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レベル999のFC2部屋

ドクターホワイト 第3話



内容
高森院長(石坂浩二)の肝いりで、白夜(浜辺美波)将貴(柄本佑)、
麻里亜(瀧本美織)西島(片桐仁)皮膚科医の夏樹(勝地涼)
脳神経外科医の仙道(高橋努)そして研修医の佐久間(高橋文哉)の参加が決定。
ようやく“CDT”が本格的に動き始める。

ある日、小児科に検査入院する岡本優馬(森島律斗)が、
白夜、麻里亜の目の前で倒れた。
担当の小児科医・三井沙月(堀未央奈)によると、
優馬は、前日に公園の遊具から落下、頭を打ったという。
だが、検査では異常は無く。退院予定だった。

早速、麻里亜は、CDTメンバーを招集。原因を探ろうと、問診を行うが。
気難しい性格で、話をすることも出来ない。
やって来た母・絵美里(野波麻帆)に状況を説明するが、
夫・健司が他界してから、仕事が忙しく。息子と話をする時間も無いようだった。

その後、白夜が、優馬から、状態を聞き出すことに成功するが。
特に、問題は無いとわかる。

そんななか、白夜の保護者を名乗る田辺という女性が現れる。
一安心する将貴、麻里亜。
するとそこに、相談を受けていたという吉崎という警官も現れる。
だが白夜が女性を見て、“あなたのことは知らない”と告げる。
引っかかるモノを感じた将貴は、奥村(宮田俊哉)に連絡を入れると。。。

敬称略


脚本、小峯裕之さん

演出、河野圭太さん


あくまでも、診断をすることをメインにしている。。。と思われる今作。

“思われる”というところが、ビミョーなのだが(苦笑)


今回のエピソードは、“CDT”が本格始動したこともあるが。

明らかに、前回までとは違う展開で。

これは、今作として“普通”なのかな??


根本的な疑問が、いくつか存在する。

ひとつは、主人公の天才的な診断が、なりを潜めていること。

ひとつは、チームが、ほぼ機能していないこと。

前者は、“コレまでのエピソード”を否定するようなモノだし。

後者は、“これからのエピソード”を否定するようなモノ。


で。最も頭が痛いのは。

本編に無関係なエピソードのこともあるけど。

それ以上に、疑問なのは。

“診断”をすることが、今作の設定のハズなのに。


診断自体は、30分ほどで終了し。

どうでも良いような、ドタバタで水増ししてしまっていることだ。

こうなると、

“診断”や“主人公の凄さ”で見せて魅せているのではなく。

今作の“根幹”を無視して、ただの“人情話”になってしまっている。


もう一度書くが。

これは、今作として“普通”なのかな??


どこを見どころにしているつもりなのかな????


そもそも、今回など。

主人公が、問題を引き起こしてしまっている。

もう、こうなると、

なんのために、診断をしているのかが、よく分からなくなってしまっている。


何度も書くが。

これは、今作として“普通”なのかな??


それとも、今回は、イレギュラー???


どういう風に見れば良いのかが、

第3話になっても、よく分からないです。


ミステリと言う勿れ 第4話



内容
整(菅田将暉)が、カレー作りをしていると、風呂光(伊藤沙莉)から連絡が。
「助けて欲しいことがある」という。
爆発予告がアップされたのだが、予告には暗号文があったと。
ビルが特定され、未遂に終わったのだが、
再び、爆破予告があったという。暗号解読の手助けをして欲しいという。

渋々、大隣署に出向いた整は、アッサリと1度目の暗号を解いてしまう。
ただし、ふたつ目の暗号に、適用出来るかは分からないと整は、説明する。
そんなとき、爆弾発見の連絡が入る。やはり同じ手法の暗号。
感謝を伝える風呂光。しかし整は、何か引っかかるモノを感じていた。

そして新たな予告がアップされる。
青砥(筒井道隆)たちが、捜査を始める中。。。。

雨が降り始め、整は、カレーではなく、ポテトサラダを食べに行こうと決意。
道を歩いていると、妙な男(柄本佑)に声をかけられる。
話をするうちに、男が、記憶を失っていることに気づく。
整が、救急車や警察を呼ぶことを提案すると、男は、かたくなに拒絶。
しばらく会話をしていると、男は、とんでもないことを言い始める。

「どこかに爆弾を仕掛けたような気がする」

敬称略



脚本、相沢友子さん

演出、品田俊介さん



先ず初めに書いておく。

あくまでも個人的な印象ではあるのだが。

映像化のハードルが高い今作の中で、

今回のエピソードが、最も“伝わりづらい”と思っている。

理由は単純で、ほぼふたりだけの会話だけ。。。だからだ。

そのうえ、いろいろな作品名が出てきますし。

“らしさ”は、あるんだけどね。

むしろ、

“今作らしさ”しかない、と言い切って良いエピソード。

シリアスとコミカルが、絶妙に融合していますからね。

そう。

今回のエピソードが、受け入れられれば、

他のエピソードは、素直に受け入れられると思います。


ってか、ほんと、面白いわぁ。。。このエピソード。

練りに練ったのが、よく分かります。


これまでのエピソードは、主人公の“面倒くさい性格”などにより、

“らしさ”が紡がれ、会話などによる解決が多かったのだ。

もちろん、そこには、推理などがあるわけですが。

だが、今回は、

主人公の“圧倒的な推理力”が、物語を紡ぎ、解決に導いている。

まさに、“探偵モノ”。

そこに、“らしさ”まで、あるからね。

かなり秀逸なエピソードである。


それを、見事に映像化。

素晴らしかったです。



連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第63回

「1965-1976」
内容
女の子を産んだるい(深津絵里)は、錠一郎(オダギリジョー)とともに、
“ひなた”と名付けた

10年後。

1975年。ひなた(新津ちせ)は、時代劇が大好きな女の子になっていた。

敬称略




作、藤本有紀さん

演出、二見大輔さん



10年という時間経過は、我慢するとして。


“ラジオ”や“英会話”に関しては、

今作は、ほぼ無視して、話を進めてしまっているので。

もう、どうだって良いけど。

せめて、

“主人公・ひなた”が、“なぜ、そういう道に?”ということくらいは。

《好きだから》なんていう曖昧なことをイイワケにすることなく。

シッカリと描いてほしいものだ。


ま。。。どうせ。。。曖昧なまま、話を進めるんだろうけどね。。。。

日曜劇場『DCU~手錠を持ったダイバー~』第3話




内容
殺人事件を解決した新名(阿部寛)たち“DCU”
だがサンチェスを名乗っていた男(フェルナンデス直行)が、
証拠品である被害者のスマホを盗み逃走。責任を感じる成合(中村アン)
そのうえ、公安からの情報で、
男が、テロ組織に所属するジョアン・ロペスだと判明する。

焦る成合は、男と親しくしていたマリア・シルバ(エレナアレジ後藤)に。。。

敬称略



脚本、青柳祐美子さん、小谷暢亮さん

脚本協力、宮本勇人さん

演出、青山貴洋さん



う~~~んん。。。

それにしても。。。。雑だね。

CMの前後のつながりのなさが、酷すぎる。

他にもある。。。公安が..って言っていたのに。

やっぱり無関係に展開させているし(失笑)


なんだろうな。。。無茶苦茶すぎるよ。。。


きっとね。“凝っている”と言い放って、誤魔化すのだろうけど。

今回のエピソード。完全に支離滅裂です。


必死になって盛り上げようとしているけど。

“ドラマ”“物語”として、成立していないんだから、

正直。もの凄く、しらけています。


もっと、冷静になれ。



トロピカル~ジュ!プリキュア46終+仮面ライダーリバイス20+機界戦隊ゼンカイジャー45



機界戦隊ゼンカイジャー 第45カイ「超大凶って運勢最下位?!」

内容
ステイシー(世古口凌)の協力で、ゾックス(増子敦貴)たちは、
“SDトピア”へと。。。

そんななか、オミクジワルドが出現する。
運勢を決定づけるおみくじにより、マジーヌ、プルーンは。。。凶に。
だが、何か行うたびに、おみくじを引いてしまい。
どんどん、運勢が悪くなっていく。
介人(駒木根葵汰)たちは、オミクジワルドを倒そうと。。。。

敬称略


気のせいか。。。最強。。。いや、最凶じゃ?

まさかの、解決策が、衝撃的でした(笑)

完全に、力業。


ってか。

この状態で、そろそろ終わり。。。。だよね??


、。。。え!?

もう、ワケが分からない展開に。。。。

これ、まとまるのかな??






仮面ライダーリバイス 第20話「非情で無情な、変身の代償」
内容
オルテカ(関隼汰)から悪魔の分離を試みる一輝(前田拳太郎)たち。
だが、山桐千草(奥山かずさ)の裏切りにあうだけで無く。
バイスとの連携を阻止され、上手くいかなかった。

一方、狩崎(濱尾ノリタカ)から、デモンズドライバーのことで、
このまま、ドライバーを使い続ければ、命に危険があると、
知らされた門田(小松準弥)は、変身すべきかどうか、悩んでいた。

そんななか、千草、オルテカに呼び出された門田は千草の説得を試みる。
だが、話を聞こうとしなかった。そんなとき、オルテカが千草に。。。。

敬称略



気のせいか。

クール終わりか、“最終章”のような、雰囲気だね。

まぁ、“真の敵”が、見え始めているので。

ある程度、整理整頓しよう...ってコトなのだろう。

無意味に、ハッキリとした目的などが提示されず。

グダグダやっているよりは、よっぽど良いです。


それにしても。今作は、

これまでも。。。だったけど。

妙なタイミングで、新章に切り替えますね。

何かあるのかな?


