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  1.  ホザキナナカマド 2019

     この花にはそっくりさんがあってな、Web上ではよく間違って掲載されておったりするんじゃ。 うっかりすると花爺も間違いそうなんじゃよ。 今日の「見た撮った花」は... 『ホザキナナカマド』 じゃ。    そっくりなのは「ニワナナカマド」という花じゃが、最初から疑いを持って確認をせんと間違うんじゃな。 葉も花もほぼ同じように見えるんじゃ。 ホザキ・・・葉は7-11対の小葉からなる奇数羽状複葉で互生、雄しべは40...

  2.  エゾミソハギ 2019

     名前に「エゾ」がつく植物じゃが、面白いことに九州以北~北海道に分布するんじゃよ。 見た目も「エゾ」がつかないものと、あまり変わらず詳細を見ないと判別できんようじゃな。 今日の「見た撮った花」は... 『エゾミソハギ』 じゃ。    ちょっと見はシソ科か?なんて思えるが、「ミソハギ科・ミソハギ属」の花じゃ。 エゾミソハギはミソハギより大きく、毛が多く、葉の付け根が茎を抱くような特徴がある。 日当たり...

  3.  オニルリソウ 2019

     この花は花爺が初めて取り上げるんじゃが、今まで撮影はしておらんかったんじゃ。 林道脇にたくさんあったが、成長する前に路肩の草刈りで消えてしまったりしてのぅ。 今日の「見た撮った花」は... 『オニルリソウ』 じゃ。    ムラサキ科の「オオルリソウ属」なんじゃが、北海道には「オオルリソウ」は自生しておらん。 よって「オニルリソウ」しかないんじゃが、非常に面白い植物(花)じゃな。 背丈は1メートルほど...

  4.  ヤブジラミ 2019

     日本全土の平地から亜高山まで生育地が広く、いたるところで見られる植物じゃ。 「オヤブジラミ」がそっくりだと言われるが、北海道には分布しておらん。 今日の「見た撮った花」は... 『ヤブジラミ』 じゃ。    藪に生え、鉤状に曲がった刺毛により果実が衣服につくことで「シラミ」に例えたようじゃ。 ただ現代の学者ならこのような名前は付けておらんじゃろう(笑) 分枝した先端に複散形花序をつけ、花は白色の5花...

  5.  ヤマクルマバナ 2019

     シソ科「トウバナ属」の花じゃが、この仲間は見た目での判別が難しいんじゃ。 花爺もどっちにしようか迷うことばかりじゃよ。 今日の「見た撮った花」は... 『ヤマクルマバナ』 じゃ。    別名も多い植物で、エゾクルマバナ、アオクルマバナ、アオミヤマトウバナ、オオミヤマトウバナなど。 北海道〜九州に生え、全体に毛が多く、萼は通常紫色を帯びることなく開出毛が多く、時に短腺毛がある。 ようするに花は白っぽ...

  6.  ニワフジ 2019

     この花は山野での自生は珍しいようじゃな。 普通のイメージでは名前のように「庭」にあるのが当然と思われているようじゃ。 今日の「見た撮った花」は... 『ニワフジ』 じゃ。    花爺が撮ったのは登山道の日当たりの良い傾斜地で咲いていたもの。 残念ながら小さめのもので、他ではまだ見かけておらんのじゃ。 図鑑などでも庭木扱いとなっており、北海道では自生しないともなっておるが。    近くのお寺の境内で...

  7.  ヤマハハコ 2019

     この花は見たらすぐわかる...そんな花の一つかもしれんのぅ。 じゃが、「雌雄異株」という大事なことを忘れておって、闇雲に撮ってしまった・・・ 今日の「見た撮った花」は... 『ヤマハハコ』 じゃ。    キク科の多年草で雌雄異株の花じゃ。 雄株の頭花はほとんどが筒状の両性花、 雌株の頭花はほとんどが雌花で、少数の両性花が混じることもあり、花冠は糸のように細い。 茎の上部に淡黄色の頭花を散房状につけるが...

  8.  ナンテンハギ 2019

     見た目では「クサフジ」や「ハマエンドウ」と間違われそうかもしれんのぅ。 別名で「フタバハギ」とも呼ばれるように、小葉は2個なのが特徴じゃな。 今日の「見た撮った花」は... 『ナンテンハギ』 じゃ。    ナンテンとは異なり木質ではなく草なのが大きな違いかのぅ。 花は6~10月に咲き、淡紫色~紅紫色でいかにもマメ科の花。 本種の若芽を「アズキナ」と呼び食用にする地域もあるんじゃ(岐阜県など)。    ...

  9.  エゾノヨロイグサ 2019

     セリ科の大型植物じゃが、この手のセリ科は似たものがいくつかあるんじゃ。 巨大化する「エゾニュウ」とか「オオカサモチ」「オオハナウド」等々あるのぅ。 今日の「見た撮った花」は... 『エゾノヨロイグサ』 じゃ。    ちょっと虫が多くて申し訳ないが、これがセリ科の大きな花の自然な姿じゃ。 とにかくセリ科の白い花には虫がよってくるんじゃ。 特徴ある茎はふつう紫色を帯び、直立して高さ1-2m、太さは径1-3cmに...

  10.  ミソガワソウ 2019

     花爺がよく通う山では山裾の林道脇と、山頂すぐ近くで群生しておるんじゃ。 背が高く(1m前後)、紫の花を沢山付けるので、よく目につく花じゃな。 今日の「見た撮った花」は... 『ミソガワソウ』 じゃ。    見るからに「シソ科」の花じゃな。茎の断面は四角で細毛が生えておる。 和名は木曽川の支流の味噌川に由来するそうじゃな。 日本固有種で北海道、本州の中部地方以北・奈良県、四国の石鎚山に分布する。   ...