『我が家のノンベク食生活~交流会~』より 市民放射能測定所について
11月17日に行われた
『放射能社会を生きる連続セミナー
第3回 我が家のノンベク食生活~交流会~ 』
できるだけ放射能汚染されていない安全なものを食べたいという
さまざまな方向からのチャレンジや実践が紹介され
充実した時間となりました。
交流会の中で紹介された「阪神・市民放射能測定所」について
会場での質問への補足が届きましたので、こちらで紹介させていただきます。
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『阪神・市民放射能測定所』より
1.測定所のブログがあります。
http://hanshinshs.blog.fc2.com/
測定所への行き方(阪神電車西宮駅から徒歩3分)、予約の仕方などの他に
これまでの測定結果の一覧も掲載しています。
特に、測定結果については、随時、更新していますので
こまめにチェックしていただけたら、と思います。
2.測定時間は30分です。
準備や片づけも含めて1時間ほどです。
30分で怪しい値が出た場合は、3時間測定、24時間測定など
測定時間を延長して再測定します。(追加料金等は発生しません)
また、より詳細な結果を得たい場合には
関西の他の測定所に再測定を依頼したり
提携している大阪のゲルマニウム測定器で測定するなど
クロスチェック体制も整えています。
3.何ベクレルまで食べて大丈夫か?
もちろん、測定所が、この質問に明確な答えを出すことはできません。
できるだけ被曝を避ける、ということを前提として上で、
それぞれの食材の違いについても考えながら、測定結果を活用してもらいたいと思います。
汚染度は、1kgあたり何ベクレルという形で表しますが
実際に食べる量は、どれくらいなのか。
米と醤油では、1食あたりの摂取量がまったく異なります。
毎食食べるのか、週に1度なのか、年に1度なのか。
生で食べるのか、茹でて食べるのか、皮を剥いて食べるのか、骨まで食べるのか。
食材ごとの体内での吸収率の違いはどうか。
など、その食材がどれだけ汚染されているのか、と
その食材によりどれだけ内部被曝をすることになるのか、は
少し異なります。
4.ぜひ立ち会いを
市民測定所では、依頼者の立ち会いの元で作業を進めることができます。
行政が測定器を持っている場合、役所で無料で測定してもらえるケースがありますが
その場合は、測定物を送る(渡す)と、結果を知らせてくれるというものです。
自分で納得しながら、確認しながら、学びながら測定ができるところが
市民測定所の特徴でもあります。
ですから、測定品を預けたり送ったりして依頼することもできますが
ぜひ一度、立会いの上で測定をしていただきたいと思います。
平日も休日も対応可能です。
5.皆で出し合って
測定料金は1回2000円。
食材は1リットルの量が必要。
これをひとりで用意するのはなかなか大変です。
何人かで声をかけあって、測定に来るのもよい使い方だと思います。
6.測定依頼品のポイント
測定には、1リットルの量が必要です。
できるだけ正確にガンマ線を検知できるように
検出器の回りを覆うように検体を配置するのですが、
そのために、これだけの量が必要なのです。
ですが、実は量が少なくても測定はできます。
ただし、精度が低くなります。
1リットル測定の時に検出限界が1.5ベクレルであれば
0.5リットルで測定した場合には、検出限界が3ベクレルまで上がってしまう。
そのようなイメージで捉えてください。
詳しくは、実際に依頼される場合に
量が何グラムしかありませんと、ご相談ください。
また、放射能測定は、温度がとても大きく影響します。
室温と測定品の温度の差が大きいと、測定結果に狂いが生じます。
ですから、依頼品は、できるだけ常温でお持ちください。
また、測定後の依頼品は、原則は依頼者の持ち帰りとなります。
廃棄や郵送を希望される場合など、依頼の際に相談ください。
なお、測定が終わったものは食べられるのか?という質問もよくあるのですが
米や小麦粉などは、測定後も、まったく問題無く食用にできます。
肉・魚類は常温で取り扱う関係で、状況次第となります。
長時間測定を行うと、測定中に傷みが発生する場合もあります。
7.イベントも活用を
測定所では、主に月に一度、
「無料測定・見学会」や「測定研修・実習会」を行っています。
とにかく一度見てみたいという場合は
こういったイベントの機会もご利用ください。
イベントの日程はブログでチェックください。
『放射能社会を生きる連続セミナー
第3回 我が家のノンベク食生活~交流会~ 』
できるだけ放射能汚染されていない安全なものを食べたいという
さまざまな方向からのチャレンジや実践が紹介され
充実した時間となりました。
交流会の中で紹介された「阪神・市民放射能測定所」について
会場での質問への補足が届きましたので、こちらで紹介させていただきます。
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『阪神・市民放射能測定所』より
1.測定所のブログがあります。
http://hanshinshs.blog.fc2.com/
測定所への行き方(阪神電車西宮駅から徒歩3分)、予約の仕方などの他に
これまでの測定結果の一覧も掲載しています。
特に、測定結果については、随時、更新していますので
こまめにチェックしていただけたら、と思います。
2.測定時間は30分です。
準備や片づけも含めて1時間ほどです。
30分で怪しい値が出た場合は、3時間測定、24時間測定など
測定時間を延長して再測定します。(追加料金等は発生しません)
また、より詳細な結果を得たい場合には
関西の他の測定所に再測定を依頼したり
提携している大阪のゲルマニウム測定器で測定するなど
クロスチェック体制も整えています。
3.何ベクレルまで食べて大丈夫か?
