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【ネタバレ注意】涼宮ハルヒの鬱(笑) その2

***
2008/03/25(火)
621 名前:寄生投稿者番外編 ◆q.uOby8eQA :2008/03/23(日) 13:04:03.00 ID:ZGg2geXiO
朝倉「こういうスレが立つ度に寄生するわね」
長門「しかも殆どが未完のままスレが落ちる」

キョン「ま、所詮はその程度の作品しか書けない作者だからな」
俺「どうせ俺は使い捨ての役立たずですよ…」
ハルヒ「あの…元気出して下さい」

みくる「役立たず同士は仲が良いですねwww」
俺「鬱だ…死のう」
ハルヒ「あたしまで…巻き込まないでくださいね」


(´・ω・`)もう少し待ってね



※その2です



623 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 13:07:47.48 ID:zXAFCC7u0
面白さではなく筆の遅さが原因だと何度言ったら




632 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 13:45:49.61 ID:bDP1ggu80
みくる「じゃあ、公園に行きましょう」
キョン「公園?ここじゃダメなんですか?」
みくる「私のTPDDは時間指定は出来ても場所の指定まで出来ないのごめんね」
キョン「つまり、ここで発動させたら三年前のここに来るんですね?」
みくる「うん、だから公園の方がいいの」
キョン「分かりました、行きましょう」


―部室前廊下―
朝倉「悪いけど、聞かせてもらったわ」
キョン「すまん、行って来る」
朝倉「先生には早退したって言っておくわ。気をつけて」
キョン「悪いな」
みくる「ありがとうございます」

―1年5組教室―
ハルヒ「(キョンくん、遅いなぁ…)」
ハルヒ「(二年生の先輩と何処かに行ったって聞いたけど…)」
ハルヒ「(…別にそんなに親しくも無いのにこんな事思うなんて…迷惑…だよね)」

―某所―
?「朝比奈みくるが動き出した」
?「朝比奈…ああ、未来人の。どこに行くか分かるかい?」
?「おそらく三年前だろう。あんたの計画に支障をきたす事は無いさ」
?「という事はキョンも一緒なのか」
?「ああ、あの現地人も一緒だ。それが規定事項だからな」





636 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 14:07:58.12 ID:bDP1ggu80
―公園―
みくる「じゃあキョンくん、ベンチに座って眼を閉じてください」
キョン「え?ええ良いですけど、眼を閉じる必要はあるんですか?」
みくる「え~と…一応、キョンくんのためでもあるの、きっと倒れちゃうから」
キョン「そうですか、わかりました(倒れるような事をするのか?)」

みくる「じゃあ、行きます。力を抜いて眼を閉じてください」
キョン「うぉ!(なんだこれ…強烈な立ちくらみのような…)」


―三年前の公園―
キョン「う…」
みくる「起きた?」
キョン「こ、ここは…?」
みくる「三年前の七月七日の公園。夜の九時ごろかな」
みくる「そろそろ頭を上げてくれないと…足が痺れちゃいます」
キョン「あ、すいません…俺寝てたんですか?」
みくる「うん、ごめんね。時間移動の方法は禁則だから…」
キョン「いえ、膝枕までしてもらったんです。それに行くといったのは俺ですから…」

キョン「朝比奈さん?…寝てる」
ガサガサ
キョン「な!、なんだ!」
?「こんばんは、キョンくん。はじめまして…かな」
キョン「朝比奈さん…のお姉さんか何かですか?」
みくる大「未来の朝比奈みくるです。悪いけど、詳しく説明してる時間が無いの」
みくる大「ああ、その子は私が眠らせました。詳しくは禁則なの、ごめんね」
キョン「はぁ…(うほ、特盛!)」
みくる大「そこの線路沿いを南に下ると中学校があります。そこにいる人に協力してあげて」





637 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 14:09:04.30 ID:m/nD5mTa0
急展開ktkr




640 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 14:25:08.78 ID:bDP1ggu80
みくる大「その子はごめんね、おんぶして行ってあげて」
キョン「えらく意味深なメッセージですね…見返りは何が貰えるやら…」
みくる大「真実…かな」
キョン「ははは…」
みくる大「ごめんなさい…あと、わたしのことはその子に内緒にして置いてください」
みくる大「約束、ね。さようならキョンくん、次は…またね」


キョン「次は…?何を言おうとしてたんだろうか?」
キョン「まぁいい、行こう。…よいしょっと…」
ムニュウ
キョン「コレなんて生殺し?色々やばいんですけど?」

―中学校前―
キョン「線路沿いを南に行った先の中学校…ここか」
キョン「東中…谷口や涼宮の出身校か!ん?」
ガサゴソ
キョン「おい!」
?「何よ!」
キョン「な…!コイツは…」





642 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 14:29:19.31 ID:bDP1ggu80
いまさらですが、原作を読んでない方はちょっとしたネタバレが含まれております
ネタバレ氏ねって方は申し訳ありませんが、原作を呼んでから来てください
そのほか、それはねーよ馬鹿って思うような厨設定が多々ありますのでお気をつけください

寄生投稿者イモ野郎より





650 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 14:46:07.65 ID:m/nD5mTa0
>>642
おk




651 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 14:46:29.24 ID:bDP1ggu80
キョン「(谷口の言っていた別人という意味が理解できた)」
?「何あんた?変態?誘拐犯?怪しいわね!」
キョン「(確かにコレは別人だな、まるで正反対だ)」
キョン「(だが間違いない。三年前の涼宮ハルヒだ!)」

キョン「怪しいか…お前こそこんなところでなにやってんだ?」
ハルヒ小「何って、不法侵入よ?ちょうど良いわ、あんた手伝いなさい。通報されたくなかったらね!」
キョン「やれやれ…(コレが本当の涼宮、か)」

ハルヒ小「よっと…」
ガチャン
キョン「おい、なんで鍵なんか持ってんだ?」
ハルヒ小「隙をみて盗んだの。簡単だったわ」
キョン「トンでもない奴だな…」
キョン「(会う場所が暗いところでよかった。これなら三年後にあってもバレないな)」