ってか、、、千草のあつかい。。。雑(笑)






トロピカル~ジュ!プリキュア 第46話(最終回)
内容
次期女王に指名されたローラは、グランオーシャンに戻るか、どうかで悩み。。。

そんななか、フェスが始まり。。。



結局、こういう最終回というか。

エピローグにするならば、

別に、戦い。。。必要ないよね?

そもそもの話。

次期女王に指名されるかどうかが、ポイントの1つだったのだから。

魔女が、どうとか。過去が、どうとか。人魚が、どうとか。

そんなことよりも、

普通に、ライバルとの戦いを描けば良かっただけじゃ?

その場合の戦いは。。。バトルではなく。様々なゲームで良くて。

いいチャンスだっただろうに.。。。。


今作だって、別に、悪いなんて思っていないが。

変身や、バトルなんて、必然性が、ほぼ無いし。

そういうところ。。。


次作なんて、また。。。食べ物を扱っているのに。

ドタバタやるんだよね?

“イマドキ”なら。。。手洗い必須だと思いますが?やらないでしょ?


どうしても、ドタバタしたいならば、

普通に、“戦隊”や“ライダー”のように描けばいい。

今シリーズの初期作品のように。


もう、それしか、感じられないです。


本気で、シリーズを。。。その存在意味を、

考え直すべき時期に来ていると思いますよ。

土曜ドラマ『逃亡医F』第3話


内容
再び姿を消した藤木(成田凌)を心配する美香子(森七菜)
都波(酒向芳)が香川照男(升毅)の喫茶店に現れた連絡が欲しいと言い残して。
そんななか藤木から連絡が入る。
美香子からスマホを手渡された藤木は、再び姿を消す。

それからすぐ、美香子から手渡されていたハンバーグ弁当を手に、
藤木が喫茶店に現れる。自慢の料理の味がおかしかったと。
香川の態度もおかしいことから、藤木は、何らかの異変を推測。
そのことを伝えたところ、香川は脳腫瘍を患っていることを打ち明ける。
だが、味覚が戻らない可能性があるため、
手術を受けるつもりはないという香川。
そんな香川に、藤木は、手術を勧めるのだが。。。。

翌朝、香川が、手術を受けると言い始める。
明日、娘の結婚式があるという。10年以上の絶縁状態。
式を挙げるホテルの料理長・竹本(大河内浩)が友人で、連絡が入ったと。
結婚式の料理を作らせてもらえてもらえれば、手術を受けると約束してくれる。

そこで、香川に頼まれ、藤木と美香子は、
香川の元妻・滝沢晴枝(朝加真由美)と、娘・空見子(夏子)に会いに行く。

その夜、晴枝が、香川の店に現れ。。。。。レシピを手渡す。

そして結婚式当日。
ホテルで、料理を作り始めた香川を見守る藤木。
完成まで、あと少しになり、香川が倒れてしまい。。。。

そのころ美香子が店番をしていたところに、都波がやってくる。

敬称略


脚本、福原充則さん

演出、佐藤東弥さん



“ドラマ”としては、正しい判断なのだが。

今回は、医者らしい部分が少なかったですね。

まぁ、全く無かったわけではないし、処置もしているし。

“らしさ”は、一応あるけど。

前回までのような派手さはなく。

ストーリーなどを優先させた感じだね。


難しい選択だけど。

不自然さを感じさせるよりは、この判断は正しいだろう。


連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』土曜版第13週



結局のところ。

今週は、“盛り込みすぎ”の一言に尽きる。


錠一郎が、東京から帰ってきたことだけでなく。

るいと錠一郎との紆余曲折を描き。

京都行きを描き。

回転焼き屋を描き。

妊娠まで。


そう。ほぼ毎日、別のコトを描いているのである。

実際、劇中の時間も、週の始まりと終わりで、1年程度経過しているしね!


ってか、

この現在の状態を、“箇条書き”と言わず、何というのだ?


気持ちが悪いのは、

今作が始まった3か月ほど前から、この“箇条書き”は、ほぼ変わらないのに。

出演俳優が変わるだけで、

“箇条書き”を批判せずに、“大絶賛”を行う“宣伝”の垂れ流しを、

行っていることである。

完全に、“アンチ”と“ファン”の“戦い”。

。。。。ならまだしも。

どう見ても、“大人の事情”のニオイしかしないことだ。

良い意味でも、悪い意味でも。。。。

“土曜版”を見れば、その空気が漂いすぎているのが。。。。。(苦笑)

まあ、それを見ても、

批判する人は批判するし、絶賛する人は絶賛するだろうけどね。


私にとっては、俳優が誰か?なんて、些細なこと過ぎて。

ハッキリって、どうだって良いこと。

“ドラマ”が、本当に面白いかどうかには、あまり関係がありませんし。。。。。



いつだったかも指摘したが。

“るい編”ではなく実質的に“るい・錠一郎編”に近い状態の“るい編”

別に、そのことを批判、非難するつもりは、全く無いのだけど。

じゃあ。。。って思うのだ。

だったら“安子編”から、シッカリと描けば良かった。。。と。


なんとなく感動的に見えるのは、

 人の生き死にを描いたり、

 子役を使ったりしているからだ。

そういう、

人にとって、潜在的に感動的に見える“要素”というのは、誰にもあり。

特に、前述の要素は、多くの人に受け入れられる可能性が高い“要素”。

それも、潜在意識にすりこまれている原初的な要素だと言える。

それこそ、描写がテキトーでも、

それなりに、感動出来てしまうモノなのである。


今作が、テキトーであるとは、言いません。

一応、丁寧に扱っている印象はありますしね。

一部の“ドラマ”では、ほぼ“アイテム化”していて、

“刑事モノ”系統と同じような扱いしかせずに、

感動の押し売りをしてくる作品がありますし。

それと比べると。。マシ。。。。いや。丁寧に扱っていると言えます。


だが、だからといって、“ドラマ”として、

本当の意味で、成功しているかどうかは、ビミョーなのは、

そこに至るまでの、初期設定の描写や、過程の描写が、雑だからだ。

ある程度は、好意的に見ることは出来るが。

実際は、視聴者に、ほぼ丸投げに近いのが今作なのである。


個人的には、部分的には評価出来ても、

全面的には評価出来ないです。


何度も書いてきたことだけど。

もうちょっと、本当に丁寧ならばなぁ。。。。。

なんか、

三部に別れていて、

一部、二部で、この状況だと。

脚本を仕立て直しているだけで、手抜きをしているような印象もあるのだ。

重ねている。。。同じような描写だと。。。

単純に評価出来る人は良いだろうが、。。。。。(苦笑)

これで、三部でしょ?


面白くなる期待さえ持てないです。



最後に。

予告を見て。。。。“また”強引に。。。。(失笑)



金曜ドラマ『妻、小学生になる。』第2話



内容
小学生の万理華(毎田暖乃)が、妻・貴恵(石田ゆり子)の生まれ変わりと、
確信した圭介(堤真一)は、職場でも、つい笑顔になってしまう。
そんな圭介の姿に、年下の上司・守屋好美(森田望智)は好感を抱く。
だが、圭介のスマホを見てしまい。。。。

一方、圭介が、万理華にプロポーズしているのを目撃してしまい、
動揺する。。。友利(神木隆之介)。
思い切って、麻衣(蒔田彩珠)に尋ねたところ。。。

そんななか、麻衣が就職活動を始める。
そして、幼なじみの弥子に誘われ、合コンへ行くが。。。

同じ頃、圭介は、万理華と、就職祝いを買いに出かけるが。。。。

敬称略




脚本、大島里美さん

演出、坪井敏雄さん



設定が設定なので、

そこに感じる違和感は、“ドラマだから”で納得出来るし。

前回からの“流れ”を考えれば、納得出来る“流れ”ではあるのだが。


前回感じた“雰囲気”と今回の“雰囲気”が、

あまりにも違いすぎて、その“ギャップ”に、かなり戸惑っています。


理解はしているんだけどね。。。。

だから、それを緩和するために、前回のような終盤ではなく。

せめて前回の中盤で、変化していれば、

ここまでのギャップを感じなかっただろうに。


まあ、今回からが“通常”だろうから。

今後は、違和感やギャップを感じることは少なくなるだろうし。

普通に楽しめているから、これはこれでOKでしょう。



た・だ・し。

今回のエピソードを見ていて、もの凄い違和感を覚えたのは、

やはり、神木隆之介さん。。。そして話の展開だ。

神木隆之介さんの登場は、サプライズとしては、正しいとは思うのですが。

もの凄い唐突感があります。

そして、話の展開が、思った以上に、停滞していることだ。

好意的に見れば、じっくりと、丁寧に描いている。。。と見えなくもない。

だが、描いたことは、ほぼデートだけ。

本気で、話を動かすつもりがあるならば、30分もあれば出来ることだ。

そして、気づいてしまった。

今作には、イレギュラーな出来事があったことを。


これ、もしかしたら。。。。

前回と今回。。。初めの想定と違います?

