
ブログ更新の間が随分と開いてしまったのだが、前回に引き続き、今回もVoigtlander NOKTON 50mm F1.1 の適当スナップをあげておこうと思う。
前回もその前にも思ったが、このレンズは被写界深度が浅い。
絞りを開放した状態では、ファインダーを覗く度に面を喰らってしまう。
すぐF4.0程度まで絞り込むのだが、それではF1.1の意味が無い。
どうしても、F1.1で撮りたい被写体とは何だろうか?
低照度での撮影では、それなりに重宝するのだが、手ブレ補正と高ISOでのノイズ処理は日進月歩で進歩している。
自分は、このレンズを使えば使うほどに、考え込んでしまうようだ。

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 開放
近所の公園に今年も鴨がやってきた。
暗い中にこっそり撮りにきたのだが、微妙に首を動かすのでブレが出てしまう。
開放でSSを稼いで見るつもりだったが、想像以上に甘い描写となってしまった。

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 F2.8

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 F8.0

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 F5.6

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 F5.6
某管理釣り場に来た、昔はもっとフライで釣りしたんだけどなぁ。

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 F4.0
外で焼くのも、たまには良い。

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 F2.8
猫もやってくる。

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 F4.0
後輩の子供だ、猫がくれば子供だって喜ぶ。
* 下に表示されている広告のアダプタは、今回の記事で紹介したレンズを使用できます。
(本文で、実際に使われていない物も表示されています)
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- 2016/11/28(月) 12:21:08|
- Voigtlander NOKTON 50mm F1.1
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今回は久し振りにフォクトレンダー ノクトン 50mm F1.1 を、防湿庫から引っ張っり出して適当に散歩写真を撮ることにした。
今回はF1.1のレンズである事から、夜間での低照度撮影を意識してみた。
前回の更新時には、Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 での夜間の散歩写真を主にしたのだが、やはり暗く感じる事が多かった。
それで、F1.1ならどうだろう?という事で今回のレンズを持ち出してみる事にしたわけだ。
実は、このレンズで夜というより低照度での撮影をした事が無かったように思う。
暗めの環境で試したのは、購入時に室内で適当にEVFを覗いたくらいではないだろうか?
たぶん、F1.1での開放絞りによる被写界深度の薄さばかり気にして低照度での撮影はあまりしなかったのかもしれない。
前回、ブログで紹介した際にも薄い薄いと書き込んでいる。
そんなわけで、今回は、被写界深度の薄さは置いておいて低照度撮影を主体にして撮影してみることにした。

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 開放
今回は浅草に来てみた。

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 開放

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 開放
Photoshop Lightroomで、縦横の比率を補正してみた。
今回の写真もすべてレンズプロファイルを使用して歪曲等は全て補正してあるが、それ故にレンズ自体の持ち味がどうこう~というのは、わかりにくくなってしまった。

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 開放
この写真は、AF任せで真ん中の提灯にピントを合わせたつもりだったが、微妙にピントはあっていないようだ。

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 開放

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 開放

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F4.0
浅草では定番の被写体だろうか?
よく見る構図だ

