今週は非常に内容が濃い話でしたね。
ヒナ・いいんちょ・西沢さんが一同に介するなんて最高です。
そして謎の新キャラも登場…新キャラ、だよね?
◇怒りの生徒会長
今週は先週の続きから。ゴニョゴニョしている西沢さんが可愛いです。ハヤテが出会いを覚えていたことがよほど嬉しい様子。
その後、生徒会三人勢とともにヒナへのプレゼントを買いに行くことに。
その頃白皇学院では日曜を使って補習が行われていました。薫先生の補習を手伝うヒナ…生徒にも慕われてますし、本当完璧な生徒会長ですね。
ハヤテも薫先生も生徒会三人は一括りで「瀬川(さん)たち」。とりあえず生徒会勢はいいんちょイメージが強いようです。そりゃそうだけど。
ヒナは帰路でいいんちょたちを発見。すかさずスネークばりに隠れます。
「僕、可愛いぬいぐるみとかいいと思ったんですよ。」
えー?えー?可愛いぬいぐるみってー?ちょっと嬉しいかも…ぬいぐるみに期待するヒナが
超可愛い。
少し興奮している様子がもうたまりません。やっぱり完璧生徒会長といえど女の子ですもん。今週のNo.1コマですね。
しかしそこから怒涛の
ヒナ攻撃がスタート。ヒナが弄られ役になるとはまた珍しい。「トゲでケガ」「ムリ」「特攻服は似合いそう」とか
多分全部花菱さんです。ヒナを弄れる貴重なキャラ。
そして怒れるヒナの擬音「ピキッ」「ヒクヒク」「ワナワナ」。ヒナが弄られる事自体作中では少ないんですが、弄られるヒナも最高ですね。ビバヒナ祭り。
ハヤテ達と二手に別れ探すことになり、ヒナに見つかっていることに気づいてしまういいんちょたち。
70話で「ヒナちゃんにいいつける。」事を「大変なこと」として挙げていましたが、今リアルタイムで大変なことになりそうです。
反応も三者三様。
血の気が引いている朝風さんは、ヒナに対しどれくらい後ろめたいことがあるんでしょうか。きっと生徒会で、ヒナの恐ろしさを常に味わってるんでしょう。
生徒会勢から恐れられるヒナ…
そんなヒナが大好きです。◇約束された勝利の剣
デートのような状況に心ときめく西沢さん。扉絵もそうですが、西沢さんの眼の書き方が少し変わった気がします。
この幸せをしっかり味わう西沢さんですが、幸せの後にオチがつく、と考えているあたりにハヤテとの共通点が垣間見えます(64話)。
「たっは~」て。西沢さん可愛いなぁ(*´∀`*)
ソフトクリームを食べるなんてデートそのものじゃないですか。良かったね、西沢さん(ノД`)
しかし一番気まずくなる話題を自ら持ち出してしまうハヤテ。この辺の凄まじいデリカシーのなさがあってこそ今のような状況になっている訳ですが…やはり気まずくなると「ハムスターは にげだした!」
その一部始終を見ていた生徒会役員たち。朝風さんの「やはり男がスキなのか?」の
「やはり」から察するに、生徒会メンバーのハヤテの印象は
・女の子っぽい
・いじめられるのがスキ
・男がスキ
流石ハヤテです。
むしろ
「オレのエクスカリバーが~って…」の部分が気になります。朝風さんの一人称は「私」で、「男がスキ」ネタの中で使われていること、キャンディの模様から…って分析するまでもなく。
個人的には、元ネタが
これであるという説を推したいです。台詞が微妙に違いますが。
朝風さんからBL(ベーコンレタス)のにおいがプンプンするぜーっ!
特集直後にこれだけ出番と台詞があるとは皮肉なものです。
◇恋愛成立の条件
西沢さんの告白を初めて断った後のハヤテの自問自答(38話冒頭)は
「今は女の子と付き合う資格なんてないし」という意味深な台詞でした。
それは「借金があるから」だとおぼろげに予想はしていましたが、今回その台詞の詳細が明らかにされました。
「だって僕には…女の子を養う甲斐性がないから…」
どうして?と凄く切ない表情で聞いたヒナの顔が
一瞬にして曇っていきます。そこまでおかしい理由でもない気はしますが、気が早すぎかな。
甲斐性とは「働きや才覚があり、生活力に富んだ頼りになる気質」のこと。生活力だけなら余りあるであろうハヤテですが、やはり借金が尾ひれを引いているようです。
「前の彼女に言われたんです!!」めちゃくちゃ驚くご一行。朝風さん以外の3人は目を見開くほどの過剰反応。幼稚園の頃の話とはいえ、確かにハヤテは「前の彼女」と言いました。
「16年間、恋人がいないダメダメな人生を送っている僕ですから」(67話)
ハヤテの「彼女」という言い回しがニュアンスが違うんだろうとは思いますが、やはり矛盾を感じた人は多い筈。
BSを読んでみたら矛盾は承知だったようですが…この矛盾について追求しても意味が無いので先に進みます。
語られるハヤテと「アーたん」の過去。
パワフルです。ハヤテとのやり取りが凄く見てて微笑ましいです。これは久々に期待の持てる新キャラではないでしょうか。
ヒナ曰く、アーたんは悪の女王らしいですが…
・アーたんは悪の女王で暴力的。
・ハヤテはMでいじめられるのがスキ。
⇒
SMプレイですか!?
