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重厚な「覚悟」の物語 - 「マブラヴ オルタネイティヴ」

マブラヴ オルタネイティヴ(全年齢版)

 5月も終わりなので、「マブラヴ オルタネイティヴ」の感想を書くよ!

 前編にあたる「マブラヴ」無印が正直しんどくて、正直途中で挫折しそうになりながら何とかたどり着いた「オルタ」でしたが、これは素晴らしいですね。実に面白かった。傑作と呼んでいい出来だと思います。
 興味を持っている方は是非プレイしてみて欲しいなと。

 以下感想なんですが、どう感想をまとめようか悩んでいたらこんな時期になってしまったので、思うままにつらつらと書いていこうかと。核心部分のネタバレは避けてるつもり。

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| PCゲーム | 23:59 | comments:1 | trackbacks:0 | EDIT

「ハヤテのごとく!」シスター究極奥義・めだかボックス

 縮小更新シーズン。
 いつもそんなもんだろ、と言われれば反論の余地はまったくないのですが、あと半月くらいはこんな感じになりそうです。


 「ハヤテのごとく!」225話はまだまだミコノス編。GWが200話スタートだったことを考えると、既に実時間で半年以上GWやってるんですね。あと3ヶ月くらいは続きそうな気がします。

 ハヤテは、ヒナギクとのディナーの約束をナギとマリアさんに話しますが、意外に淡白な反応。先々週触れたように、これがナギなりの感謝の気持ちなのかもしれません。ナギの台詞は、ナギが直接監視に行くか否かに関わらず、「見られている」事を意識させる台詞です。

 ハヤテが「金が足りなくて甲斐性を見せられない」展開はなさそうですし、レストランでのアーたんとの邂逅の可能性も上がったでしょうか。


 その頃西沢さんはというと、夕日が綺麗に見える浜辺をリサーチしようとしてシスターに遭遇していました。先週ラストのキャラはやはりシスターか…。足元がはっきりと描かれたコマはありませんが、まあシスターでしょう。

 シスターは単なる里帰りだったそうで。そういえば63話ラストでワタルは自身とナギとの関係を明かして「勘弁してやってくれ」って言ってるんで、ナギを(直接)狙いに来る線は薄いか。
 とはいえ、やっぱり「王玉」は狙っているようで。

>「遺産相続の権利もないシスターがこの石を壊しても意味はないでしょ!?」

 「遺産相続の権利」って、風化してなかったんだ…。そういえば220話の感想記事に頂いたコメントの中にも、「タイタニックの件は遺産とは関係ないのでは」というものがありましたが、そういう事なのかもしれません。つまり、51話におけるサクの「遺産」の話はミスリードだったという説。


 そして「王族の力」

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>「噂によればあなたの先代の執事姫神君は…それを奪おうとしてクビになったそうですよ。」

 ここで姫神が出てくるとはなあ。王玉は呪いの石ですから、「奪おうとした」というのは、ナギを王玉の呪いから守ろうとしたと考える事もできます。もちろん、ナギと王玉の関連の話はまだ出ていないので何ともいえませんが。

 シスターはその姫神の行動から「そのお宝は遺産相続の権利がなくても手に入れる事が可能」だと考えています。「遺産」は手に入らなくても、王玉を使って「王族の力」は手に入るのだろうと。
 しかし、アーたんが「王玉」を狙っていた事からも分かるように、「そのお宝(=王族の力)」と「遺産(=ロイヤルガーデン)」はおそらくイコールで結ばれるものでしょう。

>「そして王族の力も…!! あの金髪女ではなく…!! 私が!!」

 「あの金髪女」は、遺産を継ぐ権利を持つナギのことかと思いましたが、シスターは「王族の力」と「遺産」は別だと思っているようですし、シスターがナギを「あの金髪女」と呼ぶのはちょっと不自然。となると、思い浮かぶのはやはりアーたん。
 先ほど言っていた「友人」も、あるいはアーたんを指しているのかもしれません。実際に「友人」と呼べる間柄であるかはともかくとして。

