今回、紹介するFA43mmF1.9 Limitedというレンズはペンタックスの最近のレンズである。
ペンタックスのFAと名前に付くレンズはフルサイズ用レンズだそうだ。
描写や解像も、いままで記事に紹介しているオールドレンズの類いに比べると、素人の自分でもわかるほどにとても良い。
某価格系掲示板によるとFA Limitedシリーズはペンタックスユーザーなら手に入れておきたいレンズだそうである。
しかし、自分はペンタックスのカメラを持っていない。
購入にあたっていくつか動機はあるが、その中のひとつに、このレンズを本来の画角で使用したいというのがあった。
現在、ペンタックスからはフルサイズセンサを搭載した、カメラは発売されておらず。
本来の画角で使用する為には、ペンタックスのフィルム機で使用するか、
canon にアダプタでフルサイズ機に取付けなければ、使用する事は出来ない。
本家のペンタックスユーザーでさえデジタルで使用するには、
APS-Cの画角でしか使う事が出来ないレンズを、SONYのα7Rで使用できるというのは面白い。
これが、主な購入動機である。
ネタに走ったつもりは無いのだが振り返って考えて見ると、甚だ疑問も残る。
ただ、ペンタックスユーザーの特権の様に語られるレンズである。
興味が湧かない訳がない。
α7Rのフランジバックであればアダプタを使って、各メーカーのマウントの垣根を越えて、この特権を享受出来るのである。
素人ながら試してみたいと思い購入してみた。
ただ、
FA77mmF1.8 Limitedも同時に購入したのだが双方の使用頻度を比べるとFA43mmは、あまり持ち出していない。
この標準域に近い画角のレンズは、新旧入り混じって複数所有しているので、必然的に持ち出し回数が減ってしまうのだ。
レンズ自体は小さくてコンパクト、アルミで出来ており非常に軽い、残念なのはアダプタのほうが若干大きいところである。
先日、釣行時に携行したので、いくつか画像を上げようと思う
α7R+FA43mmF1.9 Limited F1.9開放
このレンズの絞り開放描写は気に入っている
ピントの合焦している部分は、普段つけている古いレンズと違いシャープである。
画角も使いやすい。
α7R+FA43mmF1.9 Limited F4.0
α7R+FA43mmF1.9 Limited F8.0
α7R+FA43mmF1.9 Limited F1.9開放
とまっている猫であれば・・・
MFでの撮影になるが、開放時の方がコントラストが分かりやすく、ピーキングによる撮影はしやすいように感じる。
α7R+FA43mmF1.9 Limited F1.9開放
朝日が入るような、撮影だと若干のコントラストの低下も感じるが、それでも、シャープだと思う。
α7R+FA43mmF1.9 Limited F8
逆光ではあるが、目立ったフレア等も見受けられない。
かなり気に入っている。
あくまで個人的な意見であるが、絞り開放時の周辺減光はそれなりにある。
私的には、Photoshop Lightroom等を使って気に入らなければ調整すれば問題ない。
又、最近のレンズであることからレンズプロファイルも用意されている。
好みで使用すれば歪曲等も修正されて、容易に表現の選択肢を増やすことができると思う。
* 下に表示されている広告のアダプタは、今回の記事で紹介したレンズを使用できます。
(本文で、実際に使われていない物も表示されています)
PENTAX マウントアダプタ
テーマ:写真 - ジャンル:趣味・実用
- 2014/05/13(火) 04:00:09|
- FA43mmF1.9 Limited
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