2006年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2006年09月

「ハヤテのごとく!」斬ネタの存在感は圧倒的

いきなりですが、女装には大きく分けて二つあります。
似合う女装と、似合わない女装です。

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恋のマジカルであるハヤテは、マリアさんよりもメイド服が似合うと評判です。

そういえば、今日、8/30は、橘ワタルの誕生日です。おめでとう!
誕生日特集は、基本的に女性キャラしか扱わないという俺ルールがあるのですが、ハヤテはどちらに分類すべきなのか…

スカートの下がどうなっているかは、本人は分かっているわけで、個人的には白鳥隆士タイプではないと思います。
「そんな事したら…僕は…僕は…」とハヤテが言っていますが、その先がとても気になります。


さて、先週から始まった本格的なヒナ祭り話ですが、先週の話を読んでいない人には何故ハヤテが女になっているのか分からないでしょう。そんな人のために、マリアさんがわかりやすく説明してくれました。1コマで。

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ちょwwww斬ネタwwwww

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玄人好みのあつかいにくすぎる呪いの説明には、玄人好みのあつかいにくすぎる構図を使う必要があったのでしょうか。

このパロディの存在感は圧倒的です。リアルタイムでジャンプも読んでいる人であれば、ほとんどの人が気付くでしょう。コンビニで立ち読みした人の何割が吹いたか…。
ネタ漫画の地位を確立した「斬」ですが、ある意味幸せな漫画と言えるかもしれません。「村雨くん」より圧倒的に目立ってますし。

これから先、たくさんの事を1コマで説明したい時は、このネタを使うのが流行るかもしれません(ぇ


それでも理解していないマリアさん。そういえば過去、必殺技を発動して体がガタガタなハヤテの説明もすんなり理解してはくれませんでした。マリアさんとの信頼関係はどうなんでしょう。
…頑張れ、ハヤテ。


一方、モヤモヤの理由をまたも勘違いしたヒナは、伊澄の手紙を受け更に勘違いします。負けず嫌いとかプライドとかはあまり関係なくバトルの展開になりそうです。

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なんだこのすがすがしい笑顔は…!
ここまで迷走するとは、案外ヒナも天然なのかもしれません。ちなみに勝負は今回も高所なのでまた決着がうやむやになる気もします。

この結論を神父は「斬新な結論」と言っていますが、彼はそのマラソン大会の事を知らないはずなんですが…。何の事か分からず適当に言うのはよくないと思いますよ神父さん。


さて、ヒナ祭り当日。どうやら賞金は出ないイベントのようで、残り3つの伝統行事の比重が一気に高まりました。
ワタルは「試験で赤点取って退学になる奴の最後の思い出」と言っていますが、つまり、先日の90話でナギとマリアさんが黙ってしまった「赤点を取ったらどうなるか」という質問の答えが「退学」ということでしょうか。
…頑張れ、ワタル。


そしてそこに表れたいいんちょ

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可愛すぎる…。
何かもう、時間に乗ろうよびゅーんって感じですね!

ハヤテは逃走しますが、いいんちょに身を剥がれるのもアリだと伝えておいてください。うけとめられるから…。

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ネコミミも最高でした。Collect!

しかし、Mであるはずのいいんちょがこうも牙を剥くとなると、ハヤテはドMってことなんでしょうね、やっぱり。


そこに唐突に表れた新キャラ「虎鉄」。この人も執事のようですが、さて、誰の執事なのか。展開的にはいいんちょの執事っぽいですが、アーたんの執事だったりすると面白いかもしれませんね。

そしてまたも勘違いされるハヤ…じゃなくて、ハーマイオニー。素直に好きと言えない虎鉄も、勇気を出して…って感じですが、ハーマイオニーにはクラウス、タマという先客がいます。
…頑張れ、虎鉄。


そんなこんなで先週今週と、ヒナ祭り祭り、ハヤテの呪い、マリアさんの誤解、ハーマイオニーに惚れた虎鉄、ガーデン・ゲート頂上での勝負など、複雑になってきた3月3日。

ところで、3月3日はヒナの誕生日だということ、忘れていませんか?


