合併号明けの「ハヤテのごとく!」。2週間は長いなぁ…。
まあ、16年に比べれば全然短いので良しとしましょう。
今週のタイトルは「ヒナ祭りの頃に~鬼隠し編~」。何故に鬼隠し編なんでしょう。今回鬼隠しされたものは
ハヤテの執事服くらいですが…
次回がヒナ祭りだってことでタイトルが祭囃し編になるとかそんなとこでしょうか。流石に8話続くネタじゃないでしょうしw
と言う訳でようやく作中でもヒナ祭りですが、作中ではヒナ祭りを祭って「ヒナ祭り祭り」が開催されるようです。
なので、当ブログではそれを更に祭って「ヒナ祭り祭り祭り」を開催しようかと(ぇ
それでは、「ヒナ祭りの頃に」の世界へ旅立ちましょう。
◇運無し編 ~オープニング~
『ヒナ祭りの頃に』の世界へようこそ。
運無し編は、この世界へあなたを誘うオープニングとなります。
肩肘を張らず、どうか三千院家での生活を満喫して下さい。首がもげるとこの辺で一番運のない人に呪いがかかるという
「呪いのヒナ人形」。伊澄の注意を聞く前に、既にそれを壊してしまっていたサク。
これが全ての始まりでした…
一方その頃。
ナギがヒナのために用意したプレゼントは30万円のブル○゙リの時計。
ナギにとっては小銭にも満たない金額の時計ですが、それが「ヒナへの」プレゼントと言う点が気に入らない様子。
最近ナギは不機嫌が続いています。
このままでは最大規模の閉鎖空間を生み出しかねません。早急な対処が必要です。
この時点でのナギにとってのライバルは西沢さんというよりもヒナギクなので、ハヤテがヒナを意識するということ自体にご立腹なんですね。ナギにとっては浮気も同然ですから。
「余計な出費」扱いとは、ライバルに対する嫉妬心むき出しです。
「ハヤテなんて私がいなかったら…宇宙一運のない男なんだから!!」運のない男、というキーワードに反応したのか、そこに人形の祟り…じゃなかった、呪いが発動。
一部にコアなファンを持つという
女装ハヤテ再臨。まったく違和感がない辺りが凄いです。マリアさんのコスプレは違和感ありありだったのに。
メイド服に加えて、
頭のひらひらがさりげなくネコミミの形になっている辺りが
あざといです。
「マリア…今、何か恐ろしいものが…」クラウスやタマがいなくてよかったですねー。
女装ハヤテにベクトルの矛先を向けるこの一人と一匹がいたらどうなっていたことか。
別の意味で恐ろしいものが見れたことでしょう。
想像してみましょう。
夢にまで見て悶えていた女装ハヤテを見つけ、ハヤテに向かい猪突猛進するクラウス。
そして、それを止めようとするマリアさん!
……汽車の前方に人がいたら警笛を鳴らすのはなぜ?汽車が傷つくからじゃない。相手が跳ね飛ばされるからだッ!!
「うぉおおおぉおおどっけええぇええッ!!!」…
「クラウスさんの確保に成功しました。」
「本当か?! でかしたぞ、マリア。まったく、私のハヤテに向かって… 殺しちゃダメだぞ、どうせクビにするけど、まず罰を与えてからだ!」…それはそれで面白そうですね(ぁ
◇御奉し編 ~最強の使用人~
三千院家での生活はいかがでしたか?
怒りと、嫉妬と。主の逆鱗を存分に楽しまれたと思います。
いよいよです。奇襲なしの真正面からの女装を、お楽しみ下さい。何かが目覚めたとしか思えないハヤテのメイド姿。これは実にいい執事ですね。給料いくらだ。(ハヤテの月給は30万以上です)
「ただ私的にはアリだとだけ伝えておいてくれ。うけとめられるから…」流石ナギ。ハヤテが女装してもおかまいなしだ!きっと、
これこそがメイドインヘヴンなんだ…とあの台詞の重みに浸っていることでしょう。
まあ実際、過去にハヤテに女装させたのもナギですし、
「私…いいおムコさんになれるかどうかわからないけど…ハヤテがどうしてもおヨメさんになりたいって言うならそれはそれでも…」(2巻6話)という根本的に勘違いした台詞を残した事があるのもナギでした。
そしてマリアさんは、お得意の遠まわしな表現でハヤテの固い決意に関して聞き出します。
「まぁナギも私も全然、平気ですから…その… ハヤテ君がそういう服を着るのが趣味でも…」そういえば今でこそ
女子高生と同世代の年齢である事が忘れられているマリアさんですが、1巻ではナギと共に
女子高生のノリでハヤテを女装させた経験を持つマリアさんですから、そりゃあ平気でしょう。
ようやく現状に気付くハヤテ。
まんざらでもないように見えなくもないですが…
そして伊澄と咲夜が表れ、呪いのヒナ人形についての説明を受けます。
ハヤテ「でもなんで
よりによってメイド服なんですか?」
マリアさん
「よりにもよって?」普段着がメイド服なマリアさんがご立腹だー!やばいぞハヤテ、
早く逃げないと■されるぞ!しかもハヤテに似合うと思ったんだろうという伊澄の推測はサクのお墨付きです。流石ハヤテ。満場一致でメイド服「似合う」との意見です。
しかし待ってください。本当に満場一致なんでしょうか?例えば、あの生徒会長さんも、ハヤテにメイド服が似合うと考えているのでしょうか…?
