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レベル999のFC2部屋

龍馬伝 第9回 命の値段

『命の値段』

内容
再び江戸にやってきた龍馬(福山雅治)は、千葉道場へとあいさつに行く。
千葉定吉(里見浩太朗)、重太郎(渡辺いっけい)から快く迎え入れられ、
“人は、死に甲斐のある生き方をせねばならん”と定吉から諭される龍馬。
そこへ佐那(貫地谷しほり)がやって来たのだが、どうも様子がおかしい。。。
2年と4ヶ月、、、待たされた佐那の戸惑いであった。

そんななか、以蔵(佐藤健)から半平太(大森南朋)の名が
江戸に広がりはじめていると知る龍馬。
半平太から、攘夷派の会合に誘われると、、、、桂小五郎(谷原章介)もいた。
薩摩、長州、水戸。集まった面々は半平太を中心にして幕府への批判を繰り返す。
だが半平太は、面々に比べ身分が低く、
土佐の国のことに口出しできない自分にいらだつのだった。
龍馬が慰めると、逆に半平太から仲間に入るよう求められる龍馬。
しかし龍馬は、ためらってしまう。
半平太は、覚悟を決め。。。。。。。

同じ頃、奉行所の問にラクガキをして牢獄に入れられた弥太郎(香川照之)は、
詐欺で捕まった妙な老人(志賀廣太郎)と出会っていた。。。。

数日後、稽古を終えた龍馬は、重太郎に呼び止められ食事を。。
すると気を利かす重太郎は、佐那を呼び、、佐那から迫られる龍馬。
どうして良いか分からず、逃げ帰ってしまうのだった。


そんなとき、事件が発生する。
土佐藩士の1人・山本琢磨(橋本一郎)が、
町人(剣持直明)とトラブルを起こし時計を拾う。
仲間の田那村作八(吉増裕士)にそそのかされ時計を売り払い、金にしたのだ。
上士の戸川信次郎(萬雅之)から“土佐藩の恥”と問い詰められた半平太は、
“仲間”であるからこそ山本に切腹を命じる。
事態を以蔵から知った龍馬は、半平太に助命を懇願するが、半平太は拒絶。
それでも龍馬は、返せばいいと時計の主である佐州屋金蔵に助命を懇願。
何とか収まったかに思われたのだが、
収二郎(宮迫博之)たちは、山本がやったことは半平太と仲間への裏切りであり
半平太がやってきたことが無になると。

“攘夷のため”
半平太の言葉が胸に突き刺さる龍馬。
本当に、それで良いのか???
龍馬は。。。。。。。


敬称略



まずは、ヒトコト。

4人のヒロインがいる『龍馬伝』
どうしても、、恋バナを描きたい。
物語の中で“浮いている状態”になっていたとしても。。。。

困ったモノである。

せめて、“命”などと言うキーワードで、
まとめておれば良いモノを、、、恋バナオンリー。
ほぼ毎回のように続く、“苦行”である(苦笑)



さて、そんなことはさておき

物語は、江戸に戻ってきた龍馬。
半平太の覚悟を知る事件が発生する!

どうしても、、、攘夷のために、仲間にも切腹を命じる半平太。
だが、納得出来ない龍馬は。。。。。

ってことですね。


命の価値。。。生きると言う事。。。生きる意味を考える龍馬

“簡単に命を捨てるのはもったいない
 きっとどこかにおまんの生きる場所がある
 卑屈になってもいかん。堂々と生きや

そして

“土佐を変え、日本を変えちゃろうという途方もない志がある、
 けんど一輪の花を愛でるこころをもっちゅう
 鬼は、花を愛でんぜよ

ま、
それぞれの“これから”があるからこそ、意味深な台詞なのであるが、


物語は、“半平太の志”を描きながら、今の状況を描くという、
江戸にやってきても苦悩する半平太を、丁寧に描いている。

簡単に言えば、必死に頑張っているのに
今の自分では、なにひとつ“こと”が起こらず、何も変わらない。。。

だからこその“これから”ということなのでしょう。

そんな半平太の覚悟を見ながらも、
龍馬は、自分なりに判断。。。。

弥太郎の描き方は少ないが、
龍馬と半平太の“今”を描くには、会合も含め
ちょうど良い感じだったと思います。

ネタフリとしても良い感じだし、
“覚悟”“志”。。。
これからにつながって、いますよね。。。いろいろと。


これ以上描くと、ヤリスギでしょうしね。


ただまぁ、、やはり、、、、ね、、、腰を折っている、、、アレ。
どうにか、ならないのかな。。。。。

テンションが違うお話を入れているモノだから、
頭の中の切り替えが出来ない状態である。

せめて、序盤。。。OP前。いわゆる、アバンでやるとか、、だめなのかな??
そうすれば、別のお話に分離できるし。。。

結構シリアスで、面白くなってきているだけに、
どうも、。。。


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第8回 第7回 第6回
第5回 第4回 第3回 第2回 第1回

仮面ライダーW 第24話 嘘つきはおまえだ

『唇にLを/嘘つきはおまえだ』

内容
ジミー(冨田佳輔)の謎が、
ゆきほ(中野公美子)がドーパントに依頼したと判明したのだが
そのライアー・ドーパントの能力“嘘”により
Wとアクセルは、お互いで戦いはじめてしまうのだった。
助けに入ろうとした、亜樹子(山本ひかる)まで。。。。。。

その後、翔太郎(桐山漣)亜樹子は、ゆきほから理由を知らされる。
1人で苦しんでいた時、笑顔を投げかけてくれた。。。。ジミー
翔太郎は、ジミーとゆきほの気持ちをくみ取り、力になることを約束。

一方、フィリップ(菅田将暉)は、照井(木ノ本嶺浩)の協力で検索するが、
どうしても、絞り込めない。。。
すると照井が“和紙”というキーワードを出したことで
ついにドーパントが路上ポエム作家・沢田さちお(モロ師岡)と判明する。

だがすでに、どこかへ逃げて居場所が掴めない。
そこでフィリップは若菜姫(飛鳥凛)に協力してもらい。。。。

敬称略


なんか、前回、今回。。。
かなりコメディー色が強いですね。

連携され、流れもスムーズだから、良い感じだけどね!

亜樹子、、、いや、亜樹子姫と言ってあげよう。
頑張っているのに、、照井に。。。。

役割分担もキッチリしている。

こうなってくると、
翔太郎のハーフボイルド。。。いや、ミョーな物語だけでなく、
ゲストによる切ない物語も描かれ、
前回の意味不明さに比べれば、素直に面白かったと言っても良いだろう。

戦いでも、、その前の変身からですが、
Wとアクセルが、連携しながら戦っているしね!


正直、“ここのところのライダーバトル”に飽きていたところだから
連携するだけで、戦いに魅力を感じるところだ。

しっかし、、、オチで仮面シンガーか。。。。

“センスないクセに”
と言う部分も含め、最後の最後まで描き込んだお話でした。


それにしても、
前半が中途半端であっても、後半でまとめてくる“仮面ライダーW”
本当に良くできていると思います。


実際。前半だけだと、頭が痛いところなんですけどね。


そういえば、、冴子。。。
表現はともかく、、、このネタフリ。。。どうするつもりなんだろう。。。



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相棒season8 第17話 怪しい隣人

『怪しい隣人』

内容
尊(及川光博)が、特命係にやってきたところ右京(水谷豊)がいない。
角田課長(山西惇)の話では、鑑識に向かったということだった。。
鑑識の米沢(六角精児)の話では。。。。証拠品の返却に行ったと。

9年前、八王子で現金輸送車が襲われる3億円が奪われる事件があった。
その時押収された証拠品のハンカチが、事件に無関係であり、
警備会社の警備員で運転手の名和田忠志(小倉一郎)のモノと判明し、返却。。。
その役を買って出たという。

1人おいていかれた尊は、右京に連絡を取るが、来なくて良いと。。

そのころ、名和田家では、右京は話を聞こうとしていた。
時効まであと1年。犯人の似顔絵があったが手がかりがない事件だった。
とはいえ、特に何もなく帰ろうとしていたところ、
隣の家で妙な気配。。よく見れば、窓ガラスが割れている!
近づき確認していると、若い男・奥村光良(金井勇太)がいた。
家の者に確認すると言う男、、やって来た男・池谷隆平(三宅弘城)によれば
テーブルをぶつけ壊してしまったと言う事だった。

だが、右京は、、、ガラスの割れた様子から、異常に気付く。
ガラス片は家の中に散乱!!
鈴川管工社という社名の入った作業着を着ていたことから、
尊に連絡を取り調べさせると、奥村、池谷、山崎正一(松本実)の3人が、
会社の倒産時に、作業着などを持って帰っていたことが判明。
写真からも、彼らが家に空き巣として入り込み、
家の主人・佐藤渉(川本淳市)礼子(広澤草)夫妻を監禁していると推測する。

そこで右京は、名和田宅にあった警備会社のパンフレットを手に持ち、
再び、佐藤宅を訪ね、
セールスマンとして3人の男たちから話を聞き出していく。。。。。

やがて、監禁が確信に変わったのだが、突然状況が変わる。
佐藤夫婦が、3人の男たちと一緒に右京の前に顔を出したのだ!
明らかに事態が急変したようだった。
右京は、尊に連絡を取り、佐藤夫婦について調べさせると

佐藤渉が、、実は、川上渉と言い。。。。。。

敬称略



どうしても、細かいことが気になって仕方のない男・杉下右京

訪ねた先の隣家のガラスが割れている!!
そのうえ、出てくる妙な男たち。。。。。
“何か”を感じ始めるのだが、突然、事態が急変し。。。。。


ってことですね。


“相棒”では、度々、この手のお話がありますよね。
シチュエーションコメディーっぽくて、
それでいて、事件が展開されていくというお話だ。

今回は、そこに、、右京と尊が別々で行動するという、
これまた、相棒として、度々登場するネタですね。

それらを見事に融合させた、

ある意味、
脇役キャラを使い相棒のお話や、
複雑な政治ネタなどとともに、

もっとも“相棒らしいお話”のひとつと言って良いお話ですね。


最終的に、時効前の事件まで解決するのだから、
ホント良くできたお話である。

あ。。もちろん、俳優さんの名前を見た瞬間に
流れなどがある程度想像できたのは、、、気にしないこととします。


こういった、楽しく見ることの出来る事件モノも、
シリーズを多数重ねてきたからこそ出てくるお話であり、

尊との関係も良い感じになってきているからこそ
成立するお話だったと言えるでしょうね。
すでに、“名コンビ”になりつつあります。

テキトーな扱いを受けていた尊にも、
最後の最後に、魅せ場はありましたし!