畑先生バックステージ
ハヤテのごとく! 8 (8)

| ハヤテのごとく! | 21:55 | comments:31 | trackbacks:6 | EDIT

ぷらずまトピックス#3

【08/29】

ファイナルファンタジーIII

FF3おもすれー(^ω^)
今日東奔西走してようやく見つけて買ってきました。
まさかここまで入手困難になってるとは…。

ところで今回Wi-Fiって何するんですかね?w
DSを介したメールみたいなものですか?

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| 雑記 | 22:48 | comments:0 | trackbacks:1 | EDIT

委ねられた選択「涼宮ハルヒの消失」

シリーズ最高傑作と名高い「消失」。
確かに凄く面白かったです。

涼宮ハルヒの消失

◇収録

・プロローグ
・第一章
・第二章
・第三章
・第四章
・第五章
・第六章
・エピローグ

◇アニメ該当話

なし

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| その他ラノベ | 23:28 | comments:0 | trackbacks:0 | EDIT

ヒナ祭りの頃に ~雛恋し編~

合併号明けの「ハヤテのごとく!」。2週間は長いなぁ…。
まあ、16年に比べれば全然短いので良しとしましょう。

今週のタイトルは「ヒナ祭りの頃に~鬼隠し編~」。何故に鬼隠し編なんでしょう。今回鬼隠しされたものはハヤテの執事服くらいですが…
次回がヒナ祭りだってことでタイトルが祭囃し編になるとかそんなとこでしょうか。流石に8話続くネタじゃないでしょうしw

と言う訳でようやく作中でもヒナ祭りですが、作中ではヒナ祭りを祭って「ヒナ祭り祭り」が開催されるようです。
なので、当ブログではそれを更に祭って「ヒナ祭り祭り祭り」を開催しようかと(ぇ


それでは、「ヒナ祭りの頃に」の世界へ旅立ちましょう。


◇運無し編 ~オープニング~

『ヒナ祭りの頃に』の世界へようこそ。
運無し編は、この世界へあなたを誘うオープニングとなります。
肩肘を張らず、どうか三千院家での生活を満喫して下さい。



首がもげるとこの辺で一番運のない人に呪いがかかるという「呪いのヒナ人形」。伊澄の注意を聞く前に、既にそれを壊してしまっていたサク。
これが全ての始まりでした…


一方その頃。

ナギがヒナのために用意したプレゼントは30万円のブル○゙リの時計。
ナギにとっては小銭にも満たない金額の時計ですが、それが「ヒナへの」プレゼントと言う点が気に入らない様子。

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最近ナギは不機嫌が続いています。このままでは最大規模の閉鎖空間を生み出しかねません。早急な対処が必要です。


この時点でのナギにとってのライバルは西沢さんというよりもヒナギクなので、ハヤテがヒナを意識するということ自体にご立腹なんですね。ナギにとっては浮気も同然ですから。
「余計な出費」扱いとは、ライバルに対する嫉妬心むき出しです。

「ハヤテなんて私がいなかったら…宇宙一運のない男なんだから!!」


運のない男、というキーワードに反応したのか、そこに人形の祟り…じゃなかった、呪いが発動。

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一部にコアなファンを持つという女装ハヤテ再臨。まったく違和感がない辺りが凄いです。マリアさんのコスプレは違和感ありありだったのに。

メイド服に加えて、頭のひらひらがさりげなくネコミミの形になっている辺りがあざといです。


「マリア…今、何か恐ろしいものが…」

クラウスやタマがいなくてよかったですねー。
女装ハヤテにベクトルの矛先を向けるこの一人と一匹がいたらどうなっていたことか。
別の意味で恐ろしいものが見れたことでしょう。


想像してみましょう。

夢にまで見て悶えていた女装ハヤテを見つけ、ハヤテに向かい猪突猛進するクラウス。
そして、それを止めようとするマリアさん!
……汽車の前方に人がいたら警笛を鳴らすのはなぜ?汽車が傷つくからじゃない。相手が跳ね飛ばされるからだッ!!
「うぉおおおぉおおどっけええぇええッ!!!」