 新しい情報が出てきたようでいて、「王玉」に関する謎は結局何も解けていません。ギルバート登場によって中断された、ナギと王玉の話を再開して欲しいものですが、そのあたりはアーたん登場後になるのかしらん。


 閑話休題。
 シスターはハヤテに襲い掛かりますが、毒状態だった地下迷宮の時と違い、ハヤテの体調は(前日流血してたけど)万全です。シスターを軽くあしらいます。
 このままでは勝ち目は無いと悟ったのか、シスターは奥の手…「脱ぐ」を発動します。…えー。

 アレキサンマルコ教会は倒壊したはずで、今のシスターは神に仕える女の子なのだろうかとかそれはさておき、シスターには更なる秘策があるようです。

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 お前、「めだかボックス」言いたいだけちゃうんかと。
 しかし、「西沢さんに助けを求める」まではいいとして、この「めだかボックス」はどういう奥義なんでしょうね。西沢さんはハヤテの友人なわけで、それだけで社会的に抹殺できるとは思えませんし。
 西沢さんを証人として、さも目安箱(めだかボックス)に悩みを投函するかのごとく訴えるのか、あるいはシスターがめだかのように上も脱ぐのか…。


「ハヤテのごとく!」ヒナギくぎゅうううううううううう(224話感想)


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| ハヤテのごとく! | 23:59 | comments:2 | trackbacks:0 | EDIT

「ハヤテのごとく!」ヒナギくぎゅうううううううううう

 来ましたね、「笹の葉ラプソディ」。3年待たされたのも演出だったというのか…!?次の新作までは大分間が開くみたいですが、ともあれまた盛り上がりそうで楽しみです。消失wktk。

 そして「わたしの恋はホッチキス」ですよ。「ふわふわ時間」がPVだった時はしょんぼりでしたが、今回はライブシーンも素晴らしかった!曲も良い感じでしたし、早くフルで聴きたいなあ。


 さて、「ハヤテのごとく!」224話はヒナギク編の続き。
 告白かと思ったらいつぞやのように「もっと恥じらいを持て」と言われてお怒りのヒナギクですが、そんなヒナギクにハヤテは平然と「ヒナギクさんはとっても可愛くて魅力的な女の子なんですよ」とか言っちゃいます。

 昔のヒナギクなら「いいわよ…ハヤテ君になら…何されても…」とか言っちゃうシーンでも、今目の前にいるのは「自分が好きな男の子」になってしまったので…。

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 可愛くて…顔、元に戻んない…!!
 このシーンを見たヒナギクファンの皆さんは、きっと作中のヒナギクと同じような状況になった事でしょう。ニヤけた顔が元に戻らないのです。


 「がんばって表情を作った」結果、思いっきり険しい顔になったヒナギク。ハヤテはもう平謝りするしかありません。そして。

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 くぎゅうううううううううう!!!

 何だかネタにしろと言われてる気がした。声優違うよ!くぎゅううううな人は今週扉絵にしか出てないよ!


 ヒナギクは恥ずかしさのあまり再びハヤテの前から逃げ出します。何回逃げるねん。しかし今回はしっかりハヤテも追いかけます。
 そんなこんなで漫画的定番、ヒナギクを押し倒した格好になったハヤテ。愛歌さんはこんな断崖絶壁が午後ティータイムにはもってこいだとお考えか。

 「さっきヒナギクさんに助けていただいたのでそのお礼に…!!」
 「後ろから抱きしめて愛をささやいてやろうと…」
 「違います!!」

 ヒナギクは後ろから抱き締めて愛をささやいてほしかっただろうに。
 愛歌さんが言う、女の子を喜ばせる鉄板のデートコース。愛歌さんもヒナギク→ハヤテのベクトルに気付いているんじゃないかな。だからこそ「デートコース」を提案するのでしょう。いつかヒナギクにとってもラブ師匠となる日が来るのだろうか。


