「ハヤテのごとく!」なまえをよんでくれるひと
ドラクエ9の「長く遊べる工夫」ってのは、クエストが面倒くさくてマゾいことなのだろうか。かいしんのボケ出ない…。本編クリア後のほうがむしろ面白かったりして、評価は割と上向いてるんですが、クエスト関係に関しては点数を下げざるを得ないな…。
さて、「ハヤテのごとく!」233話の感想です。
今週のハヤテは巻頭カラーだったわけですが、その気合の入りっぷりが半端ないですね。いつぞやの過去編第1話と対比される、美しい見開きページ。1年以上前のサンデーを引っ張り出してきましたよ。
このカラーと今週のカラーを見比べてみると、分かりやすい「色」の違いはもちろんですが、二人の「距離」が強く印象に残ります。ハヤテが右端にいるのは変わらない一方で、178話ではアーたんも右側ページにいるのに対し、233話ではアーたんは左側ページの左端にいる。
10年前と今で大きく離れてしまった二人の距離。178話時点でこの見開きのこの構図は既に思い描いていたんでしょうね。
さておき、ついに邂逅した二人。何か言わなきゃと思うハヤテ。
「だからもう一度会えたなら僕は、君に…二つの事を伝えたいんだ」
ハヤテはずっと、二つの事を伝えたいと思っていた。先週、アーたんと邂逅する直前にも、その事を考えていた。けれどあまりに突然の邂逅に、まず最初に何を言っていいのかわからない。
先に口を開いたのは、アテネだった。
「花畑に迷いこむクセでもあるのかしら?」
10年前も今も、二人が出会ったのは花畑だった。
「どこの誰かは存じませんが…早く立ち去りなさい。」
一人で舞い上がっていたことを反省するハヤテ。
ハヤテにとっては、10年前から再会したかった人物。「舞い上がっていた」とはそういうことで、アーたんと再び会えて、ハヤテはまず、嬉しかったのです。
しかしそのアーたんが示すのは「拒絶」。
「次に来たら…この程度ではすみませんよ。」
ハヤテがかつて、自分のことをどれだけ想ってくれていたか知っているからこそ、「次」を先に封じておくアテネ。逆に、「次」があったなら、自制できるかわからないから。
ハヤテが思い出を自分の中にしまっておこうとする一方で。
アテネは部屋で一人、彼の名前を口にする。
アーたんが夜中に突然外に出てきたのは、彼女もハヤテとの再会を予期していたのかもしれない。
けれど彼女にとってもまた、今回の邂逅は突然すぎて、更に事情も複雑で。だからこそ、彼の名前を呼ばないように抑えていたんでしょうね。
指を咥えているのはあれか、ハヤテとキスしたくて仕方が無いのか。
ちなみに今週、ハヤテはアーたんの名前を呼んでいません。そして彼女には今、マキナという「自分の名前を呼んでくれる存在」がいます。だから今回のキーワードはおそらく「アーたん」。これはハヤテとアテネ、二人の間だけの呼び方だから。
そんな訳で、これまでは基本「アーたん」で統一してきましたが、しばらくは「アーたん」「アテネ」両方を文脈で使い分けていこうと思います。
今週は演出が非常に「ギャルゲー的」な印象で、その分展開は遅め。けれど見所があればちゃんと楽しめるんだなあと再確認できる話。
何故アーたんは、ハヤテの事を知らない振りまでしてハヤテを拒絶しなければならなかったのか。王玉が必要だから?「敵」であろう三千院帝の孫娘の執事だから?