「クラウスさんの確保に成功しました。」
「本当か?! でかしたぞ、マリア。まったく、私のハヤテに向かって… 殺しちゃダメだぞ、どうせクビにするけど、まず罰を与えてからだ!」

…それはそれで面白そうですね(ぁ


◇御奉し編 ~最強の使用人~

三千院家での生活はいかがでしたか?
怒りと、嫉妬と。主の逆鱗を存分に楽しまれたと思います。
いよいよです。奇襲なしの真正面からの女装を、お楽しみ下さい。



何かが目覚めたとしか思えないハヤテのメイド姿。これは実にいい執事ですね。給料いくらだ。(ハヤテの月給は30万以上です)

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「ただ私的にはアリだとだけ伝えておいてくれ。うけとめられるから…」

流石ナギ。ハヤテが女装してもおかまいなしだ!きっと、これこそがメイドインヘヴンなんだ…とあの台詞の重みに浸っていることでしょう。

まあ実際、過去にハヤテに女装させたのもナギですし、「私…いいおムコさんになれるかどうかわからないけど…ハヤテがどうしてもおヨメさんになりたいって言うならそれはそれでも…」(2巻6話)という根本的に勘違いした台詞を残した事があるのもナギでした。


そしてマリアさんは、お得意の遠まわしな表現でハヤテの固い決意に関して聞き出します。

「まぁナギも私も全然、平気ですから…その… ハヤテ君がそういう服を着るのが趣味でも…」

そういえば今でこそ女子高生と同世代の年齢である事が忘れられているマリアさんですが、1巻ではナギと共に女子高生のノリでハヤテを女装させた経験を持つマリアさんですから、そりゃあ平気でしょう。

ようやく現状に気付くハヤテ。まんざらでもないように見えなくもないですが…


そして伊澄と咲夜が表れ、呪いのヒナ人形についての説明を受けます。

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ハヤテ「でもなんでよりによってメイド服なんですか?」
マリアさん「よりにもよって?」

普段着がメイド服なマリアさんがご立腹だー!やばいぞハヤテ、早く逃げないと■されるぞ!


しかもハヤテに似合うと思ったんだろうという伊澄の推測はサクのお墨付きです。流石ハヤテ。満場一致でメイド服「似合う」との意見です。

しかし待ってください。本当に満場一致なんでしょうか?例えば、あの生徒会長さんも、ハヤテにメイド服が似合うと考えているのでしょうか…?


◇押倒し編 ~最高の可愛さ~

恋か、親近感か、勘違いか。
ヒナギクの中での想いはどのように固まりかけているのでしょうか。
このエピソードで、その想いが揺らぐか、磐石になるか、楽しみです。



少しずつ自分の気持ちに歩み寄るヒナギク。スパッツからオレンジの下着になっただけでも大分ハヤテを意識してるはずですが、それでもまだ認めることには抵抗が。
自分がハヤテを好きだと仮定しては赤面しております。今回も「ハヤテ君」と、とりあえずモノローグの中では呼称は戻せているようですね。

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ハヤテに恋していることに、きっとヒナは気付いているのですよ。
恋するヒナも可愛すぎる。


そしてそこに表れた神父リィン・レジオスターが、さらにヒナを自分の本当の気持ちへと歩み寄らせます。
もうじき…そう…ヒナ祭りの頃に…自分の気持ちに正直になれる時が来る…


ところでハヤテの呪いを解くためには、この辺で一番高い場所の主、つまりヒナを倒す事らしいですが、この場合の「倒す」の定義は何なんでしょう。「押し倒す」だって「倒す」な訳ですし。

押し倒されて顔を真っ赤にして遂に…という展開は、今のハヤテがメイド服でなければありえた話かもしれません。


ヒナは昨日「シャキッとしなさい」とハヤテに言ったわけで、その1~2日後にハヤテが女々しく「呪いを解きたいので負けてくれませんか~」と言ってくるわけです。メイド姿で。

ましてや、理由があるからといって、こんな女々しいメイドに負けるなんて負けず嫌いであるヒナのプライドが許さないでしょう。
過去にもヒナはそのプライドの片鱗を見せています。

