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Author:人生まだまだ
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ハグロトンボが飛ぶ朝

朝の、眩しい太陽の光を、避けながら、林道に入っていくと、目の前を、ひらひらと、飛ぶものがいた。追いかけて、止まるのを待った。しばらくひらひらとやっていたが、やがて、ドクダミの葉の上に止まった。そっと近づいてみると、ヒカゲトンボの仲間のハグロトンボだった。黒い羽と、鮮やかな緑色の、ラメを散らしたように光る、胴体をした、綺麗な糸トンボだった。さっそく、カメラを構えて撮影と、近づいたとたん、ぱっと飛び立ってしまった。ふたたび、追跡、何度か追い回しているうちに、相手も疲れたのか、ヨウシュヤマゴボウの柔らかい幼葉の上に止まった。今度は、近づいても逃げなかった。時々、羽を開いては、辺りの様子を、窺うような動作を、繰り返していた。葉の照り返しが、ストロボ代わりになり、うまく撮影できた。

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青葉の森深く

風が無く、蒸し暑い朝になった。少し歩くと、汗が出た。丘を登り切って、見晴らしの効く場所へ出てきた。見渡すと、雲が重たく、森にのしかかるようにしていた。緑深い森の中から、甲高い、ほととぎすの鳴き声が聞こえてきた。涼しい風が、頬をさすって通り過ぎた。一刻の清涼感を味わった。ここまで登ってくると、さすが、湿気の多い、畦道を歩くのとは違って、汗が引いて行った。山道の所々で、ホタルブクロの花が、鳥の鳴き声を聞き入るようにして、うつむきながら咲いていた。これから本格的な夏に向かって、ますます蒸し暑さも増して、涼を求めながら、展望台まで登ってくる、楽しさを覚える。




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初夏の落ち着いた朝に

ウグイスの鳴き声に混じって、時々、ホトトギスの鳴き声を耳にする。“トウキョウ、トッキョ、トォキャキョク”と鳴くのだそうだが、そのように聞こえるかと問われれば、しいて答えるならば、所々そのように聞こえると、答えざるを得ないほど、不確かな鳴き声だった。水田の地上すれすれの所を、猛スピードで飛び交っているツバメは、目にもとまらぬ早業で、虫を捕まえているのだから、その視力たるものは、物凄く緻密にできているのだろう。AM6:30きっかりに、農業用水が流される。田んぼに沿った水路を勢いよく走り、所々に造られた、マンホールを通って、田んぼへ落ちて、広がって行く。入水に反応して、じっと土の上に寝そべっていた“オタマジャクシ”が、可愛い尻尾を振りながら、活発に動き始めた。そして、親カエル達は、申し合わせたように、一斉に鳴き始めた。田んぼは、活気を帯び、にぎやかなステージの幕開けとなった。

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良く耕された肥沃な畑

昨日の真夏のような暑さが抜けて、涼しい朝になった。風よけに植えられた、ケヤキも今は大木になり、こんもりと茂って家を包み込むほどに成長していた。それほど長くこの家は農業に携わて来た証しだ。家の前に広がる、肥沃な畑は、良く耕されて、苗の植え付けを待っていた。近くの農家の畑では、とうもろこし、カボチャ、なす、きゅうりの苗などが植えられ、成長したジャガイモは、白や紫の花を付け、ハウスでは、美味しそうな、トマトやキュウリが育っていた。この土地の特産であるスイカは、ハウスの中で、順調に育って、もう間もなく出荷される大きさになっていた。こうしてみると、肥沃な土地は、野菜ばかりでなく、人間をも育てているのだ



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真夏のような、蒸し暑い朝を迎えて

朝から気温が、ぐんぐん上がり出している。湿度が高いので、蒸し暑く感じられる。AM5:40、太陽は、すでに東の空45度の位置まで来ていた。あじさいの植えられた川堤を、上流に向かって歩いていく。アジサイの花がちらほらと咲き始め、花の蜜を求めてやって来た虫たちは、我先にと、争って飛び回っていた。満開になると、衣装直しをした川原は、いろいろな虫や、その虫を食べにくる鳥たちで、賑わいを見せることだろう。冬の頃は、土手を歩いていても、どこからでも、川の流れが見えていたものだったが、今、川原は、草が生い茂り、流れは、所々に見えているだけだった。ちょっと川幅が広がり、小さな中洲が出来た所で、ひなはぼっこをしていた亀は、私の出現に驚いて、川の中に逃げ込んでいった。日陰一つなく、草いきれの激しい今朝のウォーキングは、堪えた。