ガタガタ ドサ
キョン「ん?なんだそれ?」
ハルヒ小「んしょっと…夕方に倉庫から持ち出したの」
キョン「…(とりあえずここに朝比奈さんを寝かせ置こう)」
キョン「おい、代わってやる。それをよこせ」







656 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 15:00:12.15 ID:bDP1ggu80
ハルヒ小「…ふーん、じゃあお願い」
ハルヒ小「あたしの言うとおりにグラウンドに線を引いてちょうだい」
キョン「…(面倒な事になったな)」


―東中グラウンド―
ハルヒ小「違ーう!そこ歪んでるわよ!なにやってんのー!」
ハルヒ小「あたしは線を正しく引けてるか見ないといけないんだから!」
ハルヒ小「そこもっと右!そのまま100m直進!」

『下手に首突っ込むと、面倒なことになるぜ?』
いつか谷口がそんな事言っていたな…
まったく、お前の言うとおりだ。えらく面倒な事になっちまったよ。

ハルヒ小「そこ!左に曲がる!」
キョン「ハァハァ、ココか?」
ハルヒ小「ちがーーう!!」

だが、こんな活き活きしたハルヒは初めてだ。
面倒だが…悪くないと思っちまってる自分がいる。
キョン「はは、なんだこりゃ…どっかの地上絵より意味不明だな」
キョン「コレが真実ですか?朝比奈さん。冗談は特盛の胸だけにして欲しいね」





659 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 15:08:31.30 ID:N6Cd664r0
>冗談は特盛の胸だけにして欲しいね
>冗談は特盛の胸だけにして欲しいね
>冗談は特盛の胸だけにして欲しいね
>冗談は特盛の胸だけにして欲しいね
>冗談は特盛の胸だけにして欲しいね




664 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 15:25:43.65 ID:bDP1ggu80
ハルヒ小「ねぇ、宇宙人っていると思う?」
キョン「いる」
ハルヒ小「未来人は?超能力者は?異世界人は?」
キョン「異世界人は知らんが…その手の輩は配り歩くほどいるぜ」

ハルヒ小「それ、北高の制服よね…あんた名前は?」
キョン「ジョン・スミス」
ハルヒ小「馬鹿?」
キョン「かもな」
ハルヒ小「あの人は?」
キョン「…姉だ。変わった病気でな、いつもでも寝てる」

キョン「ところでこれは一体何なんだ?」
ハルヒ小「見てわかんないの?メッセージよ!」
キョン「織姫と彦星にか?」
ハルヒ小「…え?どうして…」
キョン「七夕だからな、似たような事をしてる奴に覚えがあるだけさ」
ハルヒ小「…北高にそんな人が居るの」
ハルヒ小「帰るわ、目的も果たしたし…ありがとう」
キョン「結局名乗らずじまいか…」

―体育倉庫―
キョン「朝比奈さん、朝比奈さん?起きてください」
朝比奈「ふぇ…な、なんで?ここは?今はいつですか!?」
キョン「落ち着いてください(胸が揺れてて俺のアレが…まずは俺が落ち着かないと)」
朝比奈「そんな…ない…TPDDが…ない…!」





667 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 15:33:17.31 ID:bDP1ggu80
次回!涼宮ハルヒの鬱(笑) は
古泉「うほっ!いい男!」
谷口「やらないか」
岡部「どちらが正しいかはハンドボールで決めよう」
ハルヒ「これで…キョンくんと一緒になれる…」

キョン「アッー!アッー!」
ちょっと休憩





689 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 16:03:26.44 ID:bDP1ggu80
キョン「え?」
みくる「詳しくは禁則ですが…タイムマシンのようなものです」
みくる「アレがないと…元の時間に戻れない…」
キョン「何で?何処で失くしたんです?」
みくる「分かりましぇん…失くすはずないのに…!」
みくる「私たち…この時間平面に取り残されちゃったんです!」

キョン「…(何だろう…全然どうにかなりそうで仕方がない)」
キョン「…(朝比奈さん(大)が何も言わなかったからか?)」
カサ
キョン「うん?ポケットに何か…コレは…相変わらず変わった人だな、長門さんは」
キョン「要するに、来いってことなんだろう?コレと同じ模様を書いた紙を入れてたって事は」
キョン「行きましょう、朝比奈さん!なんとかなりそうですよ!」
みくる「ふぇ?何処に?」
キョン「あいつらの事です、三年前にはもう居たんでしょう。たぶんですけど」
みくる「あっ…長門さんの所!?」





699 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 16:28:44.15 ID:bDP1ggu80
―マンション玄関前―
朝倉「ふふ、やっと来たわね」
キョン「朝倉!?」
みくる「朝倉さん」
朝倉「来て、長門さんのところに案内するわ」

―長門宅―
キョン「(なんという殺風景な部屋)」
キョン「俺たちが来ることを知っていたのか?」
長門「知っていた」
キョン「コレは三年後の長門さんがくれたものだ」
長門「…理解した」
長門「異時間同位体から可逆越境情報をダウンロード。三年後のわたしと同期した」

キョンみくる「???」
長門「朝倉涼子、貴女は何時からこの事を?」
朝倉「昨日、三年後の異時間同位体からこの日の情報が送信されたの」
朝倉「でも、これは長門さんでしか出来ないから。私は案内役」

キョン「難しい話は分からんが…お前らなんで北高の制服着てるんだ?」
長門「今のわたしたちは待機モード」
みくる「待機って…三年もですか!?」
朝倉「それが私たちの役目だから」





700 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 16:30:19.56 ID:bDP1ggu80
キョン「それはえらい気の長い話だが…あいにく俺たちは三年も待てん、今すぐもとの時間に戻れないか?」
長門「可能」
朝倉「二名様ごあんなーい♪」
キョン「はは(ノリノリだなこの眉毛)」
みくる「良かったぁ…何とかなりそうですね」
ガラ
キョン「な、コレは」
朝倉「布団よ?寝なさい♪」
キョン「布団なのは見りゃ分かる。何故一枚なんだ」
長門「大丈夫、二人用」
キョン「ここで朝比奈さんと寝ろと?」
朝倉「そうよ?文句ある?長門さんと一緒に寝る用の布団を用意してあげたんだから感謝して欲しいわ」
キョン「いや、普通に二枚用意してくれよ…」