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 F8.0

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 F8.0

α7RⅡ + LM-EA7 + Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 F8.0
せっかくのF1.1である。
絞りを開放にしての撮影が多くなってしまった。
被写体との距離を適切にとれば、開放での描写でも被写界深度の薄さを意識せずに撮影出来たのだが、
実際PC上で拡大して細部をみると、「甘い」という印象だ。
少し絞ってF4.0程度にすれば落ち着いた描写になるのだが、F1.1のレンズを使用している意味が薄れてきてしまうように思う。
今回は被写界深度での描写ではなく低照度下でのF1.1というレンズの使用感を確かめたかったわけだから、
あまり絞り込んでは台無しだ。
結果としては、あまりISOを上げずにソコソコのシャッター速度で撮影する事が出来たのだが、
最近のデジカメの高感度撮影はかなり進歩しているので、やはり絞ったうえで描写や全体の均質感を確保した方が良い様にも思う。
高感度撮影時に発生するノイズもPhotoshop Lightroomでいつもの様に補正する事も出来るし、今回も何枚か処理過程を加えている。
ちなみにF8.0まで絞ると写りは良いし、解像もグッと上がってくる。
しかし、「このレンズで無くてもいいのでは?」と思わない事もない。
結論らしい結論は、このブログでは出す必要もないし個人的にも意味のある事には思えない。
敢えて結論を出すとすればF1.1を使いたい被写体がある時には他に替えの効かないレンズであるという事だろうか?
しばらくは、付けっ放しにして楽しんで見ようと思う。
* 下に表示されている広告のアダプタは、今回の記事で紹介したレンズを使用できます。
(本文で、実際に使われていない物も表示されています)
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- 2016/10/20(木) 02:48:43|
- Voigtlander NOKTON 50mm F1.1
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今日は、Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 (フォクトレンダ ノクトン)の話し
前回から、随分と更新をしていなかったので、撮影自体していなかったのかというと案外そうでもないのだが
暑い時期は何を撮っていいかわからなくなる事が多い・・・、鞄からカメラを出すのも億劫になってしまう。
気を取り直して今回はタイトルにあるように、Mマウントのレンズである。
MC ROKKOR 58mm F1.2を手に入れてから、どうにもF値の低いレンズに興味が湧いてしまい
一時、LEICA Noctilux 50mm F1.0 を、本気で欲しくなってしまった。
結局は、金銭的な理由から諦めるよりなかったのだが熱が冷め切らずに、今回、紹介するレンズを購入してしまった。
もっとも、到底、Noctiluxの替わりにはならないと思うのだが比較的安価に手に入れることが出来たので、
これはこれで、良いと思うし充分満足した。
ノクチルクスを、実際に使った事がないので比較は出来ないのだが、趣味でブツブツ言いながら、
違いもわからず、このレンズで撮影してみるのも、別にプロじゃないのだから問題ない。
アダプタについては前に、Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 MCを
紹介した際に使用していた、Hawk's Factory製 Eマウント用 補助ヘリコイド付きを使った。
このマウントアダプタ、Voigtlander NOKTON Classic 40mm F1.4 MCを使った時にも思ったのだが
もしかしたら、アダプタ本体に若干のケラれがあるのかもしれない。
何故、そう思ったかというと自分が使っているのは
Hawk's Factory製 Eマウント用 補助ヘリコイド付 Mアダプタ(ノブ付) Ver3である。
現在は販売されていないのだが、Hawk's Factoryでは新しく、
SONY α7(R)対応補助ヘリコイド付ライカMアダプター HF-0020
という製品に置き換わっているのだ。
リンク↓

SONY α7(R)対応という文言が微妙に引っかかる。
新製品では、無限遠の調整ロック機能があるようだ。
アダプタに補助ヘリコイドを持っているからこその機能だろう。
しかし、補助ヘリコイドをつけることによって弊害もある。
単純にフランジバックを合わせるだけならば、長さを合わせた只の筒でいい。
リンク↓

只の筒であれば、特別にフレアカッターなどの内面反射防止板の類いが付いていなければ、素通しの輪っかである。
アダプタ起因の周辺の減光や、ケラれなどは発生することはないだろう。
しかし、所有しているヘリコイド付きのアダプタは機能上、内筒と外筒の2つの筒にわかれている。
Eマウント側の方に外筒、所定のマウント側に内筒といった具合である。
外筒の中の内筒を前後させることによって、レンズ本体をマウントごと移動させている。
ここで問題になるのが、内筒の内径である。内筒の内径が狭ければ、周辺減光やケラれといった問題が出ることになる。
そのうち、コシナあたりのフルフレーム対応製品を購入して素人検証してみようと思う。
とりあえず、今回のレンズの感想としては「薄い・・・」、この一言につきる。
別に、頭やレンズが薄いわけではない。
開放で使用すると、被写界深度が浅過ぎて不思議な気持ちになる
薄いピントの範囲を、不思議な気持ちで眺めてしまう。
最近のレンズらしく、ちゃんと解像もする。
開放で使っても、ピンのある部分は、それなりにカリッとした描写だ。
素人ながら、こういうのも悪くないという感想を持った。
例によって、いくつか画像をあげていこうと思う。

α7R+Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 開放
せっかくのF1.1なので、その開放での撮影が多くなってしまうようだ。
手前の提灯の文字にピンを合わせているのだが、ピンのある部分はそれなりにくっきりしている。
開放での撮影だから甘い描写と言う事は特に無いと思えた。

α7R+Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 開放
背景にでるグルグルするような描写も、特に気にするほど出てはいないように思う。

α7R+Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 開放

α7R+Voigtlander NOKTON 50mm F4.0

α7R+Voigtlander NOKTON 50mm F8.0

α7R+Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 開放

α7R+Voigtlander NOKTON 50mm F4.0

α7R+Voigtlander NOKTON 50mm F8.0
三脚を使って固定しているわけではないので
厳密な比較は出来ないが、2種類の被写体の絞りによる描写の変化をあげてみた。
開放付近は独特の描写を感じる。
まさに、「薄い」である。
F値が低いレンズはいいレンズだとは思った事がなかったのだが
私的には、この開放の為だけに持って歩くのもいいのではと思った。
ただ、重量はそれなりにある、α7Rの本体とほぼ同じ重さである。
使いたい瞬間を、想像できなければ持ち出すのを躊躇してしまうかもしれない。
* 下に表示されている広告のアダプタは、今回の記事で紹介したレンズを使用できます。
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- 2014/09/17(水) 04:00:12|
- Voigtlander NOKTON 50mm F1.1
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