 二重の意味で「高い」レストラン、「サンライズ」。場所はギリシャ・アテネ。喫茶店のバイト代を全て使う、という言葉を聞いて遠慮しないのもあれですが、ハヤテにエスコートされたい乙女心なのでしょう。

 今週ヒナギク関係は決着が着くと思っていただけに、引き伸ばしすぎじゃないかという気持ちもなくはないですが、さておきヒナギクの告白はギリシャ・アテネ編へと持ち越しのようです。


 そして最後のコマには謎のキャラが登場。

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 このキャラ、誰なんでしょうねえ。新キャラという可能性もありますが、既存キャラとすればやっぱりシスターでしょうか。

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 (6巻P.69 / 8巻P.151)

 これまでのシスターのブーツとは合致しませんが、数少ない出番の中、上の2場面だけでもブーツが変わっていますから、今回も変わっているかもしれません。

 最近アニメでもやりましたが、シスターの父親はミコノス島でナギの暗殺に失敗しているんですね。今年ナギがミコノス島に行くことを聞きつけ、父の代わりに暗殺を果たそうとナギとハヤテを狙いに来る可能性はありそうです。


 バックステージによれば「次が島での話のラスト・フェーズ」とのこと。
 ミコノス編終了後は、ナギが西沢さんを案内したり、ハヤテとヒナギクがレストランに行く「アテネ編」がスタートするはず。二重の意味でアテネ編というわけですね。

 レストランでアーたんと「出会う」ことは無いと思うんですが、「アーたんがハヤテを見つける」程度なら十分ありえそうです。「女の子にご飯をごちそう」というシチュエーションはハヤテの「甲斐性」を示すのにぴったりですし、ヒナハム組の物語が先に進むためには必要でしょう。

 一方、ちゃんとアーたんとハヤテが「出会う」のは、ナギとハヤテが一緒にいるときかなと。愛歌さんの「お届けもの」など、まだ未回収の布石もありますし。


ギャルゲコミカライズ手法とバランス感覚の欠如
 ギャルゲコミカライズの話とか、これまで議論されてきたことを一つにまとめた感じの記事。流石きよさんはハヤテ界隈のまとめ役ですね!(何

 Twitterでもちょこっと書きましたが、ハヤテはギャルゲコミカライズとは違い「原作」であるために、各キャラのルートに何らかの形で落としどころを見つけて「エンディング」とする必要はあると思ってます。「おいしいイベントだけ回収」では終われないのが難しいところです。

「ハヤテのごとく!」桂ヒナギクの負けられない戦い(223話感想)
「ハヤテのごとく!」ヒナギク可愛いよ。ホント可愛いよ。(222話感想)


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| ハヤテのごとく! | 22:27 | comments:0 | trackbacks:1 | EDIT

脱ぎながら彼女は訊いた「おフロ入る?」 - TVA「ハヤテのごとく!!」第7話

 「ふわふわ時間」を買ってきましたけど、カップリングで収録されている「翼をください」が素晴らしい件。アレンジも軽音らしくて凄く良いし、4人全員が歌っているのが嬉しいですね。リピートしまくってます。これはガチ。

 もちろん「ふわふわ時間」も良かったんですが、こっちは微妙に好き嫌いが分かれそうかも。個人的には最後の唯ボイスにすべて持っていかれた感じ。かわ唯の声にメロメロなのです。


 第7話「やきもちとか焼かれたてジャぱん」

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| ハヤテのごとく!! | 23:58 | comments:0 | trackbacks:1 | EDIT

「ハヤテのごとく!」桂ヒナギクの負けられない戦い

 劇場版「天元突破グレンラガン」螺巌篇を観てきたんですが、実に面白かった!色々とパワーアップしていて、TV版を見た人も見てない人も楽しめると思います。

 そしてグレンラガンは本編もさることながら、主題歌の本編とのマッチっぷりが素晴らしすぎる。「空色デイズ」「happily ever after」「続く世界」「涙の種、笑顔の花」全部好きだ…。