朝倉「うるさいわね、寝なさい!」ガス
キョン「ぐぅお…顎は止めろって…」ガク
長門「…」ギロ
みくる「お、おやすみなさーい…」





702 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 16:32:19.22 ID:kzyA+RslO
ギロだ…と…


かわいい




703 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 16:32:21.47 ID:I4mAcUbE0
>>700
何原作よりエロくしてんだよwwww




705 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 16:33:19.98 ID:J9LzpYqX0
アゴ揺らしてんのかw
やるな眉毛女www




712 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 16:49:45.73 ID:bDP1ggu80
―現代、長門宅、寝室―
パチン
キョン「ん…朝?」
朝倉「起きた♪」
キョン「…水色か」
ガス
キョン「ぐぉおあああ!」
ガバッ
朝比奈「え…うそ…本当に!?」
朝比奈「良かった!戻って来れましたよ!私たちが出発した…ってきゃあ!」
キョン「ぐぉおお!」
グリグリ
朝倉「死 に な さ い ♪」
長門「朝倉涼子、そこまでにするべき」
キョン「くっ…鼻血が…しかし寝ただけでどうして?」

長門「選択時空間内の流体結合情報を凍結、既知時空間連続体の該当ポイントにおいて凍結を解除した」
キョン「は?」
みくる「まさか…長門さん…なんてことを…!?」
キョン「どういうことです?」





713 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 16:51:21.75 ID:jZ4hK5xn0
水色かぁ///




714 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 16:51:27.43 ID:J9LzpYqX0
>キョン「…水色か」
柄は?ねぇどんな柄だったの!?




715 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 16:52:14.31 ID:I4mAcUbE0
キョン「…水玉か」




717 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 16:59:20.30 ID:wRFtjufx0
古泉「…白ブリーフですか」
キョン「かえせ」




737 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 17:49:33.35 ID:bDP1ggu80
みくる「長門さんは時を止めたんです。多分部屋ごと私たちを…そして今日、解いた」
キョン「ここまで来ると…なんでもありか…ところでコイツはなんて書いてあるんだ?」
長門「私はここにいる」

キョン「そうか…色々ありがとうな、二人とも」
長門「別に…いい」
朝倉「?」

―マンション玄関前―
みくる「キョンくん、ありがとう」
キョン「いえ、コレぐらい構いませんよ」
みくる「じゃあね、また明日」
キョン「ええ、明日また学校で」

―キョンの部屋―
キョン「結局、今回分かったのは改変前のハルヒとメッセージの意味だけか…」
キョン「一日の間に世界を改変するほどの出来事が二年前の七夕にあった…」
キョン「問題はその二年前の七夕にどうやって行くか、だな…寝よう」





738 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 17:50:29.83 ID:bDP1ggu80
―ハルヒ宅―
ハルヒ「キョンくんは早退、長門さんと朝比奈さんは用事で部活は無し…か…」
ハルヒ「考えすぎだよね…パソコンで小説の続きでも書こう…」
カタ カタカタ
ハルヒ「ふぅ…今日はコレくらいに…ん?メール?」

from:
to:[email protected]

二年前の七夕を忘れないで
貴女には罪を背負い、償う義務がある
彼らの死を無駄にしないで

ハルヒ「なに…これ…送信者不明?それにどうして七夕の事を…」
『何だアレは!』
『クソ!クソ!俺たちをゴミのように…!』
『撃て!撃ちまくれ!』
『何が神だ!ただの大量殺人じゃないか!』

ハルヒ「違う…違う!アレは…アレは私じゃ…」
『うわっぁぁぁぁ!』
『助けてくれぇ!』

ハルヒ「いやあああああああああああ!」





739 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 17:51:27.76 ID:npYfx4jH0
サ、サンダー!!!!




740 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 17:53:22.30 ID:kzyA+RslO
ファファイヤー!!!




741 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 17:53:49.37 ID:jyo59epy0
フ、フリーザー!!!




742 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 17:53:50.81 ID:kzyA+RslO
フ、フリーザ!!!!




743 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 17:54:25.61 ID:lyxUvjFB0
さあ、盛り上がってまいりましたよ!!




751 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 18:06:00.75 ID:uz9RTZRS0
>『何だアレは!』
>『クソ!クソ!俺たちをゴミのように…!』
>『撃て!撃ちまくれ!』
>『何が神だ!ただの大量殺人じゃないか!』

まるでアームズフォートの餌食のようだなwwwwwwwww




754 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 18:13:32.45 ID:bDP1ggu80
―某所―
?男「やる事が半端じゃないな」
?女「そうかい?僕はメールを送っただけさ」
?男「今頃発狂しているだろうな。二年前のあの日のように」
?女「くっくっく、君や彼女のおかげさ」
?男「復讐か?」
?女「する理由がないね。僕は教えただけだよ、力の代償を」
?男「あんたのすることは理解できんよ…」
?女「次は彼らを二年前の七夕にいけるようにしてあげて欲しい」
?男「…了解」

―ハルヒ宅―
母「どうしたの!?」
ハルヒ「いやあぁぁ…あたしじゃ…ないハァハァあたしじゃ…」
母「ハルヒ、落ち着いて」
ハルヒ「ごめんなさい…ごめんなさい…」
母「ハルヒ…!」

―キョンの部屋―
♪~♪
キョン「ん?古泉か?もしもし」
古泉「もしもし、今どちらに?」
キョン「家だが?」
古泉「涼宮さんが倒れました。今から病院に向かいます」
キョン「なに!?分かった、俺も行く」
古泉「そちらに迎えを向かわせました。では」

キョン「一体何が…」





757 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 18:15:45.18 ID:bDP1ggu80
>>751
リンクスが紛れ込んでいるとは…

朝倉「所々にACネタが紛れ込んでいるわ。暇なら探してみて♪」





760 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 18:18:48.43 ID:Xjwo1zgs0
ダメだ、ワケわからなくなってきた
原作読んでないからかな




765 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 18:21:37.65 ID:bDP1ggu80
>>760
原作から215.8度外れてるから安心してくれ。
最初っから全開で話が崩れてるしな!!