久々に、事件を楽しく見ることが出来た感じですね。

オチまでついちゃってるし!
おバカな3人組が、トンネルを。。。。って

そして“重箱の隅”。。。

良くできたお話でした。

個人的には“8”の中で、、、1、2ですね。



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第16話 
第15話 第14話 第13話 第12話 第11話 
第10話元日スペシャル 
第9話 第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話2hsp

泣かないと決めた日 第5話 辞めない!

『ついに反撃開始』

内容
美樹(榮倉奈々)へのイジメが激化し、
残された最後の望み。。。仲原(要潤)まで万里香(杏)に奪われ。
自暴自棄になりビルの屋上から飛ぼうとした時、桐野(藤木直人)が腕をつかむ。
“死んだ気になったら、何だって出来るだろ”
そのまま気を失ってしまった美樹は、病院へ。

一方、自分のしたことによる絶望感から泥酔状態となった仲原。
自分の部屋で目を覚ますと。。。。。隣には万里香の姿。。。。
ショックを受ける仲原。
何とか美樹に連絡を入れ、取り繕うとする仲原だったが、美樹から拒絶される。

そんななか、派遣社員である白石杏子(有坂来瞳)が
昨今の不景気で、契約の打ち切りが告げられていた。
なんとか、佐野(木村佳乃)は、庇おうとするが、
梅沢部長(段田安則)は、取り合わない。

そのころ仲原は、美樹の家に向かおうとしていたところ、
美樹の妹・愛(川口春奈)と出会う。
家にはいないことを告げる愛に、大切な人を傷つけたという仲原。

やがて、会社で1つの事件が起きる。
食品チームの業務資料の入ったUSBメモリが、会社前で発見された。
大激怒の梅沢、、、佐野達は、美樹が会社に来ない理由ではないかと疑いはじめ、
美樹を犯人とすることに傾いていく。

そこで、退院した美樹を杏子が訪ね、USBの事を美樹に聞くと、
使っていないと伝えた美樹は、
“また私だって思われてるんですね”と答えるのだった。。。。。
すると杏子は、昔いた新人のことを話し始め、
“あなたには今の気持ちのまま辞めて欲しくない。”

だが、美樹は、誰もいない夜の会社に行き、
退職願を置いて立ち去ろうとした時、、桐野が現れる。

桐野“何か逃げなきゃイケないことをしたのか?
美樹“辛すぎるんです
 何を言ってもワタシは誰にも信じてもらえない
 それでも今までは心の支えになってくれる人がいたから頑張れた
 今では何もなくなってしまって。
桐野“どんなに辛くても逃げずに立ち向かえば
 絶対に誰かの心に残る
 絶対に誰かが見ていてくれる
 このまま黙って消えたら、
 お前の思いもやってきたことも何もなかったことになるんじゃないのか
 このまま逃げたら、お前は一生変わらないままだぞ”

翌朝、美樹の退職願を見つけた佐野。
それでも、梅沢からの糾弾は続き、、取り繕おうとするが
ふと、、、桐野に言われたことが気になり始める。
桐野“本当の姿を見てもらうことの難しさを分かってるんじゃないのか
 上司に正しい目で見てもらえない君なら



敬称略

↑若干、メンドーなんですモード


会社を辞める、、どころか、死のうとした美樹。
だが、桐野に引き留められ、
そして、、、、自分を見てくれていた存在に気付く。。。。

“何でワタシはこんなに嫌われなきゃならないんですか
 何でワタシはこんなに恨まれるんですか
 いくら考えても分かりません 
 ワタシはこのまま逃げたら弱いままだと思いました。
 弱いまま負けたまま辞めるのはいやです
 ワタシは、後ろめたいことはなにひとつありません
 自分に恥じることは、1つもありません

(みんな彼女のことを見てあげてください)

“ワタシも見えていなかったんです
 見てくれている人がいるのに気付かなかった。

そして。。。
一方踏み出すことでなにかが変わる。なにかが始まる。


ですね。


どうやら、辞めないと決めた日。。。のようである。

絶望感から、
色々な人に何かを言われ、気持ちが変化する。

ま、定番の流れである。

思った以上に丁寧に心の変化などは描かれているし、
特に、イジメが少なかったことで、
美樹の心の描き込みは、キッチリされたように見えますよね。

こんな状態で、イジメてんこ盛りじゃ、
結局、何がしたいドラマなのかが、分からなくなっていきますしね!


何事にも“きっかけ”が必要であり、
恋愛話はともかく。。。。(←ここが一番重要かも)

ドラマの流れが大きく変わっていく“転機”としては、
佐野の変化も含め、楽しむことが出来た感じだ。


ただなぁ。。。。妊娠は、真偽も含め、、、どうでもいいのだが、

それ以前に、
“3週間”を見せてくれないと、意味ないんじゃ??????
ドラマは、楽しめただけに、
“転機”の、、、その後の職場を描かなきゃ。。。。

どうしても、恋愛話と、、、万里香、、と仲原、描きたいのかな???

3週間も経って、
妹に言われ気持ちに余裕が出てきた可能性もあるが、

このドラマで描いてきたのは、恋愛とイジメ。

特に、、テーマは職場のイジメでしょ?
なら、イジメがどうなったかの方が知りたいのですが???

それに、3週間も気にならなかったなら、
仲原のことなんて。。。。。あ。。禁句が。。。。辞めときます。

だって、見ていてくれているの。。。。桐野もあるわけで。。。。

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第4話 第3話 第2話 第1話

コード・ブルードクターヘリ緊急救命THE SECOND SEASON 第7話 あやまち

『あやまち』

内容
藍沢(山下智久)白石(新垣結衣)緋山(戸田恵梨香)藤川(浅利陽介)は、
大山の店で酒を飲んでいた。
が、、白石は、父・博文(中原丈雄)のことがあったため、絡み酒。
藍沢は、、、1人で黙々と。。。
なんとか、、と、冴島(比嘉愛未)を呼び出そうとしたが、やってこなかった。

翌日、ドクターヘリ要請。落石。。。
緋山が出発しようと思った時、男(松田賢二)に止められる。
“こいつが翼を殺した”
先日脳死判定を行った少年・野上翼。。。
その母・直美(吉田洋)の兄・明彦だった。
橘(椎名桔平)が、間に入り、藍沢、白石をヘリへと向かわせる。

話を聞いた橘は、緋山が同意書を取っていなかったことを叱りつける。
そして、明彦は、直美を横に置き、
春日部事務長(田窪一世)、田所(児玉清)に訴えていた。。
責任は緋山にあると。。。。
やがて、岡崎副院長、相馬弁護士(隈部洋平)を交え、緋山の処分が決められた。
“無期限で診療行為の停止”
ショックを受ける緋山。。。
そして橘に指摘された三井(りょう)も、キッチリ指導していれば。。と後悔。

そのころ、山小屋に到着した藍沢、白石。
妻・根本房代の身代わりで落石で受けてしまった夫。
胸に大量の出血があり、その場で処置をはじめる藍沢。
冴島が、器具を忘れるトラブルがあったモノの、
森本(勝村政信)の指示を受け、応急処置を完了し。。。。。病院へ

敬称略



“結果より努力する過程が大切だ
 そんなコト真っ赤な嘘だと大人になって人は気付く
 人は結果でしかモノを見ない。”


医療過誤で訴えられた緋山。
ドクターヘリの現地治療で、器具を忘れた冴島

 藍沢“結果が全て
  結果がよければ勇気ある決断悪ければ人殺し
  だが、誰もその過程には目を向けない
  それが俺たちの仕事だ。
  それがよくて、この仕事を選んだはずだったのに
  ときどき、どうもむなしくなる

 自分は全力で挑んだはずだった。。。
 だが、“死”という結果から判断される緋山。
 もしも、、と言う後悔だけが。。。。

 その一方で、結果的に命が救われた患者。
 人は誰でもミスをする。。。人である医療従事者であっても。
 
そんな、かなりシリアスな物語に、
“心”で迫ってくる男…藤川

 藤川“いつまでも過去のとらわれてちゃいけないと思うんだ
  人間、前向いて歩かないとな


このバランスの良さこそが“コード・ブルー”

後悔から、覚悟を決めた橘、同じミスをした三井
それらも含めて、ヒューマンドラマとして、
“人間”である医師たちの姿を、見事に描いたお話でしたね。

人だからこそ悩み苦しむし、患者の気持ちも分かる。

そういうことなのだろう。


と、、、今回も、魅せるだけ魅せて、描き込むだけ描き込んだお話でしたが、
藤川、、そして森本も一応活躍をして満足度が高い。

ただ、気になるのは“次回予告”ですよね。


なんか、“既視感”が。。。。。。
ま、このドラマだから、無茶はしないでしょうが。。。。。




それにしても、白石と緋山
劇的な和解と言って良い数回前から距離が接近しすぎて、
なんか、、良いお話なのに、大山まで出てくるから、

すこし“ミョーな疑惑”を感じ始めているワタシ。。。。
そういう間違いはないのでしょうが、
せめて“何か”ないかな(笑)


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第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

ハンチョウ~神南署安積班~シリーズ2 第7話 10年の後悔

『桜井刑事誘拐される!生存リミット12時間』

内容
“朝は誰よりも早く”がモットーの桜井(山口翔悟)が、神南署にいない。
前日、本庁の刑事を職質したためじゃ、
とからかう須田(塚地武雅)黒木(賀集利樹)であったが、
そこへ、金子課長(田山涼成)が大声を出して現れる。
本庁に“桜井刑事を誘拐した”というメールが送られてきたという。。。。
桜井の身柄と引き替えに
平成13年に収監された受刑者の釈放を要求してきたのだ。
昨夜、失態を慰めるためバーで桜井と飲んでいた安積(佐々木蔵之介)。
バー“フェニックス”の店員に聞き込みをするよう命じるのだった。
村雨(中村俊介)水野(黒谷友香)が、
バー店員水谷宏也(柄本時生)のもとへ聞き込みに向かうのだが、
そこに本庁の刑事達が現れ、安積班は捜査を外されたと知る。
安積は、高城管理官(佐野史郎)に抗議したモノの、
犯人の要求に応えないのは当然であり、
桜井の犠牲をも判断するかも知れないのに、従わない可能性がある捜査員を
捜査に加えることが出来ないと高城から告げられてしまう。