◇押倒し編 ~最高の可愛さ~
恋か、親近感か、勘違いか。
ヒナギクの中での想いはどのように固まりかけているのでしょうか。
このエピソードで、その想いが揺らぐか、磐石になるか、楽しみです。少しずつ自分の気持ちに歩み寄るヒナギク。
スパッツからオレンジの下着になっただけでも大分ハヤテを意識してるはずですが、それでもまだ認めることには抵抗が。
自分がハヤテを好きだと仮定しては赤面しております。今回も「ハヤテ君」と、とりあえずモノローグの中では呼称は戻せているようですね。
ハヤテに恋していることに、きっとヒナは気付いているのですよ。
恋するヒナも可愛すぎる。そしてそこに表れた神父リィン・レジオスターが、さらにヒナを自分の本当の気持ちへと歩み寄らせます。
もうじき…そう…
ヒナ祭りの頃に…自分の気持ちに正直になれる時が来る…
ところでハヤテの呪いを解くためには、この辺で一番高い場所の主、つまりヒナを倒す事らしいですが、この場合の「倒す」の定義は何なんでしょう。
「押し倒す」だって「倒す」な訳ですし。
押し倒されて顔を真っ赤にして遂に…という展開は、
今のハヤテがメイド服でなければありえた話かもしれません。
ヒナは昨日
「シャキッとしなさい」とハヤテに言ったわけで、その1~2日後にハヤテが女々しく「呪いを解きたいので負けてくれませんか~」と言ってくるわけです。
メイド姿で。ましてや、理由があるからといって、こんな女々しいメイドに負けるなんて負けず嫌いであるヒナのプライドが許さないでしょう。
過去にもヒナはそのプライドの片鱗を見せています。
「生徒会長ってのは威厳が大事なの威厳が!!」(5巻5話)
「この私が負けっぱなしで帰るなんて…していいと思って?」(5巻5話)
「危険だからって引き下がるのはプライドが許さないわ。」(6巻9話)
という事で、案外本当にバトルするんじゃないでしょうか。
まあ、場所が生徒会室(ガーデン・ゲート
最上階)なので、案外あっけなく終わりそうではありますが…。
◇祭催し編 ~最後の関門~
『ヒナ祭りの頃に』に秘められた可能性の全てを託します。
どんなに滑稽であろうとも、想像に至れたならあなたは合格。
この最後の文章は、そんな想像からのささやかな一例です。3月3日夜に開催される、白皇学院五つの伝統行事のうちの一つ
「ヒナ祭り祭り」。
ハヤテはこの祭りの中でヒナを倒さなければならないようです…何でハヤテは
3月2日のうちにヒナを呼び出すことを考えないんだろう?
同じく伝統行事であるマラソン大会にも500万の賞金があり、五つの伝統行事の賞金総額は1億5千万なわけで、これも何かしら賞金が出る競技だろうと予測できます。
これでヒナに勝てばそれが「倒す」ことになるかもしれません。
ヒナ祭りに関係のある競技だとすれば、とりあえず予想できるのが
・お雛様とお内裏様のペアで出場するベストカップルコンテスト
・その年のお雛様(と、お内裏様)のグランプリを決めるコンテスト
…どちらにせよ、
最終的に勝ち上がったヒナとハヤテがお雛さま頂上決戦で激突、なんて展開はありませんよね?(場所は生徒会室)
…マリアさん、畑先生に、私的にはアリだとだけ伝えておいてくれ。うけとめられるから…------------------------------
来週の記事のタイトルを考えなくていいのは凄く楽ですね(ぁ
書き忘れてた。
バックステージより
>ま、本当は女装ではなく本当に女になってしまうという
>展開だったのですが
…マリアさん、畑先生に、私的にはアリだったとだけ伝えておいてくれ。うけとめられるから…
げんしけん (9) 限定版に付く同人誌に畑先生も参加するらしいですよ!
レアものの同人誌にナギも大喜びだ!
・
畑先生バックステージ・
ハヤテのごとく!カレンダー(ついでにパロディ元ネタ解析)・
ハヤテのごとく! 8 (8)