768 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 18:24:57.40 ID:uYjqjBPz0
>>765
いいんでね?
予めある基盤(最低限の設定)を元に、全く新しい話を生み出す。
小説家には絶対必要なスキルだ。
今無駄(海外も絶賛)に人気があるハルヒ性転換がいい例じゃないだろうか




770 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 18:26:14.67 ID:lyxUvjFB0
>>765
原作少ししか読んでない自分でも面白い展開だと思うよ




777 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 18:43:41.48 ID:bDP1ggu80
―機関病院―
キョン「古泉!涼宮は!」
古泉「こちらです」

ガラ
ハルヒ母「あ、ハルヒのお友達ですか?」
キョン「はい、そうです。一体何が?」
ハルヒ母「突然、部屋から悲鳴が聞こえたので駆けつけたら錯乱状態で…」
ハルヒ母「…二年前の七夕にも同じことがあったんです」

キョン「二年前に!?」
ハルヒ母「ええ、その時はもっと酷かったんです。手をつけられないくらい暴れて…」
ハルヒ母「その日から人が変わった様に塞ぎ込んで…医者からは欝だと…」
古泉「あの、雨というのに心当たりは?」

ハルヒ母「雨…ちょうど二年前の七夕は雨が降っていましたね。それから雨を見るたびに不安定に…」

―待合室―
古泉「繋がりましたね」
キョン「ああ、涼宮が雨という言葉に反応して倒れたのも説明が付く」
医者「古泉君」
古泉「はい」
医者「涼宮くんは精神安定剤を打っただけで、疲れて寝ているだけだ安心してくれ」
古泉「そうですか、ありがとうございます」





779 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 18:53:56.83 ID:bDP1ggu80
―病院前―
?女「こんばんわ~♪」
キョン「誰だ!」
橘「はじめまして、橘京子です」
古泉「貴女は…!」
橘「今日はそこの彼に渡したい物があって来ただけなのです」
キョン「古泉、知り合いか?」
古泉「僕らと対立している組織の一人です」

橘「んん…!もうっ!いちいち武器を出すなんて物騒ですよ!」
森「貴方たちと私達の組織の関係を考えれば当然の事です」

橘「とにかく!この手紙を彼に渡すよう言われてきただけなのです!」
キョン「俺にか?」
橘「そうです!私は動けないので来てください!」
キョン「…わかった(騒がしい貧乳だな)」

橘「はい、これは貴方の良く知る方からのです」
キョン「俺の知っている…?」
橘「ああ、あと伝言もあります。『私はここにいる』確かに伝えましたよ?」

キョン古泉「「!!」」
橘「さぁ?私は伝言を預かっただけですから。さようなら、ジョン・スミスさん♪」
キョン「ま、待て!お前が何故それを!…クソ!車か」

森「新川!追うわよ!」
新川「了解」





780 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 18:55:44.92 ID:jZ4hK5xn0
騒がしい貧乳wwwwwwww




781 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 18:56:37.52 ID:I4mAcUbE0
貧乳ワロタ




813 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 19:44:26.44 ID:bDP1ggu80
キョン「差出人は…佐々木!?」
古泉「知り合いですか?」
キョン「中学のな…何でアイツが?」
ビリビリ

キョンへ
日曜日、午前十時に駅前に来て欲しい、そこで二年前の七夕への鍵が手に入る。
ただし、指定する人とともに来る事。

涼宮ハルヒ
長門有希
朝比奈みくる
古泉一樹
以上の人を必ず連れて来て欲しい。
一人でも欠けていた場合、二度と二年前の七夕に行けないと思ってくれ。

佐々木より

キョン「佐々木…なんでお前が」
古泉「長門さんや朝比奈さんは良いとして…問題は涼宮さんですね」
キョン「そうだな…なんて説明すればいいか…」





814 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 19:45:58.97 ID:7bBpa0qE0
おお佐々木が




821 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 20:04:46.57 ID:bDP1ggu80
―某所―
橘「ただいまなのです!」
藤原「相変わらず騒がしいな」
佐々木「手紙と伝言は渡してくれたかい?」
橘「もちろんなのです!追っ手もまいてきましたよ」


藤原「回りくどいやり方をするな、アンタは」
佐々木「そうかい?」
藤原「アンタが直接あの現地人に渡せば嫌でも来ると思うが?」
佐々木「そうかもしれないね。でも、どうせ足掻いたって結果は見えてるんだ。楽しい方がいいだろう?」
藤原「未来なんていくらでも変えられる。好きにすればいいさ」
佐々木「くっくっく、未来人とは思えない言葉だね」


新川「くっ!見失ったか!」
森「…仕方ないわ、戻りましょう」





824 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 20:21:50.88 ID:bDP1ggu80
―病院内待合室―
「古泉「どうでしたか?」
新川「あっさりとまかれてしまったよ」
森「手紙の内容は?」
キョン「これです」

森「罠かも知れないわね。一応、当日は護衛を配置させるわ…役に立つかは別としてね」
キョン「そんなに危険な相手なんですか?」
森「おそらく相手には未来人がいるはず。なら、護衛を配置してもバレバレよ」
古泉「それでも、よろしくお願いします」
森「分かったわ」

ハルヒ母「あの…娘が眼を覚ましたので良かったら」
キョン「あの、少しお話させてもらって良いですか?」
ハルヒ母「ええ、お願いします。あの子も安心すると思うので」

―病室―
ハルヒ「あ…キョンくん」
キョン「よぅ、倒れたって聞いてびっくりしたよ」
ハルヒ「ごめんね…心配かけちゃったみたいで…」
キョン「なんかあったのか?」
ハルヒ「…ごめんなさい」

キョン「もしかして、二年前の事と何か関係あるのか?」
ハルヒ「どうしてそれを…!」
キョン「おばさんから聞いたよ。二年前の七夕に急に暴れだしたって」

ハルヒ「う…うぅ…キョンくん…助けて…」





825 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 20:23:24.38 ID:as9dwJQI0
このハルヒは守ってあげたくなるから困る




827 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 20:25:54.83 ID:0Ux9X793O
可愛いなあもうっ………///