まったく身動きがとれなくなってしまった安積班。

だがそれでも独自に捜査を続ける安積は、釈放対象の受刑者リストに
10年前の山下夏海ちゃん誘拐事件の犯人・日下等もいることが分かる。
それは、警察の判断ミスで交渉が進まず、結局、殺されてしまった痛ましい事件。
末端の捜査員として加わっていた安積にとって、忘れられない事件だった。

気になった安積は、病院院長をしている父親・山下宏介(ベンガル)のもとへ。
すると宏介から、事件が元で
妻・美栄子(舟木幸)と離婚し、息子を連れ出て行き、家族はバラバラ。
先月。。。。その妻も亡くなったと知らされショックを受ける安積。
それでも“アリバイ”について聞こうとするが、怒鳴られ追い返されてしまう。
“あの事件がなければ、違う人生を生きているはず”と。

そんななか、速水(細川茂樹)が安積の意図をくみ取るかのように確信を。。
誘拐犯は、無期懲役の日下に復讐するために要求しているのではと。。。。。。

翌朝、誘拐犯から12時間のタイムリミットのメール。
明らかに医療従事者と思われる要求だった。。。。安積の疑惑は確信へ
残り時間6時間あまり。。。



敬称略



柄本時生さん。。。こういう役。。。多いよね。
お父様から受け継いだ“個性”のおかげですよね。。。。
こういった人がいるから、主役が引き立ってくると言う事です。

ま。それはさておき。


桜井刑事が誘拐された!
受刑者の釈放が要求される。タイムリミットは。。。。12時間。
安積にとって、“時が時”ということもあり、
10年前の悲惨な事件を思い出すきっかけになる。。。。。


ッってことですね。


10年前の誘拐事件。
それにより、被害者家族の人生は狂い。
家族達は後悔の念を持って生きてきた。
“あの時。。。。”
だが、当時捜査に加わっていた安積も同じであった。
例え末端の刑事であっても、警察のミスにより命が失われた。

事件から、被害者も含め安積の後悔を描く、
高城との関わりも、ちょうど良い感じだし、

緊張感のある刑事モノと言うだけでなく、
人情モノとしてもベタだけど良くできたお話だったと思います

後悔

ですね。

もちろん、、、この作品として、
味である“オチ”もつけてくるなんて、なかなか、やりますね。


安積が目立ちすぎて、安積班の活動が見えにくいですが
全体的に楽しかったので、ま、、、いいかな。

一応、ミスリードもなされているしね!



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第6話 
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龍馬伝 第8回 新しい壁

『弥太郎の涙』

内容
八平(児玉清)が亡くなり、長男・権平(杉本哲太)が後を継いだ坂本家
龍馬(福山雅治)は、兄・権平とともにあいさつ回りをしていた。
その帰り、2人は、弥太郎(香川照之)の父・弥次郎(蟹江敬三)が、
男たちに殴られているところに遭遇する。
止めに入る、龍馬であったが、、、弥次郎は。。。。。

そのころ、江戸に滞在する弥太郎は、必死に勉学に励んでいた。
そんな弥太郎のもとに文が届く。弥次郎が怪我をしたので帰ってくるようにと。
大急ぎで土佐に帰った弥太郎。
母・美和(倍賞美津子)によると、
水を独り占めした庄屋・島田便右衛門(日野陽仁)に抗議に行き、
父・弥次郎は返り討ちにあったという。
そのうえ、奉行所は、島田の行いをお咎め無しとしていた。
弥太郎は奉行所に向かうのだが、まったく取り合ってくれない。
そこで龍馬がすでに抗議に来ていたと知っただけであった。

龍馬は、半平太(大森南朋)に意見を聞くが、
弥太郎には関わるなと言うばかり。
どうやら、以蔵(佐藤健)収二郎(宮迫博之)らと江戸に行くらしい。。。
剣術修行名目で行くと言うが、実は、、“攘夷”を訴えると息巻く半平太。

彼らら旅立った後、龍馬は、安藝奉行と庄屋の結託を弥太郎に伝え、
兄から聞いたという気骨のある吉田東洋(田中泯)に訴え出ると言い始める。
自分たちの言葉に耳を傾けるわけがないという弥太郎。

弥太郎に言われては決断が出来ない。
そんなとき、兄・権平、姉・乙女(寺島しのぶ)に後押しされ、決意する龍馬。
そして、覚悟を決めた弥太郎とともに、東洋の屋敷へと向かうのだった。
だがやはり予想通り、まったく取り合ってくれない。
そこで屋敷の前に居座りはじめた2人。、
数日後、ついに、話を聞いてくれることになるのであった。

が、、、、、、、、2人は想わぬ事態に。。。。。。

敬称略




庄屋の不正を告発した弥次郎は、返り討ちにされてしまう。
父の危機に、江戸から帰ってきた弥太郎。

その思いを知った龍馬は、
兄から聞いた吉田東洋に弥太郎と2人で訴え出るのだが。。。。

そこにあったのは、“今の自分”

“わしは殴ってもええがじゃ、天才じゃき
 そんな人間は、何をしてもええがじゃ
 岩崎弥太郎。おんしは、何をもっちゅう
 坂本龍馬。おんしに、何が出来る
 何の力もないもんは、黙っちょるしか仕方がないがじゃ。
 それが世の中ぜよ。

絶望感が包み込む2人であったが、
今の自分が出来ることと。。。。弥太郎は奉行所へ向い。。。。


ま、そんなところである。



↑結構、スマートに書いたつもりですが、
次回へのネタフリも途中で強引に盛り込まれているため

本編は、二度ほど、物語が切れている。

半平太、、加尾。。。ですね。

いやまぁ、分かるんですよ。これからのことを考えれば。

でもね、それを入れたがため、
龍馬が何をしていたのか?何したかったのか?が
完全に途切れてしまい、

一瞬、、、龍馬は“弥次郎事件”を忘れちゃったんでは?と
本気で思ってしまいました。


と、そんな、強引な浮いているシーンもありましたが、

物語は、それなりに成長した龍馬、弥太郎が、
再び“壁”を感じるというお話ですね。

身分の格差。。。というのもあるが、
それを超えたところにある“能力”というものを、
一気にクローズアップさせた印象である。

そう、、、知っている人は知っているが、
吉田東洋。。。。

season1だけでなく、
これからの“続き”にとって、かなり大きなネタフリである。

もちろん、、、“能力”についても!


前回の小龍登場は、意味が分からない状態であったが、
今回の東洋は、

本当の意味で、龍馬、弥太郎にとって“大きな転機”なのは間違いないだろう。

ま、、、たどり着くまでに、色々とあるでしょうけどね。

きっと、
season1の第2章の始まり。。。。というところかな。

だから、お互いに再確認し、
龍馬が江戸に初めて行ったのと同じようなシーンにしたのでしょう




しっかし、
物語は、面白く見ることが出来てるのだが、
加尾、、、なんか、かなり強引ですよね。
半平太なども、先に“関わるな”ではなく、最後に“関わるな”なら、
流れもスムーズだったろうに。。。

このドラマって、脇役を強引に登場させた時
必ず“とってつけたような感じ”になっていますよね。


これまでの感想
第7回 第6回
第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 

仮面ライダーW 第23話 シンガーソングライター

『唇にLを/シンガーソングライター』

内容
ある日のこと、クイーン(板野友美)とエリザベス(河西智美)が、
鳴海探偵事務所にやってくる。
“フィーティックアイドル”という視聴者参加型歌謡番組に出演していたふたり。
あと1週勝ち抜けばデビューだったのだが、敗退。
審査委員長・大貫一郎太(水木一郎)や審査員(上木彩矢、TAKUYA)たち
から酷評されたのは納得するが、
どうしても腹が立つのは、2人を負かしたジミー中田(冨田佳輔)だった。
明らかに、、、下手!!
不正があったのでは??ということであった。

早速、翔太郎(桐山漣)亜樹子(山本ひかる)が、
ジミー中田が歌う場所に行くのだが、、、、、想像以上の酷さ。
奇妙なのは、
熱狂的なファン・・墨田ゆきほ(中野公美子)がいることくらい。
その後、フィリップ(菅田将暉)を交え翔太郎、亜樹子の3人で
番組を観覧に行くのだが。
なんと、、飛び入りで参加することになり、、、、、

“ぼくたちはふたりでひとりの仮面シンガー”
と、、観客達からも支持を受ける翔太郎とフィリップ
だが、、、やはり、ジミー中田に敗北してしまう。

同じ頃、照井(木ノ本嶺浩)も“電波塔の道化師”という怪人の捜査をし、
ドーパントを追い詰めていた。。。。。が、、逃げ去るドーパント。

やがて、ゆきほと接触するドーパント。。。“ライアー・ドーパント”を。。。


敬称略



下手なのに、なぜだか番組を勝ち進む男。
その捜査をはじめる翔太郎とフィリップ

“あのバカ、妙にほっとけねえんだよ
 センスねえくせに、格好ばっかつけやがって”

そしてついに“嘘”が判明するのだが。。。。


ってことで、
物語は、少しモヤモヤ感が。。。。

やはり、なぜ応援をしているのかが、分からないことでしょうね。
そこが説明されてこそ、全てがつながる。。。のだが。

次回へ続くである。

ま、これはこれで、いつも通り説明されるだろうが。

今回だけで見れば、

直接的な関わりのないキャラ、、、クイーン、エリザベスを介入させるなど

今までとは違う雰囲気のお話ですね。

そこに、、、、ついに登場か??“W”
ネタフリとしては、かなり秀逸ですね。

医師ならば、色々な人間と関わりが持てるだろうし、
ウェザーならば、、、何でもアリのような感じだし!