そもそも、アーたんは何故ロイヤルガーデンに戻らなければならないのか。
帝には、「ゆっきゅんを生き返らせる」という目的が一応見えますが、アーたんは元々望んでロイヤルガーデンにいたわけでもなく、もう一度ロイヤルガーデンに戻らなければならない理由が見えません。この辺りも今回のシリーズで明かされるんでしょうか。
いやあしかし、やっぱりアーたん関係は面白い。過去編が合わなかった方々には今回のシリーズも不評なのかもしれませんが、自分はこういう「物語が進む」話を待ち望んでいたのです。
□「ハヤテのごとく!」明かされるアーたんの正体、そして二人の邂逅(232話感想)
□「ハヤテのごとく!」止まっていた時間が、動き出した(231話感想)
さて、「ハヤテのごとく!」233話の感想です。
今週のハヤテは巻頭カラーだったわけですが、その気合の入りっぷりが半端ないですね。いつぞやの過去編第1話と対比される、美しい見開きページ。1年以上前のサンデーを引っ張り出してきましたよ。
このカラーと今週のカラーを見比べてみると、分かりやすい「色」の違いはもちろんですが、二人の「距離」が強く印象に残ります。ハヤテが右端にいるのは変わらない一方で、178話ではアーたんも右側ページにいるのに対し、233話ではアーたんは左側ページの左端にいる。
10年前と今で大きく離れてしまった二人の距離。178話時点でこの見開きのこの構図は既に思い描いていたんでしょうね。
さておき、ついに邂逅した二人。何か言わなきゃと思うハヤテ。
「だからもう一度会えたなら僕は、君に…二つの事を伝えたいんだ」
ハヤテはずっと、二つの事を伝えたいと思っていた。先週、アーたんと邂逅する直前にも、その事を考えていた。けれどあまりに突然の邂逅に、まず最初に何を言っていいのかわからない。
先に口を開いたのは、アテネだった。
「花畑に迷いこむクセでもあるのかしら?」
10年前も今も、二人が出会ったのは花畑だった。
「どこの誰かは存じませんが…早く立ち去りなさい。」
一人で舞い上がっていたことを反省するハヤテ。
ハヤテにとっては、10年前から再会したかった人物。「舞い上がっていた」とはそういうことで、アーたんと再び会えて、ハヤテはまず、嬉しかったのです。
しかしそのアーたんが示すのは「拒絶」。
「次に来たら…この程度ではすみませんよ。」
ハヤテがかつて、自分のことをどれだけ想ってくれていたか知っているからこそ、「次」を先に封じておくアテネ。逆に、「次」があったなら、自制できるかわからないから。
ハヤテが思い出を自分の中にしまっておこうとする一方で。
アテネは部屋で一人、彼の名前を口にする。
アーたんが夜中に突然外に出てきたのは、彼女もハヤテとの再会を予期していたのかもしれない。
けれど彼女にとってもまた、今回の邂逅は突然すぎて、更に事情も複雑で。だからこそ、彼の名前を呼ばないように抑えていたんでしょうね。
指を咥えているのはあれか、ハヤテとキスしたくて仕方が無いのか。
ちなみに今週、ハヤテはアーたんの名前を呼んでいません。そして彼女には今、マキナという「自分の名前を呼んでくれる存在」がいます。だから今回のキーワードはおそらく「アーたん」。これはハヤテとアテネ、二人の間だけの呼び方だから。
そんな訳で、これまでは基本「アーたん」で統一してきましたが、しばらくは「アーたん」「アテネ」両方を文脈で使い分けていこうと思います。
今週は演出が非常に「ギャルゲー的」な印象で、その分展開は遅め。けれど見所があればちゃんと楽しめるんだなあと再確認できる話。
何故アーたんは、ハヤテの事を知らない振りまでしてハヤテを拒絶しなければならなかったのか。王玉が必要だから?「敵」であろう三千院帝の孫娘の執事だから?
そもそも、アーたんは何故ロイヤルガーデンに戻らなければならないのか。
帝には、「ゆっきゅんを生き返らせる」という目的が一応見えますが、アーたんは元々望んでロイヤルガーデンにいたわけでもなく、もう一度ロイヤルガーデンに戻らなければならない理由が見えません。この辺りも今回のシリーズで明かされるんでしょうか。
いやあしかし、やっぱりアーたん関係は面白い。過去編が合わなかった方々には今回のシリーズも不評なのかもしれませんが、自分はこういう「物語が進む」話を待ち望んでいたのです。
□「ハヤテのごとく!」明かされるアーたんの正体、そして二人の邂逅(232話感想)
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