Contax N用のAFアダプタを、購入してみたので N用 Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5を、何日かα7RⅡで使ってみた。
製作者の紹介動画は、
http://youtu.be/h8gKvjT1uNo である。
AFアダプタの出来については写りや取り付けに、特に問題となるような部分はないようだ。
AF精度については、純正のLA−EA3などに近い、特に悪いという事はないと思える。
このAFアダプタは、fringerが製作したものだが、fringerというのは人物なのか?会社の名前なのか?マウントアダプタの名前なのか?正直に言えば、よくわからない。
ネット通販で手に入れたのだが、実際に手元に来るか?とか、ちゃんと動くのだろうか?
と ”?” ばかりで、かなり不安であった。
このマウントアダプタの購入時の段階では、情報が極端に少なかったのだ。
不安を感じつつも注文したが、すぐ確認のメールが届いた。
翌日には発送された旨のメールの届き、その後、品物はEMSで3日程で届いた。
不安な中での注文ではあったが、あまりにも普通だったので拍子抜けしてしまった。
とりあえず、簡単な包装を開け早速取り付けたのだが、特に引掛りなど無く、これもまた、普通に取り付ける事が出来た。
動作については、最初は疑心暗鬼だったのだが、またまたこれも普通に動いた。
一度だけ、接触不良だろうか?AFが動かない事があったのだが、アダプタを取り付け直したら正常に戻った。
ブラックアウトやフリーズといったCONTAX G の AFアダプタにあるような不自然な動作は現時点では、殆ど見られない。
まったくもって普通だ。
今回、入手した物は、ファームウェアをα7RⅡに対応させたものらしい。
前バージョンのファームウェアを使用している人でも、送付すれば有料で書き換えてもらえるようだ。
私的な感想としては、α7RⅡで使用するぶんには、AFは相当早い部類だと思うが、α7Rではやや遅い。
このα7RⅡで早くα7Rでは遅いというのは、LA−EA3と同じような感覚だ。
しかし、概ね良いことばかり言ってはいるが、手放しで絶賛するほどではない。
それなりにクセがある。
私は基本的にフレキシブルスポットで、AFの合焦箇所をきめて撮影する事が多いのだが、このAFアダプタは合焦箇所を中央より大きく外すと暗所では、全く合焦しなくなってしまう。
中央近辺であれば、かなりの精度が出ているだけに残念だ。
とはいえ、MFで使用する事も出来るのだから、どうにもならないという事もない。
MFとAFの切り替え方法については、独特な操作で移行するのだが、躊躇するほどではない。
切り替え方法は、電源投入時の絞り環の位置が、関係している。
MFモードへの移行方法としては、絞りを最小にして電源を投入するとMFモードとして起動する、これによって操作の挙動は一般的なマニュアルレンズのようになる。
AF時には解放測光で動作する電気的な絞りも、マニュアルモードでは実絞り測光となる。
絞り環の回転動作で、電気的に絞りの開閉は行われ、カメラ本体の絞りダイヤルは反応しなくなる。
このMFモード状態では、拡大マニュアル撮影も出来、普通のマニュアルレンズを使用する撮影と変わらないのだが、電化されている為、exifには焦点距離も記録されるし、α7RⅡの手ブレ補正も使えるようになる。
偉そうな物言いになるが、それなりによく考えてあるアダプタだと思う。
AFモードに戻すには、電源を切った後、絞りの位置を最小 "以外" にセットして電源を再投入すればいい。
電源の入切を切り替え操作の合間に入れる為、カメラの起動を遅いと感じている人にはじれったく感じるだろうか?
私的には、じれったくは感じても誰が作ったのも知れない、社外マウントアダプタである事を考えれば充分だと思っている。
なんにせよ、AFできるのである、これで充分だ。
もし、このブログを見てこのAFアダプタを購入しようと思っても、無責任と言われようが自分としては、あくまで自己責任でお願いしたい。
お金を払って購入したが、全くよくわからないのだ。
今回は、「こういうの買ったよ。」 それだけの事として、受け止めていただきたい。
何枚か写真をあげておこうと思うが、いつもの素人写真である。
AFが使えるからといって劇的に、良い写真が撮れる訳ではない。
ただ、楽になる、それだけだと言えるだろう。
いつもどおりの素人写真が、参考になれば幸いである。
α7RⅡ + CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 F8.0
万世橋近辺、いきなり暗めの写真で申し訳ないとも思うが、会社勤めの身から平日昼間からブラブラ出来ないのは、察して欲しい。
α7RⅡ + CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 F8.0
α7RⅡ + CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 F8.0
α7RⅡ + CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 F8.0
ミニチュア撮影している訳ではなく本当にミニチュアを撮影している。
昔の万世橋駅なのだそうだ。
α7RⅡ + CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 F8.0
α7RⅡ + CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 F8.0
α7RⅡ + CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 F8.0
α7RⅡ + CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 F8.0
これだけエアコンの室外機が、並んでいると前を通るだけで熱風が凄そうだ。
α7RⅡ + CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 F8.0
自宅周辺の公園へ
やっと昼間の撮影となる。
α7RⅡ + CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 F4.5
85mm開放での撮影だが、こういった被写体では、ボケがもう少し欲しい。
α7RⅡ + CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 F4.5
リサイクル屋だろうか?