で、先の予定を前に。。。。という感じ。

まあ、、、推測の域ですが。


連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第62回


「1964-1965」
内容
一子(市川実日子)の助けもあって、回転焼き屋は順調。
しかし、トランペット以外何も出来ない錠一郎(オダギリジョー)
るい(深津絵里)が、一子に話をしたところ。。。。

敬称略





ほんとに駆け足だね(苦笑)

“ひなた編”ことしか、考えていない状態である。

木曜劇場『ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇』第4話


内容
仁和(安藤政信)の呼び出しを受け、凛々子(黒木華)は現状報告する。
だが早急に、結果を出すようにと言われてしまう。
それと同時に、仁和から、ある依頼を受ける。
1年前に生配信中に失踪したチューバー・カマドウマ(大木空)の
消息をつかめというモノだった。
出版社が、人気ユーチューバーのセンチャンの自伝を考えているという。
出された条件というのが、センチャンが大金を貸しているカマドウマを、
見つけて欲しいというものだった。

その後、会議が行われ、根津(溝端淳平)椛谷(野間口徹)は、
積極的にネタを提案してきたが、下馬(野村周平)だけやる気が無い状態。
そこで、凛々子は、下馬を連れて、
失踪したという廃墟へと向かうのだった。
20年前に殺人事件があった。。。。らしい。
下馬には、“カンフルNEWS”の人員削減で、
忙しい営業部への異動を考えていると告げて。。。。。。

敬称略


脚本、橋本夏さん

演出、木村真人さん


主人公が“何か”を感じて動くという今までのパターンを崩して。

上司からの命令で、お仕事を実行である。

明らかに、イレギュラーな展開なのが、気になるが。

悪くは無いです。

“ゴシップ誌”らしいネタと言えば、その通りだけしね(笑)

そう。ネタとしては、悪くないのである。

まあ、

ユーチューバーっていう部分を除けば。

ほぼニュースサイトの意味が無いのが、もの凄く引っかかる部分ですが。

。。。。もう、そこは、いいかな(苦笑)



とはいえ。

今までの話の流れで、“チーム”になりかけているし。、

同時に、今回は、今までで最もやる気の無い下馬で、

シッカリと“お仕事ドラマ”を作り上げているし。

ドラマとしては、なかなかの仕上がりである。

木曜ドラマ『となりのチカラ』第2話



内容
ある朝、上の階から“助けて”という声が聞こえた。
妻・灯(上戸彩)には、呆れられるが、上階へ向かったチカラ(松本潤)
503号室の柏木清江(風吹ジュン)が、
孫・託也(長尾謙杜)のことと強盗と間違えて、大騒ぎしていた。
託也によると、祖母は認知症らしく、ひとりで面倒を見ていると知る。
なんとか力になりたいと考えるチカラ。

チカラは、灯に、託也、清江を食事に誘いたいと提案するが、拒否される。
が。。。偶然、灯が清江と会ってしまい。。。。

敬称略


脚本、遊川和彦さん

脚本協力、青山悠希さん、宮原久実さん

演出、本橋圭太さん



いやぁ。。。話自体は、“こんなところ”だろう。。。っていう程度だが。

まさか、主人公の過去を、盛り込んでくるとは!

重い。。。重すぎる!!

だが、

この“おかげ”で、主人公のお節介の意味が分かったような気がする。

その後の展開も、特に悪くは無い。

まぁ、、、、一言。。。あるならば。

“働けよ!”

でしょうか(笑)



ただし、1つだけ、今回のエピソードで、気になったことが。

それは“震災”を、盛り込んできたことだ。

最近の作品は、なにかと、そういう要素を盛り込みがちなんだけど。

個人的には、今作の作者には、

そういう“イレギュラー”な要素を使って欲しくなかったです。

“ドラマ”としては、理解しますが。

もっと、“普通”で、やって欲しかったです。

“イレギュラー”な要素で、“ドラマ”を紡ぐのは容易ですが。

“普通”で描くのは、その逆。



個人的には、よく書いていることだが。。。

子供や動物を使ったり、病気などを使ったり、生や死を描いたり。

“お涙頂戴”な要素で描くのは、安易だと思います。


その一点だけを除けば、普通に楽しめています。

作者が作者なので、“こんなところ”だろう。。。と思っていますし。

好みはあるだろうけどね。



最後に。

予告が。。。。。混沌。。。。(笑)


連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第61回


「1964-1965」
内容
回転焼き屋を始めたるい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)
だが、全く売れず、困り果てる。

そんななか、一子(市川実日子)が様子を見にやってくる。
“あんこの味”には自信があるというるい。

敬称略



結局、“前回のアレだけ”で、開店するんだ。。。。(苦笑)

いろいろあったモノの、

一応、裕福な雉真家で育ったるいならば、ある程度“確かな味”になる。

。。。可能性はある。あくまでも、可能性だけですが。

もちろん、それが“母の味”“たちばなの味”と同じかどうかは、ビミョー。

そのうえ。

今作の描写を考えると、錠一郎の味覚は、基本的にケチャップ。

そう。こういう言い方もどうかと思うが。。。“お子様”なのである。

実際、言動も。。。だけどね!


そんななか、再登場の堀部圭亮さん。

と言っても、“吉兵衛”ではなく。。。その息子の“吉右衛門”である。

意外と重要なポイント。

その吉右衛門が、“舌が肥えている”と言い切ってしまった。


こんな状態で、

なぜか、味に自信満々の“主人公・るい”


もう、なんていうか。支離滅裂どころか、全てが崩壊している。


まぁね。。。言わんとしていることは、理解しているけど。

先日も指摘したが、“今作が表現してきた主人公・るい”が、


“味”を語るのは、ほんと。。。どうかと思う。


そもそも。。。。“呪文”は“おいしゅうなあれ”なのである。

極論を言えば、

あんこだけでなく。他の料理でも、“呪文”は通用するはず。

だったら。

大阪のクリーニング店で、料理を作ったり、

和子に教わったりしたときに、“呪文”を唱えるだけで良かったのだ。

たった、これだけのことで、

今回の回転焼きも、“たちばなの味”“母の味”でなくても、

“自慢の味”は、成立するのである。

ほんと、単純なことだったのに。。。。


回転焼き屋になるのが、主人公・るいの目的などでは無いとしても。

“たちばな”のことや、“安子編”の描写があるんだから。

もう少し、丁寧さ、繊細さで、回転焼き屋の開店を描いて欲しかったモノだ。


水曜ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』第3話


内容
社長のムチャブリで社長となり、奮闘する毎日を送る雛子(高畑充希)
ある日、浅海社長(松田翔太)から“チェーン展開”を急ぐよう命じられる。

そんななか、雛子の店で、同窓会が行われることに。
同級生との再会に、笑顔になる雛子。
かつて憧れを抱いていた加賀美晃(浅香航大)との再会では、
良い雰囲気になり、食事に誘われる。

一方で、チェーン展開のために、
浅海から紹介された経営コンサルタント・桧山凛々子(優香)に相談。
まだ、今の店には、付加価値が足りないと指摘される。

そこで、大牙(志尊淳)古賀(神保悟志)らと話し合いを行い、
スイーツを開発することが決定。
パティシエの勉強をする萩尾慧(松岡広大)に、
コンクールへの参加を提案する。

敬称略



脚本、渡邉真子さん

プロット脚本、本田隆朗さん

演出、猪股隆一さん


アバン。。。。とは、言いがたい長さだけど。

今回のアバンは、良かったね。

状況説明だけでなく。“ムチャブリ”を明確に描いた。

そのうえ、今回のための、フラグも盛り込んでいて。

“エピソード”のはじまりとしては、良い感じだ。


正直、前回までのエピソードって、

序盤に無駄が多くて、何を描きたいかが、分かり難かったのだ。

今回くらい、ハッキリしていれば、

多少の紆余曲折も、最後に成功すれば、

ドラマティックに見えるというモノだ。


意外と好感が持てたのは、

主人公が中心になって、シッカリと物語が紡がれていることだ。

まぁ、当たり前のことなんだけどね。

こういう当たり前を、当たり前にすることこそが重要。

脇役だけで、不必要に物語を描くのは、迷走の原因にしかならない。


とはいえ、

こういうドラマだから、好みの部分はあるだろうけど。

今回くらいなら、

話もスムーズ。。テンポも良くて、普通に楽しめます。

社長の盛り込みかたも、話を進める上で、絶妙だしね。



いくつか、引っかかった部分があるとすれば。

ひとつは、モノローグ、心の声の多さかな。

確かに、今までも、多くて。

“今作らしさ”になっているのも分かっているが。

これはこれで、悪くは無いが。ちょっと、多すぎのような気がする。

そのまま、口にしても、十分に成立する部分もあるし。


ふたつ目は、前回まで多かった、大牙の部分が少なかったことかな。

今回の主人公が、仕事に恋バナと。。。2つもあったのも分かるんだけど。

そもそも。大牙がいるから、

主人公が際立っている部分もあるわけで。

もう少し、欲しいですね。

じゃないと、仕事の恋バナも際立たないような気がします。


実際、初回では、前者は“独り言”だったし。

それを、大牙が指摘していたわけで。

両方とも、入っていたんですよね。。。。


最後に。。。プロット脚本???