いやはや、
凄い設定ですね。感服しました。
そして、嫌われているわけじゃないことを知り安心する西沢さん。今まで報われなかった西沢さんが、ちょっと報われた瞬間。
最後のコマはやはり三千院家。「お~そいな~♪」とハヤテを待つナギと、「心配しなくても、帰りが遅い時は大変なことに巻き込まれている時ですよ。」と言うマリアさん。
大変なことに巻き込まれているなら心配してあげましょうよ…。まあ、そんな大変なことではない気がしますが。
◇白皇学院の悪の女王
今まで全く明かされることがなかった設定、ハヤテの幼少時の「彼女」、アーたん。まだ正体は明かされていないようですが、BSにて少しアーたんについて語られています。
畑先生がBSで仰っている「ヒナギクの台詞から」というのは、ヒナの「悪の女王みたいな女のせいで」という台詞の事でしょう。
ヒナ初登場話のBSに書かれている
まぁ彼女が正義の味方なら
当然、悪の女王もいるわけで……(笑)
そのうち出てくる……はずです……多分……
の部分に該当する「悪の女王」がアーたんなのではないか、と推測できます。
また、同BSにおけるヒナの解説文によると
高校一年生でありながら
白皇学院高等部の生徒会長を務める少女であり
学院のアイドルであり、正義の味方。
と、「学院の」正義の味方であるため、「悪の女王」も白皇学院にいる可能性が高いでしょう。
色々な推測が飛び交っていますが、まあ新キャラでしょうね。「マリ
アさん」説もありましたがそれはそれで面白いw 「理事長」説もアホ毛しか根拠が無いのでやはり新キャラでしょう。
かつて少年にとって神そのものだったらしいですから、アーたんが不機嫌になると何か変なのが暴れだしたりしそうです。もしくは、髪のあのアホ毛に触れたら最後、ひたすらハンバーガーを貪りだすとか。
…ハヤテとのSMプレイも、
アリと言えばアリなんじゃないかと(ぉ
◇複雑化する恋愛模様
今回の「甲斐性話」はギャグで流せるかというとそうでもないというか、「ラブ」部分にも深く関わってくる話だと思うんですよね。
ナギサイドでは、ナギ・マリアさん共に、ハヤテとアーたんの話は知らないので、ナギの恋愛が成就しないもう一つの理由はマリアさんすら知らない事になります。アーたんとナギが知り合いであるという可能性もありますが…
それに対し西沢さんサイド。西沢さん・ヒナ共に、ハヤテとアーたんの話を聞いているので、甲斐性話が解決しない限りは、ハヤテが恋愛するのは難しいという事を知っています。
まあ結局、恋愛成立へのハードルが高くなっただけで、当分は(少なくともGWまでは)現状維持になりそう。
ハヤテと他キャラとの「ラブ」部分が進むためには、甲斐性の話についてハヤテが納得する事が必要となり、そのためにはアーたんの登場が必要です。
個人的な予想としては100話あたりで出してくるのではないかなぁと思うのですが、どうでしょうか。ナギの漫画を2周年記念・多分巻頭カラーでやるほどの勇気が畑先生にあるとは思えませんしw
ますます複雑になる恋愛模様。お嬢さまも厄介な男を好きになってしまったものです…勘違いが根幹にあるとはいえ。
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アーたん…アータン…アーダン…
一人クリア…?
≪関連≫
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畑先生バックステージ前回の新キャラであるところのシスターはあまり人気が無いようですが、アーたんは既にかなり話題になってますし、早めの登場を希望します。
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ハヤテのごとく!カレンダー(ついでにパロディ元ネタ解析)□
当ブログの過去のハヤテ記事はこちらから□
ハヤテのごとく! 7 (7)