総合公園のソメイヨシノ『染井吉野』が、8分咲きになった。コロナ禍がなければ、早朝から花を愛でる人達に出会ったものだったが、今朝は、人に出会うことはなく、独り占めの花見だった。花は、見る人も無く悲しい思いをしている事だろう。若草色に染まった芝生広場は、まわりをソメイヨシノに囲まれて、華やかな舞台は整っていたが、残念ながら役者がいなかった。コロナ病魔がまん延しなかった以前は、休日ともなれば、昔はムシロ『筵』やゴザ『茣蓙』など、現在は、花見シートと呼ばれるものを敷いて、知人、友人、家族ずれなどが、飲食をしながら花見を楽しんでいる姿を見られたものだったが、昨年に引き続き、今年も寂しい花見になってしまいそうだ。せめて花咲く間の毎日、総合公園を訪れて、満開から短い花の命の散り行く姿まで見届けてあげよう。今、総合公園で見られる桜は、ソメイヨシノの他に、オオシマザクラ、ヤマザクラ、カンヒザクラ、シダレザクラだが、これからは、ヤエザクラが楽しめる。
トラックバック
http://1228coffee.blog.fc2.com/tb.php/3012-4c8c69b6
| ホーム |