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そして季節は夏へ進む - 「ハヤテのごとく!」33巻

 ハヤテのごとく! 33 (少年サンデーコミックス)

 そんな訳で「ハヤテのごとく!」の33巻が発売されました。表紙のマリアさんが目印です。色っぽいですね!
 めくって中扉は32巻に引続きゆっきゅん。星とか月とかに祈っている様子? これ単体だとどのようなシーンなのかはわからないですね。

 4コマ漫画はどちらもこの巻の内容に関係したお話。伊澄とお母様のやり取りはそもそも伊澄はなぜiPod nanoを持っているのだろうか。スマホとかは連絡を取れるようにするという目的があるだろうけども……。ヒナギクとハヤテのやり取りは、まあこうやって反省してもまた同じことが繰り返されるのだろうなあ。

 カバー下。新アニメ。映りません。以上。

 ……ニコニコの来期アニメ配信がまだ発表されていないので、そっちに期待しています。33巻の裏表紙もですが「美しく大切な毎日」=この作品が日々の積み重ねであることを強調しているように感じますね。


 それでは気を取り直して本編振り返り。話数対応は自分で作った話数変換スクリプトを使ってます!(宣伝

第350話「学校の思い出とかあんまない」
 カユラが登校する話。白皇学院の路面電車は確かアニメ1期のサンキュースパッツ回あたりで出ていたような気もしますが、漫画では初登場。今後もほとんど使われることはなさそうですね……。

第351話「モテるためにはこういう事がサラッとできる必要があるとかないとか」
 いいんちょ誕生日回。いいんちょが大変可愛い。西沢さんといいんちょ、自分の誕生日をハヤテに気づいてもらえなかった時の対応の違いにキャラが出ていて面白いですね。いいんちょについては色々書きたいことがあるんですがなかなかまとまらず……。

第352話「病は気から。気を抜くと病気になるという意味」
「ハヤテのごとく!」連載再開によせて
 結局この巻の話は最後まで見ても王玉とかその辺は進んでいなかったりで、実に思わせぶりな扉絵だったのでした。34巻収録の話にご期待ください。

第353話「バカじゃなくなったからカゼをひく」
第354話「死亡フラグ。上がっているのはお前」
第355話「大きな経済的成功を得るために必要な情報を16ページでまとめるとこうなる」
第356話「三人寄ってもう~ん…どうなんやろ…?って三人で悩むだけ」

「ハヤテのごとく!」353話~356話雑感
 この辺りの感想は上の記事にまとめて。ちなみにカレンダー的には354話あたりから7月突入です。色々あるであろう夏が始まりますね!

第357話「サイクリング ヤッホー」
第358話「ぶっちゃけ根はドSなのです。あと絶対マネしちゃダメ!!」

「ハヤテのごとく!」357話~358話雑感
 ルカが自転車を練習する話。千桜のカンの鋭さもなかなかのものですね。

第359話「今でも将来どんな大人になるか迷う」
「ハヤテのごとく!」359話雑感&ライフセイバーズの話
 単行本収録にあたって西沢さんが「美海」という名前を出しています。連載時は西沢さんは「しっかりと将来を見据えている子もいる」と言っていて、美海と直接の知り合いでないようなニュアンスでしたが、ハヤテと同じクラスならば西沢さんともクラスメートなはずで、こちらのほうが自然ですね。
 あとは今後ライフセイバーズメンバーを出していくための準備をしているのかも。そのあたりの話は同人誌もぜひご覧ください。

第360話「幽霊の正体見たり、見なかったり」
「ハヤテのごとく!」360~361話雑感
 ヒナギクがハヤテの部屋で寝るまでの間に、「ちょっとハヤテ君の布団に横になってみようかしら。ちょっと横になるだけよ横になるだけ!」みたいな欲望とか葛藤とかそういうのがあったに違いない。


 そんな訳で33巻の感想でした。34巻も来月発売なので楽しみですね!
 最近ハヤテに関する話題は新アニメのものばかりですが、現実から目を背けて頑張っていこうと思います。ニコニコ配信やるなら最速3日以内くらいが理想ですね!!(ニコニコ配信はBSより速いんだぜ……)



| ハヤテのごとく! | 00:13 | comments:0 | trackbacks:0 | EDIT

そして始まる最終決戦 - 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」11巻

俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11) (電撃文庫)

 「俺妹」10巻のラストがいかに素晴らしかったかに関して語り始めると11巻の記事だということを忘れそうになるので避けますが、あやせたんファンとしてはあのラストからどう続くのか正直読むのがちょっと怖かった、そんな「俺妹」11巻は過去話中心の麻奈実のターンでした。あやせファンは安心して読むといいよ!

 今回は過去の出来事を描いて、桐乃が京介を嫌うようになった原因が明らかになるという話。印象的だったのは麻奈実の怖さ。そんなあっさり裏サイト潰せるほどのキャラとか、もはやクラスの影の支配者レベルと言えよう。

 何で前回のラストの展開から過去編に繋がるんだよと思ったりもしてましたが、過去編が終わってからの展開を読んでると、ああこれは12巻のためのお膳立てだったんだな、というのがわかって納得。
 桐乃が、黒猫が、麻奈実が、あやせが、それぞれの想いを持って臨む最後の数ヶ月の最終決戦。10巻ラストのあやせのターンはその幕開けだったということも判明し、こりゃ楽しみにせざるを得ないというものでしょう。


 今回京介は「好きな人がいる」ことを明確に宣言しました。ここまでやっておいてお茶を濁すような終わり方にはしないでしょう。きっちり決着をつけてくるはず。面白いのは、誰が京介と結ばれるエンドになっても納得できる感じがするところ。

 この作品は普通のハーレム作品と違って、いわゆる「メインヒロイン」の位置に主人公と血が繋がった妹である桐乃がいて、メインヒロインと結ばれることに問題があるという物語設定なので、京介が誰とくっつくのか割と読めないのです。
 そんな訳で桐乃はメインヒロインでありながら「結ばれてはいけない」ポジションなので、桐乃との関係をどう決着させるか、が注目ポイント。「仲の良い兄妹」に落ち着くのが無難ではありますが、そこはこの作品、もう数歩進んだ禁断の展開を見せてほしい気もします。

 京介が誰かに告白するのであれば、まあ黒猫が本命ポジションかなあという気はします。実質最初からくっついてた麻奈実も有力ではあるけど、物語で何かを積んだわけではないので、黒猫の方が優勢な感じ。それに幼なじみは敗退するのがセオリーですし(ひどい
 京介のあやせへの告白はコメディチックだったのであやせの線は薄いかなという感じですが、桐乃を誰よりも想ってくれてるのはあやせですし、ファンとしてはやっぱりあやせを応援したい。ラブリーマイエンジェルあやせたん!

 え、加奈子? ガチャのSR確率でも水増しするつもりか!(ごめんなさい


 しかしニュースサイトが出てくる話題性とかんざきさんの絵に惹かれて手に取ったこの作品がここまで来るとは感慨深いです。満を持しての最終12巻で果たしてどのような決着がつけられるのか。今から楽しみでなりません!


俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11) (電撃文庫)
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| ラノベ | 23:08 | comments:0 | trackbacks:0 | EDIT

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