相棒season20 第13話

「死者の結婚」
内容
捜査一課の伊丹(川原和久)を、黒瀬和成(勝部演之)が訪ねてくる。
ふたりの様子に興味を抱く右京(水谷豊)亘(反町隆史)
1枚の絵を手に。。。「この子が生きていたんじゃないかと」
奇妙なことを口にする。
絵を見た右京は、13年前に失踪した10歳の少女・多岐川未来だと推測する。
すると黒瀬は、“冥婚絵”だと説明する。
遺族が弔いのために、亡くなった人の結婚式を描く風習だという。
元似顔絵捜査官で今は、ボランティアで描いていると言うこと。
数ヶ月前に未来の父・直樹(筒井巧)母、愛子(宮田早苗)からの依頼されたと。
だが先日、多岐川家を訪ねたとき、絵に似た女性(山本舞香)を見かけたという。
どうしても気になり、伊丹に調べてもらっていたと言うことだった。

そのころ、自宅で、西條雅弘の遺体が、祖母・知代により発見された。
臨場した伊丹たちが、確認すると、刺殺されたよう。
家族たちでさえ、家に上げなかったらしい。
そんなとき、伊丹たちは。。。。

右京と亘が、多岐川家を訪ねる。
黒瀬から話を聞いたことを、愛子に告げる。
すると、未来のいとこ・菅原遥香だと、愛子は説明する。

妙な印象を受けつつ、警視庁に戻ったふたりは、事件について調べたところ、
13年前の失踪事件に、黒瀬がかかわっていたことが分かってくる。
愛子が、犯人の顔を目撃してため、似顔絵が作られていた。
黒瀬の話では、似顔絵から工藤雄一郎が浮上したが、
証拠がなく、迷宮入りしたという。
右京、亘が、黒瀬から話を聞いていたところに、伊丹が現れる。
西條雅弘の自宅から、黒瀬の描いた絵が見つかったという。
黒瀬のホームページから、印刷したモノのようだが。。。。

そんななか、青木(浅利陽介)の調べで、
13年前に、未来と、雅弘が、
同じ、松尾紗月(街田しおん)のピアノ教室に通っていたと判明する。

敬称略


脚本、川﨑龍太さん

監督、権野元さん



それほど、捻りが有るわけでも無く。

基本的にシンプルなネタに、上手く味付けをしている感じ。

オチ部分も、青木を混ぜてくるなんて、良いアイデア。

なかなか、オモシロかったと思います。


ちょっとだけ気になったのは、黒瀬と梶本彩奈。

黒瀬を、意図をくんで巻き込むべきか。どうするか。

今回は、巻き込まなかったわけだけど。

巻き込まないなら、別に、黒瀬を登場させる必要も無かったかもね。

で、もう一つの彩奈だけど。

ここが難しい部分。彩奈の過去を描いた方が、良かったかもね。

もちろん、なんとなく伝わってくるけど。

この2つの要素の描き方で、今回のエピソードの振り幅が変わったハズ。

無くても成立するが、あった方が良かった可能性もある。

まぁ、伊丹を絡めるエピソードは、久々ですので。

その部分を強調することを優先すれば、

今回が正解かもね。


そう。結局、どこを強調するか?で、

今回のエピソードは、大きく雰囲気が変わる。。。ってことである。


連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第60回

「1964-1965」
内容
錠一郎(オダギリジョー)の周りの環境を変えるためにと、
るい(深津絵里)は、ふたりで京都で暮らすことを決意。
平助(村田雄浩)和子(濱田マリ)木暮(近藤芳正)に見送られ、京都へ。。。

早速、ふたりは、
お茶の師匠をするベリーこと野田一子(市川実日子)のもとを訪ねる。

その後、ふたりは、北野天満宮の縁日で。。。るいは、あるモノを見かけ。。。

敬称略



最近。。。。っていうか、今作だけでは無いのだが。

直前に放送されている《マー姉ちゃん》のほうが、

“ドラマ”として、楽しいです。



にしても。

前回のラストと、今回のアバン。

これ。。。。繋がってるんだよね??(笑)


う~~ん。。。メリハリがあると、好意的に見るべきか。

手抜きと丁寧さの落差が激しすぎる。。。と見るべきか。


ただ、どちらにしても。

丁寧さは、無駄な引き延ばしと表裏一体だし。

手抜きは、内容が無い。。。と表裏一体。


受ける印象がプラスかマイナスかは、

オモシロく感じるか?次を見たいと感じるか?

に、かかっているわけで。

現状では、御都合主義の違和感が強すぎて、

面白みを感じにくい状態だ。



最後に。

まぁ、描こうとしていることは、分かるんだけど。

“安子編”での、“るい”を絡めた、“そういう描写”が雑すぎて。

好意的に見る...以上に、“かなり”好意的に見る必要がある感じだ。


例えば。

“るい”が大阪にいたのは、2,3歳の頃。

確かに、手伝っている描写はあったけど。

ラジオ講座に聴き入るようになってからは、

“るい”は、ラジオ一辺倒の描写が強かったのだ。

途中から、“安子”が必死になっていたというのもあるしね。

で、その後は、岡山で。。。だけど。

これにしたところで、途中から行商無し。

ハッキリ言って、“安子”が作っていたかどうかさえ、不明瞭だったのである。

そのうえ、“算太”と“たちばな再建”に動き始めたことで。

雉真家の面々の態度もあるけど。

“普通”に考えれば、“安子”と“算太”が、

ふたりで、思い出の味を作っていた可能性が高いのだ。

そう。かなり好意的に見ても、2,3歳の頃の記憶だけじゃ?

まあ、全く無かったとは言いませんけどね。

少なくとも、小学校入学直前から後は、

何もやっていなかった可能性が、かなり高いのである。

そこを言い出してしまうと、家事手伝いに関してもビミョーだけど。

雉真家での立場を考えれば、。。。。。。


こんな状態で、今回の出来事。

“ドラマ”としては、理解しているが。

これを、“御都合主義”と言わず、、、何というのだ?


だから、何度も書いてきたのだ。

今作にとって、間違いなく“根幹”になるのは、

“安子編”ではなく“るい編”なのだから。

もう少し、“安子編”で、“るい”をシッカリ描いていれば、

こんな違和感を抱かなかっただろうに。。。と。


そもそも。。。“おいしゅうなあれ”のおまじないにしても。

“るい”より“安子”のほうが、残っている印象が強いし。

“るい”の印象は、かなり薄めなのに・・・・・(苦笑)

描いていたことは覚えているし、

描いていないとは言いませんけど。。。。。





火曜ドラマ『ファイトソング』第3話


内容
芦田(間宮祥太朗)と付き合い始めた花枝(清原果耶)
初デートの全てが経験したことの無いコトばかり、
女性扱いされていることでさえ、花枝は大喜びする。

一方、花枝が芦田とデートしていることに、苛立つ慎吾(菊池風磨)。
弓子(栗山千明)や、凛(藤原さくら)も、同じような気持ちになっていた。

デートから帰ってきた花枝は、
慎吾、凛、迫(戸次重幸)直美(稲森いずみ)に
期間限定で付き合うことになったことを打ち明ける。
スランプの芦田のためだと説明して。。。

そんななか中華街デートをすることになり。。。。

敬称略


脚本、岡田惠和さん

演出、石井康晴さん


いやまぁ。。。

確かに、主人公が“憧れの歌手”に会ったのは分かるし。

それが変化の“きっかけ”になったのも理解している。

子供の頃の描写などを混ぜるコトで、

主人公が、元に戻った?のも理解してはいるんだけど。

それこそ、初回や、前回の序盤と、

主人公のキャラが、大きく変わりすぎていて。

頭が追いついていかないです。

一番の原因は分かっている。

主人公のセリフが多すぎることだ。さすがに、極端すぎる。

そもそも、主人公が抱える“秘密”が解決しているわけでも無く。

その“悩み”を誰かに打ち明けて、心が軽くなったわけでも無く。

この状態で、この変化は、“ドラマ”として、OKなのかな?

それこそ、

今回までの描写を考えると、

こういう“ドラマ”の定番の展開である。

主人公。。。恋をしているわけでも無いよね?


最後の思い出作りに、真剣に向き合っている。。。と思いたいところですが。

これ、せめて、

子供の頃から、友人たちに恋バナを聞かされていて、憧れていた。

自分は、空手一辺倒だったのに。。。。

そんな描写が、少しであれば、違っただろうに。


好意的に脳内補完しておきます。

今回だって、主治医の立石そして、葉子との会話が、

もう少し早めにあれば、印象は違ったと思いますけどね。

きっと、この2人と直美。。。3人との会話が、「肝」になるだろうし。


とりあえず、切り替えて見ることにします。


まぁ、そのあたりのことは、どうだって良いや。

変化したと納得しておきますので。

ただ、気になるのは、“恋バナ”を強調しすぎていることだ。

間違っているとは思わないし。

“ヒューマンラブコメ”なんて銘打っているしね。

気になるのは、、、、この“ヒューマン”部分。

かなり短いことだ。

ハッキリ言って、無いに等しいレベル。

そらね。“枠”を考えれば、こんなところだろうが。

ただね。

魅力を感じていない登場人物たちの“恋バナ”って、

結構、苦痛なんですよね(笑)


思うんだけど。。。不器用なんだよね?

