fc2ブログ
  1.  マイヅルソウ 2018

     北半球の多くの地域に分布するキジカクシ科(旧ユリ科)の多年草じゃ。 春の登山ではよく目にする白く小さな花じゃな。 今日の「見た撮った花」は... 『マイヅルソウ』 じゃ。     二枚のハート型の葉が鶴の翼に見えることから名づいたようじゃな。 暑さにはあまり強くはないが、寒さにはめっぽう強いようで、南の方では山岳地域が多いようじゃ。    春の山野で見かける花としては「どこでも見られる」ほどありふれ...

  2.  キバナオドリコソウ 2018

     別名は「ツルオドリコソウ」と言うが、ツルは見られんのじゃが・・・?? シソ科独特の花で、すぐにオドリコソウの仲間だとわかるじゃろう。 今日の「見た撮った花」は... 『キバナオドリコソウ』 じゃ。     「オドリコソウ」の色違いとも言える花じゃ。 逸出帰化(ヨーロッパ東部~西アジア原産)で、林縁などの半日陰を好む花じゃな。 葉に銀灰色の斑が入る亜種が主に栽培され、現在逸出しているのもほとんどこれじ...

  3.  ムラサキツメクサ 2018

     あまりに見慣れておるから、見逃してしまうほどじゃな。 まさに「目に入らぬ」ほど良く知られている花じゃ。 今日の「見た撮った花」は... 『ムラサキツメクサ』 じゃ。     またの名を「アカツメクサ」とも言うし、「赤クローバー」などとも呼ばれておるのぅ。 葉にV字型の白っぽい模様があるのも特徴じゃな。 同じ仲間の「シロツメクサ」と一緒に、ヨーロッパから牧草として輸入され広がったようじゃ。   シロツ...

  4.  クジラグサ 2018

     葉も細く、花も細くて色は薄い黄色と・・・あまり派手ではないのじゃが・・・ 地域によっては農業の邪魔者として扱われておるのぅ。 今日の「見た撮った花」は... 『クジラグサ』 じゃ。     ヨーロッパ原産の帰化植物じゃ。(アブラナ科) Webでググってみたら、意外と掲載数が少なかった植物じゃな。 花爺が撮った場所は日当たりがあまり良くない乾いた場所じゃった。 繁殖力は強そうな花じゃな。 帰化植物で繁殖...

  5.  コテングクワガタ 2018

     花はとても小さいのじゃが、花姿は気に入っておるんじゃ。 同じクワガタの仲間とか、オオイヌノフグリに似ておる花じゃろ? 今日の「見た撮った花」は... 『コテングクワガタ』 じゃ。    小さなものじゃから、芝地では埋もれて見えないことも多い。 花色は紫~白と変化もあるようじゃな。 「テングクワガタ」という花もあるが、違いは?? これがほとんど区別がつかんのじゃ。   様々な説明を見ても、今ひとつ「...

  6.  シロミミナグサ 2018

     この花は本来は園芸種じゃろうな。 ヨーロッパや西アジアでは自生しておるがのぅ。 日本では園芸種として広がったんじゃろうが、今では野原でもけっこう目につく花じゃな。 今日の「見た撮った花」は... 『シロミミナグサ』 じゃ。    別名が色々あって「ナツユキソウ、セラスチューム、スノーインサマー」等と言われる。 「ナツユキソウ」として流通しておるが、和名のナツユキソウはバラ科の「キョウガノコ」の白花...

  7.  ナナカマド 2018

     この樹木は街路樹などとして名前が知られておるのぅ。 花は白く目立つものじゃが、それよりも秋の紅葉や赤い実が記憶に残るようじゃ。 今日の「見た撮った花」は... 『ナナカマド』 じゃ。      昨日掲載の「アズキナシ」と花はそっくりじゃな。 葉の形がまったく違うのですぐ判別は可能じゃ。 寒い地域に適しているので、北海道の自治体の花として多く指定されておる。(26市町) 硬い木質で「七回カマドに入れて...

  8.  アズキナシ 2018

     バラ科の樹木花で「ナナカマド属」として扱われることも多いんじゃが... 最近の分類では「アズキナシ属」とされているようじゃな。 別名は「ハカリノメ」 今日の「見た撮った花」は... 『アズキナシ』 じゃ。     「アズキナシ」は育てやすいこともあって、近年は公園や街路樹として見かける。 (寒冷地を好み、町中ではあまり大きくならないため) 樹皮は染料に、材は建築、家具、器具などに用いられることで利用価...

  9.  エゾノレイジンソウ 2018

     北海道の亜高山帯~高山帯に生えるトリカブトの仲間じゃ。 大きな花じゃが、色が緑がかっているので群れていないと見逃しもあるじゃろう。 今日の「見た撮った花」は... 『エゾノレイジンソウ』 じゃ。      「エゾレイジンソウ」と「ノ」がつかない呼び方もあるが、どっちかイイのか・・・ ご覧のとおり、黄緑と言えるような花の色なんじゃな。 キンポウゲ科で高さは1mほどになる。 本州中部以北にもある類似の「...

  10.  アオチドリ 2018

     ラン科の「○○チドリ」と言われる仲間のひとつじゃ。 似たような花も少なくないが、どちらかと言えばラン科では「地味な花」かもしれんのぅ。 今日の「見た撮った花」は... 『アオチドリ』 じゃ。     花の色は淡い緑色のものと、紫褐色のものがあるが、これは緑色の方じゃな。 別名は「ネムロチドリ」で、根室地方に自生することから。 この花は特に珍しいものではなく、ちょっとした森や林道脇などで見られる花じゃ...