とまぁ、結局は、次回を見なきゃ
このモヤモヤが解けないのが“仮面ライダーW”

キレイにまとめてくるんだろうけどね!


そういえば、今回は、
アクセルとWが、戦いで息のあった連携をしていましたね。

それくらいかな。今回印象に残ったことは。。。。。

これまでの感想

第22話 第21話 第20話 第19話 
第18話 第17話 第16話 第15話 第14話 第13話 
第12話 第11話 第10話 第9話 第8話 第7話 
第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 

853~刑事・加茂伸之介 第5話 信じる事からはじめる捜査

『信じてみたっていいじゃないか
 殺人未遂現場に落ちていた女性の指輪…
 エリート刑事に迫られた決断と苦悩!』
“二連指輪の謎容疑者を愛した刑事


内容
あいかわらず、加茂伸之介(寺脇康文)は置いてけぼり。
そのころ、武藤班は不動産会社の強盗事件の現場にいた。
社員である被害者の槙良平は、犯人と鉢合わせになり襲われたようだった。
そして自ら110番。。。。だが、頭部を殴打され意識不明状態。
若い女性用の指輪が落ちていたことくらいで、証拠がほとんどない。

その日の夜、仕事を切り上げ
酒井十一(林 剛史)は真島航輝(戸次重幸)を誘い、合コンへ。
気乗りのしない真島であったが、噂を聞きつけた加茂が乱入したことで
席を立ち店を出る真島。。。。すると、後を追うように氷川唯(小松彩夏)も。
“相談したいことがある”と言われ、、、誘われた真島は、
唯の話を聞くことに。。。やがて、メアドを交換して別れる2人。

翌日。強盗事件で新たな動きがあった。合同捜査本部が立つという。
武藤(田辺誠一)によると、捜査三課が追っていた連続窃盗犯の手袋痕と一致!
残されていた女性用指輪の裏に前科無しの指紋があったことから
犯人と思われる若い女性が、
体格の良い被害者を殴打し、、、現場でなぜか指輪を外したらしい。。。

同じ頃、唯とのメール、、そして会うことが楽しくなっていた真島。
唯は彼氏の話をしているが、真島にはほのかな恋心が芽生えつつあった。
そんななか、真島は、現状に残されていた指輪を見て、
唯の指輪と酷似していることを思い出す。
話を聞いた綾松なみえ(新谷真弓)は、指輪が二連のペアリングであり、
限定5組しかないことを調べ出すのだった。

唯は、、、一方の“花”、、、現状には“月”
武藤は、真島に唯から事情を聞くよう伝えると、、加茂は猛反対。
しかし真島は、可能性は高いと納得し、聞き出そうとすのるだった。

一方、加茂は、“彼女を信じたい”とアリバイ探しをはじめる。

が、自体は加茂が信じたい方向とは違う方向へ進み始める。
唯は無くしたと言うだけでなく、真島に妙な腕時計を渡していたコトが発覚する。
明らかに怪しい唯。。。。信じたい真島、、、でも。。。。。
疑いをかける武藤は唯の指紋採取を真島に命じるのだった。

悩む真島。
加茂は
“信じたいなら信じろ
 信じるところから始まる捜査だってある。
と訴えるのだが、、、真島は唯の指紋を採取。
そして採取した指紋が現状の指輪の指紋と一致してしまった!!
ショックの真島。。。だが武藤係長は、腕時計に仕込まれた盗聴器を利用し、
犯人をはめる作戦を立案し実行する。

納得出来ない加茂は、ひとりで捜査をはじめ、
そしてついに、ある事実を突き止めるのだった。

武藤班が張り込みを続ける中、作戦はあたり犯人確保に成功する
。。。。。速水卓也(小林且弥)。。。。唯の関係者の1人。。。。彼氏だった。


敬称略




今回は、
武藤を信奉するエリート刑事・真島の、、、切ない。。そして不器用な恋

と言う事にしておきましょう。


事件の方は、
真島が知り合い、恋心を抱いた女性が、、、まさか連続窃盗犯!?

信じたい、、、でも、どうして良いか分からない真島。

その一方で、武藤係長は冷静に対応し、真島を苦しめていく。。。
加茂は、“信じろ”というが。。。


と言う感じだ。

ま、言ってみれば
武藤では、加茂からの影響を受けすぎるのはバランスが悪い。
設定上、無理だから。。。。ということで、真島なら。。

そんな物語だ。


加茂“俺は私情を挟むことが刑事だと思っている

公私混同を平気でする加茂伸之介vs、、、冷静沈着・武藤係長


事件は、両者の融合により解決しているのは、今までと同じであるが、
今回は、、、、真島の心を。。。と言うのがありますので、

それを、“加茂たち”が、救ってあげるというストーリーへ。

とはいえ、不器用なんですけどね!


真島というキャラの掘り下げと、
チームの人間関係。。そして、事件解決。

かなり色々なことをやっていますが、
人情モノの面白さとともに、
加茂らしさを存分に味わいながら、武藤係長の凄さを見た感じでもある。

“853”の1つの完成形と言える作品だったと思います。



ただ、少し気になってしまったのは、
今回のメインが真島だから、真島中心で描くのは良いのだが、

武藤はともかく、加茂が。。。。
もう少し活動させてあげても良いんじゃ??


これまでの感想
第4話 第3話 第2話 第1話 

仮面ライダーW 第22話 還ってきたT/死なない男

『還ってきたT/死なない男』

内容
トライセラトップス・ドーパントは、、、綾(木下あゆ美)だった!
驚く翔太郎(桐山漣)フィリップ(菅田将暉)であったが、
それ以上に、
照井竜(木ノ本嶺浩)が、ワザと見のがしていたことに衝撃を覚えるふたり。
そのうえ、変身を解除した綾に対して、再び剣を振るう竜!!
Wが止めに入ったが、その時には綾は姿を消してしまっていた。。。。。

竜の判断は正しいというフィリップだったが、
“ハーフボイルド”の翔太郎は、彼女ならガイアメモリの力に打ち勝てると、
フィリップの忠告も聞かず、翔太郎は綾を捜しに出て行ってしまうのだった。

刃野(なだぎ武)から情報を得た翔太郎は、風吹岬で綾を見つけ説得をはじめる。
すると綾から敵組織の幹部を捜し出すまでと言われ、信じる翔太郎。

だが綾は、冴子(生井亜実)に取引を持ちかけ。。。。。

そんななか、竜が何者かに捕まり。。。。。。


敬称略


街に復讐する!
絶対に許せない、、、こんな街、無くなってしまえばいいのよ

メモリの毒だけでなく、復讐という毒にも蝕まれた女

倒されたはずの照井が!!

“俺は死なない、まだやらなきゃならないコトがあるからな
 復讐に飲まれた悲しい女。俺が救ってやる

“お前の心は、俺が背負って生きる



ハードボイルドが、、、カッコ良く決めた今回でした。

結局、アクセル、、照井竜のためのお話
復讐を試みた人間の末路。

照井竜もおなじ。。。ま、そういうことである。


どんな方向に向かうのかと思えば、
多少、、、表現されていない部分はあるモノの、
翔太郎、フィリップに代わりに行動させてしまうと言う

かなりトリッキーなお話ではあるが、照井をメインにし
自分のコトを、、、綾という姿に映し、ハードボイルドで決めるならば
この方法が、最も適切であろう。

なかなか、オモシロ味のあるお話だったと思います。

なんと言っても、アクセルの新アイテムも投入だ!

忘れていたから、少し新鮮な投入方法でしたね。

それにWの変身も!
そっか、、、それもアリですね。。。なるほど。

この手のアイテム投入話にしては、物語が良く作られていたと思います。




っていうか、
メモリブレイクしても、綾は倒れたと言う事?
暴走したから???

物語の内容自体よりも、その事の方が気になってしまいました。


最後にヒトコト、
綾が、冴子にたどり着けるなら、、、、竜も出来るんじゃ??



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左目探偵EYE 第4話 暴動!殺人ライブの真相

『歌が凶器!?熱狂する殺人ライブ』

内容
愛之助(山田涼介)が、アパートに帰ると、
大家さん(渡辺いっけい)。。。。。そしてみるくさん(はるな愛)も。。。死。
そして、瞳(石原さとみ)が、兄・夢人(横山裕)に捕まり、、、そして。。。
兄と戦いはじめて、悪夢にうなされはじめた愛之助

福地警視(佐野史郎)から、愛之助の監視を命じられる
加藤(岡田義徳)と刑事になった“向坂”夢人。“歌”がキーワードだと。。。。

そんななか、新聞配達中、吉成遥香(逢沢りな)とぶつかりかけ、
転んだ愛之助は、左目に映像を見る。
“妙なグラフ”“ハツカネズミ”“バンド”“皆殺し”
悩んでいたところ、
愛之助の絵を見た島田貴弘(森本慎太郎)という後輩から、バンドの名前を知る。
“ブルーヘブン”
実は、歌の歌詞のとおりに事件が起きているという。
誘拐事件、結婚式の事件。。。。。事件発生前に発売されたCD。
2つの事件は、歌詞に描かれていた。
ただ3曲のうち1曲だけ事件が起きていないことがわかる。。。。。
島田からブルーヘブンのライブに誘われた愛之助は、、当然行くのだが、
何とそこには、福地の指示を受けた加藤と、、、夢人がいた!

やがて、
ブルーヘブン・タク(デーモン閣下)(LIGHT BRINGER)によるライブが始まる。
夢人と島田。。。そして、、、瞳も会場にいたのだが、
盛り上がるとともに、観客は苛立ち、、、暴走をはじめていく。
ついには乱闘が発生し、、、、そして理由無く暴力を受け始める愛之助と島田。

愛之助は気がつくと病院のベッドにいた。近くには、、瞳。
島田は意識不明で集中治療室にいるという。
すると瞳は、“向坂”が照明を消してくれたため助かったというのだが、
違和感を感じる愛之助。。。あの時、兄は“カウントダウン”をしていた。。。。

福地警視は“何か”を感じ、再びライブを開かせる決断をする。

退院した愛之助は、考える。。。なぜ、瞳には影響がなかったのか?
。。。。音???モスキート音!?だから、瞳には聞こえなかった!!