 さて、「ハヤテのごとく!」223話はビーチバレー編の続き。覚醒したヒナギクがとにかく凛々しくてかっこよくて可愛くてですね、ああ、やっぱり自分はヒナギクというキャラが大好きなんだなあと再認識。

 「白皇学院生徒会長桂ヒナギク。私はどんな勝負も負けたりはしないわ。」

 この台詞はもちろん「私のことをナイチチと呼ぶような輩との勝負に負けるわけにはいかない」という意味がありますが、「西沢さんとの恋の勝負にも負けられない」という意味も含んでいるのかもしれません。
 か弱いままではビーチバレーに負けてしまうけど、か弱さを捨てても恋の勝負の負けが決まる訳ではないのだと。

 「ビーチバレーという名の何か」略してビーチバレーは続きます。ヒナギクは「か弱いと思われていたのにメチャクチャにされた」と思っていて、ハヤテは「いつものヒナギクさんに戻った」と思っている。
 これも一種の「すれ違い」ですね。か弱い演技なんていつかはボロが出るわけで、ありのままの自分を好きになってもらってこそですよ。いつかヒナギクも気付くでしょうか。


 ギルバートは「女の子は水着で試合をするのがルール」と往生際が悪いですが、自分用のヒナギクムービーを撮りたい花菱さんもそれには同調。そしてヒナギクはハヤテの前で水着になるという事に対し葛藤します。

>そりゃ私だって…最初は水着で出ようと思ったわよ…
>けど…
>ハヤテ君の前で…水着になんて…


 最初は水着で出ようと思っていた、というヒナギク。けれどハヤテの前で水着姿になることが恥ずかしくて、服を着たまま出てきたようです。

 アニメやら人気投票1位カードやらで忘れがちですが、ヒナギクは基本、作中でハヤテに肌を晒してはいません。つまり、ハヤテに水着姿を見られるのが恥ずかしいというよりは…

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 胸が小さいのが恥ずかしいんじゃないですかね。

 そんなわけで、満を持して水着姿を披露したヒナギクでした。その姿はサンデー本誌で確認していただくとして、コトブキヤのフィギュアの完成度の高さを再認識。大丈夫、胸小さくても可愛いよ!


 さて、ビーチバレー勝負に勝ったヒナギクとハヤテ。
 さっきの話の続きをしようとすると、ヒナギクは再びハヤテの前から再び逃げ出してしまいますが、ナギが「追いかけていってやれ」と言います。

 「ヒナギクのおかげで助かったんだ…お礼くらいしてやらないとな。」

 このナギの台詞は非常に気になります。ナギはヒナギク→ハヤテのベクトルについてどこまで気付いているのかということです。
 ナギの言う「お礼」というのは、「ありがとうございました」という意味ではないでしょう。言葉でのお礼であれば、1ページ前で言っていますし。つまりこれは『ナギからの』お礼。

 同じようなシチュエーションは前にもあって、下田編における「西沢さんグッドエンド」の時。西沢さんを下田まで送ってやれ、というのはナギなりのお礼だったと言っていいでしょう。今回はその時と状況が似ています。ナギはどこまで気付いているのか…。


 ヒナギクに追いついたハヤテは「さっきの件」について話を進めます。

>「私…!! 自分から言うなんて事…!!」
>「わかってますよ。だから…前々から思ってた事を僕から先に言わせてください!!」
>「ええ?」


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 これまた以前に似たような展開がありましたね…。5巻における、旧校舎でのヒナギクとのやり取りです。

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 でもここまで似ていると、これはおそらく意図的で、以前にも同じやり取りをしたことに気付いたヒナギクが、違った返し方をしてくる…という展開なんじゃないかなあ。一応「ギャー」で落ちてるんであれですが…。


