沢さんにも伝わるでしょうから、西沢さんからのアプローチにも期待したいですね。
忘れてはいけません。作中現在は5月7日(土)。あと1週間もすれば、
西沢さんの誕生日がやってくる…!西沢さんはヒナギクと同等クラスのヒロインですから、ヒナ祭り祭りほどのイベントにはならないにせよ、丁寧に描いて欲しいところです。
さて、伊澄が
超ハイレベルな砂遊びをしている横で、ナギは既に浜辺で遊ぶのに飽きてしまった様子。ナギはミコノスではテンションが上がらないことはご存知の通り。そんなナギにバチが当たります。
ペリカンのペン太、再登場。
慌てて一人で追いかけていくナギ。
その口癖は、 「彼」から聞いていた「彼女」のもので。 石を投げるナギ。
「ハヤテにもらった大事な帽子だって言ってるだろ!?」 それは過去から戻ってきたハヤテにもらった帽子。現在時制のナギがなくした帽子に穴があいたものなので、厳密には違いますが、それでもそれはハヤテとの、過去から未来まで守るという約束の証でもあって。
ナギの投げた石はペン太には当たりませんでしたが、誰かの投げた石がペン太を驚かせ、帽子はふわふわと重力に従い落ちてくる。
その帽子を受け止めたのは…
『それは――45秒未満の邂逅だった』 ナギとアテネの邂逅。
綾崎ハヤテの、昔と今の主が、出会った。
いつも怒っている少女。
この少女が、「彼」の言っていた「お嬢さま」。
「はい。大事な帽子なんでしょ?」 「彼」からもらったという帽子を手渡すアテネ。
それを受け取り、お礼を言うナギ。
しかし、帽子を取ったアテネは、
お礼を言わなきゃならないのは私のほうだ、と言います。ナギには何がなんだか分からない。この言葉の意味が分かるのは、アテネと、そして読者だけ。
「本当にありがとう。だから今日はそれ、お返ししておくわ。」 そう言うとアテネはにっこりと微笑み。
「でも…次はわからないわよ?」 アテネにとっても、ナギは恩人です。
この「お嬢さま」がいなければ、ハヤテは今頃死んでいたかもしれないし、そうしたらハヤテとの再会も叶わなかった。10年前と決別し、そして新しい始まりの日を迎えることもなかった。
そしてこの「お嬢さま」が自らの王玉を破壊していなければ、アテネも今こうしてミダスと分離した形では存在しえなかった。
だからアテネは、帽子をナギに返した。
アテネは、ナギの大切な帽子を手に入れることも出来たかもしれない。けれどナギは恩人だから、今日はその帽子を返した。
けれど、次にもし、帽子を手に入れるチャンスがあったなら。その時に帽子を返すかどうかはわからない。
ナギの帽子は、この瞬間、
ハヤテそのものを表しているんですね。
つまり、これは事実上の宣戦布告。
アテネはまだ、ハヤテのことを諦めていない――。 そしてアテネはナギに空っぽの指輪の箱を渡します。
結局日本に行くのかい!と若干拍子抜けながらも、やっぱりアーたん好きだから嬉しかったり。
ナギに渡した箱の中身は、今はアテネの右手に。
この指輪は、10年前にハヤテから貰った「愛の証」です。
10年前はまだ、大きすぎてはめられなかったそれを、今ははめることができる。その箱に今までは収められているだけだった、ハヤテからアテネへの愛の証を。
ナギがハヤテからもらった帽子は、ハヤテとの
約束の証。
アテネがハヤテからもらった指輪は、ハヤテとの
愛の証。
これらは今後の物語において非常に重要なキーアイテムとなってくることでしょう。
そしてアテネがハヤテにあげた指輪は、今はどこにあるのか。これは今後の日本編における重要アイテムになってくるかもしれません。一方のナギはと言えば、アルバイトを続けてハヤテに腕時計をプレゼントしようとしています。
アテネがあげた指輪を「過去」のアイテムとするならば、腕時計は「未来」のアイテム。ハヤテはいったいどちらを先に手にすることになるのでしょうか。
ところで、当然1つの疑問が出てきます。
アテネは何故ナギに空っぽの指輪の箱を渡したのか? 深読みせずに考えれば、ナギ経由でこの空っぽの箱をハヤテが見ることを狙っているのかな。これを見れば、これが何なのかハヤテはすぐに気づくはず。そしてそこにある指輪がないということに気づけば…。
アテネ宅ではハヤテの枕元に置いてあったこの指輪。箱の中にないならば、今その指輪がどこにあるのかなんて、考えるまでもないでしょう。
しかしまあナギとアテネの邂逅。二人とも背が小さいのだけど、ナギが小さいイメージばかり残っていて、
ナギが突然大きくなったような錯覚に陥ってしまいました…。
さて、旅行を終えたナギたちが日本に向かっているその頃、春風千桜はビッグサイトの同人誌即売会に訪れていました。新人発掘に訪れたという彼女、新キャラと思しきキャラクター。
もしかしてもしかすると、これは
ナギ・同人デビューフラグなのか…!?
マジカルデストロイを同人誌として出す日が来たと言うことなのか…!?
また明日が始まります。
久しぶりの日本での話が、新展開が、今から楽しみです!
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ゴールデンウィーク編、終了。
色々ありましたが、とりあえずはお疲れ様でした。
GW編の総括は、うちの「予定」が当てにならないことは承知のうえで、2本ほど書く予定です。出来るだけ早めに出したいとは思いますが、サンデーだと過去の話が確認しづらいので、23巻&24巻が出てから説が濃厚。
これで「GW編は毎週感想書きます!」の有限実行も一応果たせたかな…。まあ「毎週」書けていたかは微妙なくらい遅れたりもしましたが。今後はこれまで通り「書きたい週だけ書く」のスタンスでいきたいと思います。とはいっても何だかんだでほぼ毎週書くとは思いますが…。
来週からも引き続きよろしくお願いいたします。