828 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 20:27:56.62 ID:XNa214Ny0
可愛すぎだあ嗚呼嗚呼あああああああああああああああああああ




833 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 20:37:43.33 ID:bDP1ggu80
ハルヒ「あたし…あたし…!」
キョン「落ち着け、何があったんだ?」

ハルヒ「あの日…雨が降ってて退屈だったあたしはベッドで寝転んでたの」

そうしたら、いつの間にか寝ていたみたいで夢の中に居たの。でも、それは夢じゃなかった…

夢の中の場所は中心街、そこに青い巨人が建物を次々に破壊していた。
あたしは遠くからそれを見つめていたわ。
しばらくすると、紅い幾つかの玉が現れてその巨人を倒したの。
そこまでは良かった…突然、後ろから黄色い合羽を着た子に声をかけられたの

―二年前の閉鎖空間―
?「こんにちは」
ハルヒ「誰?」
?「ふふふ、知る必要なんて無いわ」
?「ここは貴女が作った世界、彼らは貴女が無差別に選んだ戦人…」
ハルヒ「はぁ?何を訳の分からない事を…」
?「じゃあ、望んでみて?貴女は願望を実現する力があるわ」
ハルヒ「本気で言ってるの?」
?「試してみれば分かるわ」





839 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 20:55:59.26 ID:bDP1ggu80
あたしは言われる通りに試した。
ここにりんごがあると望んだら本当にりんごが目の前に出てきたの

ハルヒ「そんな…」
?「信じてくれた?貴女がイライラする度に彼らはあの巨人と戦う」
ハルヒ「嘘…よ」
?「貴女は危険すぎる…無自覚に力を振り回す者ほど危険なものは無いわ」
ハルヒ「違う…違う!あたしはそんな事望んでなんか無い!」
?「そう…じゃあアレは何?」
ハルヒ「え…!!赤く…赤く染まって…」

赤い神人「ヴァァァァアアアアアアアアア!」

『何だアレは!』
『神人が赤く染まっていく!?」
『攻撃が効かない?』
『クソクソクソ!壊してやる!』
『撃て!撃ちまくれ!』
『クソ!クソ!俺たちをゴミのように…!』
『何が神だ!これじゃただの大量殺人じゃないか!』

赤い神人「ヴァアアアアア!!」
『うわぁぁぁぁあ!!』
『撤退だ!撤退しろ!」
『た、助けて…グワアアアアアア!』

ハルヒ「い、いやああああ!止めて!今すぐアレを止めて!」
?「何を言っているの?アレを動かしているのは涼宮ハルヒ、貴女よ?」





842 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 21:05:31.45 ID:jyo59epy0
何だ弐号機か




843 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 21:07:45.27 ID:vpKKLKYp0
弐号機なら仕方ないね




846 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 21:10:39.99 ID:OQ5UEHIi0
エヴァはわかんね




851 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 21:16:05.59 ID:bDP1ggu80
結局、あたしは強く望んでも巨人は止まる事無く破壊の限りを尽くしていたわ
残ったのは瓦礫の山と原型を留めていない人の死体、血のような赤に染まった巨人だけ

?「貴女は罪を背負い、償う義務がある。彼らの死を無駄にしない為に…」
ハルヒ「うう…ごめんなさい…ごめんなさい…」
?「さようなら…」

そこで夢が覚めて、あたしは夢だったんだと安心した。
でも、夢じゃなかった。
窓から外を見た時、雨の中を黄色い合羽の子が家の前に立ってた。
そして確かに言ってた…聞こえたわけじゃないけど。

『貴女には罪を背負い償う義務がある』と

そして、あたしのなかに確かに聞こえたの
『何が神だ!所詮はガキだろ!』
『仲間が大勢死んだんだぞ!』
『俺はあんなの神とは認めない!』

ハルヒ「その後…あたしは何も覚えていない…」
ハルヒ「気が付いたら部屋の中が荒れてて、お父さんとお母さんは怪我してた…」





853 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 21:18:51.81 ID:B60O6XLqO
そしてこの後ハルヒは俺無しでは生きていけなくなるんですね、分かります。




854 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 21:20:12.67 ID:uYjqjBPz0
>>853
馬鹿、俺のぬくもりあってこそだよ。
ほら、今でも俺の腕の中に・・・・あれ、こいつハルヒじゃねえ。誰だ?

国木田「・・・」




859 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 21:28:31.44 ID:bDP1ggu80
キョン「ハルヒ…」
ハルヒ「あたし…人を殺してる…顔も知らない人たちを…」
キョン「泣くな…お前が悪いわけじゃない…お前はそれを止めようとしたんだ」
ハルヒ「う…うわぁぁぁぁぁん!!」ガバ
キョン「ハルヒ…」
ハルヒ「う…グス…あたし…怖い…怖いよぉ…」


―病室前廊下―
森「……」
新川「森…」
森「行きましょう、新川。護衛のメンバーと配置を考えなきゃ」


―病室―
キョン「ハルヒ、次の日曜日。俺と一緒についてきて欲しい」
ハルヒ「え…?」
キョン「詳細は話せないが、どうしても来て欲しいんだ」
ハルヒ「…」
キョン「二年前の七夕を変えるチャンスかも知れないんだ」
ハルヒ「…!」
キョン「正直、もう二度と見たく無いだろう…でも、チャンスがあるならそれに賭けてみよう」
ハルヒ「…うん。わかった」
キョン「…ありがとう、ハルヒ」





869 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 21:43:44.82 ID:bDP1ggu80
さくっと読み返してきた
全てが一週間のうちに起こってる事が判明。
流石に無理があるだろ常識的に考えて…というわけで色々脳内変換して呼んでくれ

ちなみに最初を月曜日に当てはめると今の時間が金曜日(のはず)





870 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 21:45:12.18 ID:as9dwJQI0
ジョジョ五部なんてジョルノがギャング入門→ボスの座に、が
二週間程度だから何も問題ないぜ。




