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Author:人生まだまだ
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史上最大、最強の勢力を持つ台風24号接近の朝に

近年に無い、史上最大で、最強と言われる勢力を持った台風24号が、西から関東地方に向かって、進路をとっていた。町の防災放送で、本日予定されていた秋祭り行事の中止と同時に、台風に備える警戒情報が流されていた。まだ雨と風は、嵐の前の静けさと言った所の状況であった。今朝のウォーキングでは、雨空の雲って色気のない風景と、虫ばかりが目に映った。虫が嫌いと言う人が、意外と多いのに驚いた。と言うのも、身近に感じている、ゴキブリ、蚊、毛虫、蜘蛛の姿を見ると、殺虫剤をもって追いかけまわしている吾人が多く、それらを敵視しているからだろう。その延長で、すべての虫を敵視、毛嫌いするのだと思う。虫たちを好きになってくれとは言わないが、たまには、観察する目をもって、行動を眺めて見てください。実に面白い行動が見られることだろう。虫たちは、非常に用心深い。人気を感じると、直ぐに身を隠そうと、必死になって、隠れ場所を探すのだ。虫たちにとって、逃げ遅れる事は、命を落とすことになるからだ。速足で逃げるもの、パッと飛び去るもの、即座に集合して形を変えるもの、身を構えて威嚇するものなど、いろいろな行動を見せる。実に滑稽で、愛らしい虫たちなのだ。しかし、衣服から出ている、あらゆる皮膚をめがけて攻めて来る藪蚊と、体のわきの下など柔らかい部分狙って刺す葉ダニ、そして体に絡む蜘蛛の巣には、いつも悩まされているがね。

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コスモスが風に揺れ、栗の実が落ちる道を行く

天上から、押しつぶされそうに感じる厚い雲が、鬱陶しく感じながら、歩いていると、ある畑の片隅に、白、朱鷺色、濃い桃色のコスモスが、風に吹かれ、ゆらゆらと揺れていた。コスモスと言えば、青空の下に映える、色とりどりの花の間を、アキアカネが飛び交う風景を、思い浮かべるのだが、あいにく今朝は、曇り空で、期待外れだった。丘陵の裾を、蛇が這ように、くねくねと曲がり、所々に彼岸花の咲く農道を歩いていると、山栗のイガが沢山落ちている場所があった。先行く誰かが、拾ったのだろう、すでに大半は、空のイガだったが、それでも、足でイガを転がしていると、十数個の栗の実が見つかった。また、赤く色づいたガマズミや、アケビ、紫色に色づいた山ブドウとアオツヅラの実、ムカゴ、渋柿、ズズゴ、赤い莢から黒い実が飛び出したゴンズイ、青や紫の実を付けたクサギ、赤い実を付けたシロダモなど、実りの姿を見せてくれていた。

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久しぶりに晴れた気持ちの良い朝に

ぐずついていた天気も、一休みか、久しぶりにお日様を拝むことが出来た。家を出て歩道へ出ると、街路樹のハナミズキの真っ赤な実が、青空を背景に、一枚の『ボタニカル』の絵を見るようだった。さらに、足を進めると、ハワイアンダンスの衣装に使用されている、頭飾りの羽毛に似た、フワフワとした、ねむの木の花が咲いていた。少し時期外れの花だったが、一生懸命に咲き、いじらしく見えた。丘陵の坂道を上り、神社の森までやって来ると、社殿の裏手にある広々とした畑には、緑々として育つ、ニンジンが、行儀よく並んでいた。空の青、浮かぶ白い雲、神社の森の深緑の杉林、そして、ニンジンの柔らかな緑、腰を下ろして、しばらく眺めていると、目が休まった。林の中で、薄紫色の小さな可愛い花を付けた『ヤマハッカ』を見つけた。今朝のテレビで、西から非常に勢力の強い台風24号が、北上しているとの天気予報があった。今日は、つかの間の晴れ間となるのか、今後の台風の動きが気になる朝だった。

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暑さ寒さも彼岸までか

昨夜から降り続いている雨は、今朝もまだ降り止まず、人も、車も、そして、季節を彩り、咲き誇っている花々まで、びしょ濡れだ。晴れた日だったら、ウォーキングをしている人達に愛でられ、スマホのカメラで、美しい姿を撮影してもらえるのに、可哀そうに、雨に打ちひさがれて、いじけてしまっていた。傘を差していても、草の露で足元から濡れて、冷たさが、上へと染み渡って来る。濡れ鼠の私に、同情してくれるのか、晴れた日に見るよりも、雨に濡れた草花は、より色鮮やかに見せてくれていた。暑さ寒さも彼岸までとは、昔の人は、良く言ったもので、本当に、昨日から急に気温が下がり、少し肌寒さを感じる日になってしまった。群生している釣船草『ツリフネソウ』も、雨に打たれ、名前負けして、船が沈没しそうだった。

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森の妖精、キノコたち

秋雨前線の影響で、はっきりしない天気が続いているなか、温度と湿度が高くなると、林の中では、地中でひっそりと眠っていた、キノコたちが、一斉に目を覚まし、姿を現す。ニョキニョキ、ニョキと、いろいろな姿で、色とりどりの衣装を着けて、踊り出すのだった。ほとんどが、『毒キノコ』と思われるのだが、ひとつとして、名前の知ったものは無かった。子供の頃に採った『ハツタケ』、『ヒラタケ』、『ナメコ』、『シイタケ』は、良く知られているキノコなので、食べられることは知っていたが、今朝見つけたキノコたちは、食すことが出来るものがあるかどうかは、分からなかった。これから、いろいろなキノコが顔を出す事だろうから、面白いもの、珍しいものに、出会えることを楽しみに、ウォーキングをしたい。