「生徒会長ってのは威厳が大事なの威厳が!!」(5巻5話)
「この私が負けっぱなしで帰るなんて…していいと思って?」(5巻5話)
「危険だからって引き下がるのはプライドが許さないわ。」(6巻9話)

という事で、案外本当にバトルするんじゃないでしょうか。
まあ、場所が生徒会室(ガーデン・ゲート最上階)なので、案外あっけなく終わりそうではありますが…。


◇祭催し編 ~最後の関門~

『ヒナ祭りの頃に』に秘められた可能性の全てを託します。
どんなに滑稽であろうとも、想像に至れたならあなたは合格。
この最後の文章は、そんな想像からのささやかな一例です。



3月3日夜に開催される、白皇学院五つの伝統行事のうちの一つ「ヒナ祭り祭り」
ハヤテはこの祭りの中でヒナを倒さなければならないようです…何でハヤテは3月2日のうちにヒナを呼び出すことを考えないんだろう?

同じく伝統行事であるマラソン大会にも500万の賞金があり、五つの伝統行事の賞金総額は1億5千万なわけで、これも何かしら賞金が出る競技だろうと予測できます。
これでヒナに勝てばそれが「倒す」ことになるかもしれません。


ヒナ祭りに関係のある競技だとすれば、とりあえず予想できるのが

・お雛様とお内裏様のペアで出場するベストカップルコンテスト
・その年のお雛様(と、お内裏様)のグランプリを決めるコンテスト

…どちらにせよ、最終的に勝ち上がったヒナとハヤテがお雛さま頂上決戦で激突、なんて展開はありませんよね?(場所は生徒会室)


…マリアさん、畑先生に、私的にはアリだとだけ伝えておいてくれ。うけとめられるから…

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来週の記事のタイトルを考えなくていいのは凄く楽ですね(ぁ

書き忘れてた。バックステージより

>ま、本当は女装ではなく本当に女になってしまうという
>展開だったのですが

…マリアさん、畑先生に、私的にはアリだったとだけ伝えておいてくれ。うけとめられるから…

げんしけん (9) 限定版に付く同人誌に畑先生も参加するらしいですよ!
レアものの同人誌にナギも大喜びだ!

畑先生バックステージ
ハヤテのごとく!カレンダー(ついでにパロディ元ネタ解析)
ハヤテのごとく! 8 (8)

| ハヤテのごとく! | 21:57 | comments:19 | trackbacks:7 | EDIT

ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編

4年半続いた「ひぐらしのく頃に」を締めくくる最終章。

最終章の展開も、きっと賛否両論でしょう。
けれど、この壮大な物語を締めくくるに相応しい話だったと思います。読み始めたら止まらない。そんな面白さをありがとうと、心から言いたい作品です。


完全にネタバレなので注意。

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| PCゲーム | 23:23 | comments:2 | trackbacks:0 | EDIT

伏線消化の面白さ「涼宮ハルヒの退屈」

アニメでも放映された話が中心の短編集ですが、
一番面白いのはアニメになってない話かも…
アニメ第二期も是非やって欲しいものです。

涼宮ハルヒの退屈

◇収録

・プロローグ
・涼宮ハルヒの退屈
・笹の葉ラプソディ
・ミステリックサイン
・孤島症候群

◇アニメ該当話

#4「#7 涼宮ハルヒの退屈」
#6「#9 孤島症候群(前編)」
#7「#8 ミステリックサイン」
#8「#10 孤島症候群(後編)」

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| その他ラノベ | 23:27 | comments:0 | trackbacks:0 | EDIT

壮大な前置き「涼宮ハルヒの溜息」

そういえば昨日は「エンドレスエイト」初日でしたね。
公式サイトも更新されてます。どうやら俺の夏休みは14336回目らしい。

涼宮ハルヒの溜息

◇収録

・プロローグ
・第一章
・第二章
・第三章
・第四章
・第五章
・エピローグ

◇アニメ該当話

なし

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| その他ラノベ | 03:27 | comments:0 | trackbacks:0 | EDIT