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夏空のように晴れ渡り

今朝は、すっきりと晴れ渡り、すがすがしい気持ちの良い日になった。ウォーキングは、足取りも軽く、破竹を探しながら、いつものコースから、少し奥に入った丘陵の、林道を歩いて行った。すると、えっ、耳を疑った。ホトトギスの鳴き声を聴いた。わが町にも、ホトトギスが来るのだ。ちょっと、嬉しい気持ちになった。もう、今朝の空のように、澄み渡り、気分爽快。

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すっきりと晴れ渡り

すっきりと晴れ渡り、気分爽快。煌めく光と、芳しい花の香りの漂う中、オゾンを胸いっぱいに吸い込んで、ウォーキングをしています。緑の木々に囲まれ、青々と広がる、芝生を踏みしめて歩く快感は、言葉には言い表せないような、充実した幸せを感じています。草の香りに包まれた、芝生に寝転び、常に形を変えて、飛び去ってゆく雲を眺めていると、真っ青な空に、溶け込んでいくような、錯覚を覚える。一つ大きく伸びをして、立ち上がり、歩き出した。一日素敵な日であるように。



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陽は昇り、山並みは影濃くして

陽は昇り、山並みは、影濃くして、二重、三重となって見える。豊かに水をたたえた田は、陽の光に照り映えて、いくつも鏡を張りつめたように、規則正しく、大地に広がっていた。時々、カモが草むらから飛び立っては、頭の上を越えて、飛び去って行った。さらにその上を、空港から飛び立った飛行機が、太陽の陽を浴びて、羽を輝かせて、どこを目指していくのか、西の空に向かって消えていった。のどかな田園風景を眺めながら、歩く道では、ガマヅミや、ティカズラ、ドクダミなどの白い花が満開に咲いていた。道いっぱいの幅を、独占するように、軽トラックがこちらに向かって走ってきた。田圃の様子を見に来たのだろう。傾斜のある土手に降りて、不安定に身を構えていると、、軽トラが、止まって、車の窓から、日焼けし、額に深いしわができた顔を出し、ニャッと笑いながら、会釈した。知らぬ顔だったが、親しみを感じた。

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初夏の日差しを受けて、順調に育つ稲

すでに陽は昇り、紫外線の強い光を発していた。水を満々とたたえた水田が、はるか向こうの丘陵の麓まで広がり、行儀よく整列した早苗は、太陽の陽射しを浴びて、すくすくと成長している。 田のクロ(畔)にザリガニが、獲物を待ち構えていたのか、盛んに口からアワを吹かせながら、姿を見せていたが、足音に警戒して、尾を器用に跳ねながら、水中に逃げ込んでいった。ヨシキリの甲高い鳴き声に、呼応するように、畔に生えた草むらの中で、時々、キジが鳴いた。田を囲むように伸びた丘陵の林の中からは、コジュケイが、首を絞められ、悲鳴をあげているような、鳴き声がきこえくる。川岸まで来たところで、水音を立ててカモのつがいが、飛び立った。空中を独占するように、飛行を我が物顔で、楽しんでいる様に見えた。川原は、先週の日曜日に、農家の皆さんが、草刈りをして綺麗になっていたのだが、昨日の雨と暖かい陽気のせいで、生命力あふれた雑草は、再び勢いよく背丈を伸ばしていた。体に当たる太陽の陽射しが、強く感じられる朝です。                                                                                                                                                                                                                                                                                                              



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幸運を呼ぶ虹となるか?

今朝は、空気が澄んで、爽やかなウォーキングで始まった。神社の坂道を下って、竹林に差し掛かった時だった。ウグイスの鳴き声に、ふと上を見上げると、若竹の伸びた先に、虹が架って居た。それも、いつも眺める山形の虹とは逆で、U字型の虹だった。山形では、幸運が入っても、皆、下に落ちてしまう。U字型だから、幸運が舞い込んだら、受け止められる。今日一日、どんな幸運が舞い込んでくるのか、楽しみだ。


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