そこを、もっと強調することで“ラブコメ”になるんじゃ?


個人的には、慎吾のキャラが終始良い感じに感じているので。

そのあたりの凛を絡めた部分は、楽しめているんだけど。

もう、脇役の話だし。

う~~ん。。。。

脚本より、、、演出かな。。。。


連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第59回

「1964-1965」
内容
錠一郎(オダギリジョー)にことで、心配したベリー(市川実日子)が、
るい(深津絵里)を訪ねてくる。
すると、るいは、錠一郎と幸せになることを諦めていないと告げる。

その後も、るいは、錠一郎のもとに通い続ける。
トミー(早乙女太一)たち仲間も、錠一郎のためにと、いろいろと。。。。

だが、錠一郎の悩みは深く、るいの気持ちを受け入れることも出来ずにいた。

そんなある日、ラジオから“OntheSunnySideoftheStreet”が流れ、
それを聴いたるいは、いてもたってもいられなくなり。。。。

敬称略




“野田一子”

“読み”が不明なので、なんとも言いがたいが。

そんなことより、

ここで、“京都”を、わざわざ強調したので。

まぁ、きっと、“そういうコト”なのだろうね。

ラストでも、“ひなたの道”を強調していたし。

ってか。。。かなり強引で、不自然だけどね(苦笑)


そのあたりはともかく。


見れば見るほど。

“安子編”で、シッカリと“るい”をシッカリと描かなかったのが、

悔やまれますね。


以前も書いたけど。

“るい編”を基準に考えるならば、

“安子編”は、“主人公・るい”にとって、幼少期であり。

いつもの“朝ドラ”なら、1~2週で描いていることなのだ。

それが、ちょっと長かっただけだよね?

“安子編”という“くくり”。。。いや“枷”をつけなければ、

もう少し、シッカリと描けたんじゃ無いのかな?


そうすれば。“OntheSunnySideoftheStreet”にしても、

“ひなたの道”にしても、

好意的な脳内補完に頼らずに、シッカリ描けただろうし。


そういう“あざとさ”に頼らずとも、

本当に、納得出来ていたんでは無いだろうか??



ドクターホワイト 第2話



内容
晴汝(岡崎紗絵)への誤診を正した白夜(浜辺美波)
それにより、晴汝の命が救われた。
親友の奥村(宮田俊哉)の調べで、
失踪した麻里亜(瀧本美織)の兄・勇気(毎熊克哉)により、
白夜を将貴(柄本佑)に託した可能性が高いと分かる。
勇気の行方は分からないままだったが、
将貴は、白夜を親戚の“雪村白夜”として、面倒を見ることを決める。

一方で、高森院長(石坂浩二)により、各科の精鋭を集め、
診断に特化した総合診断協議チーム“CDT”が結成された。
そこに、天才的診断能力を持つ白夜も補助スタッフとして加わることに。
そして将貴も、白夜のサポートをすることになるのだった。

が。。。集まったのは、リーダーの麻里亜以外には、
精神科医の西島耕助(片桐仁)だけ。外科からは協力を得られなかった。
すると西島は、
かつて外科医だった皮膚科医の夏樹拓実(勝地涼)のスカウトを提案する。
だがクセがある夏樹。麻里亜は納得出来なかったが。。。。

そんななか、夏樹が感染症と診断した患者を診た白夜は、誤診を指摘する。
だが夏樹は、白夜は医師では無いと。。。

敬称略



脚本、小峯裕之さん

演出、城宝秀則さん



う~~ん。。。。

きっと、雰囲気作りをして、“らしさ”を作っているのだろうけど。

さすがに、“本編”に無関係な演出が多すぎじゃ?

遅々として進まない状態に、かなり苛立ってしまった。


紆余曲折は、良いけど。

せめて、無駄な展開と演出だけは、省いてほしいものです。


さて、

診断しか描かないのは、理解したが。

だったら、そこの紆余曲折だけで、

上手く引っ張って、見せて欲しいです。

やろうとしていることは、理解したからこそ。

もっと、上手くやってくれていれば。。。オモシロくなるだろうに。


ミステリと言う勿れ 第3話


内容
整(菅田将暉)たちが、犬堂邸に監禁されていた。
犯人の犬堂ガロ(久保田悠来)、オトヤ(阿部亮平)兄弟は、
それぞれに“一番重い罪”を問いただすのだった。
告白ひとつひとつに、整は、感じたことを伝えていく。

そのころ、事態に気づいた風呂光(伊藤沙莉)青砥(筒井道隆)たちは、
犬堂邸に急いでいた。連続殺人事件に関わりがあるかもしれないと。

そして運転手の煙草森(森下能幸)が告白していたところに、SATが突入。
するとガロ、オトヤは、抵抗もせずに、バスジャック犯であると認める。
次の瞬間、整が、「この中に、連続殺人犯がいます」と告げる。

整は、ガロの“ある行動”に疑問を抱いたと、
“本物のガロ”は、別にいると。。。。。

敬称略


脚本、相沢友子さん

演出、松山博昭さん



やっぱり、今作は、

前後編くらいで、ちょうど、1つのエピソードだよね。

今回で、ほぼ、それが確定ですね。

実は、これもまた、今作が“連ドラ”には、向いていないのでは?と

感じていたポイントである。

もちろん、原作が完結してないことも、理由の1つだけどね。

原作は、全てのエピソードが、連続しているからね。。。。。


さて、前回から、“普通”に見ることが出来るようになった今作。

今回も、前回に続いて、“普通”に楽しめている。

メンドーなので、細かいことは書かない。前回と同じになるしね!

こうなると、初回がイレギュラーだったのだろう。


そこはともかく。

個人的には、かなり上手く仕立てて、上手く見せていると感じている。

もちろん、個性的で、クセが強いし、

若干、分かりづらさもあるし、いろいろと好みの部分はあるだろうけど。

“ドラマ”として、完成度が高くなっているのは、確かだろう。


あ。。。そうそう。結構、満足しているのだけど。

今回のエピソードで、1つだけ疑問があるのは、

ラストの。。エピローグ。。。って言って良いかな?

アレを、盛り込んでくると思っていなかったので、

かなり驚いてしまった。

“原作”を考えると、描くべきだと思うのですが。

“連ドラ”だと考えると、今後。。。ずっと気になるよね?(笑)

盛り込まなくても、成立しているのに。。。。。

まぁ、細かいことを言うと、“第1エピソード”も、

連続性がある“フラグ”をシッカリ盛り込んでいたし、今回だって。。。

だから、丁寧に描いているんだけどね。


ま。。。。。いっか。。。。

もしかしたら、評判次第で“続き”を考えているのかもね。

そういうコトが分かった、今回である。

連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第58回

「1964-1965」
内容
大阪に帰ってきた錠一郎(オダギリジョー)と再会したるい(深津絵里)
しかし、錠一郎から「お前とは、終わりや」と言われてしまう。
ショックを受けるるい。
店に戻ってきたるいをみて平助(村田雄浩)和子(濱田マリ)は気遣う。

一方、錠一郎と奈々(佐々木希)から事情を知った木暮(近藤芳正)は、
錠一郎のことを気遣う。

そんななか、トミー(早乙女太一)が、錠一郎と奈々を目撃し。。。。

敬称略


作、藤本有紀さん

演出、安達もじりさん



先ず、どうでも良いことを。

今回のOPを見ていて、今まで見たことが無いスタッフの名前が、

あったような。。。。。。

いや、些細なことなんだけど。

意外と、雰囲気が変わったりするモノなんだよね。。。。

ま、いまさら、どうでも良いことだけど。


さて、感想である。


正直なところ。

今回のエピソードが、先週の“火曜”か“水曜”で良かったんじゃ?

そんな印象しか受けなかった。


理由は簡単だ。

もしも、主人公が“るい”ならば、

“錠一郎”のくだりの多くは描く必要の無いこと。

それも、先週の部分の多くは、

“主人公・るい”が、知らなければ、描く必要性が無いのである。

だって、“主人公”だから。


それが、本来の“ドラマ”における“主人公”の“役割”である。

話に中心に据えるというのは、そういうことだ。


例えば、

中盤あたりの錠一郎と木暮の会話で、匂わせて、

今回ラストあたりで、

偶然知った平助から、事情を知るだけで、必要十分。

ハッキリ言えば、先週、ダラダラ描いていた詳細なんて必要ないのである。

そう。“吹けなくなった”だけで、十分なのだ。


それを、今作は、わざわざ、長時間描き。

“主人公・るい”が、主人公で無いような描写を行ってしまった。

描こうとしていること自体は理解するが、

“るい編”で、“主人公・るい”がいる意味が無い描写になると。

もうそれは、“るい編”では無いのである。


だから、先日来書いているように。。これは“錠一郎編”だと。


いっそのこと。。。もう手遅れだけど。。。

“主人公・安子”が生んだのが“錠一郎”で良かったんじゃ?(笑)

もちろん、名前は“るい”である。

そもそも、稔が、男でも女でもいい名前と、言っていたんだから。

通用したはず。

で、英語、音楽。。。トランペットで。。。良かったんじゃ?