再びライブに向かった愛之助。。そして瞳。
何とか兄・夢人の計画を阻止しようと。。。。。。。するが、
そのとき加藤刑事に影響を出ているのを見て、なにかが違うと分かる。
瞳に殴ってもらい。。。。。。。。浮かび上がる映像。
開演前に配られたリストバンド!?


敬称略



リストバンドを着けていないのに、暴走する愛之助って。いったい!?
確かに、助けようとしているのは分かるのだが。。。。。


ま、それはさておき。

ライブ会場で暴動!!
愛之助は、兄・夢人の計画を阻止しようと。。。。。

そんなところである。


悪くないですね。いや、むしろ良いくらい。
きっと、データはとれていると言う事になるんだろうけど、
モスキート音で、ミスリードをするなど、
サスペンス?ミステリー?としても、
なかなか、オモシロ味のあるお話だったと思います。

一応、必死になって頑張る主人公君というのも
キッチリと表現されているし“左目”も活用されている。
そして、ネタフリも、分かり易くなされているしね!

最終的に、、、
実験のために、2つの事件が引き起こされていることが判明するなど
これまでのお話の“オチ”も、シッカリできている。

大雑把に、4話で1つのお話だと考えれば
良くできたお話だったと思います。



もちろん、あーだ、、こーだ。。。というリアリティをツッコム、
“無粋なツッコミ”は、ドラマなので、当然無視。

それなりに楽しめるドラマになってきている感じだ。
瞳先生も、、初めて役に立っていたしね!!




ただし最後にヒトコトだけ。
夢オチ。。。。これは、必要だったのかな??
確かに兄と会うためのネタフリだと思えば、そういうことだが、
なんか。。。もっと事件の方でミスリードできるんじゃ???

ま。。。いいけど。


これまでの感想
第3話 第2話 第1話 

不毛地帯 第十五話 次の一手

『邪魔者は消えろ!』

内容
石油開発に乗り出すことを決めた壹岐正(唐沢寿明)であったが、
いち早く情報を仕入れた近畿商事は、日本石油公社総裁の貝塚(段田安則)から、
資金援助の内諾を得たはずだった。
が、近畿商事の動きを知った東京商事の鮫島(遠藤憲一)は、
五菱商事、五井物産と組み、貝塚に圧力をかけ、内諾を反故にしてしまう。
そして貝塚から出された提案は、4社連合による入札。
しかし、他が30%の出資比率であるにもかかわらず、近畿は10%。
完全に壹岐正の作戦は潰されてしまうカタチとなってしまった。

激怒する壹岐は、兵頭(竹野内豊)の情報を基に、単独入札を考え、
独立系石油会社のオリオン・オイルと組むことを考えはじめるのだった。

そんななか、紅子(天海祐希)が、オリオンのリーガン会長と面識があると知る。
壹岐は、リーガン会長が黄(石橋蓮司)に会いに来ると言う話を聞き、
兵頭とともに、面会できるよう約束を取り付けるのだった。
そして、、、面会の日。
壹岐と兵頭はサルベスタン鉱区の重要性を訴え協力の承諾を得ることに成功する。
あとは、、、100億の資金調達。

里井副社長(岸部一徳)らに動きをばれないようにと
鉄鋼部門の堂本専務と武蔵財務本部長(中原丈雄)に
極秘裏に接触する壹岐と兵頭。

一方、動きに感づいた里井であったが、その怒りの矛先は角田(篠井英介)へ。
角田の堪忍袋の緒も切れ。。。。。。。

そして、役員達が集まった会議で、石油開発の議論が始まる。
リスクが高すぎることを指摘する里井副社長。
壹岐の根回しも効き、議論は、壹岐優勢で向いていく。。。
里井派の角田も裏切り。。。
“日本の将来のため”の壹岐のヒトコトで、
大門社長(原田芳雄)は、、社運をかける決断をするのだった。


敬称略



内容自体は、
鮫島の策略により、壹岐が考えていたことがぶっ潰されてしまった。
で、、、壹岐は、新しい作戦を考え、
最終的には、、。。。里井まで。。。。

ま、、そんなところである。


細かいやりとりはともかく、
やはり、こういった『戦い』=『頭脳戦』こそが、『壹岐正』でしょうから、

久々に、オモシロ味のある『戦い』を見ることが出来た感じだ。

いやまぁ、
序盤に比べれば、
ここのところのお話が、『動きがなさ過ぎた』と言う事なんですけどね。

ようやく、納得出来るお話を見せてもらったと言う事だ。

角田なんて。。。。かなり良い感じですしね!
最終的な『会議』の盛り上がりは、言うまでもありません。


ただ。そんな『戦い』もわたし的に満足度が高かった今回だが、
それ以上に、私の中で印象に残ったのは“ハルさん”に、他ならない。

いままで、何のために存在しているのか分からない“壹岐の女”
あえて“女”と書いたのは、それ以上の表現にはなっていないからだ。

本来ならば、初期の“妻”と同じで、
仕事とのギャップを描くことでのメリハリが、肝だったはず。
なのに。。。。必要性が分からない“女”

こんな書き方は不適切だが、紅子の方が意味があります。

が、今回、そんな意味があるのか無いのか分からない“女”部分で、
大きな動きがあった。

そう、、、ハルさんである。
彼女の“カン”によるところは大きいが
一気に“壹岐正の家庭”という雰囲気が復活し、
意味合いが生まれてきた感じだ。

こう言うのって、、子供達が、あれこれやったところで、
逆に不愉快さを増大させていただけ。メリハリにもなっていません。
本来は、こういう利用法こそに意味があったということである。


とりあえず、久々に楽しむことが出来た今回。
これくらいの調子で、最終回まで物語を魅せて欲しいモノである



これまでの感想
第十四話 第十三話 第十二話 第十一話 
第十話 第九話 第八話 第七話 第六話 
第五話 第四話 第三話 第二話 第一話 

曲げられない女 第5話 ともだちが出来た日


『殴り返す女!夫と子供は大切に』

内容
全てを失ったが、、、自分を取り戻し、
老弁護士・中島(平泉成)の事務所で働きはじめた早紀(菅野美穂)
ようやく“友”の存在にも気付いた。。。そんなとき事件が発生する。

夫・善隆(山口馬木也)の浮気をきっかけにして、
璃子(永作博美)が家出をして早紀の部屋に転がり込んできたのだ。
同じ頃。光輝(谷原章介)から、酔っているとは言え、、“好き”と告白される。
ただただ、戸惑うばかりの早紀。

光輝はともかく、璃子のことが気になった早紀は、
璃子の家へ向かい、義母・富貴恵(高林由紀子)から事情を聞く。
かなり複雑なようで、璃子が出たことを何とも思っていないようだった。

そんななか、璃子が、娘・夢、息子・望を強引に連れてくる。
何とか子供達の機嫌を取ろうとする璃子だが、子供達は義母の方が良いよう。。。
その様子を見て、早紀が引き留めるのも聞かず飛びだしていく璃子。
仕方なく、早紀は、ワガママ放題のふたりの子供の面倒を見始める。

正登(塚本高史)に相談した璃子であったが、
やがて夫、義母から捜索願が警察に出され、追い詰められていく。。。。。

“私は、誰にも必要とされていないし、何の役にも立たない”


敬称略


私の友だちの悪口言うの辞めてくれる!
私はさぁ。蓮美のこと、友だちだとおもってんだけど、ダメかな。
もういい加減、逃げるの辞めたら?
蓮美はスッゴイパワーを持ってるんだよ
本当に心配してるのかおせっかいなのか分からないけど、
今までも私のこと助けてくれたし。
頼まれてもいないのにひとのことで
あんなの一生懸命になれる人がどこにいる?

わたしね。母が亡くなってから、つくづく思うの
荻原光の娘に生まれて良かったって
母さん見てたら、どんなに辛くても
自分を信じてれば大丈夫って分かったから。
そうやって思ってもらうのが、蓮美の幸せなんじゃないの?
あなたの人生に嘘やゴマカシは必要ありません

(一部略)



なんだか、ちょっとあたたかくなるお話。

早紀に初めて“友だち”が出来た!!

友だち璃子のことを心配し、
ようやく自分の気持ちをハッキリと伝えることが出来た早紀。


ま、、そんなお話である。


最後の“事件”は、ともかくとして。

友達作りに悩みはじめるという、
思いもよらない切り口で始まった今回。

そこに、璃子に事件が発生し、悩みを聞いたりするのだから、
最終的な“仲間でお食事”も含めて、

ホント、良い雰囲気を漂わせています。

着々と、、、一歩一歩、早紀が変化していくだけでなく、
関係の変化も、見事に魅せている。

まさに“ドラマ”だと言えるだろう。


それ以前に、璃子自身も追い詰められてきたことも
シッカリと表現されているし、
自分を心配してくれているのが早紀、光輝しかいないことに気付くのも

ベタ展開ですが、友情物語として、
早紀からの視点だけでなく、本当に良く描けている部分だ。


しっかし、、早紀。。。光輝の告白、、、断っちゃって。。。
これから変化するのかどうか。。。。次回からも気になります。


それにしても、

まさか、このドラマ、ココまでの良いドラマになるとはね!
可能性はあっても、描き方というのは重要で、

積み上げをシッカリ描き、気持ちを描いているからこそ。。。

素晴らしいデキのドラマになりつつあります。





これまでの感想


第4話 第3話 第2話 第1話 

相棒season8 第15話 狙われた刑事

『狙われた刑事』

内容
昼食に出かけた伊丹刑事(川原和久)。
ラーメン屋で食べていると隣で食べていた客・中村豊喜が、もがき苦しみ倒れた!
一命を取り留めたが、ヒ素中毒。薬味のニンニクに亜ヒ酸が混入されていたよう。
角田課長(山西惇)から話を聞いた右京(水谷豊)は、興味を覚える。
鑑識の米沢(六角精児)の鑑定では、被害者の近くの皿だけに混入されている。
状況から考えて、、、伊丹が狙われたのでは?と。
その後、捜査車両の伊丹のペットボトルからも検出され、
何者かに伊丹が狙われていることが断定されるのだった。