879 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 22:04:34.05 ID:bDP1ggu80
―翌日―キョンの部屋―
キョン「う…ん…」
妹「とう♪」ドスン
キョン「ぐぅああ…あ…腹に…飛び込んで…来る…な…」
妹「朝だよ!キョンくん♪」
キョン「あ…ああ…わかった…どいてくれ」
妹「はぁあい…あれぇ?なにこれぇ?キョンくんのほかに誰か居るのぉ?」
キョン「はっ!いいからどいて…」
妹「えい♪」ガス
キョン「アッー!」

―居間―
妹「キョンくんごめんねぇ…」
キョン「お、おう…平気…だよ」ガクガク
キョンママ「「妹に飛び込まれたくらいで何ぐったりしてるの?情けないわねぇ」
キョンパパ「母さん、察してやれ」



―文芸部室―
長門「今から部の活動および会誌の発行について説明する。古泉一樹」
古泉「まず、活動についてですが基本的に本の紹介、自分で書いた小説等を会誌に載せます」
古泉「会誌については…」

今日は部活として学校に来ている。
平和だ…あまりに多くの事が起こりすぎて付いていかなかった頭を休ませてくれる。
しかし、明日は佐々木の指定した日。

もしかしたこうやって集まるのは今日で最後かもしれない。
だから、今は普通の高校生としてこの時間を楽しもう。





886 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 22:24:13.14 ID:bDP1ggu80
―日曜日、某所―
佐々木「さぁ、行こうか」
藤原「アンタは…」
佐々木「ん?」
藤原「アンタはそれでいいのか?」
佐々木「ふ、これは僕の中での規定事項さ」
藤原「…そうか」


―駅前―
キョン「もうすぐ約束の十時だな」
古泉「そうですね…」
長門「来た…!」

佐々木「やぁ、キョン。久しぶりだね」
キョン「佐々木に橘とか言う奴…コイツは?」
藤原「コイツじゃない。…藤原とでも呼べ現地人」

佐々木「くっくっく…涼宮さん久しぶりね」
ハルヒ「え…?」
佐々木「まぁ、いいさ。藤原君」
藤原「ふん…朝比奈みくる、手を出せ」
みくる「え?あ、はい」





888 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 22:31:10.42 ID:bDP1ggu80
藤原「…これでいい。後はお前たちが決める事だ」
みくる「これは…!どうやってこの座標を!」
キョン「朝比奈さん?」
佐々木「キョン、どうする?二年前の七夕に行くかい?」
キョン「ああ、そこに答えがあるんだろう?」
長門「そのために貴女は我々を呼んだはず」

佐々木「答えがあるかは君たち次第さ…涼宮さん」
ハルヒ「はい…?」
佐々木「貴女は…どんなに辛い事があっても前へ進める?」
ハルヒ「進むために…ここに居るんです」

佐々木「じゃあ、私からは何も言う事は無いよ…キョン」
キョン「なんだ?」
佐々木「もう少し早く、君と会いたかったよ」
キョン「佐々木…」

佐々木「それじゃ、確かに鍵は渡したよ。後は君たち次第だ」
藤原「……」
橘「じゃあねぇ♪」





898 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 22:43:02.34 ID:bDP1ggu80
―喫茶店―
ハルヒ「佐々木さん…」
キョン「ん?」
ハルヒ「すごく、悲しい眼をしてた…何でだろう?」
古泉「さて、どうしますか?」
キョン「どうするも何も、行くさ」
みくる「あの…藤原くんから貰った座標、一回きりのものなんです」
古泉「つまり、一度行ったらもう二度といけないんですね?」
みくる「はい…それにもし、時空振に巻き込まれたら帰ってこれる保障もありません」

ハルヒ「それでも…!あたしはやれる事だけやってみたい!」
キョン「ハルヒ…」
ハルヒ「朝比奈さん、こんな事に巻き込んでしまってごめんなさい…でも!」
みくる「迷惑なんて思ってませんよ」
古泉「僕も、そんなこと全然思っていません」
長門「私も同様、迷惑ではない」
キョン「ハルヒ、みんなで行こう。そして変えよう」

ハルヒ「うん!朝比奈さん、お願いします」





904 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/23(日) 22:51:48.44 ID:rH7vNWpY0
みくるってどこまでいってもそのままでは空気だな




910 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 22:55:05.10 ID:bDP1ggu80
みくる「みんな、力を抜いて眼を閉じてください…行きます」


―二年前の七夕、涼宮宅前―
キョン「うん…」
古泉「これは…きついですね」
長門「…」
ハルヒ「はぁ…あたしの家の前…」
みくる「大丈夫ですか?」

ハルヒ「アレは…!待って!」
?「なっ…!く、こうなったら…!」

古泉「これは…!」
長門「離れないで」
みくる「ひえええ」

―閉鎖空間―
ハルヒ「ここは…あの時の」
?「く…未来の私の仕業か!」
キョン「お前…佐々木か!」

佐々木「はは…止めに来たの?」
キョン「こんなことして何になるんだ?」
佐々木「嫌がらせ…かな?涼宮ハルヒの力はもともと私の物だからね」
ハルヒ「え!」





919 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 23:17:40.97 ID:bDP1ggu80
佐々木「一年半前…自分にとてつもない力があると知った…」

驚いたよ、自分の望む事が何でも出来るからね。
でも、同時に怖くなったよ。
もし、誰かに知られたら良く深い無能な輩がたくさん集まってくるだろうからね。
だから一年前、たまたま東中で何かやってる少女に力を移した。
それが涼宮ハルヒ、貴女だ!
あのトンでもないメッセージの完成と同時に移し終えたのは偶然だけどね。

佐々木「しかも貴女は何も知らずに突然、力をつかって世界を改変した」
長門「大規模情報爆発…!」
朝比奈「だから三年前以降に…」

佐々木「貴女は知らないといけない…自分の危険性に!」
ハルヒ「言いたい事はそれだけですか?」
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「佐々木さん、貴女は逃げたんでしょう?この力が怖くて」
佐々木「…!?」

ハルヒ「でなければ、あたしに能力を移すなんて考えなかったはず」
佐々木「…うるさい!分かったようなことを言わないで!」
ハルヒ「あたしは知りました。貴女が教えてくれました。多くの人を苦しめていた事を」
ハルヒ「あたしも逃げたくなりました…でも、受け入れなきゃいけない。どんなに苦しくても」

