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  1.  フッキソウ 2020

     ちょっと変わった花とも言えるが、北海道~九州の山裾などで普通に見られるんじゃ。  花とか高山植物というイメージも無いが、一年のサイクルも花の形も面白い植物じゃな。 今日の「見た撮った花」は... 『フッキソウ』 じゃ。     ツゲ科の常緑小低木で、見た目は地を這う草のようじゃが、実は低木の扱いなんじゃな。 上部は斜上して高さ20〜30cmになり、春には白い花をつけ、秋には角が生えたような白い実をつける...

  2.  ツルネコノメソウ 2020

     この植物は毎年のように掲載をためらってしまうんじゃ。 ハッキリ言えば種別の特定に自信が持てんのじゃよ...種類が多すぎて似通っておるしのぅ。 今日の「見た撮った花」は... 『ツルネコノメソウ』 じゃ。    ネコノメソウの仲間は18-20種ほどあるとも言われ、北海道では5-6種のようじゃ。 似通っている上に、成長過程で見た目が変わり、更に変異も多いと言うから始末におえんのぅ。 一応は詳しい人に名前を確認した...

  3.  エゾノイワハタザオ 2020

     またしても似たものが多い「アブラナ科」の白い花じゃ。 ハタザオ属の仲間は成長の過程でもイメージが変わったりして、花爺が間違うことも多いんじゃよ。 今日の「見た撮った花」は... 『エゾノイワハタザオ』 じゃ。    花爺は最初に撮る場所は、まさに名前にあるような岩場に出るものなんじゃよl 茎はほとんど無い状態で、早くも花を付け、日々茎が伸びていくのを楽しんでおる。 茎頂の総状花序に、長さ6~10ミ...

  4.  ナズナ 2020

     日本では北海道~九州に広く分布している植物で、北半球に広く分布しておるんじゃ。 春の花として咲いた頃は可愛らしい姿じゃが、初夏の頃には50cmほどに成長するんじゃよ。 今日の「見た撮った花」は...『ナズナ』 じゃ。     冬越しの根生葉の状態で越冬し、3月頃(1月との解説もあり)から咲き始めるが、北海道では4月後半開花じゃな。 「ペンペングサ」という別名はおなじみじゃな。(三味線草という別名もあり) ...

  5.  ヒメイチゲ 2020

     春先に出る「「イチリンソウ」の中では一番早く花を咲かせるんじゃ(花爺の地域では)。 林の中などに出るが、意外と乾燥した山の斜面などでも見かける小さなはなじゃな。 今日の「見た撮った花」は... 『ヒメイチゲ』 じゃ。    近畿地方以北~北海道に分布するキンポウゲ科の可愛らしい花じゃ。 茎につく葉は3枚が輪生するが、短い柄をもち、3全裂し、縁には鋸歯がある・・・鋸歯がほとんど無いこともある。 直径1cm...

  6.  キジムシロ 2020

     バラ科「キジムシロ属」の花は、見た感じが同じで判別が厄介かもしれんのぅ。 見分けのポイントは『葉』をよく確認することじゃろう。 今日の「見た撮った花」は... 『キジムシロ』 じゃ。    花爺の地域では半年は花が無くなるんでな、その間に花のことは頭から薄れてしまうんじゃ。 春になり一気にアレコレ咲き出すと、どれがドレ?となってしまう。 この花もそんな一つじゃな・・・キジムシロは「ミツバツチグリ」...

  7.  ミチタネツケバナ 2020

     今日は山歩きからの戻りが遅くなったことで、更新も遅くなってしもうたわぃ。 春一番とも言えるような時期に微細な花を付け、徐々に大きく成長をしていく植物じゃ。 今日の「見た撮った花」は... 『ミチタネツケバナ』 じゃ。    普通の「タネツケバナ」は湿った場所が好きじゃが、この「ミチタネツケバナ」は乾燥したような場所を好むようじゃ。 空き地や道端など、どこでも見かけるような『雑草』じゃから、注意して...

  8.  エゾムラサキツツジ 2020

     北海道では桜に先駆けて咲き始める花で、公園や家庭の庭でも見られるんじゃ。 北海道と朝鮮半島北部、中国東北部から東シベリアに分布しているツツジじゃな。 今日の「見た撮った花」は... 『エゾムラサキツツジ』 じゃ。    葉の展開に先立って花をつけるタイプで、花の色は紅紫色で、花径は25ミリから30ミリくらいじゃな。 特徴的な葉は枝先に集まってつき、楕円形~長楕円形で、先はとがらず縁はしばしば外側に...

  9.  エゾキケマン 2020

     ケシ科「キケマン属」の花じゃが、この属の花はかなりの種類があるんじゃなぁ。 実は花を見ると「なるほど」と納得するが、「エンゴサク」も同じ仲間なんじゃよ。 今日の「見た撮った花」は... 『エゾキケマン』 じゃ。     「エゾ」が付くが本州北部~北海道で見られる花じゃな。 この仲間は皆そっくりで判別するのが難しそうじゃが、北海道に分布するのは僅かじゃろう。 「ミヤマキケマン」との区別も、種を比較し...

  10.  コハコベ 2020

     ハコベは日本全土で見られるが、花としてはあまり意識することがないようじゃな。 多くは「草」とか「雑草」との意識じゃろうが、実際は活用範囲も広いんじゃ。 今日の「見た撮った花」は... 『コハコベ』 じゃ。    「ミドリハコベ」という種類があるが、こっちは在来種と言われる。 「コハコベ」は明治頃に日本に帰化したと言われており、こちらがよく見かける方じゃな。 一番の違いは茎が少し茶色っぽいことじゃ;...