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Author:人生まだまだ
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三月も今日で終わり

弥生(三月)も、今日で終わる。「弥(いや)」は、「いよいよ」「ますます」などの意味で、 「生(おい)」は、「生い茂る」と使われるように、草木が芽吹くことを意味する。 草木がだんだん芽吹く月であることから、弥生となったと言われている事を、知っていましたか。そう知らなかったね。ふりそそぐ光や、頬を撫でる風にも、暖かい春を感じるようになった。少しずつ、変化を見せる季節は、様々なものを、背中に乗せて、止まることなく、過ぎ去って行く。残された季節の忘れ物は、誰にも振り返られることなく、忘れ去られてゆく、運命にあるのだろう。

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鳥たちが集う暖かな春の朝

カーテン越しの外が、とても明るく感じ、いつもより早く、目が覚めてしまった。暖かい朝だった。こんな素晴らしい朝は、何時までも寝ていると、勿体ないので、早速、ウォーキングに出発した。10分程歩き、公園までやって来た時だ、鳥たちが、暖かい春がやって来たと、喜々と鳴き声を上げ、真っ青に晴れ上がった空に、飛び回っていた。何と言う名前の鳥なのか、分らなかったが、数十羽の群だった。上空を旋回していたが、一羽が、木の梢に止まると、次々と止まり始め、みんな梢に集合した。朝のミーティングが始まったのだろう。公園の一角で、トサミズキが、枝に、房状の黄花を沢山付けて、咲いていた。

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快晴の暖かな朝になった

幼い頃から、ぺんぺん草と呼んでいたので、この呼び方の方が、親しみがあって良い。春の七草のひとつ、“ナズナ”の事である。田畑や荒地など、荒廃した場所にでも芽を出し、群生する。よく、あいつの歩いた後には、ぺんぺん草も生えないなどと、使われるほど、荒涼とした場所でも芽を出すほどの、ぺんぺん草でさえ生えないと言うことから、何もなくなってしまった状態を指すようだ。林の中で、枝から、ブドウの房のような形をした、花芽を付けた、木五倍子〈キブシ〉を見つけた。天気は、どんどん雲が消え、快晴に恵まれた。今日は、暖かくなり、4月中旬並みの陽気になると言う。

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目覚める春の草々

襟元に、冷たく感じる、風の中にも、何か、新鮮な息吹を感じる。まして、徐々に変わりつつある、季節感を、私以上に感じているのは、枝先に芽吹く柔らかな葉や、温もって来た、土の中で目覚め、顔を覗かせて来た、草々だろう。芝草の中に、ニョキ、ニョキと背伸びして来た、土筆たちは、陽射しを期待して来たのに、今朝の寒さと、曇り空、ちょっと、可哀想な思いがするが、昔から、春と言えば、タンポポ、土筆がまず、口をついて、出てくるほど、持てはやされる植物だけに、土筆を見つけてホッとした。そして、林の中の湿った土手には、鬼ゼンマイが、大きな頭を見せていた。一日で、3センチほども、身長が伸びる元気者だ。

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香しい花の香りに包まれて

ウグイスの声が耳元に、心地良く聞こえた。鳴き声に誘われながら家を出ると、この時期の寒さを指すのか、花冷えのする、どんよりした空模様だった。我が町は、ソメイヨシノが咲き始め、今や、花咲く、春の真っただ中にあった。数えただけでも、水仙、枝垂れ桃、オドリコソウ、たんぽぽ、菜の花、ハナニラ、レンギョウ、すみれ、コブシ、スノーフレークなど、それぞれの花が、美しさを競い合っていた。日々の繁忙な生活の中でも、花を愛でるような、少しのゆとりでも持つ心を、大切にして行きたいものだ。強調文

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朝陽がぬっと顔を出す

丘陵の尾根を覆っていた雲を、吹き飛ばすように、朝陽が顔を出した。陽射しが、光りのシャワーとなって降り注いでくる。さらに下って行った陽射しは、良く耕された肥沃な畑に降り注ぎ、まだ何も植えられていない、裸の土色を輝かしていた。尾根を見上げると、早咲きの桜が、青空をバックに満開だ。明日の日曜日は、この尾根伝いに咲く、桜の花見で、賑わうことだろう。しかし予報は、今日のような晴れ間は望めず、寒い曇りの一日だそうだ。谷津田の織りなす襞の間に、農家が点在する里は、至る所で水仙の花が、咲き乱れ、目を楽しませてくれた。

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気持ちの良い青空と、寒い朝

人影一つ見えない、緑のジュウタンを敷いたような、芝生の広場を、一人で歩いています。冬に逆戻りしたような、寒い朝だったが、気持の良い青空を眺めて行くと、雲の上を歩いているような気分になる。体全体に、光りのシャワーを浴びていた。そして、まだ、若葉が芽吹かぬ、裸のままの木立が並び、下草が綺麗に刈られた林の中まで、朝陽が届いていた。その林の中で、珍しい水仙を見つけた。カトレアのような花で、インターネットで調べたが、見つからなかった。ヒョトすると新種かもね。


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うぅぅー寒い

うぅぅー寒い・・なんだ、今朝の寒さは、まるで真冬の寒さ。もう一枚、着込んで来たら良かったと、後悔しながら、歩いている。こんなに、寒暖の激しい年は、あっただろうか。文句を付けても仕方がない。自然相手じゃ、敵いっこない。農家の庭先に、大きなこぶしの木が満開の花を付けているのを見つけた。近づくにつれて、見上げるほどの大木だった。庭木は、植木屋が入っているのか、綺麗に手入れがされていた。谷津田の間に広がる田圃は、春の野草が芽吹き、全体が、若草色に染まり始めていた。そして、木々の枝先にも、若芽が大分膨らんできているので、若葉になる時期は間もなく迎えるだろう。

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桜咲く

東京で桜が開花したと報道されたが、我が町では、すでに、桜は、開花して、今は、色とりどりの花を咲かせていた。色鮮やかな、ピンクの濃い、寒緋桜、サトザクラ、枝垂れ桜、その位のものしか、分らないけれど、数種類の桜が見つかった。ソメイヨシノは、蕾が膨らんでいたが、開花にはまだ少し、時間がかかりそうだった。サクラの時期を迎えると、いつも思い出すのは、良寛和尚が詠んだ、“散る桜、残る桜も、散る桜”という句である。今美しく咲き誇っていても、何時までも続くものでなく、必ず散ってしまう。今を、いかに大事に、生きていかなければならないかを、教えられる句である。日々精進することが大事だと思う。

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連休明けの朝に

すっきりと晴れ上がった、気持の良い朝になった。近くの公園を抜けて行くと、普段より、ウォーキングをする人に、出会うことが多かった。花壇の周りに植えられている、レンギョウの黄色の花が、咲き始めていた。公園から、田圃へ出る坂道を下って行くと、崖淵に、ボケの真っ赤とピンクの花が、咲いていた。こんもりと茂る森の一部に、ぽっかりと穴が開いたような場所があった。見上げると、頭上に、真っ青な空が見え、どこまでも澄み切って、天井に湖が出現したように見えた。さっきから、しきりとウグイスの鳴き声が聞こえる。春が来たと鳴く。

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