 また、ヒナギク視点における「告白かと思ったら全然違う事を言ってきた」というパターンも実は以前ありまして、16巻のヒナギクデート編、ラストシーン。

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 これも意図的であると思いたい。つまり、この2つの似たような展開は「反復」であって、この後ヒナギクから「告白に近い事」が行われる、という展開になるのではないでしょうか。というか、これだけ似てて意図的じゃなかったら流石にネタ切れを疑いたくなってしまう。

 事実、上の2回のパターンでは、ともに

 ・「いいわよ。ハヤテ君になら…何されても…」
 ・「私はね…観たい映画に誘われたからって…そんなの…好きな人とじゃなきゃ観に来ないわよ!!」

 と、ハヤテに聞こえたか、恋愛感情を込めているかなどの違いはあるにせよ、ハヤテにある種の思いを伝える台詞を発しています。
 となれば今回も、ヒナギクが思いを伝える台詞を、恋愛感情を込めて、ハヤテに聞こえる状態で、言うのではないでしょうか。言って欲しいなあ。


 ヒナギクと西沢さんはまだ対等なライバル関係にあるとは言えないと思っているんですが、アーたん登場前にヒナギクが告白する事によって、

 ・二人とも思いを伝えている
 ・貸し借りなしのスタートライン

 という二つの意味で対等な恋のライバルとして、同じスタートラインに立つ事が出来ます。

 確かにGWでのヒナギク編は密度が低くて、今週も一つ一つのコマが大きかったし、今週まででまとまったんじゃないかとも思えるんですが、逆に考えるんだ。来週ヒナギクの告白シーンをドドンと持ってくるために、あえて話を分けたと考えるんだ。

 つまり、ヒナギクが告白してくれないとなんかいろいろ拍子抜けってことです。頑張って欲しいなあ。次週、ヒナギクが勇気を振り絞って告白する展開に期待!!


「ハヤテのごとく!」ヒナギク可愛いよ。ホント可愛いよ。(222話感想)

 流れ的に記事中では触れられませんでしたが、今週のラストページのハシラ『「告白」心の中に思っていた事を、隠さずありのまま打ち明ける事。必ずしも良い結果には結びつかない行為。』には笑ったぜ。いいセンスしてます。


| ハヤテのごとく! | 23:11 | comments:1 | trackbacks:1 | EDIT

その改変は必要なのか?TVA「ハヤテのごとく!!」第6話

 気がつけば既に第1クールも半分近く。ほんと光陰矢の如しです。

第6話「おまえンち」

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| ハヤテのごとく!! | 23:59 | comments:5 | trackbacks:1 | EDIT

オリジナル話フラグ立った?TVA「ハヤテのごとく!!」第5話

 ゴールデンウィークが終わってしまって涙目である。

第5話「Heart to Heart」

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| ハヤテのごとく!! | 23:46 | comments:0 | trackbacks:2 | EDIT

「ハヤテのごとく!」ヒナギク可愛いよ。ホント可愛いよ。

 「ハヤテのごとく!」作中では今ゴールデンウィーク編が描かれていますが、非常に長いです。もう半年くらいゴールデンウィーク続いてます。一方現実世界のゴールデンウィークは非常に短いです。そろそろ終わる気がします…。


 さて、「ハヤテのごとく!」222話はビーチバレー勝負。
 ヒナギクを録るべくビデオカメラを用意している花菱さん。「ヒナの水着はカメラにおさめねば」というのは朝風さんとの共通見解みたいですが、花菱さんは色々な意味で真剣ですね。
 動画研究部とか関係なく完全にプライベート…というか、動画研究部って花菱さんがヒナギクの動画録るために作られたんじゃなかろうか。

 それにしても、だ。

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 ヒナギクかわええええええ!!!!!!!