もちろん、測定所が、この質問に明確な答えを出すことはできません。
できるだけ被曝を避ける、ということを前提として上で、
それぞれの食材の違いについても考えながら、測定結果を活用してもらいたいと思います。
汚染度は、1kgあたり何ベクレルという形で表しますが
実際に食べる量は、どれくらいなのか。
米と醤油では、1食あたりの摂取量がまったく異なります。
毎食食べるのか、週に1度なのか、年に1度なのか。
生で食べるのか、茹でて食べるのか、皮を剥いて食べるのか、骨まで食べるのか。
食材ごとの体内での吸収率の違いはどうか。
など、その食材がどれだけ汚染されているのか、と
その食材によりどれだけ内部被曝をすることになるのか、は
少し異なります。
4.ぜひ立ち会いを
市民測定所では、依頼者の立ち会いの元で作業を進めることができます。
行政が測定器を持っている場合、役所で無料で測定してもらえるケースがありますが
その場合は、測定物を送る(渡す)と、結果を知らせてくれるというものです。
自分で納得しながら、確認しながら、学びながら測定ができるところが
市民測定所の特徴でもあります。
ですから、測定品を預けたり送ったりして依頼することもできますが
ぜひ一度、立会いの上で測定をしていただきたいと思います。
平日も休日も対応可能です。
5.皆で出し合って
測定料金は1回2000円。
食材は1リットルの量が必要。
これをひとりで用意するのはなかなか大変です。
何人かで声をかけあって、測定に来るのもよい使い方だと思います。
6.測定依頼品のポイント
測定には、1リットルの量が必要です。
できるだけ正確にガンマ線を検知できるように
検出器の回りを覆うように検体を配置するのですが、
そのために、これだけの量が必要なのです。
ですが、実は量が少なくても測定はできます。
ただし、精度が低くなります。
1リットル測定の時に検出限界が1.5ベクレルであれば
0.5リットルで測定した場合には、検出限界が3ベクレルまで上がってしまう。
そのようなイメージで捉えてください。
詳しくは、実際に依頼される場合に
量が何グラムしかありませんと、ご相談ください。
また、放射能測定は、温度がとても大きく影響します。
室温と測定品の温度の差が大きいと、測定結果に狂いが生じます。
ですから、依頼品は、できるだけ常温でお持ちください。
また、測定後の依頼品は、原則は依頼者の持ち帰りとなります。
廃棄や郵送を希望される場合など、依頼の際に相談ください。
なお、測定が終わったものは食べられるのか?という質問もよくあるのですが
米や小麦粉などは、測定後も、まったく問題無く食用にできます。
肉・魚類は常温で取り扱う関係で、状況次第となります。
長時間測定を行うと、測定中に傷みが発生する場合もあります。
7.イベントも活用を
測定所では、主に月に一度、
「無料測定・見学会」や「測定研修・実習会」を行っています。
とにかく一度見てみたいという場合は
こういったイベントの機会もご利用ください。
イベントの日程はブログでチェックください。
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