ここまで、“錠一郎編”にしたいなら、

それで、良かったと思いますよ。


“3人のヒロイン”では無くなってしまいますが。

“3人の主人公”には、なるはずだし。


今回のエピソードを見て、

先週の雑さを思い出して、こんな印象しか受けなかった。。。です。

日曜劇場『DCU~手錠を持ったダイバー~』第2話


内容
能登半島の港で、地元漁師の島田龍平の遺体が発見された。
被害者が密漁の見回りなどを行っていたことから、
なんらかのトラブルがあったと考えられた。
新名(阿部寛)たち“DCU”は、
地元刑事・阪東(梶原善)の協力を得て、捜査を始める。

敬称略



脚本、青柳祐美子さん、小谷暢亮さん、小澤俊介さん

脚本協力、宮本勇人さん

演出、田中健太さん




先ず初めに。

前回のラストからの繋がり。。“15年前”のこと。

そして、訓練部分。

この2つ。。。ただの時間稼ぎだよね?

ついでに言えば、途中の子供や、試験もだけど。

ほんと、時間の無駄遣い。

延長の意味が、全く無いです。

俳優が、水に入って、ビチャビチャやっているのを見せたいのが、

今作の目的ですか?

そのための、時間延長にしか感じられなかった。


今回を見ていて、頭が痛かったのは。捜査の部分。

遺体が流れているというのに。

遺棄現場で証拠を探すという意味不明さ。

ってか、他の協力を得ずに、少数だけで探すの不可能じゃ?

そのうえ、主人公は、陸で聞き込みだし。

一番分からないのは、

“観光地”だと遺棄現場付近のことを言っているんだったら、

最近なら。。。ほぼ間違いなく防犯カメラがあるはずだよね?

まず、調べるのは、それじゃ?


そして、最も意味不明だったのは。

主人公の捜査態度が、前回と全く違うコトだ。


ほんと、どういうつもりか、サッパリ分からないです。


“事件モノ”としても、雑。

“連ドラ”としても、雑。

そのうえ、今回の“本編”に無関係な要素を、

“縦軸”以外にも盛り込んでいるでしょ?


複数脚本家による弊害が出ているのは、明らかだ。


じゃなくても、

そもそも、潜る意味も、ほぼ無いし。

設定だから、潜っているだけだよね?


プラスで評価出来る部分が、見当たらないです(苦笑)


せめて、テンポが悪いことだけ、なんとか出来ないのかな?


トロピカル~ジュ!プリキュア45+仮面ライダーリバイス19+機界戦隊ゼンカイジャー44



機界戦隊ゼンカイジャー 第44カイ「SD=スモール+デッカい?!」
内容
SDワルドが出現し、攻撃を受けたガオーン、ブルーンは、SDキャラに。

その出現に、ゾックス(増子敦貴)フリント(森日菜美)は、
ようやく、弟たちを元に戻すことが出来ると。SDワルドに挑んでいく。
駆けつけた介人(駒木根葵汰)ジュラン、マジーヌ。
だが、戦いの中、攻撃を受けたジュラン、マジーヌもSDキャラに。
そのうえ、フリントをかばおうとしたゾックス。
ギアダリンガーが攻撃され、SD化し、変身出来なくなってしまうのだった。

そんななか、ステイシー(世古口凌)が現れ、ゾックスを挑発。。。。。

敬称略


ようやく、ゾックスたちにとっての、“本題”ですね。

そこは、理解しているが。

それ以上に、

今作の発想力に、脱帽である。

やっぱり、今作って、凄いねぇ。


ってか、冷静に見ると。

ゾックスたちが、いなくなると。

戦力が、大幅ダウンだよね(笑)

どうするんだよ。。。。ゼンカイジャー!






仮面ライダーリバイス 第19話「デモンズ注意報、ヒロミ包囲網!?」
内容
フリオ(八条院蔵人)から悪魔の分離に成功した一輝(前田拳太郎)
上手くいけばアギレラ(浅倉唯)からも。。。とさくら(井本彩花)は期待する。
だが、問題は、オルテカ(関隼汰)の動き。

一方、若林司令官(田邊和也)を守れなかったことを後悔する門田(小松準弥)
ドライバーの利用も出来なくなり、ショックを受ける。
新たな司令官に任命された門田を、同期の山桐千草(奥山かずさ)は、慰める。
だが、同じく同期で、分隊長の田淵竜彦(宇治清高)は、
司令官を守れなかった門田を非難。
その直後、門田は倒れてしまい。。。。

心配する山桐は、一輝たちに相談する。門田の様子がおかしいと。
一輝と大二(日向亘)は、門田を問いただすと。。。

そんななか、人間の玉置に戻ったフリオから、
アギレラの話し相手になって欲しいと頼まれるさくら。
しかし、アギレラは、聞く耳を持たず。

敬称略



まぁ、新展開への序章。。。ってところかな。

ただ、人間ドラマとしては、悪くない仕上がりだと思うのだが。

奇妙な言い方だが。

内輪もめを見ているだけにしか見えなかった。

もちろん、本来の意味で、内輪もめでは無いんだけど。

悪が悪事を行わないと、

結果的に、そういう印象になる。。。ってことだ。


もう一工夫必要だったでしょうね。






トロピカル~ジュ!プリキュア 第45話
内容
キュアオアシスと出会ったまなつたち。
ついに、あとまわしの魔女は浄化されたが、バトラーがヤラネーダに。。。

まなつたちは、チョンギーレたちとともに。。。。




強いのも分かるし、悪意なども分かるんだけど。

気のせいか、

完全に、見た目の問題だろうけど。

バトラーには、ラスボス感が、あまり無いよね。。。。(笑)

まぁ、プリキュアのほうも、アレなんだけど。

もう、強くなっているのか、凄くなっているのか、

よく分からないです。


で。

スケール感などの問題は、ともかくとして。

全ての部分が、アッサリで。

もう、アレかな。

今後も、こういう“締め”にしていくってことなのかな?


あの====

だったら、もう、バトル、必要ないんじゃ?

以前から、指摘しているけど。

次作など“また、食べ物”を扱うんだよね?

ドタバタされると。不快感しか生まないと思いますよ。

これも、以前指摘した問題だけど。

別に、戦わなくても、

そういう“別の戦い”ってのが、あると思うんだよね。

最終的に、ラスボスの部分や、クールの終わりや、転換期では、

やっても良いと思いますが。

もう、それで、良いと思いますよ。


今回の戦いの後なんて、

戦いがあったことさえ、関係ない状態だし。


ホントの意味で、シリーズは、“新章”に入るべきじゃ?

確かに、“大人の事情”も分かるが。

それはそれで、新たな段階に入っても良いんじゃ?

コンセプトなどが変われば、新たなモノも生まれるだろうし。


ドタバタを全否定しませんが。

無いエピソードを作って、増やしていっても、良いのでは?

今作が、転機であると思いたい。




土曜ドラマ『逃亡医F』第2話


内容
逃亡を続ける中、雪山で倒れた藤木(成田凌)を、
松田健太(白髭善)という少年と、喫茶店店主・香川(升毅)が助けてくれる。
そこに、美香子(森七菜)が現れて、藤木に協力を申し出る。
ふたりは、香川の店で世話になりながら、事件を調べ始める

そのころ、刑事の筋川(和田聰宏)の協力で、事件を調べる八神(松岡昌宏)
妹・妙子(桜庭ななみ)の親友、烏丸京子(前田敦子)と出会っていた。

そんな中、藤木は、
地元テレビ局のアナウンサー・島崎咲良(馬場ふみか)に気づかれてしまう。
逃亡を決意し。。。。

咲良と、咲良の同僚で健太の父・松田(林泰文)が
香川の店を訪ねたときには、すでに、藤木の姿は無かった。

一方、妙子と共同研究をしていた都波健吾(酒向芳)を探す八神と筋川。
すでに、自宅から逃亡してしまっていた。

敬称略


脚本、福原充則さん

演出、佐藤東弥さん


“原作”があるのも分かっているが。

前回より、主人公の医者としての描写に、強引さは無いですね。

まぁ、“ドラマ”なので、御都合主義で、事件は起きるんだけど。

それさえ削除してしまうと、医師という設定が無意味になるので、

ある程度は、仕方ないだろう。

と言っても、今回も、無茶してますけどね!