 ツンデレという程ではないにせよ素直とはいいがたいヒナギク。そんなヒナギクの笑顔というのはホントいいものですね。自分はハヤテとのデート話が大好きなんですが、あれに勝るとも劣らないレベルの笑顔ですよこの「うん、がんばる」は。

 「か弱い」と「可愛い」は違うもの。何でも完璧であるが故にかっこよく、それゆえに「女の子らしさ」とはあまり縁が無かったヒナギク。そのかっこよさも間違いなくヒナギクの魅力の一つなんですが、本人は女の子らしくありたいと思っていて、その鍵が「か弱さ」と思っているのかなあ。


 ところで、ギルバートは胸の大きさでヒナギクを「か弱い」扱いした事が発覚。おお、割と納得できるぞコレ。ナギではなくヒナギクが選ばれた理由。だってナギは13歳でヒナギクは16歳。胸の大きさがほぼ同じなら、どちらかというとヒナギクの負けです。

 そんなヒナギクはというと。

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 ハヤテにか弱いと思われたいがためにこんな事まで言ってしまう訳です。

 とにかくヒナギクのこの「か弱くありたい」というのは全て、ひとつの思いが原動力となっているわけです。「ハヤテに好かれたい」。ただこの1点のためにこんなに悩んでいる。むちゃくちゃ可愛いじゃないですかヒナギク。


 もちろん恋する少女として、西沢さんも同じような思いは持っていることでしょう。西沢さんと違うのは、前日までそのプライドゆえに「ハヤテに告白されるのを待つ」受身だったヒナギクが、プライドを捨ててまでハヤテに好かれたいと思っていることなんですよ。

 「なんか負けた気がして悔しい」と観覧車で言っていたヒナギク。しかし惚れた時点で既に負けているのです。ハヤテに負けても、この恋の勝負、西沢さんとの競争には負けられないという乙女の思い。

 はふう。ヒナギク可愛いなあマジで。


 そして、ヒナギクのことを「調子が悪いなんて知らなかった」と言って気遣うハヤテもよかったですね。ヒナギクがいつも通りじゃないことを心配し、勝手に頼りにしてしまった事を謝る。これはもう胸キュンものですよ。

>人生には、いくつかの選択肢があるのだと思う。
>あなたに好かれたいか…
>あなたを助けたいか…
>もしくはあいつを…ぶっとばしたいか…


 選択肢とは当然、主人公側だけにあるものではなく。
 ヒロイン側もまた、僕らの見えないところで多くの選択をしているのです。
 今のヒナギクにとって「あなたに好かれる」と「あなたを助ける」はノットイコールです。「あなたを助ける」と「あいつをぶっとばす」はイコールでしょうが…。

 そもそもヒナギクは何故ハヤテがビーチバレー勝負をしているのか知らないのです。でも、ハヤテの雰囲気から、これは何か大事な勝負である事を掴み取ったのでしょう。この勝負に勝たないと、何か困ることがあるのだと。そして、だからこそ、自分を頼りにしてくれたのだと。

 だからヒナギクは、自分のためでなく、ハヤテのための選択肢を選び取った。

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 復活したヒナギクのあまりのかっこよさと頼もしさに、僕らはまたヒナギクを好きになっていくのでした。


 GW編も結構賛否両論な感じで、自分は個々のエピソードは結構面白いと思ってるんですが、現実時間で半年も続くと流石にだれてくる感じは否めません。しかも、まだGWの本筋であろう話はほとんど動いていません。

 このビーチバレー編が終わり次第、また本筋に戻るとは思うんですが、西沢さん側がこのまま終わるとは思えないし、イタリアに至っては完全放置だし、もうしばらく続くでしょうねー。密度と速度を重視して進めて欲しいものです。

 あと、今週ラストでエイト似のロボットが破壊されましたが、そういえば今日(5/5)はエイトの誕生日でしたね。牧村さんと別れたとかいう話でしたが、はて、エイトは今どうなっているのやら…。

 あー、それにしても今週のヒナギクは可愛かった…。


「ハヤテのごとく!」告白とか水着とか遺産相続とか(220話感想)
「ハヤテのごとく!」君に、胸キュン。(221話感想)


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| ハヤテのごとく! | 23:48 | comments:3 | trackbacks:1 | EDIT

2009年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年06月