そんな中、近くの商店街の防犯カメラの映像に、見覚えのあるブレザーの男。
伊丹は10年前の事件について思い出すのだった。
城南大学サークル会計責任者殺人事件
川北幸也を中心としたマルチ商法まがいのローンシステム研究会というサークル
仲間割れにより、幹部の1人・広瀬峻一が殺された。
当時取り調べを行った刑事の1人が伊丹だった。
若気の至りで、強引な取り調べも行ったと分かる。
また、サークルのブレザーは、幹部か準幹部しか持っていない。。。。

内村刑事部長(片桐竜次)から、
“警護”として特命の右京と尊(及川光博)がつけられた伊丹。
現在も収監されている川北、数年前に服役中に自殺した小幡悦郎
を除き、、10年で平林政一、吉武和真(村田充)、坂元、中里裕介
4人の幹部、準幹部は出所済み。。。。。
3人で、当時の関係者を当たるが、、、全員にアリバイが存在する。
そんなとき、、、“警護”を振り切り、1人で行動する伊丹。

伊丹の行動に気付いた尊が、追いつき話を聞くと。
事件を明らかにした浜野久信(加藤虎ノ介)のことを思い出したという。
浜野の証言により事件が発覚したが、取り調べた伊丹によると、
証言したという噂が広がり、浜野は追い詰められ大学を辞めたらしい。
親友だった獄中死した小幡と浜野の妹・美涼は、恋人。
1人で全てを背負い込んだ浜野。。。。。。。。
やがて、浜野が帰宅すると同時に、伊丹と尊が確保する。
部屋には、ブレザー、ニンニク、亜ヒ酸。。。そして伊丹の写真。
浜野が行った犯行であることは明らかであった。
しかし、警察を信じられないと、一切の証言を拒否する浜野

すると、、、尊たちの行動をほめる右京は、妙な資料を尊に手渡す。
そして浜野宅の証拠資料に右京は感じた違和感を提示する。
亜ヒ酸は、誰かから送られてきたのでは?
誰か、協力者。。。。いや、誘導した人物がいるのでは??

敬称略





今回は、狙われた伊丹刑事である。

10年前の殺人事件関係者から狙われている?
“警護”としてつけられた特命係の2人と、
事件を解決へ!!!


である。

意外と面白かったですね。
キャラの掘り下げ話。。。今回は伊丹刑事編。

えっと、、、10年前の事件なのだから、
伊丹は、亀山君と“相棒”だったはず。。。。。。

ま、その事は気にしないことにしましょう。

自分の中でも“ヤリスギ”を感じているのが、
なかなか面白い部分であり、
絶対にあり得ない。。。と言う事はわかってはいても、

言動から、、“あり得る”と感じさせているのは、
伊丹刑事というキャラ所以であろう

ある種のミスリード効果を生むことで、
ドラマにオモシロ味を発生させているのだから、

こう言うのもテクニックだと言うべきでしょうね。


最終的に、、、、謝罪する部分。。。。伊丹刑事らしいところですよね。

刑事としてだけでなく、人間としても
伊丹刑事というキャラを上手く表現した物語と言って良いでしょう。


さて
今回秀逸だったのは、尊という存在ですね。


あまり、右京が前に出ず、ポイントだけで登場させ、
尊が中心となり、伊丹と組んで“良い仕事”しましたよね!!

もちろん、右京が誘導している可能性もありますが、、、それはそれ。

重要なのは、右京を裏方担当として、徹底表現したことだ。
それにより

いつもとは逆パターンの“相棒”に見えていますよね。

だからこそ、尊が活躍していると言う事になります。

これ、かなり思い切った展開ですが、
尊の存在感を出させ、伊丹の物語を盛り上げるには、

大英断。。。と言っても過言ではない感じだ。


なかなか
魅力的な展開になりつつある“相棒”

ここのところ
キャラがキッチリ立ってきているので、満足度が上がる一方ですね。




これまでの感想

第14話 第13話 第12話 第11話 
第10話元日スペシャル 
第9話 第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話2hsp 

特上カバチ!! 第4話 偽造書類を見破れ!

『美寿々のコスプレ潜入調査!
 0.3秒で偽造書類が見破れるプロの(秘)テクニック!?
“保証人地獄に落ちた妻

内容
ある日の夜。
酔った栄田(高橋克実)を自分の部屋に連れ帰った田村(櫻井翔)は、
大家さん晴子(田丸麻紀)から相談される。
相談者は吉田香織(清水美沙)
銀行に行ったら、借金した覚えがないのに口座が、
サラ金のエンマ金融により差し押さえられ、当面の生活費にも困っているという。
翌日。正式に相談に訪れる香織。
どうやら、経営していた会社が倒産した夫・学(近藤芳正)
別居中の夫が借金をしているようで、香織は連帯保証人にされていたのだった。
その香織をひと目見て、、気合いの入り始める栄田。

大野(中村雅俊)は、美寿々(堀北真希)に命じ田村、栄田が助手になることに。
すぐにサラ金に向かった栄田と田村。
ちょっとしたテクニックにより、借用書が偽造であると判明する。
証拠を固めるため、筆跡鑑定をする元堀源吾郎(酒井敏也)のもとへ。
簡易鑑定ではあるが。。。香織が書いたモノではないとわかる。。
あとは、夫・学が認めるかどうかだけ。

学のいるアパートに向かい、話を聞くと。
自分の名前は書いたが妻の方は記憶にないと言う。
そこで、学に字を書いてもらい、もう一度鑑定するが、
香織の文字は、夫のモノでもなかった。。。。。。。
いったい、だれが???
だがこれ以上は、依頼人に経済的負担をかけるばかり、
重森(遠藤憲一)は、香織の案件から手を引くように命じるのだった。

何とかしたいと考える田村であったが、
銀行に掛け合おうとしても、、、顧問弁護士は検備沢(浅野ゆう子)
どうにもならなくなってしまう。

なんとかしたい!
そこで、元堀に掛け合い、筆跡での証拠探しをはじめる。
するとスナック“ジャッカル”のママ・猪俣蘭子(辺見えみり)にたどり着く。
証拠をつかもうと、美寿々がスナックに潜入し調査開始!!!
蘭子の男が、学であると判明する。
そのうえ、差し押さえのために蘭子のマンションを調べると、
登記簿に奇妙な記載を発見するのだった。
学が、ママのためにマンションを買った後、ママに転売し、
会社を倒産させたようだった。。。。

しかし、その事を学に問いただしても、言い掛かりであると言われてしまい、
何とか証拠を探そうと。。。。。。。

敬称略




身に覚えのない借金
妻は、夫がやったモノと確信するが、証拠がない。
田村と栄田は、、あの手この手で証拠探しをし。。。。。

夫の犯罪を見抜くのだった!!


って感じですね。


毎度のことながら、細かい内容などはともかく。

前回までに比べると、
1つの事件に対して、栄田も含め3人組が連携している印象が強い。

そのため、法律などは、、置いておくとして。。。

ドラマとして、結構分かり易い展開と流れになっている。

なんていうか。。。。。ドラマらしいドラマ。。。ということですね。
やはり、3人が1つの目的に動いているのが明確であるためでしょうね。

こうでなければ、キャラを目立たせすぎて散漫な印象となるだけだ。


必要のないキャラは、あまり前に出さずポイントだけ。
必要なキャラは、ひとりでやっても良いほど、まとまりがある。

そういうことだ。


ただまぁ、どうなんでしょうね。
ドラマは納得感はあるのだが、盛り上がりの面では、
もうちょっとキレがあるモノが必要なんじゃ???


今回のメインはあくまでも栄田。
ならば、田村、美寿々を押しのけてでも、前に出る必要性があります。
田村と美寿々が動いている“目的”と、メインの栄田も“目的”とは、
目的の意味合いが、まったく異なるためです。

だからこその“オチ”のはずなのにね。。。。。

そのため、ドラマが淡々と進んでいるだけの印象しかない。
もっとメリハリを入れなきゃ!!
たとえそれで、番組の主人公ふたりの影が薄くなったとしても!



これまでの感想
第3話 第2話 第1話 

龍馬伝 第6回 剣の道

『松陰はどこだ?』

内容
黒船を前にして剣術修行の意味が分からなくなった坂本龍馬(福山雅治)
その思いを道場主・千葉定吉(里見浩太朗)にぶつけてしまい、
千葉道場を出て行くよう命じられてしまうのだった。

龍馬を心配する佐那(貫地谷しほり)は、道場に戻るようにと説得するが、
“黒船が頭から離れない”と答え、応じようとしない。
佐那は、兄・重太郎(渡辺いっけい)にも父・定吉の説得を依頼するが、
定吉の重太郎への答えは違った。
“嫌っているわけではない。
 剣で立ち向かっても勝ち目はない
 だからこそ、技を磨かねばならん。
 それに気付くかどうか。。。

そんななか、
桂小五郎(谷原章介)から、師匠の吉田松陰(生瀬勝久)の話を聞いた龍馬は、
答えが分かるかもと松陰に会わせてくれるようにと頼むのだが、
旅に出ていて居場所が分からないと言われてしまう。

そのころ、アメリカ艦隊が再び押し寄せ、幕府に開国を要求され、
老中・阿部正弘(升毅)は、幕府存続には開国やむなしと幕臣へ伝えていた。。。

同じ頃、土佐の岩崎弥太郎(香川照之)の身に、、思わぬ出来事が!
米問屋の多賀屋に呼ばれる。殿様に提出するはずだった意見書が、あった!
意見書を読み、感銘を受けたと。。。江戸行きを打診される。

一方、土佐藩参政・吉田東洋(田中泯)に呼び出される武市半平太(大森南朋)
藩主・山内豊信(近藤正臣)に提出した意見書の真意を問いただされ、
糾弾されてしまうのだった。。。。。。


そして龍馬のもとに松陰からの文を持ってやってくる小五郎。
アメリカへの密航を画策し黒船に乗り込もうとしているという文が届いたという。
明らかに重罪。。。。龍馬、小五郎は、松陰を引き留めようとするのだが、
松陰の海外への強い思いを知る事になり衝撃を受ける。
後を追っていこうとする龍馬に、松陰は言う。

“君がやるべきことは、何なんじゃ。
 考えるな、おのれの心を見よ

敬称略


↑、、もう、どこまで書いて良いか分からなくなりそうです。
勢い余って、すべて書いてしまいそう。。。。


それはさておき。

黒船を目撃し、
“黒船に剣で立ち向かえない”
と、考えた龍馬は、千葉定吉から道場を追い出される。

答えを見いだそうとして、吉田松陰という人物を知り。。。。。。
もう一度自分を見つめ直す龍馬。


龍馬“剣を道具だと考えてしまった
 おのれが何者か、おのれが進むべき道は
 それは、無の境地に達してこそ見えてくる。
 そのために剣術を行っていた。

定吉“剣で黒船に立ち向かえるのか?