佐々木「……」
ハルヒ「貴女をここで止めればあたしはそれを知る事は無いでしょう…」
ハルヒ「でも、人は変われる」
佐々木「根拠の無いことを言うな!」

キョン「多くの人を助けるために数人殺す…それがお前の考えか?」





936 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/23(日) 23:48:39.63 ID:bDP1ggu80
佐々木「だったらなんなの?それが普通でしょ?」

キョン「考えの狭い奴だな、俺の知ってるお前はもうちょっと広く考えれたぜ?」
キョン「どうせなら全員助かる方法を考えろよ」
佐々木「馬鹿じゃないの?そんなことできるなら最初からそうしてるよ!」
ハルヒ「出来ないと思うから…はじめから決め付けているから出来ないのよ」

佐々木「うるさい!なら変えてみなよ!」

『何だ…神人が赤くなっていく!?』

キョン「な…!佐々木、お前…」
古泉「…ああなっては倒せません」
ハルヒ「お願い…!元に戻って…!?」

長門「古泉一樹」
古泉「はい?」
長門「サポートする。彼らの撤退を支援して」
古泉「長門さん…ありがとうございます!」

キョン「佐々木!アレを止めろ!」
佐々木「変えられるんでしょう?変えてみなよ…」

長門「朝比奈みくる。貴女もこれで援護して」つARSENIC
みくる「ふえ…これでですか?」
長門「神人に向けてトリガーを引くだけでいい」
みくる「わ、分かりました!」





940 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/24(月) 00:07:17.77 ID:meRT79Xh0
●古泉「皆さん!僕が援護します!そのうちに撤退を!」
森「…貴方は?」
●古泉「…名乗るほどの者じゃあ、ありません。早く撤退を!」
新川「撤退だ!けが人を優先に脱出させろ!」

『うわぁああ!』
●古泉「この…セカンドレイド!」
神人「ウゴォォォォ…」
『う…助かった…礼を言うぞ』
●古泉「早く脱出してください!」
みくる「えーい!」バシュゥン

佐々木「ほら…アレを止めないと世界が崩壊するよ?」
キョン「お前…どうしてそこまで…」

ハルヒ「お願い…!!止まって!」
青神人「グォオオオオ!」
●古泉「もう一体!?」

青神人「グオオ!」
森「神人が…赤いほうと戦ってる!?」





941 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/24(月) 00:15:06.46 ID:meRT79Xh0
新川「これはチャンスだ!動けるものは青い方の援護をしろ!死ぬなよ!」
●古泉「ふぅん!もぉぉぉっふ!!」


佐々木「え…アレは…」
ハルヒ「良かった…」
ハルヒ「佐々木さん、人は変われる。今からでも遅くない、貴女も変われる」
佐々木「う…うう…うわああああん」
キョン「ハルヒ…」
 
●古泉「これで終わりです!食らえ!セェカンドゥォォォォレイド!!!」
赤神人「ガァアアアアア…」


佐々木「…空が!空に亀裂が!」
ハルヒ「大丈夫よ」
古泉「ふぅ…神人の消滅に伴う閉鎖空間の崩壊です。綺麗ですよ」

佐々木「綺麗…」
ハルヒ「本当…綺麗」

―ハルヒ宅前―
佐々木「ごめんなさい…」
キョン「もう、こんな事しようと思うなよ?」
佐々木「はい」
ハルヒ「貴女が変われば、世界も変わるわ。がんばって」

佐々木「あの…お兄さん…名前は?」
キョン「俺か?…ジョン・スミス」
佐々木「あはははは、面白い人だね」





945 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 00:23:35.93 ID:42w/VHQWO
次スレまで行きそうで行かなそうですね。




946 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 00:25:46.97 ID:lYFM7JwR0
一応立てたほうがいいんじゃまいか?




947 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/24(月) 00:30:38.28 ID:wnCW1foFO
後、2~3レスで終わるよ




948 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/24(月) 00:32:19.33 ID:meRT79Xh0
―駅前―
キョン「変えられたな」
ハルヒ「はい」
みくる「あの…」
古泉「何でしょう?朝比奈さん」

みくる「帰るにあたって問題が…」
キョン「え?なんです?」
みくる「私たちが帰る…今の時間から言うと未来は、この時間平面から外れた物になります」
古泉「つまり、過去を変えなかった未来というわけですか?」
みくる「そうなります…」

ハルヒ「構いません」
キョン「ハルヒ…しかし…」
ハルヒ「いいんです。この時間のあたしが、変わってくれれば…」
ハルヒ「それに、やっと前に進める様になったから」

キョン「ハルヒがいいなら、それでいいさ」
古泉「同感です」
長門「私も同じ」
みくる「じゃあ、行きますよ?」
ハルヒ「お願いします」

―現代:駅前―
キョン「帰ってきたな」
ハルヒ「はい」

長門「空腹」
古泉「そういえば何も口にしてませんね」
みくる「おなか減りましたぁ…」





950 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/24(月) 00:41:30.55 ID:meRT79Xh0
♪~♪~
古泉「はい、古泉です…森さん…え?食べに行く?もう居る?」
キョン「古泉、あのでかい車か?」
古泉「新川さんがダンディスマイルで待ってますね…」

キョン「行くか」
古泉「そうですね」
みくる「何処に行くんですかぁ?」
長門「何処でもいい…」ワクワクテカテカ

ガシ
キョン「ん?ハルヒ?」
ハルヒ「あのおじさん…怖い…」ガタガタ
キョン「…確かに、あの笑顔は怖いな」


―喫茶店―
藤原「これで良かったのか?本当に」
佐々木「構わないさ、自分の愚かさは自分が一番分かっているよ」
藤原「やっぱり、現地人の考える事は分からん」
佐々木「ふふふ、ところでこの後どうする?僕とデートでもするかい?」
藤原「ブフォッ!な、なんだって?」
佐々木「くっくっく面白いな、君は」





955 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/24(月) 00:51:44.56 ID:meRT79Xh0
その後の事を少し語ろう
アレから二ヶ月が経った。
ハルヒは相変わらずちょっとしたことで腰を抜かすが明るくなった。
そのほか、長門さんもだいぶ表情豊かになってきている。

文芸部だが、初めての会誌が出来上がった。
長門はSF物の本の紹介を
朝比奈さんは童話を
古泉はミステリー物を
俺は良く分からない小説を
そのほか、隣のコンピューター研究部のゲーム紹介や有志での書き物を幾つか載せてある。
二百部発行した会誌は、物の数分でなくなってしまった。

え?ハルヒは書いてないのかって?
もちろん書いている。
凡人の少年がトンでもない力を持った少女に振り回されながら
宇宙人に未来人、超能力者たちと面白い学校生活を送る小説をね





957 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 00:53:46.06 ID:grUltVGN0
GJ!!!!!!!!!!!!
オチが良かったなぁ・・・!!!




