2009年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年09月

「ハヤテのごとく!」在りし日に思いを馳せて

 TVA「咲」19話を見ましたが、いい最終回でした。衣かわいいなあ。


 さて、遅れましたが「ハヤテのごとく!」235話の感想です。今年は合併号がないらしく、明後日にもサンデーが出るようですね。もちろん嬉しいんですが、今年もコミケ遠征するんで、感想アップ間に合うかなあ…。

 今週のメイントピックはこれでしょう。

090810_hayate_01.jpg

 アーたんかわえええええええええ。
 何かもうこれだけ書いておけばいい気がしてきたよ!アーたんかわいい!アーたんかわいい!過去編における台詞の修正も、こういう形で作用するなら全然アリなんじゃないかな!

 そして今、ハヤテがナギの執事をしている事に胸を痛めるアーたん。
 もしかすると、ハヤテがナギの執事をやっていると知ったときアーたんを包んだ感情は「嫉妬」なのかもしれない。ハヤテに対しても色々思うところはあったでしょうけど、変わらず好きで、とても憎む事なんかできなくて。

>わかっている。今は後悔より…石を…

 ハヤテの事を後悔するよりも、石を手に入れることを優先するべきなのだと。今彼女が最も近い「石」、すなわち王玉は、ハヤテが持っているものでしょう。だとしたら、王玉を手に入れるためには、ハヤテと対立することになる。

 そこまでしてロイヤルガーデンに戻りたいのだとしたら、その目的は何なのか。案外、ハヤテなのかもしれませんね。もう一度やり直したいという、単純な、けれど強い思いがアーたんの原動力なのかも。


 さて。
 西沢さんとヒナギクは、いよいよ今夜に迫ったハヤテとのディナーについて話をします。「告白とかはしないのかな?」と聞く西沢さん。それは二人が対等なライバルになる為のスタートライン。

 しかしヒナギクは、告白する事で西沢さんがどう思うかを気にします。西沢さんは「わかんない」と言います。傷ついたり、傷つけたり。誰かを好きになるって事は、そういう事なのだと。二人の「………」は何を意味するのか。

 それにしても相変わらず西沢さんは強い。もし「その時」が来たならば。ヒナギクとハヤテが付き合い始めたならば。「まだ諦めてないからね」とか言いながら、表では祝福して、影で大粒の涙を流すのでしょうか。


 さて、ナギによる観光ツアーが始まります。
 最初に来たのはパルテノン神殿。ここは既に一度来たよ、という西沢さんとナギのやり取りの影で、ハヤテはアーたんのことを考えていました。

090810_hayate_02.jpg

 このコマを見る限り、おおむね予想通りの展開と言って良さそう。「今はナギの執事である」ということが強調されている訳ですね。それはわかっていながら、それでもハヤテもアーたんも、あの黄金に輝いていた日々に思いを馳せてしまう。

 ヒナギクがビックリしすぎて気絶するその一方で、ミコノス空港に降り立ったのは咲夜でした。

 咲夜が来ること自体は分かっていたことですが、こうなると咲夜も何かしらストーリーに関わってくるんでしょうか。三千院家の親戚である以上、アーたんと関係がないとは言い切れませんが…うーん。そんなこんなで来週(といっても明後日に出るけど)に続く。


 今回の「暫定最終回3」においては、ハヤテはおそらくナギを選ぶはずです。だって、そうじゃないと終わっちゃうもの、この漫画。単行本カバー下の裏表紙に書かれる「選択肢」ではあるでしょうけども。

 ハヤテは今回、ナギを選ぶ。この前提に立った上で、「ハヤテがナギを選ぶ」ことに意味があるわけです。「借金を返すために一緒にいるのではなく、僕がお嬢さまと一緒にいたいから一緒にいるんです」とハヤテがナギに示す。

 アーたんはハヤテが唯一愛した人ですし、アーたんもまたハヤテの恩人です。苦渋の選択でしょう。それでも、ハヤテがナギを選ぶ。それでこその「暫定最終回3」だろうと。まあ、アーたんを選んだらそれはそれで面白いとは思いますけど。

 まあそんなことをうだうだ考えながら、でもやっぱりこのシリーズは面白いよなあと思うのです。そんなわけでまた次回。

「ハヤテのごとく!」アテネを略して、アーたん(234話感想)


ハヤテのごとく!! 2nd season 01 (初回限定生産) [Blu-ray]
ジェネオン・ユニバーサル (2009-08-21)
売り上げランキング: 213

| ハヤテのごとく! | 22:54 | comments:0 | trackbacks:0 | EDIT

2009年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年09月