ホザキナナカマド 2019

　この花にはそっくりさんがあってな、Web上ではよく間違って掲載されておったりするんじゃ。
　うっかりすると花爺も間違いそうなんじゃよ。

　今日の「見た撮った花」は...　『ホザキナナカマド』　じゃ。


　

　

　
　そっくりなのは「ニワナナカマド」という花じゃが、最初から疑いを持って確認をせんと間違うんじゃな。
　葉も花もほぼ同じように見えるんじゃ。
　ホザキ・・・葉は7-11対の小葉からなる奇数羽状複葉で互生、雄しべは40-50本あり、花弁より長い。
　ニワ・・・葉が6-10対で、雄しべは約20本あって花弁とほぼ同じ長さ。
　葉先がどちらも尖るが、ニワナナカマドの方が先が長く垂れるという違いもある。


　

　

　
　地域や生える場所で、見た目が少し違ったりするものもあるようじゃな。
　蕾や花の一部に淡紅色のものがあったりするんじゃ。
　本州中部～北海道で見られ、低地～山地の林縁などに生え、幹の高さが２～３メートルになる落葉低木じゃ。


　　　　
　園芸店で売られているのは、ほとんどが「ニワナナカマド」のようじゃな。
　
　いずれにしても、パッと見て判別が難しい花、ということじゃ。



　※冬期間は、もちろん花は咲いておらんので、前年度未掲載の花たちをUPしておる。
　素人じゃから花の特定でミスがあるかもしれんが、違ったら勘弁な。m(_ _)m

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