アニメからの逆流現象「涼宮ハルヒの憂鬱」

うまく文章化出来ない。
情報の伝達に齟齬が発生するかもしれない。
でも、読んで。

涼宮ハルヒの憂鬱

◇収録

・プロローグ
・第一章
・第二章
・第三章
・第四章
・第五章
・第六章
・第七章
・エピローグ

◇アニメ該当話

#2「#1 涼宮ハルヒの憂鬱Ⅰ」
#3「#2 涼宮ハルヒの憂鬱Ⅱ」
#5「#3 涼宮ハルヒの憂鬱Ⅲ」
#10「#4 涼宮ハルヒの憂鬱Ⅳ」
#13「#5 涼宮ハルヒの憂鬱Ⅴ」
#14「#6 涼宮ハルヒの憂鬱Ⅵ」

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| その他ラノベ | 20:54 | comments:14 | trackbacks:0 | EDIT

あなたはLの伝説をみる?「DEATH NOTE アナザーノート」

世間で西尾維新ノベライズだとか騒いでいた頃、西尾維新って誰?って思ってた俺が何故この本を手に取ったかと言えば、単に「装丁がかっこよかった」からだった…

DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件

とまぁ変な書き出しから始まりましたが、アナザーノートの感想。
装丁もかっこいいですし、面白いので買って損はしないと思います。
まあ装丁が普通なら半額くらいで出せた気がしないでもないですが…

以下はネタバレを含みます。

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| 漫画レビュー | 20:31 | comments:2 | trackbacks:0 | EDIT

生徒会情報室室長の花菱です

ハヤテのごとく!作中世界もいよいよ3月!
「ヒナ祭り」の時期がやってきました!

BSのタイトル通り、「桂ヒナギクの動揺」な感じの今週。
2ヶ月と少し前に全く同様のタイトルで記事を一つ書いているのですが、
明らかに今週の方が動揺してます。

それでは、ヒナ祭り前夜祭的な今週の感想です。


◇「ハヤテ君」

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「ハ…ハヤテ君?」(P1)
「ハヤテ君のことが気になっているなんて」(P12)

最近のヒナの変化を表しているであろうコマ。

以前、ヒナギクはハヤテのことを「ハヤテ君」と読んでいましたが、マラソン大会を境に「綾崎君」に変わりました。
一度62話でとっさに「ハヤテ君」と呼んでいましたが、すぐに「綾崎君」に改められ、以降、「ハヤテ君」と呼ばれることはありませんでした。

それが今回、久々に「ハヤテ君」という呼称が使われました。ヒナのモノローグや夢の中と言う条件付きではありますが…。
ヒナのモノローグという条件下の元でも、80話で「綾崎君」と呼んでいるので、お泊りイベント後にまた心境が変化した、ということでしょう。

モノローグや夢の中でのみなのは、ヒナがまだ意地を張っており、口に出して言うことは躊躇われるからでしょう。
3月3日を境にまた「ハヤテ君」に戻る事も十分考えられます。


◇花菱さん大活躍

「あなたのクラスにあ…綾崎ハヤテ君って人がいると思うんだけど…どんな人?」

数話前を思い出すだけでも、花菱さんはヒナとハヤテが知り合いである事を知っているわけで、こんな聞き方したら花菱さんはヒナの恋心を見抜いてしまうような気がします。

そして花菱さんはハヤテに関するデータを網羅します。こんなデータ使いこなせねぇと意味の無いただの紙切れみてぇなもんだってのに何であの花菱さんは?

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「ちなみに今日のヒナの下着はオレンジ。フリルの付いた可愛いやつ。」

素晴らしい調査です。
この功績により花菱さんを生徒会情報室室長に任命します。

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「お気に入りなの!!」

ヒナのお気に入りの下着はオレンジの、フリルの付いた可愛い奴、と。
花菱さんの調査能力には驚かされるばかりです。今後もきっと素晴らしい情報をたくさん提供してくれるに違いありません。


◇ヒナの激怒

ハヤテ達とばったり出会ったヒナ。

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「べ…別に期待なんてしてないんだし…なくったって…別に構わないのよ…?」

やっべーヒナ可愛すぎる。こう言っておいて、本当になかったら枕を涙で濡らすんですよ。


そして試験に対する危機感がまるでないハヤテに対し怒るヒナ。
閉鎖空間かもしれないそうですが、閉鎖空間でハヤテと二人きりになってなんか変なのが出てsleeping beautyってのも全然アリだと思いますよ?