958 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 00:54:03.94 ID:V26PwEoX0
そうきたかw




960 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 00:54:11.55 ID:d+tz2YsG0
なんという…
面白かった乙




967 名前:寄生投稿者 ◆rN59HBJMM6 :2008/03/24(月) 00:56:57.30 ID:meRT79Xh0
これで終わりです。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
まさかここまで長くなるとは思いませんでした。
行き当たりばったりで、一週間という短い間の話になってしまいましたが…

保守してくれた方々、呼んでくれた方々、本当にありがとうございます。
またどこかのスレで会いましょう





968 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 00:57:01.54 ID:MHkyTK0/0
投稿者乙。素晴らしい作品をありがとう




969 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/24(月) 00:58:06.11 ID:wSSztgP/0
乙!!
楽しい3日間だったぜ







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コメント
この記事へのコメント
  1. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/03/25(火) 18:19: :edit
    完璧すぎて素晴らしいとしか言えないな
  2. 名前: VIPPERな名無しさん #SFo5/nok: 2008/03/25(火) 18:19: :edit
    一つ言わせてくれ
    話が幼稚でニコ厨っぽい
  3. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/03/25(火) 18:26: :edit
    ニコニコの性別を逆転させる?だっけ
    そのせいで意見が分かれそうって思ったが
    コメ欄で見事別れたか
  4. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/03/25(火) 18:39: :edit
    たった2つのコメントで判断するの?
  5. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/03/25(火) 18:45: :edit
    じゃ俺がコメントするわ
    Mッ気なハルヒかわええええ
  6. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/03/25(火) 19:06: :edit
    文そのものがスイーツ(笑)っぽい
    まぁそれでも呼んだ俺ガイル
  7. 名前:   #-: 2008/03/25(火) 19:41: :edit
    面白かった
  8. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/03/25(火) 20:20: :edit
    佐々木の口調がー。
    キョンの前だけボクっこがぁああああ
  9. 名前:   #-: 2008/03/25(火) 21:32: :edit
    最後は上手くまとめてあって面白かったな
  10. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/03/25(火) 22:14: :edit
    キャラ立ってて良かったな
  11. 名前: 名前は無い #-: 2008/03/25(火) 22:36: :edit
    文句いうやつほどうざいもんはない
    米2は幼稚とかいうなら自分で書いてみろや。
    偉そうに上から目線で物いうな。
    批判しか言えないやつは餓鬼だよ
  12. 名前: 通常のナナシ #HfMzn2gY: 2008/03/25(火) 23:07: :edit
    おもしろす

    でもハルヒよりローゼンをたのんます
  13. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/03/25(火) 23:48: :edit
    コメ11
    禿同
    クチだけで批判しかしないのは構ってちゃんか
    いい作品書いて構ってもらえよ
  14. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/03/26(水) 03:27: :edit
    原作をちゃんと読んでるんだろなー、って感じがして
    好感の持てる内容で面白かったわ
  15. 名前:   #-: 2008/03/26(水) 03:32: :edit
    素人の文にしては楽しめた
  16. 名前: 通常のナナシ #27Yb112I: 2008/03/26(水) 10:11: :edit
    これはこれで面白かったね
    パイナポゥみたいなギャグ満載もいいけどこれも結構好感がもてる
    朝倉が絡む(主にギャグっぽく、してキョンが毒舌)とかなり好きになれるわ~
    原作・アニメは一通り読んで見たが、何故か脳内イメージで国木田が桜蘭ホストの藤岡ハルヒになる
    何故か・・・
  17. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/03/26(水) 21:09: :edit
    あれ、最後の方になるにつれて眉毛の出番が…
  18. 名前: 通常のナナシ #OARS9n6I: 2008/03/27(木) 19:27: :edit
    あれ?九曜は・・・?
  19. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/03/28(金) 13:54: :edit
    あれ?ちゅるやさんは・・・?
  20. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/04/01(火) 21:58: :edit
    二年前にハルヒ欝にする理由が
    最後まで無かったな・・・
    世界変えたわけでもないから
    結局よく分からん。

    佐々木はキョンの顔を
    知ってるってことになるし
    橘を使って鬱にする意味も
    ないしちょっと矛盾だらけ?
  21. 名前: 肉汁溢れる名無し #-: 2008/04/11(金) 12:42: :edit
    おもしろければそれでいい!
  22. 名前: とおりすがり名無し #3m4C9JA6: 2008/04/18(金) 14:27: :edit
    米21がいいこといった。
    俺もそう思う。
  23. 名前: 通常のナナシ #GWUCrvXI: 2008/08/10(日) 21:38: :edit
    ※2に一つ言わせてくれ
    ニコ厨という単語を発したら負けだと思うことだ
  24. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/16(日) 18:59: :edit
    なんとなくGダライアス思い出す
  25. 名前: もっちくん #-: 2009/07/15(水) 22:31: :edit
    なんか途中から朝倉が空気になったwww
  26. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/07(月) 19:08: :edit
    >>25
    禿同

    久々に読んだがストーリーが破綻しているな
    登場人物の魅力で持っている
    だがそれがいい
  27. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/23(金) 18:51: :edit
    一つ言わせてくれ
    話が幼稚でニコ厨っぽい(キリッ
  28. 名前: 名がある名無し #-: 2009/10/25(日) 08:12: :edit
    ※27
    帰れ
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 白猫Ver.
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