胸の大きさが戦力の決定的差でない事を、ヒナが教えてくれた!
胸というものはキャラクターの一つの個性であり、その中でも胸の大きさは、キャラクターの性格にすら影響を及ぼすほど重要な設定の一つだと思います。
例えば、ツンデレと貧乳は相性がよく、それゆえこの組み合わせはよく見ます。
無口キャラも貧乳と相性が良いと思います。無口だからどのような感情を抱いているのかは図りづらくとも、自身の胸の小ささを気にしているのであればそこに萌えが発生します。
つまり長門かわいいよ長門。
対し巨乳キャラは明るく、恋愛に積極的なキャラが多いような気がします。そして胸の大きさが普通なキャラは普通です。普通なので普通です。
貧乳について語った文章が長いですが、別に僕が貧乳好きという訳ではなく、単に僕が好きなキャラに貧乳が多いだけの話です。この二つの違いは重要なので間違えてはダメです。
先週から「ハヤテのごとく!」では隕石温泉編がスタート。入ると女性はムネが大きくなるというその温泉。
ハヤテが入るとどうなるのか、先週から物議を醸しています。
さておき、胸の小ささを気にしているキャラ…貧乳キャラであれば、そんな温泉があれば入りたい事でしょう。たとえ漫画の外からの視点では貧乳が人気ポイントだったとしても、作中ではそこにコンプレックスを感じている訳ですから。
よく言われている事ではありますが、「胸が小さい事がいいのではなく、胸が小さい事を気にしている事が良い」のです。そこに萌えが発生します。
先週の「ハヤテのごとく!」では、隕石温泉の効能として胸が大きくなる事を紹介した際、ヒナギクが描かれていました。
ご丁寧にも手には牛乳。牛乳を飲むと胸が大きくなるとか、揉まれると胸が大きくなるとか、そういう話はたくさんあります。
残念ながらほとんど迷信でしょうが、もしやってみて本当に大きくなったら儲けもの。試して損はありません。
ならばヒナギクはその手のものは色々と試してきたはずです。
姉・雪路がかつて妹に向けて「ペッタンコー!」と言っていましたが、胸に関するやり取りがあれが初めてとは思えません。
初登場時の雪路vsヒナギクを見る限り、あの手の論争は過去にもたくさんあったはずです。
更には、ヒナ祭り編で現れた変なリス、マスター・ペストがヒナに応戦中のハヤテに「胸の大きさが戦力の決定的な差である事を教えてやるのじゃ。」などと言っていたことからも、ヒナギクの胸に対するコンプレックスはかなり大きいのではないでしょうか。
前述したとおり、「胸が小さい事を気にしている事が良い」のであり、それがさりげなく描かれていた先ほどのコマ。
マラソン大会後、長いツン期を経てヒナ祭りでついに陥落、デレ期に入るであろうヒナギクは、典型的なツンデレと貧乳の組み合わせです。
胸が大きくなるとはいえ伊豆です。地元の人ならまだしも、そこまで行くなんて、よほど強いコンプレックスを持っていない限りありえません。
例えば、僕は埼玉で今度行われるというハルヒのライブイベントに参加したいと思ってますが、僕は東北人なので、そこまで行こうと思っても簡単には行けません。
いや、行きたいよ…行きてぇよぉぉ!!!
…失礼。取り乱しました。
つまり遠距離の移動にはそれ相応の時間と費用が必要であり、それほどの対価を払ってでも移動したいそれ相応の理由があることになります。
それが「胸が大きくなるかもしれない」というものだとしたら?そこに萌えが発生します。
そして今週。
伊豆行きの電車の中で。
僕は確かに、ヒナギクの姿を見た―――!
私服ヒナギクきたあああああ!!!
ヒナの私服は今までも何度かありましたけども、ここまでときめく私服は初めてです。スカート!へそ出し!
胸を大きくするために伊豆まで行くその心意気に、僕は燃えを感じた…!
そう、胸の大きさが戦力の決定的差ではないのです。何故なら、胸が小さい事を気にしているヒナギクが、僕らは大好きだから…!
ハヤテの「なんで」という問いに急にオタオタしだすあからさまに自爆したヒナが可愛すぎます。隕石温泉超GJ。
そんなヒナギクにマリアさんを任せて車外へ脱出するハヤテ。「こんな所でヒナギクさんに会えるなんて…」のあと少し顔が赤くなっているヒナギクのときめきを返せ!返せ!
来週以降の展開に期待です。
その頃ナギはというと、ハヤテは電車の中にいるはずなのに「ハヤテ~、どこなのだ~?」と見知らぬ土地を彷徨っていました。
そして半ば強引にラーメン屋に入店させられるナギ。
流石ナギ、ラーメンを食べるのも初めてなようです。これはこれである意味凄い。
死刑を覚悟し涙を流しながらラーメンを食べるナギですが…
ああ可愛いなあもう!!
今のナギはかなり常識知らずなただの13歳の少女です。等身大のナギには母性本能をくすぐる可愛さがある!
どうでもいいですが、ハネた髪が見えないだけでなんだか別人に見えます。きっとそこに触れると黒くなってハンバーガーをもっきゅもっきゅ…
あ、既にハヤテが髪を拭くシーンがありましたっけ、前。
とりあえず今週の結論は「胸の大きさは戦力の決定的な差ではないけれど、出番の少なさは戦力の決定的な差になるんじゃないかな?」です。
西沢さんは伊豆まで単独行動なのか、途中でナギかハヤテと合流することになるのか…注目です。
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ちなみにこの記事のタイトルはヒナ祭り編におけるマスター・ペストの台詞への反撃の意味が入ってます。
今週のタイトルは「迷ったらとりあえず赤く塗れ」。
マークシートの[Q11]を赤く塗って出してみようかと思いました。
| ハヤテのごとく! | 22:21 | comments:13 | trackbacks:10 | EDIT