龍馬“黒船に通用するかしないかは、剣ではなく
 この坂本龍馬という人間の問題です。
(翻訳済み、一部省略)

ま、、そんなところである。


なんだか、分かったような、分からないような
盛り上がっているのかどうか、悩んでしまうような内容でしたが、

悩む姿から、他人にすがり、1つの結論に達する。

という、、ある意味定番の物語は、
ドラマとしては、それなりに表現されていた感じだ



ただ、やはり、“それなり

別に吉田松陰がどうとかこうとか、そんなことよりも、
松陰の説明で、本当に納得出来たのかどうかの方が、、、、、、、、疑問だ。

“やるべきことは何?”

と言う言葉にしても、姉・乙女からの文で分かっていることであり、
実際、前回。。書かれていたわけである。
そう、本来ならばわざわざ、松陰を出す必要性はないことなのである。

どうも、色々な物事を繋げようとし過ぎて、
ポイントがビミョーにズレているような感じに見えています。

だって、、、“剣術修行”でしょ???
そういう問いかけを龍馬がしたわけでもない。。。

そら、言っているコト自体は分からなくはないが、
やる必要のないことをわざわざやって、
納得度が薄くなってしまっているような気がしてならない


サスガに、、無理が。。。。。。
もう少し真っ向勝負で、問答があって良かったんじゃ???

どうせ、ドラマって、“作り物”なんだし、
それを踏まえた上で、展開がなされなければ、意味がないと思います。
極論を言えば、松陰が小五郎を訪ねてきて、
龍馬と親友、師匠になっても良かったかもしれませんよね。。。。


結局、盛り上がったのかよく分からないまま、江戸編はひとまず終了ですか。。。


これまでの感想

第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 

左目探偵EYE 第3話 血塗られた結婚式

『死の結婚式…謎の凶器』

内容
愛之助(山田涼介)の目の前で、警官が射殺された。。。
兄・夢人(横山裕)が犯人であると愛之助がしゃべろうとした時、撃たれた。。
ショックを受ける愛之助。

そんななか、瞳(石原さとみ)とケンカした直後、
左目に映像が浮かび上がってくる。。。
“精肉”“結婚式場”“結婚式出席者リストの狭山瞳という文字”

翌日、瞳に謝罪しに行った愛之助は、友人の結婚式に出席すると知る。
新郎の父・増田伸一郎(津村鷹志)が懇意にしていることもあり、
主賓は国土交通大臣の鷲尾弘明(升毅)だという。

数日後、結婚式場は、脅迫を受けている現職大臣が出席すると言うこともあり、
加藤刑事(岡田義徳)らも駆り出され、厳戒態勢状態。
その警官の中に、、、、兄・夢人の姿を確認する愛之助だった。

瞳が友人の西田智絵(朝倉えりか)と式場に入ったようには、行かない愛之助。
そこで愛之助は、夢人の犯罪を止めるため、
精肉業者の荒井健吾(魔裟斗)のトラックに隠れ、式場への潜入を果たす。
が、直後に、、、、左目に。。“平康三(深見三章)の死刑判決記事”
ケータイで調べてみると、裁判に証人として鷲尾が出席していたらしい。。。

やがて、事件が発生する。
新郎の増田優一(白井圭太)が、控え室で刺されているのが
式場の相川和子(大島蓉子)と新婦・佐々木愛美(中村映里子)により発見!
すぐに救急車により病院へと運ばれる優一。
現場に残されたボイスレコーダーには、、、“平”という名前が!?

福地刑事(佐野史郎)らが駆けつけ捜査が開始されるのだが、
その直後、凶器が、鷲尾大臣のカバンの中から発見されるのだった。

兄・夢人の目的は、何なのか???
仕方なく、、、最後の手段。瞳のサポートで新しいイメージが左目に!!!


敬称略




愛之助“オカシイ、矛盾している
  自分で犯罪計画を立てたはずなのに
  自分でその実行犯をつかまえてしまった。

そして

愛之助“いったい、何が目的なんだよ


ほんと、これらの言葉に集約されているような感じである。


物語の方は、

瞳が出席する結婚式場で、事件が発生!!!
愛之助は、、何とか潜入し、真犯人を暴いたまでは良かったのだが。。。


ということで、

死刑囚に罪をなすりつけた男たちが、始末されたお話だ。


すこし、強引すぎる部分。。。夢人が。。とか、愛之助が。。とか
そう言うのを気にしなければ、

それなりに、悪くないサスペンスに仕上がっていると思います。

一応、ネタフリもされているし、
特殊能力により考えさせるという状態も、
“らしさ”ということにしておくとして。。。。。

そこそこ楽しめているとは思います。


ただ、夢人が計画しているというドラマ全体の大きな流れと、
愛之助が夢人を注目しすぎていること
この2点が、どうしてもあるために、

今回の事件だけを見れば、
今回の事件が、大きな事件の中の“一欠片”に過ぎない印象しかなく、
それなりに表現されていても、
事件単独のオモシロ味は、少し薄い感じだ

なんていうか、、、夢人はともかく、
もう少し、罪を着せられかけた人物を描かなきゃ、
今回の事件の盛り上がりに欠ける感じですよね


だって、サラッと流している印象があり、
疑惑が発生した次の瞬間には、バイクで追いかけてるわけで。
ちょっと急ぎすぎだよね。。。。

細々とした小ネタも細かい繋がりも、悪くないのに。
もう少し今回だけの事件を楽しめるカタチに、出来ないのかな??

今回の事件があってこその、大きな流れの事件なんでしょ??


オシイ部分だよね。。。なんかね。

小事件と、大事件、、、それ以外の無駄が多いモンなぁ。。。。


これまでの感想

第2話 第1話 

曲げられない女 第4話 友情

『殴る女…一人ぼっち同士の友情』

内容
恋人・正登(塚本高史)と別れ、会社を辞め、母・光(朝加真由美)も亡くなり
何のために生きているのか分からなくなってしまった早紀(菅野美穂)は、
完全にやる気がなくなってしまう。

早紀のことが気になった璃子(永作博美)が、部屋に行くと。。。。
明らかに様子がおかしい。
璃子は、早紀をなんとか外に連れ出し、元気づけようとするが、ダメ。
そんななか、ちょっとしたトラブルで、光輝(谷原章介)のいる警察へ。

サスガに、早紀の様子を見て光輝も心配になり、
璃子と光輝は、なんとか、元気づけようとするが。。。やっぱりダメ。
とそんなとき、。。酒を飲んだ早紀は、愚痴りはじめ、、、酔いつぶれてしまう。
璃子のように幸せな家庭を持てないし、光輝のように地位もない。。。と。

璃子は、早紀の10年日記を読み、何かを感じ。。。。。

翌朝、正登、光輝を呼び寄せ、大混乱で、、、璃子は大喜び!
が、、そこへ、先日の弁護士・中島剛志(平泉成)が訪ねてくる。
引退し田舎に帰ることにしたという中島は、
色々とメモをしたノートを早紀に手渡し、“あなたなら良い弁護士になれる”と。

早紀の部屋を後にした璃子と光輝
光輝は、警察署で。。。璃子は、自宅で。
自分たちの“必要性”について、考えはじめるのだった。

自分は、本当に必要とされているのか??

そんなとき早紀は、正登に呼び出され、
2度目のプロポーズをされようとしていたが、何かを見て、駆け出していく早紀。
と、、そこには、建物の屋上にたたずむ中島の姿が!!

敬称略


全てを失い、目標も。。。。失った。
生きる意味もなくなった早紀。

そんなとき、、、、“友”は。。。。。

ってところかな。


ただ、そこに、“必要”というキーワードで、
友たちも、、色々とまとめたという感じだ。


なかなか、良いお話でしたね。

完全にどん底で、“らしくない状態”を演出しておきながら、
“友”というキーワードで、
かなりベタだけど、うま~~~く、感動モノへ。

そして、、気づく。
“私はひとりじゃない”と。

そして、復活する早紀である。

感情表現の起伏から、親友ふたりとの距離感も含めて、
本当に良い感じですよね。

親友ふたりの物語も重ねているのも、良いところ。

あ。。。。老弁護士もね!!

まさに、ドラマという感じである。

中島“あなたのまっすぐな顔を見ていたら、
 自分を誤魔化して、ダラダラ弁護士を続けているのが恥ずかしくなったんです
 私はまだ人を信じたいんです
 裏切られ、傷つくのが怖くてね。
早紀“良いじゃねえか。人を信じたって
 傷つかないで生きていける人間なんているか!
 先生のように弁護士になれた人が、諦めるなんて言わないでください。
 先生を必要としている人が、この世に必ずいると信じて!

そして

光輝“お前、お母さんが死んでから
 もう誰も喜んでくれないみたいなこと言ってたけど
 冗談じゃない、ここに2人もいるじゃないか
璃子“心の中にたまった悲しさとか不安とか、寂しさとか、
 そういうの吐き出さないから、
 いつまでも、そうやって、ウジウジ惨めったらしい顔してるのよ。
 自分で泣けないんだったら、手伝ってあげる

見事な早紀の復活劇と、友情物語でした。


それにしても、キレがありますよね。
“曲げられない女”をキッチリ演出するかどうかだけで、
物語にテンポを呼ぶだけでなく、感情表現にも利用するんだから!

