今回は、文末に「ようだ」とか「らしい」、「筈だ」「だろう」という言葉が頻繁に出てくる事を最初に断っておきたい。
なぜ、この様な文末になるかは、英字や中華圏の文章を拙い語学力で、どうにか翻訳サイトを利用して情報を集めているせいなのである。
調べたところによると、「ついに」、と言うべきか、「やっと」と言うべきか?
Eマウントから、Mマウントに変換するAFマウントアダプタが、CONTAX GのAFマウントアダプタを販売している、TECHARTから出るらしい。
発売は春頃になる様だが、大体の仕様は決まっているようだ。
公式かどうかはわからないが、試作アダプタの動画も出回っているので、興味のある物好きな人は確認して欲しい。
https://www.youtube.com/watch?v=zEwpHChOkC0AFの仕組みはアダプタ自体の伸縮によって、レンズ全体を前後させ、ピントを合わせるようだ。
肝心の伸縮幅は、4.5mmとなるらしいが伸縮が、足りなければヘリコイドを操作して合焦させればいいだろう。
「足りなければヘリコイドを操作して」という、この仕組みを使えば、マクロチューブ的に最短撮影距離以上に、レンズを前進させ合焦する事も出来る筈だ。
その他には、Mマウントからの変換アダプタを利用すれば、手始めにLマウントをAF化する事も可能であり、
各種のYC-M、SR-M、PK-M、FD-M、M42-M、F-M と言った具合にMマウントへの変換さえ出来れば何でもAF化する事が可能という事だろう。
誰かこういうの作らないかな、と思っていたのだが、やはりルール無用の大陸で作られる様だ。
翻訳サイトで暗号解析するが如く読み解いていくと、所有しているα7RⅡでAF-SとAF-Cには対応するらしい、位相差AFするのかどうかは良くわからない。
アダプタに記憶させるのか?読み解けなかったが、EXIFについても10種類ほど保存できる様だ。
アダプタのメモリへの書き込み方法や、どの程度の情報を記憶出来るかは、残念ながらわからない。
はっきりとわかっているのは、Mマウントのアダプタを物理的に伸縮させピントを合わせる。
これだけである。
私的に気になる部分として、幾つか挙げると
出来れば、TECHARTで既に販売されているCONTAX GのAFマウントアダプタ同様に、シームレスなMF移行が出来ると有難い。
もう一つは、どの程度のレンズの重量迄、使う事が出来るのだろうか?という点と、駆動音の大きさである。
EマウントとMマウントのフランジバックの差を埋める程度の厚みしかないマウントアダプタに、大きな出力を出せるモーターをセット出来るのかはよくわからない。
私的には、あまり重いレンズは使えない様に思う。
頻繁に300gという言葉がBBS等に出る事から、300g迄なのか?若しくは、それ以上は、手でレンズを支持して等の処置をしなければいけないのか?
何しろ、300gがキーワードだ。
更にモーターの駆動音については、前述したCONTAX GのAFアダプタは、かなりの騒音を発生させる。
それこそ、ミニ四駆並みといって差し支えないだろう。
当然、今回のマウントアダプタも小型のモーターが入る以上、駆動音は発生する筈だ。
せめて、既に発売されているCONTAX Gのマウントアダプタ程度に抑えてあればよいのだが、これも実際に入手する迄はわからない。
私的には、わからないだらけの事ばかりだが、春頃には販売されるらしいので、今回も人柱になるつもりで購入してみるつもりだ。
実際に届いてみたら、AF精度も悪く、駆動音は激しい騒音を出し、それこそカメラ本体の異常をきたす事もあるかもしれないが、あくまで自己責任で対応しようと思う。
そもそも、AFする事が出来る様になったからといって、元々のレンズが素晴らしい描写に変わるわけではない。
古いレンズは、結局のところは古いままだ。
強引にAFさせても写真自体が、大きく変わる事は無いのだ。
それでも、ピントを合わせるのに苦労するような85mmでF1.4という様なレンズで、気軽にAF撮影出来るのであれば試してみたいのだが、所有しているYC 85mm F1.4等は300gなどという重量ではない。
ガラスの塊と言っていいだろう。
到底、今回の話で出ている、マウントアダプタでは重量を支えきれない様に思う。
もし、出来たとしても鈍重なAF速度になってしまうのでは無いだろうか?
結局は実際に発売され、入手する迄はわからない事だ。
差し当たって、今後はコンパクトカメラからレンズを取り出して流用レンズを製作する際には、可能な限りMマウント化する方がいいといえる。
Mマウント化する事によって、自分で加工した流用レンズが、AFレンズになるというのは面白い。
それこそ、ヘリコイド構造によるピント操作から解放されれば、製作難易度が下がってくる流用レンズもある。
それでなくても、今迄は機構上どうしてもヘリコイドを実現出来ない時は、ヘリコイドつきのMマウントアダプタを利用していたのだが、選択肢としてAFアダプタも可能という事になりそうだ。
もっとも、価格や入手ルートも未確定な現在では、のんびりと待つより仕方がないだろう。
ゆっくりと待ってみようと思う。
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テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真
- 2016/01/13(水) 09:07:10|
- マウントアダプタについて
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| コメント:5
こんばんは。
私も動画を見ましたが「本当?」というのが今の印象です。パッと見アダプター自体も大きく無い様なのでストレス無く動かすのはなかなか難しいのでは。はっきりしない映像なので「バチモン?」という印象も拭えません(笑)あれだけ伸びるとおじぎしそうです。
- 2016/01/14(木) 00:08:23 |
- URL |
- 想桜 #-
- [ 編集 ]
>それよりもCONTAX645の絞りをコントロール
なるほど、NAM-1はお持ちですか?
もし、所有されているのであれば
↓こちらで紹介している物で出来ますよ途中で動画ありますのでどぞ
http://yoshiyashi32.blog.fc2.com/blog-entry-37.html#comment79
- 2016/01/15(金) 00:50:00 |
- URL |
- yoshiyashi #zVpgn9mk
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こんばんは
いろんな情報をありがとうございます
α7系には数多くのレンズを使えるメリットがありますから、今後様々なメーカーから各種アダプターが出るといいですね。
というより願望でしょうか・・・
- 2016/01/18(月) 00:25:43 |
- URL |
- にゃおぐらふぁー #-
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