いっそ、医療器具を持って逃げれば良いのに。。。と思ってしまった(笑)


そこはともかく。


前回と今回、同じことを感じたのだけど。

セリフでは危機感を煽っている割に、

それが、行動に出ていないんですよね。

かなり気になってしまった。

“本当に、命の危機なのか?”って。


他にも、細かいことで、ツッコミどころはあるけど。無視します。


そう。ツッコミどころは、あるものの。

一応。。。逃亡しているし。目的というか目標も見えているし。

前回よりは、見やすくなっている。

無駄は多いし、御都合主義の部分もあるけど。

“ドラマ”だと、我慢出来るレベル。

とはいえ。

オモシロいかどうかで言えば、ビミョー。。。。かな。


奇妙な言い方だが。

逃げる部分も医者の部分も、劇的に見えないんだよね。

それが、最も致命的な部分。

もっと、いろいろとやれば良いだろうに。

連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』土曜版第12週


やっぱり、そうなんだよなぁ。。。。

いやね。

ここのところ、。。。いや、この数週間。

“るい編”というより、“錠一郎編”に近い感じだった今作。


実際問題、

錠一郎を、前に出しすぎているだけでなく。

るいを、描いてませんからね。

もちろん、ふたりで、ひとつ。。。だろうけど。

だとしても、印象は“主人公=錠一郎”であり。

まさに“錠一郎編”だったのである。


致命的なのは、

今作が“主人公・るい”を、“安子編”でも、あまり描かず。

“るい編”では、序盤だけ描く程度で、

錠一郎の背景を描くということを優先させすぎたことなのだ。

確かに、描く必要はあるだろうけど。

たとえ、“主人公・るい”が、“そういうキャラ”だったとしても。

いや、“そういうキャラ”だからこそ、


ふたりが“運命”で、繋がっていることを、

ハッキリ、シッカリ、表現すべきだったのだ。

なのに、今作ときたら。。。。。



“月金本編”でも、何度も書いているが。

“錠一郎編”としては、悪くないんだけどね。

それこそ、起承転結で、シッカリと描かれている(苦笑)


だが、たとえ、“主人公・るい”の“相棒”“パートナー”だったとしても。

ここまでは、やりすぎでしょう。

これを、“主人公中心の物語”だとは、

お世辞でも言えません。


今回の“土曜版”なんて。

“主人公・るい”の場面を、寄せ集めているけど。

錠一郎が無いと、物語が成立しないため、

“主人公・錠一郎”にしか見えない“土曜版”に成り果ててしまっている。


う~~ん。。。。。どうしようも、無かったのだろうけど。

今週の状態が、どうにもならない状態だったのが、

よく分かった、今回の“土曜版”である。



最後に。

今回の予告を見て。。。。


予告や番宣などで、事前に知っていたし。

“安子編”の強調からして、

そういう展開になるのは、分かっていたことなんだけど。

あのね。

だからこそ、もっとね。

いろいろなカタチで、絡ませるべきだったのでは??と思うのだ。

例えばの話。

“安子編”で、“主人公・安子”と“主人公・るい”は、大阪にいたのだ。

そして、生活のために、“ふたりで作っていた”のである。

そのうえ、行商もしていたし。

それだけじゃなく。他の店に卸してもいたんだよね。

そうなのだ。

“るい編”で登場した、クリーニング店、映画館館主、ジャズ喫茶。

いっそのこと、トミー、ベリーでも良いけど。

“安子・るい”の作ったモノを、食べていても、おかしくないんだよね。

で、

それに感銘を受けて、クリーニングや、ジャズ喫茶などではなく。

そういう道に進んでいても、良かったと思っている。

まぁ、思い出、記憶の中に、残っているだけでも良いけど。

ほんとは、大家絡みで、話を広げるのが、やりやすい。

かなり、思い切った展開では、算太だろうけど。そこは、無茶だろう。


そうなのだ。

次週のように、唐突に、盛り込まずとも。

いろいろ、出来たハズなのである。

“これから先”のために“映画”のフラグを、立てまくるのも重要だろうが。

“ここまで”のために、そういう“要素”を、

もっと、もっと、盛り込むべきだったのである。


ハッキリ言えば、

今作の描写からすれば。。。“るい”にとって、

“OntheSunnySideoftheStreet”“トランペット”よりも、

“甘味たちばな”“カムカム英語”のほうが、

重要な“要素”だと思いますよ。


“安子編”では、そういう風に見えていたのになぁ。。。。。。




金曜ドラマ『妻、小学生になる。』第1話

内容
妻・貴恵(石田ゆり子)を亡くして10年。
新島圭介(堤真一)は、娘・麻衣(蒔田彩珠)とともに、失意の中で生きてきた。

そんなある日、妙な少女が、家のチャイムを鳴らした。
白石万理華(毎田暖乃)は。。。。「ただいま」と。
自分は貴恵だと主張する。生まれ変わったという。
圭介と麻衣の困惑をよそに、万理華は、帰って行くのだった。

それから少しして、圭介に携帯に、万理華から電話が掛かってくる。
いつもの場所で待っている。。。。と。
圭介、貴恵にとっての思い出の場所。。。そこに、万理華が待っていた。

敬称略



原作は未読。

脚本、大島里美さん

演出、坪井敏雄さん


妻が、小学生になって、生まれ変わってきた?

まぁ、、、そんな感じだ。

2年前に、某局で放送された《パパがも一度恋をした》に酷似している。


面白ければ、別に、そこは、どうだって良いのだが。

が、今作、話の展開が、明らかに遅く。

“これから、どうなる?”という気持ちよりも、

“話が進まないなぁ”という気持ちのほうが、強かったです。


そもそもの話。

何らかの日常があり、そこに“新たな要素”が加わることで、

日常が変化する。。。

ってのが、基本じゃ?


そらね、困惑するのも分かるんだが。

“ドラマ”なんだから。

期待するのは、“次の展開”では無いのか?

さすがに、引っ張りすぎでしょう


初回なのに、“ツカミ”をミスっていると言われても仕方が無いです。

丁寧さが、あだになっている。


“原作”があるのも、分かっているが。

それはそれだろうに。


どう見たって、ファンタジーなんだから。

そういう風に描けば良いだろうに。

さすがに、シリアスに描きすぎでしょう。


個人的に疑問なのは、

なぜ、もう少し工夫して見せないのか?である。

モノローグで、石田ゆり子さんの声を、使うことも出来るだろうに。使わない。

そこが、意味不明な部分。

いや、

よくある作品のように、石田ゆり子さんを登場させて、

重ねれば良いだろうに。

ラストの自転車の部分のような演出を、

もっと、多用すれば良いだろうに。。。。ってことだ。

昔からの手法だけど、状況が見せるには、適切だと思いますよ。

ホントは、裏で流れる音楽だけで、違うんだけどね。。。。



悪くない感じなんだけどね。

せめて、終盤の展開を、30分過ぎにすべきだったでしょう。

それだけで、全く違ったと思いますよ。



連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第57回


「1963-1964」
内容
錠一郎(オダギリジョー)との再会を心待ちにするるい(深津絵里)
そんなある日、トミー(早乙女太一)から
錠一郎のレコードの発売や、デビューコンサートが、延期になったと知らされる。
心配になったるいは、手紙を出すのだが、返事は戻ってこなかった。

そのころ、スランプに苦しむ錠一郎に、
笹川社長(佐川満男)が、レコーディングなどの中止も覚悟していた。
娘・奈々(佐々木希)が父をなだめ、治療のための猶予をもらっていた。

心配な時間だけが過ぎていき、
ベリー(市川実日子)も、木暮(近藤芳正)に理由を尋ねるほど。
だが、木暮も連絡が取れないらしい。
そんなときトミーが、東京から来たバンドマンから妙な噂を耳にしたと口にする。
奈々とデートをしているという話があるという。

そして、、、。。。

敬称略


今回を見ていて、

一番感じたのは、“今日って何曜日?”である。

もちろん、“金曜”なのであるが。

劇中の時間は、それなりに経過しているものの、

物語自体は、前回“木曜”から、全く進んでいない。

厳密には、“水曜”からだけどね。

トミーのポスターからすると、

1964年、2月より、少し前。。。のようだ。


まぁ、丁寧に描いていると言えなくもないが。

“放送時間”が、無い中で、

たとえ3日であっても、さすがに、引っ張りすぎでしょう。

“恋バナ”としては、成立していないわけではありませんけどね。。。


ただし、好意的に解釈して。。。という条件付きだ。

そもそもの話。

何度も指摘しているが。

るいと錠一郎。。。ふたりが、“なぜ、そこまで想い合うのか?”が、

未だに、モヤモヤする大問題だし。

今回にしても

錠一郎「僕とるいをつないでいたのはトランペットなのに」

とか言っているが。

正直、“?”という印象しか抱かなかったよ。


もしこれを受け入れられるならば。

それは、もうすでに、好意的解釈や、好意的脳内補完ではなく。

ほとんど、視聴者による創作である。


そう。今作は、そのレベルでしか、描いていないということだ。


ってか。

そこまで、ふたりの恋バナを描きたいならば、

なぜ、もっと“運命”を感じさせたり。

お互いの想いをシッカリと描くような描写を盛り込まなかったんだ?


