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INDUSTAR-61L/Z-MC 50mm F2.8 M42 と α7RⅡ


今回は、この時期盛んになる夜間のイルミネーションを撮影をしてきたので、幾つか写真をあげていこうと思う。

使用したレンズは、前にも紹介した旧ソ連時代のインダスターである。

変わった絞り羽根の形状を利用し、積極的に光源を捉えて星型のボケを出したいのだが案外難しい。

理由は、星型のボケを得る為には、ピントを外れた部分に光源が必要だからだ。

絞りの形が星形となるF5.6~F8.0の間では、合焦位置を工夫しなければ、ピントを外すこと事態が難しい。

1mくらいの位置に被写体を合焦させ、背後の光源が5m以上離れていれば星型の光源ボケを捉えることが出来る。

画角も含めて、こういったシチュエーションを探すのに苦労する事を考えると、単焦点である本レンズは少々扱いにくい。

ボケフィルターを使って、適当な標準域のズームレンズを使用した方が良いのかもしれない。


慣れてきたら市販のボケフィルターを参考にして、オリジナルの物を作って見るのも楽しいだろう。
そのうち、ボケフィルターを使った撮影も紹介してみようと思うが、今回はインダスターでの写真をあげていこうと思う。
INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F8.0
INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F8.0
後楽園のラクーアに来てみた。

INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
このイルミネーションは年を通しての常設の物だったと思う。

INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
早速、星形のボケを出す。

INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
こういった、写真では星形のボケを出すことはできない。
F5.6~F8.0ほどの程よく絞った写真になるだけだ。

INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
これもボケをだしているわけでも、光源を意識もしていない。
後楽園といえば、ドン・チャックということで撮っておいた。
ドン・チャックを見ていると、幼少の頃、父が後楽園に連れてきてくれた事を思い出す。

INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
今年のテーマのイルミネーションらしい、去年はウルトラマンだったように思う。

INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
こちらも、常設のピラミッド型イルミネーションだ。

INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
少し広い範囲で撮影したが、もちろん星型を出せるシチュエーションではない。

INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
星型を出すなら、このくらいピントが外れていなければならない。

INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
星型を出せたが、どうにも星が小さい。
もっと大きくボケないと、ハッキリした星を出すのは難しい。

INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
趣向を変えて、クリスマスイメージな飾りを撮影してみる。

INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
星型は出せているが、写真としては特に面白くはない。

INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
水面に浮いている光るボールを撮影するが、被写体が遠すぎる。
これでは、やはり星型のボケを写すことはできない。

INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F8.0
INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F8.0
こちらも、常設のイルミネーションだが、F8.0まで絞り込んで星型を忘れて撮影する。
どちらにせよ、このイルミネーションの距離では星型を写す事は出来ないからだ。

INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8 F5.6~8.0
こういった比較的距離の近い被写体にピントを合わせ、背景に光源があれば星型を写すことができる。

とはいえ、自分としてはあまり気に入った写真とは言い難い。

ボール自体に傷が多く、あまり美しくない事と、背景の光源が少ないせいか星が少ない・・・

今回の撮影ではインダスターを使ってみたが、夜間でのF5.6~F8.0の絞りというのはどうしても暗い。

シャッタースピードが、遅くなり過ぎてしまう。

三脚まで出す気になれない自分としては、α7RⅡの手振れ補正にかなり助けられた。

とはいえ、手振れ補正にも限度はある。

RAWでの記録をしている自分は、アンダーな露出でシャッタースピードを稼ぎ、ライトルームでの現像時に好みの明るさを得る事にした。

ISO値を上げて増感させれば同じ事だが、感度を上げ過ぎてしまい、光源周りの情報が白飛びしてしまうのを避けるためだ。

更に言えば、現像時に増感した分のノイズを、現像ソフトのノイズリダクションで調整した方が自分の好みの画質を得られやすい。

結局は、自分の好みが優先されるのは、趣味なのだから当然だろう。

私的には、好みの仕上がりを求めて試行錯誤、現像ソフトを触っている時間も楽しいと思っている。

いつもどおりだが、趣味の写真なのだから楽しめればそれでいいのだ。


* 下に表示されている広告のアダプタは、今回の記事で紹介したレンズを使用できます。

  (本文で、実際に使われていない物も表示されています)
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テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真

