エゾノハクサンイチゲ 2024

　石川県の白山に基づく名前で「ハクサンイチゲ」じゃが、北海道で見られるのは...
　「エゾノハクサンイチゲ」となり「エゾ」が付いておる。

　
　分布は北海道に限らず東北でも見られる花じゃな。
　基本の「ハクサンイチゲ」との違いは？
　　基本種は花の柄が短く４～８㎝、小葉に葉柄があり裂片は幅が広くて先が鈍い。
　　エゾノハクサンイチゲは葉の先は少し丸みを帯びておる。
　北海道では一部は低山でも見られるが、基本は亜高山～高山じゃな。
　高さは15～40 cm程度で茎や葉柄には粗い毛が密生する。
　根出葉は3出複葉でほぼ円形、小葉はさらに2～3回3出状に細かく裂ける。
　6-8月頃に花は散形状に2～6個つく。白色の花弁のように見えるのは萼片で、4～7枚ある。
　花の中心部に雌しべ群、それを取り囲むように雄しべ群が見えています。
　雄しべの数は通常40～80個との事で、雌しべは８個程が普通じゃな。


　　　　
　時に大きな群落も見られる花じゃが、花爺が見た群落は富良野岳の山頂手前の傾斜地。
　大雪山ではあまり大きな群落は見ておらんのぅ。


　※秋～早春は、雪国で花は咲いておらんでな、未掲載の花たちをUPしておる。
　しばらくは周辺の山で見た『高山植物』をメインとして掲載じゃ。
　桜などの開花がGW頃なんでな、今年の花の掲載開始は5月になってからじゃな。
　素人じゃから花の特定でミスがあるかもしれんが、違ったら勘弁な。m(_ _)m


　今日も来てもらってありがたいことじゃ。
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