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雨の日は、蝶は飛ばず、蛾が飛び回る。

九月も末になると、一雨ごとに温度が下がり始める。雨で光る農道を歩いて行く。雨粒の重たさに、首をひしゃげてしまった彼岸花が哀れに映る。林の中の道に入り、時々、風にあおられ、木立から雨垂れが、バラバラと傘を叩く音にびくっとさせられる。草むらから、秋の虫の鳴き声が、間断なく聞こえてくる。足音を忍ばせて、鳴き声の近くで足を止めると、気配を感じるのか、鳴き声も消える。ジッとして、しばらく立ち止まっていると、立ち去ったと感じたのか、再び、鳴き始めるのだった。雨の日は、蝶は飛ばないが、蛾たちは、活発に飛び交っていた。黄金バットの出で立ちに似た『キバラエダシャク』が、濡れたアザミの葉の上に止まっていた。カメラを近づけると、気だるそうに羽を広げ、ポーズをとるようにじっとしていた。また、『シロヒトリ蛾』のメスが、木の葉に卵を産み付けていた。そして、相撲の行司が着ている、衣装の柄に似た翅を持った、『ウスキオエダシャク蛾』も、見つかった。写真は、キバラエダシャク蛾です。




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蕎麦の花が咲いた

蕎麦の花が咲いた。風に吹かれ、畑一杯に白い波のように揺れていた。来月になると、美味い新蕎麦が食べられる。新蕎麦と呼ばれるものは、秋に収穫されたものを呼び、初夏から夏に収穫されたものと区別していた。秋に収穫された蕎麦は、香り高く、味も格別と言う。なにせ、自称、蕎麦通と言う人は、理屈っぽく、人一倍拘りを持っているので、ウンチクを語り聞かせてからでないと食さないと言う人が多いようだ。蕎麦の日本への伝来は、原産地の中国雲南省からで、奈良時代以前に稲と同じルートで入ってきているのではないかと言われている。食文化から見ても、蕎麦は、古くから食されていたようだ。そば通に言わせると、美味い蕎麦を食すには、三たてと言って、「挽きたて・打ちたて・茹でたて」などと言っている。そして、蕎麦には、そば粉だけの十割蕎麦、そば粉と小麦粉で作るニ八蕎麦があり、ニ八蕎麦は、蕎麦が八割、小麦粉が二割で作ったものを言うようだが、面白い逸話に、江戸時代、蕎麦の値段が16文であったことから、九九の二×八から来たと言う説もある。いずれにせよ、蕎麦を食べる時くらい、理屈抜きの、自分流で食べたいものだ。

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何々こころと、秋の空とは

最近の天気は、朝から青空が広がる上天気と喜んでいても、夕方には曇り、夜になると雨になると言う状況が続いている。これは、夏から秋へと季節が変わる時に(暑い太平洋高気圧が下がり、大陸からの冷たい高気圧が南下してぶつかる状態の時)、発生する秋雨前線の影響なのだ。こう言った気候の変化を昔の人は、『何々こころと、秋の空』と例え、笑っていたようだ。ウォーキング途中で、面白いものを見つけた。それは、吐切豆『トキリマメ』だ。一本の蔓に、花と、青い豆莢(さや)と、赤く色づいた豆莢が付いていて、成長の過程が一度に見られたことだ。そして、完全に熟すと、莢が裂けて、中から黒くつやのある種が2個出て来る。また、吐切豆に似た、痰切(たんきり)豆があるが、この二つを、中々見分け付きにくい。

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秋彼岸

いつもウォーキングで通る、道すがら見るお墓が幾つかあるのだが、日頃は、草ぼうぼう生えていたのが、今朝は雑草が刈られ、きれいさっぱりとしていた。その上、花活けには、色とりどりの花が飾られていた。そうか、今は『秋彼岸』だった。そして、明日は、『秋分の日』、この時ばかりは、先祖供養で賑わってもらいたいと思う。そんな訳で、いろいろな色とりどりの花を探して、秋分の日を飾ってみようと考えながら、カメラのシャッターを切った。まずは、秋分の日に相応しい彼岸花、そして、良く仏壇に飾られているのを見る、百日草、黄花のマリーゴールド、キクイモ、水色のツユクサ、名前不詳の白花、とハナニラの白花など、七色の花を見つけたので、この花々を、秋彼岸を迎えた仏さまに捧げたいと思います。


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冷たい雨の降る朝に

今朝は、早朝から冷たい雨に見舞われるウォーキングとなった。道行く人の姿も降りしきる雨に霞んでしまう程の降りだった。泥濘を踏む、グチョグチョ言う靴音も、慣れて来ると、一つのリズム音に聞こえた。木立が繁り、雨除けの出来る場所で一休み、腰を落として、雨音を聞いていると、雨粒が、目の前の数殊子『ずずご』の葉の上を、その音に合わせる様にして、転がっていた。表面張力によって、コロコロに丸まった大小の雨粒は、葉の上を、次から次へと押し合いへし合いしながら、地上に落ちてゆく。屈した姿のまま、その光景を眺めていると、時の経つのを忘れて、見入っていたら、雨に濡れたズボンから、下着にまで浸み込み、その冷たさにハッとして、立ち上がった。幾分か雨は弱まり、辺りの景色もはっきりとしてきた。帰り道、橋の上から川面を覗くと、雨粒の落ちた跡が、点々と描かれていた。すっかりと冷え切ってしまった体を温めるために、少し早足で歩いて帰った。

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