おかしなモノが、貼り付けてあるように見える。
α7RⅡ + CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 F8.0
昔懐かしい銭湯の桶のようだ。
とはいえ、なぜケロリン?
それも大量にだ。
規則正しくビスを、3点づつ使っていることから、それなりに几帳面な施工をしているようだ。
それでも何故?ケロリン?
α7RⅡ + CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 F4.5
α7RⅡ + CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5 F4.5
セブンイレブンの前に停まっていたのだが、出前用?
最後に付け加えておくが、このNシリーズのレンズはとにかく大きくて重い。
せっかく、軽量コンパクトなα7RⅡに、重くて大きなレンズをつけるのは、なんだか勿体無い気がするが、写りは悪くない。
重さを我慢してでも、今日はコレで行こうと思う時は、たまにではあるが無いわけではないのだ。
* フードまでつけると、α7RⅡのコンパクトさ等、どうでもよくなってくる。
とはいえ、自転車でブラブラと、適当スナップでも撮るかと思うと躊躇する。
他に、プラナー50mmと85mmを所有しているのだが、85mmの方は、今回のズームレンズより更に巨大で、重たい。
そのうち、このブログにも紹介したいと思ってはいるのだが、重さからか極端に稼働率が低いうえに、レンズの性格上ポートレート等の人物がモロに被写体になる場合が多く、中々、紹介出来ない。
無難な写真を選んで、数枚出しておくが写りはスッキリとしてお気に入りのレンズである。
α7RⅡ + CONTAX N Planar T* 85mm F1.4 開放
α7RⅡ + CONTAX N Planar T* 85mm F1.4 開放
α7RⅡ + CONTAX N Planar T* 85mm F1.4 開放
せめて、もう少し重量が軽ければ毎日持ち歩いて無難な写真を撮り貯める事が出来るのだが、今、現在ではブログに出せる写真はあまりない。
最後にふりかえって見ると、どうも自分は、Nシリーズのレンズの話題の最後に、重たいとか大きいとか、そんな話になってしまうのだが、人によっては重いの部類に入らない人もいるかも知れない。
写りの感想としては、Nシリーズのレンズは、クリアで、線が細く精細で、歪曲も少なく、現代的な写りだと思う。
私的には、とても良いものだと思っている。
P.S.
今回使用したAFアダプタはNAM−1を使用すれば、中判カメラのContax 645のレンズもAFで使用する事が出来る。
更に重くて大きいレンズ群なので、現時点での入手は考えていない。
* 他のContax N まとめ* 下に表示されている広告のアダプタは、今回の記事で紹介したレンズを使用できます。
(本文で、実際に使われていない物も表示されています)
テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真
- 2015/09/22(火) 21:06:46|
- CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5
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少し時間ができたので
前に購入報告した
CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5を持ってブラブラ写真を撮ってみた
桜も大分咲いていたが16:00と夕方な為、青空と桜的な写真は撮れなかった。
レンズとしては、自分が使うには充分な写りであると思った。
しかし、前回の紹介時の画像から分かるように、大きいのである・・・
持って行こうとなれば、それなりの覚悟がいる。
ただ、単焦点を幾つか複数持って歩くことを考えれば、大きさ等たいした問題でないのかもしれない。
それでも、お気に入りの単焦点レンズの一つ二つは、持って歩きたいので結局はズーム一本勝負とはなりそうに無い。
まずは、何枚か画像を貼って置こうと思うが、いつもどおりPhotoshop Lightroom5.3で、傾きやら色々弄っている
85mmで開放F4.5 まあ、普通に写る、当たり前といえば当たり前か
76mm F4.5
85mm F4.5
どうも自分は、このレンズの85mm近辺の描写が気に入ってるようだ
85mm F4.5
普段触っている、古いレンズのグルグルしたボケに比べるとだいぶ落ち着いていると思う。
47mm F4.0
自分的には、指標を50mmに合わせたつもりだったが・・・
その辺は、アバウトでいいのだろう。
普段ズームを使わないせいか、ぎこちない撮影をしていると思う。
85mm F4.5
やっぱり、85mmが気に入っているようだ
ただ、この手の被写体に85mmは普通といえば普通かもしれない。
85mm F4.5
やっぱり・・・である。
まあ、言えるのは広角側で、寄せて撮影するより85mmにセットして、目いっぱい寄って背景を少しでもぼかしたい
そういうことなのかもしれない
そこまでのツアイス信者でもないし素人なのでツアイスの色乗りがどうのとかは、この際おいて置きたい。
やはり現代的な普通のレンズだなと言うのが感想、本当に良く写る。
大きさが、もう少しコンパクトであれば、積極的に持って行きたいと思う。
外観としては、α7Rには似合わないのかもしれないが、こういうものだと思ってズーム一本で歩くなら、それはそれでいいのだろう。
ちなみに、KIPONのN用電子アダプタの事に触れておくと、Exifにはレンズの焦点距離とF値は記録される、これだけでもたいした物だと思う。
この際、AF出来るアダプタが発売されれば、かなり嬉しい。
今回は、レンズ本体を3万円前半とアダプタを2万5千円で購入したので、
「6万以内でそれなりのズームを手に入れた。」そういうことに、しておきたい。
* 他のContax N まとめ* 下に表示されている広告のアダプタは、今回の記事で紹介したレンズを使用できます。
(本文で、実際に使われていない物も表示されています)
テーマ:写真 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/04/03(木) 00:07:17|
- CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5
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今日は、最近購入したレンズ
CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5で
で行こうと思う。
何故、CONTAX N なのか?
