「ハヤテのごとく!」アテネとの別れの時
世界樹3をAmazonで予約したのでkonozamaを食らわないことを祈ります。もう発売は目の前ですね!わくわく。
さて、「ハヤテのごとく!」第265話「木の芽風」の簡易版感想。
ゴールデンウィーク編もほぼ終わり。アテネ編を締めくくる1話です。
―――わかってしまった。
ハヤテの笑顔を見た時に、全部。
もうハヤテを傷つけないと決めたから、アテネは身を引いた。
ハヤテには三千院ナギという大切な人がいて、だからアテネと一緒にはいられない。ハヤテにはもう、心を埋めてくれる人がいる。だからここでお別れ。
アテネから突きつけられた突然の別れに、ハヤテは困惑します。
けれど、1億5千万の借金をアテネが肩代わりしてくれるとしても…アテネと共に、アテネに残るわけにはいかない。「命そのもの」であるナギと別れることはできない。
「私ね…あなたの事が好きだったのよ…」
過去形での告白。10年前であれば、互いにそれが当たり前だったことを、今更のように。そして、今しか伝えられないことを伝えるように。
ハヤテの中で思い起こされる、「アーたん」との記憶。
そしてハヤテは言わなければならないことを言います。
「僕も…!! 君の事が好きで…!! 本当に好きで…!! だから…!! ヒドい事言ったの…ずっと謝りたくて…!!」
二つ目の言葉。それは、謝罪の言葉。
何だかんだで結局は感謝と謝罪に落ち着くのね。二つの伝えたいこととは、多くの人にとって予想通りであろう、「ごめんね」と「ありがとう」だったのでした。
ハヤテの謝罪は、10年前のあの花畑での出来事であるかのように描かれます。
前に書いた解釈が微妙に違ってた感が。今回の演出はつまるところ、この二人の関係性は10年前のままであり、未だ二人の「今」の物語が動き出していないことを意味するものであるように思えます。
そういう意味では、今回の別れでようやく10年前と決別した感じ。
次に出会うときにようやく、二人の物語が始まるのかな。
「私のために流す涙は…これで最後よ。」
ささやかなくちづけの後、二人は別れる。
王様の耳はロバの耳。それは、誰かを許して許されて、そうやって人と人とはつながっていくという物語。
決着をつけたハヤテはナギの元に戻ります。
ハヤテにとってただ一人の「主」のもとへ――。
-------------------------------
結果だけ見れば妥当だし、先週の流れからはこうなるしかない。アテネはいったん退場し、ロイヤルガーデン関係の物語が動き出すまでは登場しない可能性が高いです。
今回は、この10年間ハヤテを縛ってきた想いにひとつの決着がつき、改めてハヤテ回りの恋愛模様がスタートラインに立つという話かな。ある種の失恋。あのイチャイチャを見た後でなお、リセットされたと思えるかどうかは別として。
これでGW編・アテネ編は完結という事になるわけですが…。
どうもすっきりしないまま終わっちゃったなあ、というのが正直なところ。
「ハヤテはナギの元に戻らなければならないから、アテネと一緒にはいられない」
これがアテネ編の決着です。しかしそれはハヤテが表明したわけではなく、アテネが「そうでしょ?」と問いかけたものです。ハヤテは結局流されるままなのね…。
ともあれ、長い長いGW編も次回で終わり。
最後は綺麗に締めてくれるといいですね。
さて、「ハヤテのごとく!」第265話「木の芽風」の簡易版感想。
ゴールデンウィーク編もほぼ終わり。アテネ編を締めくくる1話です。
―――わかってしまった。
ハヤテの笑顔を見た時に、全部。
もうハヤテを傷つけないと決めたから、アテネは身を引いた。
ハヤテには三千院ナギという大切な人がいて、だからアテネと一緒にはいられない。ハヤテにはもう、心を埋めてくれる人がいる。だからここでお別れ。
アテネから突きつけられた突然の別れに、ハヤテは困惑します。
けれど、1億5千万の借金をアテネが肩代わりしてくれるとしても…アテネと共に、アテネに残るわけにはいかない。「命そのもの」であるナギと別れることはできない。
「私ね…あなたの事が好きだったのよ…」
過去形での告白。10年前であれば、互いにそれが当たり前だったことを、今更のように。そして、今しか伝えられないことを伝えるように。
ハヤテの中で思い起こされる、「アーたん」との記憶。
そしてハヤテは言わなければならないことを言います。
「僕も…!! 君の事が好きで…!! 本当に好きで…!! だから…!! ヒドい事言ったの…ずっと謝りたくて…!!」
二つ目の言葉。それは、謝罪の言葉。
何だかんだで結局は感謝と謝罪に落ち着くのね。二つの伝えたいこととは、多くの人にとって予想通りであろう、「ごめんね」と「ありがとう」だったのでした。
ハヤテの謝罪は、10年前のあの花畑での出来事であるかのように描かれます。
前に書いた解釈が微妙に違ってた感が。今回の演出はつまるところ、この二人の関係性は10年前のままであり、未だ二人の「今」の物語が動き出していないことを意味するものであるように思えます。
そういう意味では、今回の別れでようやく10年前と決別した感じ。
次に出会うときにようやく、二人の物語が始まるのかな。
「私のために流す涙は…これで最後よ。」
ささやかなくちづけの後、二人は別れる。
王様の耳はロバの耳。それは、誰かを許して許されて、そうやって人と人とはつながっていくという物語。
決着をつけたハヤテはナギの元に戻ります。
ハヤテにとってただ一人の「主」のもとへ――。
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結果だけ見れば妥当だし、先週の流れからはこうなるしかない。アテネはいったん退場し、ロイヤルガーデン関係の物語が動き出すまでは登場しない可能性が高いです。
今回は、この10年間ハヤテを縛ってきた想いにひとつの決着がつき、改めてハヤテ回りの恋愛模様がスタートラインに立つという話かな。ある種の失恋。あのイチャイチャを見た後でなお、リセットされたと思えるかどうかは別として。
これでGW編・アテネ編は完結という事になるわけですが…。
どうもすっきりしないまま終わっちゃったなあ、というのが正直なところ。
「ハヤテはナギの元に戻らなければならないから、アテネと一緒にはいられない」
これがアテネ編の決着です。しかしそれはハヤテが表明したわけではなく、アテネが「そうでしょ?」と問いかけたものです。ハヤテは結局流されるままなのね…。
ともあれ、長い長いGW編も次回で終わり。
最後は綺麗に締めてくれるといいですね。
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