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「ハヤテぇ~…」

ヒナに怯えるナギもかぁいいよぅ~。お持ち帰りぃ~☆


◇気になっている理由

今回の話で頻出の言葉が「気になる」という言葉。とにかくヒナはハヤテのことを意識してしまっている様子。

2月21日(77話):「少女を一週間も悶々とさせた」
3月1日(91話):「毎晩毎晩一人の男の子の事が気になっている。」

明らかにパワーアップしています。
バレンタインで西沢さんの告白をサポートしてから一週間悶々とし、お泊りイベントで西沢さんの恋を応援する、と言ってから更に毎晩毎晩気にして、夢にまで出てきているようです。
西沢さんを応援すればするほどハヤテが好きになるのでは。

それでもなお、自分の中に芽生えた事のなかった「恋」という感情を認めることが出来ないヒナ。
これは恋ではなく、ハヤテと過去が似通っているから気になっているだけだ、と自分に言い聞かせ、自分を納得させようとしているんですね。


◇似通った過去

ヒナとハヤテは、どちらも両親に借金を押し付けられ、そして両親が失踪しています。
単行本を読んでない週間連載派の方は知らないであろう設定ですが、ようやく作中でも明かされてきました。

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ロリヒナの可愛さは異常。


そして今回、ヒナはハヤテにその件で質問します。

「ご両親が借金を押し付けていなくなった時…どう思った?」

ハヤテは「ヒドい親」「人として最低」「ろくでなし」「人間失格」と思いつく限りの罵倒の言葉を並べます。それを聞いて複雑な顔をするヒナ。

「理由が!!理由があったんじゃないかって…思わなかった?」
「あんなに優しかったのに突然いなくなるなんて…!!何か仕方ない理由が…!!理由が………」


ヒナがヒナママ話の時に見せたあの表情も、「いい人」という言い方も、全て「本当の両親が大好きだった」というのが理由なんですね。

あんなに優しかったのに、ある日突然いなくなったことが信じられない。何かやむをえない理由があったんじゃないか。
ヒナはそう信じたかったし、ハヤテにもそうだと言って欲しかった。
どんな理由があろうとも、子供を置いて失踪するのは親として失格です。ヒナはきっとそれも承知のうえで、それでも理由があったと信じたいのでしょう。


しかし、失踪直前まで優しくされていたであろうヒナに対し、失踪前から既にヒドい扱われ方をしていたハヤテにとって、親の失踪は単なる夜逃げでしかなく、ヒナの気持ちを理解する事は出来ませんでした。

それでも、ハヤテのトリビアによって、何だかんだでヒナは元気づけられています。少しずつでも、過去の呪縛から解き放たれるといいんですけどね…。


◇マリアさん

今週は登場しなかったマリアさんですが、マリアさんは今頃お空の上で大忙しなのですよ。


畑先生バックステージ
ハヤテのごとく! 7 (7)

| ハヤテのごとく! | 22:04 | comments:13 | trackbacks:7 | EDIT

「漫画ナツ100」50%

酔拳の王 だんげの方さんの企画「漫画ナツ100」に参加してみます。

まぁ50個しか選べなかったんですけど(´Д`;)
「連載中の漫画は20巻以上」で大幅に選べる漫画が減ってしまってw

長いので「続きを読む」で…

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| 漫画レビュー | 23:14 | comments:1 | trackbacks:1 | EDIT

かけがえのない大切な場所「まほらば」

独特な世界観で多くの人を惹きつけた「まほらば」。
その最終巻である12巻が発売されました。

まほらば(12)

どこにでもある風景のようで、どこにもない風景。
それは「鳴滝荘」での生活のほんの一部。

最終巻の感想です。

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| 漫画レビュー | 22:16 | comments:4 | trackbacks:1 | EDIT