描いていないわけでは無い。。。というのと、

描いている。。というのは、似て非なるもの。

今作は、どちらかというと、“描いていないわけでは無い”である。

このあたり、“安子編”と、大きく違う部分である。




木曜劇場『ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇』第3話



内容
“覆面女子高生シンガーAOI”を検証する動画が話題になっていた。
AOIの動画と、あるライブハウスのステージの女性を比較検証したモノ。
上手くいけば“PV”を稼げると、
必ずAOIの素顔を暴くと意気込む凛々子(黒木華)。

早速、椛谷(野間口徹)とともに所属レコード会社に行くが門前払い。
動画に映っていたライブハウスへ向かう途中、
動画を見ていて椛谷は、あることに気づく。
フォロワーのひとりのアイコンが、息子・涼太(大西利空)のモノだった。

その後、ライブハウスのスタッフから、
検証動画の女性が青野郁(上國料萌衣)だと分かる
そこで、もう一度、レコード会社を訪ねたところ、
プロデューサーの井出は、アッサリ認めてしまう。
なにか違和感を覚える凛々子、椛谷。
直後、顔出しが発表され、検証を含め、すべてがプロモーションだと気づく。

一方で、ファンの証言と、スタッフの証言の違いに
凛々子は、“ざわざわする”と。。。

敬称略


脚本、青塚美穂さん

演出、木村真人さん



3話目にして、他の登場人物に踏み込みましたね。

もちろん、根津でも同じような印象もあるのだけど。

凛々子と根津の関係性の描写だけで、根津を描いたわけでは無いからね。

今後も、こんな感じで、やっていく。。。ってことだろうね。



そこはともかく。

今回の主人公は、前回を踏襲しながらも、

仕事に邁進することを強調している感じで。

今まで以上に、キャラが立っているね。

ま。。。性格などは、若干、曖昧ですが。

“お仕事ドラマ”とすれば、コレはコレで悪くは無いです。

主人公を含めた登場人物のキャラも大切だけど。

もっと大切なのは、ストーリーですからね。

今回は、そこが、良い感じで作り込まれているのが、よく分かる。


前回よりも、動いているのが、凛々子、根津、椛谷の3人になったこともあって、

役割分担も明確になっているし。

全体的に、“木曜劇場”らしい、社会派ドラマに近い仕上がりだ。


小難しさはあるけど。

“木曜劇場”なら、これで良いと思いますし。悪くないです。



最後に。

前回までと違うのは、脚本と演出。

同じ組み合わせは、一度も無いのだが。

もう少しだけ、何らかのすりあわせをすれば、

微調整は出来るんじゃ無いのかな?

木曜ドラマ『となりのチカラ』第1話


内容
あるマンションに、中越家が引っ越してきた。
優柔不断だが困っている人を放っておけない中越チカラ(松本潤)
しっかり者の妻・灯(上戸彩)、大人びた娘・愛理(鎌田英怜奈)
明るく元気な息子・高太郎(大平洋介)

数日後、隣室から、悲鳴が!!

敬称略


脚本、演出、遊川和彦さん



どうやら。。。コメディ。。。いや、、、ホームコメディ。。。らしい。

そもそも、

一風変わった作品が多いと思われがちであるが。

基本的に、“日常”を描く“ただごとドラマ”に近く。

そこに、ちょっとだけ、変わった人が混ざったら?

そんな感じなのである。

そう。

何も無い平穏な日常が、“何か”による波紋が広がっていく。。。

そんな感じだ。


そのため、一部を切り取れば、恐怖だし。コメディだし。

そういう感じなのだが。

今回は、コメディっぽい感じかな。

独特のクセはあるけどね(笑)

だが、基本ベタだ。

奇を衒っていないため、クセはあるけど、馴染みやすい。


ってか。。。。モノローグ風のナレーションが、

意外と良い感じだね。

コレを言うと...アレだけど。

この部分だけで、全体の雰囲気を作ることが出来るし。

思い切って、変えることも出来るよね。

いや、自在に変更出来る。。。と言った方が正確かな。

かなり面白い“手”だ。


面白いところと言えば、

主人公の部屋の位置かな。周りに囲まれているからね。

事件にかかわりやすいし。

それこそ、みんなにとっての“お隣さん”が主人公。

面白い設定だ。


こんな風に、ちょっとしたことに気づくと、

今作の作者の作品って、楽しみやすくなるんだけどね。

なんていうか。。。。宝探し?みたいな感じ。


ただ、

個人的には、こういう作品、ホームドラマ系統は、普通に楽しめるのですが。

最近、こういう作品が極端に少なくなりましたからね。

昨今の“朝ドラ”でさえ、“恋バナ”を描きすぎているし。

が、そこなんだよね。

ハードルは高くないけど、馴染みが無いので、

出演者目当てで視聴すると、面白みを感じにくいかもね。


。。。どうなるかなぁ。。。。

以前から書いているが。

個人的には、作者の作品は、好みの作品が多いので、大好物なのだが。

ほんと、クセがあるからね。

単純に考えて、慣れれば、そうでもないんだけどね。



ちょっとだけ、気になったのは、

中盤で、音楽が少なかったことかな。

ま、それ以外は、普通。

気になったのは、そこだけかな。



最後に。


まさか。。。。猫!?(笑)

連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』第56回

「1963-1964」
内容
錠一郎(オダギリジョー)から定一との出来事や、
これまでのことを打ち明けられたるい(深津絵里)

その後、レコーディングのため、東京へ向かった錠一郎は、
笹川社長(佐川満男)、娘・奈々(佐々木希)のもとで世話になることに。

ある日、再会を楽しみにするるいのもとに。。。。

敬称略




アバンだけだったが、

“主人公・錠一郎”の昔語りとしては、悪くは無い。

ただ、なんていうか。。。。

“本来の主人公・るい”にとって、まるで他人事のように感じられてしまった。

確かに、錠一郎の過去がどうだろうが、

“本来の主人公・るい”の物語にとっては、あまり関係が無い。

設定および背景の描写としては、こんなところだろう。


が、

本来の今作では、“そういうコト”では無いのでは???

例えば、運命だとか、ドラマティックに見せようとすれば。

“本来の主人公・るい”から見ても、そういう描写が必要のハズだ。

だからこそ、定一なんだよね?

だからこそ、“OntheSunnySideoftheStreet”なんだよね?


だが今作の描写では、“主人公・るい”の“そういうコト”は皆無に近く。

好意的に見れば、“運命”だろうけど。

冷静に見れば、雑な物語で、“運命”を感じにくい印象だ。


良い例が。。。それこそ“OntheSunnySideoftheStreet”

今作は、るいにとって、特別な曲ということにしている。

確かに、“ドラマ”としては、そういう印象もある。

なにせ名前が名前だから。

が。それは、“安子”にとって。。。。なのでは??

もしも、“るい”にとって。。。ならば。

“安子編”のワンカットで済ませるべきではなく。

もっともっと、定一の店を絡めながら、

安子が、娘るいに、言い聞かせるべきだっただろう。

しかし、今作は、それをやらなかったのである。


なのに、るいにとって、特別なんですか??

完全に、視聴者頼りになってしまっているのは言うまでも無い。


定一にことにしても同じだ。

もしも、本当に、関わりがあったならば、

今回の錠一郎の昔語りで、もっと反応すべきだし。

いつだったか、錠一郎のインスタントコーヒーのことでも。

祖父のことを持ち出すのでは無く。定一を持ち出すべきだったのだ。


そう。いろいろなことが、ほぼ好意的解釈に頼っているのが今作なのである。



次作の開始日が決まり。

完全に、話数が決定された今作。

“るい編”もあと少し。。。。


こんな状態で“ひなた編”になるんですか?????


全体で見ると。

“100年の物語”というよりも、オムニバス。

いや、オムニバスにもなっていないような気がします。

水曜ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』第2話


内容
社長の浅海(松田翔太)から、老舗レストランのリニューアルを命じられ、
新会社“リレーション・フーズ”社長を任命されてしまう雛子(高畑充希)
やる気が無かった雛子だが、心機一転。
シェフの古賀(神保悟志)とともに、新メニューを開発。
開店の準備をはじめるのだった。

だが、決めなければならないことが山積み。
困り果てた雛子は、大牙(志尊淳)に多くのことを任せてしまう。
決断するのが社長の仕事だと。

そして。。“プチボナール”開店当日。
思ったより客が少なく、ショックを受ける雛子。
だが、近くにライバル店が出店していると分かる。
外食大手“野上フーズ”の御曹司・野上豪(笠松将)が手がけた店だった。

その後、対策を練り始めるが、思わぬ失敗をしていたことが判明する。
大牙のチェックミスだった。責任を感じる大牙を雛子は。。。

敬称略


脚本、渡邉真子さん

演出、猪股隆一さん


“サクセスモノ”としては、それなりに仕上がっていると思うのだけど。

今回を見ていて、気になったことがある。

それは。。。

前回とは違って、社長に“ムチャブリ”されてないよね??

そらね。

“ムチャブリ”の続き。..だと言えば、そのとおりだが。

もうこれ、

ただの“お仕事ドラマ”“サクセスモノ”でしかないし。

面白くないわけでは無いんだけど。

こうなってしまうと。

“今作らしさ”が、ほぼ無くなるんだよね。。。。(苦笑)


本気で、評価に困ります。

いっそのこと、ライバルにしても、

社長が、敵に塩を送るような感じだったら、良かったのに。。。。


いやね。。。そもそも、逆だよね。

確かに、途中で、社長は出てくるが。“ムチャブリ”ではないし。

アドバイスにも、感じにくいけどね。

そう。

ほんとは、“ムチャブリ”だというならば、

それに対応するのが、今作の見どころでは無いのかな??

だったら、終盤近くでは無く、

せめて、中盤。。。。出来れば、序盤で社長が登場すべきじゃ?


“ムチャブリ”の要素だけ、なんとかならないのかな????

ほぼ無いのが、ほんと、気になります。


ってか。。。“恋バナ”の要素も混ぜるんですか??

う~~ん。。。。。。。