普通、この手のブログに紹介される定番のCONTAXは、所謂ヤシコンツアイスなのだが
先日、発注していたAEと絞りが電子化された、KIPONのアダプタが届いたので自分の備忘録として、ここで紹介しておこうと思う。
正直な事を言うと、このレンズやCONTAXのNシリーズに思い入れは特にない。
ただ、単純に使えるズームが欲しかったのだ。
もっとも、Vario-Sonnar T* 24-85mmが使えるズームなのかどうなのかは、情報が少なすぎる。
実際に使用していた人が少ないからだろう。
遠まわしに言ってるが、要するに売れなかったんじゃないかと考えられる。
じゃあ、なんでそんなレンズ買うのか?
安かったのである。
これは、しかたない・・・
自分は、さして高くもないレンズを50本程度持っているが、ズームレンズは殆ど持っていない。
そもそも、α7Rを使っていながら、Eマウントのレンズは一つも持っていない。
最初から、社外のレンズを使うのを前提として購入したのだ。
じゃあ、何故標準ズームを今更?と、なるのだが・・・楽したい時もあるのである。
普段、旅行に行く際は、広角に24mm、ちょっと広めに35㎜、標準で45㎜、中望遠で85㎜と持っていく
具体的な組み合わせは、
広角に、ミノルタ NMD 24㎜F2.8
ミノルタ MD 35㎜F2.8 またはアダプタ込みでのコンパクトさで
CONTAX G Carl Zeiss Planar T* 35mm F2.0
標準域で、CONTAX G Carl Zeiss Planar T* 45mm F2.0
中望遠域で、Contax/Yashica. Carl Zeiss Planar T* 85㎜ F1.4 だったのだが重くて・・・
PENTAX FA77 F1.8 Limited といった具合である。
標準域については散歩の際は結構気分で、いろいろ持ち歩いてるが旅行ともなるとCONTAX Gの45㎜になる。
と、まあいろんなマウントのレンズ持っていくのだが、基本的に自分は撮影の為の旅行というのはしない。
これから先は、解らないが今迄したことはない。
何かしらの目的、主に釣りなのだが、その合間を縫って町並み等を撮影してまわるのである。
いや、もはや撮影してまわるなどせず、思いつくまま商店や路上でシャッターを切っていく。
路上で、単焦点レンズをとっかえひっかえしながらの撮影は、ある意味では苦行であるが
馴れればものの数秒で、カバンの中のレンズと取り替えられるようになる。
でも、でもである・・・ズームもあっていいじゃない。
そこで、純正レンズも含めていくつか候補を考え今回のレンズの購入に至った。
まず、2000年以前のレンズは候補から外した、ズームはやはり新しい物がいいらしい。
純正の標準である
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870は、値段は安い、利点はAFが使える
なんといっても、純正である。
Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Zこれも、純正だが高い・・・これを、買うなら中古でAマウントの
Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM SAL2470Zを、購入したくなる
もっとも、重量は1kg近いが、2.8の通しは魅力がある。
レビューも多く欲しい一本である。
CONTAX G Vario-Sonnar T* 35-70mm F3.5-5.6これは、軽いし小さくてコンパクト
新品は製造されておらず中古でしかない。
現在の相場は割高のような気がする。
6万円を超えている。
ただ、純正に比べれば安い。
AFについては、AFの使えるマウントアダプタはある、実際アダプタも持っているが時にはMFの方が使いやすい。
その程度のアダプタである。
また、発売年も1999年と微妙に2000年代でない
で、最後に
CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5これは、大きい・・・とにかく大きい
新品は製造されておらず中古でしかない。
レビューも少なくどんな写りか未知数・・・
電子式のマウントアダプタが出たばかりで、好奇心全開かつ、いずれAFアダプタ出るかもしれない。
値段も、オークションで3万円前半、アダプタについてもアマゾンで2万5千円と両方で6万円しなかった。
結局は好奇心に負けて人柱的に、このレンズを購入してしまった。
↑↑アダプタ詳細は、こちらで見てほしい。↑↑
先鋭的だとは、思う・・・
取り付けた感想としては、大きい、とにかく大きい
写りも期待してしまうが、たぶん普通に写るで終わってしまうだろう・・
後日、画像をアップしようと思う。
CONTAX N と α7R (2)へ* 他のContax N まとめ* 下に表示されている広告のアダプタは、今回の記事で紹介したレンズを使用できます。
(本文で、実際に使われていない物も表示されています)
テーマ:写真 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/03/18(火) 23:49:01|
- CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5
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