西沢さんの新しいあだ名は「ピカチュウ」で。

ナギがブーンと夏にワープ!
意外な設定が明かされ興味深かった今週の「ハヤテのごとく!」。
あと10話で100話…早いものですね。


◇学年末試験

ヒナへのプレゼントは、結局悩んだ末に何も買ってこなかったようです。なら別にナギとマリアさんにも何も買って来なくて良かったような気はしますが、マリアさんとの約束のために必要だったんでしょう。
で、ヒナへはクッキーを作るそうです。そういうことするから女の子って言われ(ry

ハヤテ「素敵なプレゼントを考えておきますよ。」(82話)

素敵なプレゼントに自分のクッキーを選ぶとは流石ハヤテw
ここで何かヒナにお菓子を作ってしまうとホワイトデーはどうするんだろうと思ったら、ヒナからチョコは渡されていないんでした。


学年末試験は、ナギが言うにそう甘くない…
ナギ「ギャグまんが独特のノリでなんとかなる程甘くないぞ?」
ハヤテ「そ…そうなんですか!?」
なんとかなると思ってたんかい(´Д`;)
51話とかで「すぐ治る」とは限らない事を身をもって体験したハヤテなのに…

そしてマリアさんが差し出す数学の問題用紙。ドイツ語。名門私立なんだからドイツ語にする暇あったらⅡAに進んだ方がいいと思うんですが。
44話でも別に「問題が外国語」というような記述はありませんでしたし…名門だからってやりすぎですw

問題を解析してみようと思ったんですが、どうやら機械翻訳らしいので、訳しても分からない気が。「'」とかあるんですが明らかにドイツ語じゃないと思う。
ちなみに問題は数Aの平面図形ですね。y = a x 2 とかあるので二次関数との複合問題?


◇天才と凡人

そこに飛び込んできたのはワタル。場が一瞬で白けます。

「こんなの読めるわけないじゃないですか!!」
「え?お前たち読めないの?そっち?」

伊澄が4ヶ国語、ナギが8ヶ国語、マリアさんに至っては13ヶ国語をマスターしている様子。
一体そんなに何語を覚えていると言うのか…少し予想してみました。

【伊澄:4ヶ国語】

  1. 日本語
  2. 古語
  3. 漢語
  4. 8次元の地球語

【ナギ:8ヶ国語】

  1. 日本語
  2. 英語
  3. ドイツ語
  4. ギリシャ語
  5. 8次元の地球語
  6. ナメック語
  7. アルベド語
  8. ハンター語

【マリアさん:13ヶ国語】

  1. 日本語
  2. 英語
  3. ドイツ語
  4. ギリシャ語
  5. ギャル語
  6. 魔術語
  7. 未来語
  8. 地獄の言語(?)
  9. 暗殺者の隠語
  10. メイドの隠語
  11. スパイの隠語
  12. 埋葬機関の隠語
  13. フォニスコモンマルキス

正直ネタぎr閑話休題。


「赤点とかとるとどうなるんですか?」

突然黙るナギとマリアさん…いいお魚が入ったらしいです。釣ったの間違いでは?
赤点を取ると「必然的に厳しい処分が下る。」と44話で言われていましたが…

西沢さんも数Ⅰの小テストを何故か学校帰りに見て現状を認識。どうやら、「普通」が特徴である西沢さんの成績は「普通」より下のようです。
というか、この時期に因数分解の小テストって(´Д`;)


ナギはワタルの勉強を見てあげようとワタルの元へ向かいます。ワタルのために要点をまとめてあげるとはナギもなかなかに優しいじゃないですか!
「三千院家の執事が…赤点なんか取ったら許さないぞ」と言われたハヤテ…学校でも三千院家でも、赤点を取ると大変なことになりそうです。

まぁ、ナギよりも頭の良いマリアさんがいれば何とかなる!…はず。


◇ハム>ヒナの不等式

ばったり出会った西沢さんとヒナ。

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ニーソじゃないヒナは実に新鮮!(こればっか)
若干違和感がないこともないですがw

もちろん、1年生にして超優秀、補習を手伝うほど頭脳明晰な生徒会長ですから、西沢さんに勉強を教える事などわけもなく。今度は二次関数でした。

そこでまたゴニョゴニョと自分をハヤテから遠ざけようとするヒナ。西沢さんとハヤテが付き合わないと自分の中で納得がいかないんでしょう。しかしそこで西沢さんが切り返します。