  1. 2015/12/18(金) 04:16:37|
  2. INDUSTAR-61L/Z-MC-50mm-F2.8-(M42)
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CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 とα7RⅡ


今日は、CONTAX N のプラナー 50mmで、紅葉でも撮りたいなぁ、と適当に仕事の合間に六義園に行ってみた。

夕方に到着したのだが、入り口にちょっとした行列が出来ている、紅葉の時期だからだろう。

かなりの人が、そこかしこ思い思いの場所で記念撮影をしたり、色づいた木々の葉を眺めている。

もちろん、平日の夕方だけに大多数の来園者達は自分とは違って、日々の糧を得る為の労働から解放されたような、それなりの歳を重ねた人達が多い。

外に止めてあった、観光バスで来たのかもしれない。

ここは、都内の庭園としては、そこそこに大きい日本庭園である。

都内の庭園というと、清澄庭園、古河庭園、六義園、小石川後楽園、と、幾つかあるが、大体は旧財閥系の所有物だったりしたものである。

この六義園の場合は、徳川五代将軍・徳川綱吉の側用人・柳沢吉保が、自らの下屋敷として造営した大名庭園である。

その後、明治時代に入って三菱財閥の岩崎弥太郎が購入して、最終的には東京市に寄贈されたそうだ。

当然、今は東京都の管理となり都立庭園となっている。

詳しい歴史や疑問などはウィキ等を参照して貰いたい、前述している徳川五代将軍~の辺りは、ウィキを参考にさせてもらった。

入園料に300円を支払って、早速、園内に入って行ったのだが、日が暮れる直前である。

どうにも、暗い。

いつも通り何枚か写真をあげていくが、今回は露出の足りない分を、現像で「どうにか」してしまった感が強い。

言い換えれば、「見たままではなく、感じたままに」、だ。

こういうとカッコいいが、簡単に言えば、足りない露出を調整して適当に現像したのだ。

ありのままを、写真とおっしゃられる先生方には、気に食わない行為かもしれない。

自分としては、「楽しめればいい」、コレに尽きる。

「暗い写真になるから、撮るのやーめた」

これでは、昼間働いてる勤め人としては、写真自体撮ることが出来なくなってしまう。

自分の休日に、紅葉などの自然現象は合わせてくれないのだ。

とはいえ、コレも私的な考えに過ぎない。

いつも通り楽しめれば、自分は問題ないのだ。

α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 F8.0
α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 F8.0

α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 開放
α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 開放

α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 開放
α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 開放

α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 F8.0
α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 F8.0

α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 F8.0
α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 F8.0
茶屋とかあるようだが、結構な値段なのと陽気的に時期ではないだろう。

α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 開放
α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 開放
がっつり茶屋の中を撮ろうと思ったが、結構な人数が写ってしまう。
やはり個人を特定できる写真を、ネットに出すのはどうかと思うので目一杯ぼかす事にした。

α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 F8.0
α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 F8.0

α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 F8.0
α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 F8.0

α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 F8.0
α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 F8.0
かなり暗くなってきた。
夕焼けが池に写り込んでいるが、もう少し見たままは色鮮やかだったと思う。

α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 開放
α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 開放

α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 F8.0
α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 F8.0

α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 F8.0
α7RⅡ+ CONTAX N Planar T* 50mm F1.4 F8.0
最後は園外へ、すっかり暗くなってしまった。

もう少し早い時間に撮影に来るべきだろうが、師走のこの時期ともなれば、それなりに忙しい。

そういうもので、片付けるより仕方ないだろう。

出来れば今秋が、完全に終わって、冬になってしまう前に、どこかしらで秋の写真を撮りたいという事で今回は終わりたい。

* 他のContax N まとめ


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  1. 2015/12/10(木) 00:38:32|
  2. CONTAX N Planar T* 50mm F1.4
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