Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 MC
フォクトレンダー ノクトン クラッシク 40mm F1.4 MC
今日は、このレンズ、Mマウントである。
このマウントのレンズと言えばライカなのだが、主に金銭的な理由でライカのレンズはそんなに持っていない。
このレンズの最初の購入動機は、昔よく使っていたミノルタMC ROKKOR 58㎜ F1.4をN EX6で使う際に、
焦点距離が少々長く感じたからだ。
NEX6のAPS-Cセンサで、焦点距離が1.5倍の長さになると少し使いにくい。
そこで、換算58mm近辺でF1.4、そして出来れば、軽くてコンパクトなレンズを探していたところに、このレンズを見つけた。
40mmという焦点距離はAPS-Cに換算した場合、60mmという事で58mmに近く、F値も1.4と申し分ない。
価格も手頃で、CONTAX Gの45mmを非常に気に入っている自分は、同じレンジファインダー機のレンズに興味もあり、試して見るかなぁと軽い気持ちで購入してみた。
マウントアダプタはHawk's Factory製 Eマウント用 補助ヘリコイド付 Mアダプタ(ノブ付) Ver3を購入した。
このレンズの最短撮影距離は70cmと、レンジファインダー機のレンズとしては一般的なのだが、やはり自分的には寄れない部類になってしまう。
この寄れない状況を改善したいが為に、このアダプタを購入したのだ。
このアダプタは、アダプタ胴体のヘリコイド操作にて、レンズ全体が前進するようになっている。
レンズの焦点距離にもよるが、かなり寄れるようになる。
接写リングを間に入れるより、手軽なヘリコイド操作でレンズを前後に出来るのは非常に簡単で、「おっ、これ以上ムリか」
という時に、なんのこともなく最短撮影距離以上に、被写体に近づく事が出来る。
Eマウント機の薄いフランジバックから、こういう機構を間に挟める様になったのだが、実機であれば思いもしないような使い方が
それによる描写の悪化などを差し引いても素人の自分には面白い。
幾つか写真を、貼り付けるが正直な事を言うとα7Rを買ってからは、あまり出番の無いレンズである。
悪いレンズとは、思わないがどうにも自分には使いにくいのである。
フォーカシングレバーを使ってヘリコイドの操作をするというのが、どうにも馴染めない。
でも、カッコいい。外観もα7Rに、良く似合ってると思う。
もう一つ使わなくなった理由としては、最近のレンズでありながら、なんというか・・・
マルチコーティングのMCでも、ちょっとした光源でフレアによるコントラストの低下もある。この感じだとSCは、もっと色々あるのかもしれない。
あくまで好みの話しなのだろうと思うし、レンズの名前自体にもClassicと付けているのだから、大体あってるんだと思う。
そもそも、MC ROKKOR 58mmの代わりになる様な物を求めていたし光源や逆光に対する描写等も含めて、似た様な物でいい・・・はず、なのだが・・・
最近の現行レンズ購入だったので、少し期待し過ぎてしまったのだろう。
気を使わないで、写真を撮りたいと思う時には使うのを躊躇してしまう事が多い。
現在は、主にα7Rを使っているので焦点距離の問題もなくなってしまい、この焦点距離を使いたい時には
CONTAX GのPlanar T* 45mm F2や、ペンタックスのFA43F1.9limitedなどを持ち出しているので、益々、使わなくなってしまったのだ。
ただ、何度も言うがカッコイイ、それとノクトンである、昼間の描写を云々よりも、Noktが「夜」という意味なのだから夜間の撮影で真価を発揮するのでは?と、手放さないでいる。
α7R+Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 MC
F4
α7R+Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 MC
F1.4開放
α7R+Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 MC
F4
α7R+Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 MC
F4
めいっぱい逆光では、当然フレアである
これは、極端な例
α7R+Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 MC
F1.4開放
α7R+Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 MC
F4
このくらいまで、絞れば案外普通である。
α7R+Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 MC
F4
ヘリコイドアダプタの操作で大分寄れる。
α7R+Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 MC
F4
これも、寄っている
α7R+Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 MC
F4
自分の用途では充分写ると思う、焦点距離の問題がなければ積極的に使うのかもしれない。
夜間の撮影も含めて今後の課題としておきたい。
* 他の Voigtlander NOKTON Classic 40mm まとめ* 下に表示されている広告のアダプタは、今回の記事で紹介したレンズを使用できます。
(本文で、実際に使われていない物も表示されています)
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テーマ:写真 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/04/06(日) 12:09:50|
- Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 MC
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少し時間ができたので
前に購入報告した
CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5を持ってブラブラ写真を撮ってみた
桜も大分咲いていたが16:00と夕方な為、青空と桜的な写真は撮れなかった。
レンズとしては、自分が使うには充分な写りであると思った。
しかし、前回の紹介時の画像から分かるように、大きいのである・・・
持って行こうとなれば、それなりの覚悟がいる。
ただ、単焦点を幾つか複数持って歩くことを考えれば、大きさ等たいした問題でないのかもしれない。
それでも、お気に入りの単焦点レンズの一つ二つは、持って歩きたいので結局はズーム一本勝負とはなりそうに無い。
まずは、何枚か画像を貼って置こうと思うが、いつもどおりPhotoshop Lightroom5.3で、傾きやら色々弄っている
85mmで開放F4.5 まあ、普通に写る、当たり前といえば当たり前か
76mm F4.5
85mm F4.5
どうも自分は、このレンズの85mm近辺の描写が気に入ってるようだ
85mm F4.5
普段触っている、古いレンズのグルグルしたボケに比べるとだいぶ落ち着いていると思う。
47mm F4.0
自分的には、指標を50mmに合わせたつもりだったが・・・
その辺は、アバウトでいいのだろう。
普段ズームを使わないせいか、ぎこちない撮影をしていると思う。
85mm F4.5
やっぱり、85mmが気に入っているようだ
ただ、この手の被写体に85mmは普通といえば普通かもしれない。
85mm F4.5
やっぱり・・・である。
まあ、言えるのは広角側で、寄せて撮影するより85mmにセットして、目いっぱい寄って背景を少しでもぼかしたい
そういうことなのかもしれない
そこまでのツアイス信者でもないし素人なのでツアイスの色乗りがどうのとかは、この際おいて置きたい。
やはり現代的な普通のレンズだなと言うのが感想、本当に良く写る。
大きさが、もう少しコンパクトであれば、積極的に持って行きたいと思う。
外観としては、α7Rには似合わないのかもしれないが、こういうものだと思ってズーム一本で歩くなら、それはそれでいいのだろう。
ちなみに、KIPONのN用電子アダプタの事に触れておくと、Exifにはレンズの焦点距離とF値は記録される、これだけでもたいした物だと思う。
この際、AF出来るアダプタが発売されれば、かなり嬉しい。
今回は、レンズ本体を3万円前半とアダプタを2万5千円で購入したので、
「6万以内でそれなりのズームを手に入れた。」そういうことに、しておきたい。
* 他のContax N まとめ* 下に表示されている広告のアダプタは、今回の記事で紹介したレンズを使用できます。
(本文で、実際に使われていない物も表示されています)
テーマ:写真 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/04/03(木) 00:07:17|
- CONTAX N Vario-Sonnar T* 24-85mmF3.5-4.5
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