「ヒナさん…恋とは応援してもらうものではないと思うんですよ。」

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稲妻です。何と言う迫力。これがあの西沢さんなのか…!
稲妻とハムスター…電気とねずみ…電気ねずみ…新しいあだ名はピカチュウでいいですね!(ぇ

自分に正直に恋している西沢さんだからこそ、恋について語れるんだと言わんばかりに、ヒナを言い負かします。「勉強もままならない女子高生に恋愛を語る資格なし!」といいつつこれ自体が恋愛論な気もw

対し、西沢さんに気圧されたヒナ。ここにGWイベントの構図(ハム>ヒナの力関係)が表れてますね。真っ直ぐな西沢さんにはどうも弱い様子。
あと、気圧されたヒナかわいいなぁヾ(*´∀`*)ノ


◇若さとは振り向かない事

マリアさんによれば、飛び級の席を譲ったためにサクだけ違う学校に行っているとか。ワタルが白皇に行っている理由はどうやら伊澄だったようです。だからワタルはサクに頭が上がらない(3巻プロフィール)んですね。

とはいえ、ナギ・伊澄・ワタルが高校1年生で、サクだけ中学1年生というのは変なので、サクもまた今通っている女子高に飛び級入学したのではないでしょうか。
つまり、ハヤテのごとく!はあくまでも高校1年を中心に話が進んでいくというわけですね。マリアさん…(ノД`)

ハヤテはナギとワタルの「若い男女が二人きり」という状況に間違いが起こるのではないかと懸念していますが、そこにマリアさん

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若い男女が二人きりなんて言い出したら…私たちだって………

「わ…若い…?」
「そこを疑問形にするな!!」

まぁ、二人がそこで「若い男女が二人きり」である現状を意識し、コーヒーを持っていく流れに。「使用人たちの夜」の頃は二人きりを喜んでいたりしたというのに、二人も変わったものです。


素直なワタルをからかうナギ。ワタルに対してのみおねーさん態度で臨むわけですな。
そこに入ってくるハヤテ。別に手を「握りあって」はいないような気がします。ワタルが一方的に握っているだけ。

「ナギになんかしようなんて思わねーよ!!オレは…伊澄が好きなんだからー!!」


きょとん。

そこには伊澄がいました…これはもう告白も同然。

hayate_90_04.jpg

伊澄はいつも以上にオロオロしています。そこで、伊澄の困惑・混乱を「オロオロ」という単位で定義します。今回は2オロオロですね。普段は1オロオロですから、2倍困惑しています。
しかし、真っ赤になっている伊澄…これは、千載一遇のチャンスなのでは!?

そこで「違うんだ」と否定し「冗談」と言ってしまうヘタレ・ワタル。対し伊澄の反応は「ほっ」…安心されてるー!!(´Д`;)
このヘタレのためにサクは飛び級を譲ったんです。これもある意味報われてない。


顔を真っ赤にしていた伊澄ですがやはり伊澄→ワタルフラグは無いと考えていいんでしょうか。いくら伊澄が鈍いとはいえ、これが冗談でない事くらいは気づいて欲しいものですが…

そんな伊澄ですが、今回のBSによると
伊澄も『本人の意思にかかわらず筆記試験だと問題を見なくても
答えが9割の確立で分かってしまう鷺ノ宮・脅威のメカニズム』
という受験生憧れのスタンドが内蔵されているので
『試験』で落ちることはありえない。
という、これだけ見るとカンニング疑惑が出てきそうな便利なスタンドがあるようです。こりゃスゴいや!

「恋も勉強も大変ですね!!」

久々に学生らしい一面を見せたハヤテのキャラたち。とりあえずハヤテは赤点を取って生徒会メンバーと共にヒナに補習してもらうのもアリかと思います。


畑先生バックステージ
ハヤテのごとく! 7 (7)

※ググっても出ないので補足しておきますと、「8次元の地球」は「世紀末伝説マジカルデストロイ」の舞台です。伊澄とナギに共通していてマリアさんには無い訳がお分かりいただけたかとw

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