お見事と言って良いだろう。

しっかし、友2人との物語の重ね方が絶妙ですよね。
自分のコトがあるから、早紀を知る事が出来るし、
早紀を知る事が出来るから、自分も知る事が出来る。
かなり上手く回っています。




あ。。。展開が、ベタすぎるのは、気にしない、気にしない。。。



これまでの感想
第3話 第2話 第1話 

相棒season8 第14話 堕ちた偶像

『堕ちた偶像』

内容
盲腸で入院したたまき(益戸育江)を見舞う右京(水谷豊)尊(及川光博)は、
同じ部屋に入院している少女・山口七海(石井萌々果)と知り合う。
知らない人に声をかけられ全速力で逃げたという。。。七海
母・順子(八木小緒里)の話では、先週の土曜、仕事場に連れて行ったところ、
待っているように言ったが、待ちきれず駐車場へ。
その途中で、声をかけられ、自転車とぶつかり腕を骨折をしたらしかった。
そんなとき、TVに映る男を見て。。。七海は“この人”と。。
公民党のホープと言われる国会議員・江嶋充(田中哲司)だった。
子供が言っていると言うこともあり、証言はあいまいだと思われたが
どうしても気になる右京は、現場へと向かう。
すると、、、米沢(六角精児)の姿。。。。。

近くの多摩川の河川敷で、ビニールシートにくるまれた絞殺死体が発見された。
政治スキャンダルなどをスクープする有名なジャーナリスト安田紘一(竹本孝之)
その安田の事務所が、順子仕事場の会社が入るビルと同じビルに入っていた。

右京は、近くにあったフロンティアという雑誌に安田が書いた江嶋記事に気付く。
出版社に向かい担当の編集者・中原(塩野谷正幸)から話を聞くと、
何らかのスクープを持ってくると言う話があったと分かる。
そして、震災の被災地支援活動などで、安田、江嶋は長年の盟友だという。

実は、警察庁時代の尊は、福祉衛生省の江嶋と顔見知りであったため
そのツテを利用して、江嶋に直接事情を聞きに行くと、
フィガロというクラブに行っていたと証言する江嶋。

そのころ、右京の指摘もあり、安田のコートに入っていた
“ヨハン・コルピ カワラ8レンガ5ブロック1”というメモ書きを調べた捜一。
すると、裏社会にも繋がりの噂のある大手派遣会社グループの経営者・石堂道隆
が浮かび上がってくるのだった。

それは安田が、石堂の金の流れを追っていた可能性を意味した。。。
だが、江嶋のアリバイを証言するママ。
そして、同時刻安田は、とあるトンネルにいるという完璧なアリバイ。

一方、管轄省庁に江嶋が進めている美戸川病患者救済特措法案について、
話を聞きに行った尊は、奇妙な事実をつかむことになる。
官僚トップの邪魔で、長年動かなかった法案が、
先日、、、突如、成立に向け動き出したと!

そんななか、たまきから、、七海の見舞いに江嶋がやってきたと聞き。。。。。。


敬称略



とある少女と知り合った右京と尊。
その少女が奇妙な証言をする。

男に追いかけられて、怪我をしてしまったと。
その男は、、、、、国会議員!
そんななか、その議員の盟友と言われるジャーナリストの遺体が見つかり。。。


ってところだ。



尊『あなたは、自分のために金を受け取る人間ではありません。
  ですが。。。。。

どうしても、苦しんでいる人を助けたい。
その気持ちを突いてくる、、、悪意。

そして堕ちてしまった男のお話だ。

偶然が事件の詳細を明らかにするネタとしては、
悪くはないサスペンスだったと思います。

そこに、『相棒』としての定番と言って良い、、、堕ちてしまった犯人。

いつだったかのように、暴走しているような感じではないのだけが、
わずかに救いのようではあるが、

やはり、それはそれ。。。ホープの瀬戸際。

キッチリと、対比させているところが、らしい部分でしょうね。

最後の最後、不逮捕特権を捨て、
自分の信念を魅せたのが、見どころ。。。。でしたね。

間違いを自分で明らかにする。

相棒らしい。なるほどの結末である。
この手の雰囲気って、序盤では良くありましたよね。。。




今回、悪いことではないが、少し気になったことがある。
この手の物語では、右京の記憶や、小野田からネタ、証言を引き出すことが多い。
が、今回、、尊の人脈を利用した!

これ、本当の意味で、『相棒』として動きだした感じがしますよね。

だって、右京人脈を使うことはレアで、たいていは小野田。
以前の亀山君では、かなり無理がある。
完全に、尊の特権であると言えるだろう。
もちろん、都合が良過ぎと言えば、それまでになってしまうのだが

が、、、このままでは、尊の存在の意味がなくなってしまう。

なら、こういった使用方法は、あってしかるべきだろう。
多少、強引ではあるが、良いアイデアだったと思います。


これまでの感想
第13話 第12話 第11話 
第10話元日スペシャル 
第9話 第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話2hsp 

泣かないと決めた日 第2話 仕事をすること

『はじめての味方』

内容
夢と希望と期待を胸に社会人として働きはじめた角田美樹(榮倉奈々)
が、配属された部署は。。。。冷たい部署。。。。
そんななか、棚卸しの最中に冷凍室に取り残されてしまう美樹。
上司の佐野有希子(木村佳乃)らは、
美樹がいないことを勝手すぎると不満に思うが、
友人の立花万里香(杏)が知らないと証言したこともあり、
佐野らを乗せたバスは出発する。
やがて、偶然、仲原翔太(要潤)が何かを感じ、美樹を発見。
病院へ連れて行き、一命は取り留められた。

事態を知った統括マネージャーの桐野征治(藤木直人)は、佐野らを叱責するが、
責任のなすりつけあいにより、、、美樹の不注意と見なされてしまう。
翌朝、梅沢仁部長(段田安則)からも連帯責任であると注意されるチームの面々。

そして美樹が出社したものの、、、不注意を責められるだけでなく、
工藤早苗(町田マリー)西島賢治(五十嵐隼士)藤田千秋(片瀬那奈)
栗田琴美(紺野まひる)白石杏子(有坂来瞳)らからは、無視され
まったく仕事をさせてもらえなくなってしまう。
仕方なく、掃除をしていると。。桐野から“仕事をはき違えている”と注意され、
ようやく、自分なりの仕事を始める美樹。

そんななか、美樹は仲原から食事に誘われる。

一方、少しは仕事を評価された美樹であったが、工藤が手柄を横取り。
そのうえ、始末書を書かされたと怒る佐野は、美樹に対して怒りをぶつける。

数日後、仲原が招待してくれた店で、会社が輸入した食材などが
料理に使われていると説明され、美樹は“仕事”を感じ始める。

“これが、きゅうちゃんの仕事だよ”
わずかだが、美樹は元気になり始めるのだった。

その後、再び仲原から食事に誘われる美樹。
が、、そのレストランには、なぜか、万里香がいた!!
万里香は、仲原から美樹を引き離した後。。。。。

数日後、
仲原から上京する母・たか子(田島令子)に会って欲しいと言われていた日。
佐野から任されていた、就活大学生向けパーティの資料作りの仕事。
すべて終えたと思っていたのに、、、いつのまにか、。。。。。

敬称略



夢を持って働きはじめたが、いじめられ絶望を感じ始める美樹。

でも、、、、仲原が、希望を魅せてくれる。。。“仕事の楽しさ”

が、、、仲原を奪いたい万里香のワナで、再び追い詰められる。

仕事を投げ出してしまおうと思った時、

桐野『お前も、あいつらと一緒だ
 案内が送られてくるのを待っている学生とお前らの事情に何の関係がある。


ま。。。そういうことだ。



正直、
自分たちの責任を放棄し、相変わらずのクドイイジメは、、食傷気味なのですが

ドラマとしては、絶望の中に“光明”を魅せていくことで、
ただただ、仕事への甘すぎの考えを変化させ、
私事も含めた、気持ちの変化と葛藤を上手く描き、

成長していく主人公のドラマ

として、起伏があり、オモシロ味のあるお話だったと思います。


“仕事にはやらなければならない、その時があると初めて知った。”

そして

“何事も一日にして成らず”



ただまぁ、、、イジメだよね。。イジメ。。。

ドラマとしてメリハリが付いているため、
オモシロ味にはなっているとは思うのだが、

ここまで、繰り返されてしまうと、
それこそ、、、
上司だけでなく、先輩達の“管理能力”に難があるような感じがします。。。


たとえば、犬の散歩で、
フンなどの処理をするかどうかは、飼い主の責任であり、
決して、、本能で行動する犬の責任ではないんですよね。。。。
これと、まったく同じ。

優しくなれとは言いませんが、
それなりの責任を果たした後でないと、
なんだか、、ドラマ全体がバカバカしく見えてきます。
そうでなくても。。。。。。。。。


ドラマとして、魅力が見え始めただけに
そろそろ、このあたりは修整を加えて欲しいモノだ。
“運悪く”は、、仕方ないと思いますけどね。


そういえば、佐野って、、、少し変化しているのかな???


これまでの感想

第1話

コード・ブルードクターヘリ緊急救命THE SECOND SEASON 第4話 過ぎし日

『過ぎし日』

内容
祖母の絹江(島かおり)の部屋に耕作(山下智久)がいたとき、
謎の男(リリー・フランキー)が現れる。。
“誠次”、、、絹江の言葉に驚く。。。まさか、死んだはずの父なのか?

そんな悩みを抱えたままの藍沢は、、いつも以上に暗く。
そのころ、緋山(戸田恵梨香)は、心臓カテーテル手術に成功し順調に回復し、
必死になって働きはじめていたのだが、
頑張りすぎの白石(新垣結衣)は、仕事だけでなく、、男!?、疲れ果てていた。
冴島(比嘉愛未)も、悪化する恋人・悟史(平山浩行)の病状のことで。。。。
ひとり元気な、藤川(浅利陽介)

そんなとき、風で飛んできた看板が
頭に当たった女性・木島由紀菜(木南晴夏)が、運ばれてくる。
藍沢、三井(りょう)そして、橘(椎名桔平)が、処置をはじめると、、
女性は、、、病歴はないが、、、妊娠をしていた!
しかし、産む気がないという女性。。。。

一方、先日、白石が食中毒と判断した男性を診察していた緋山は、
その原因が、食中毒でないと診断し手術。一命を取り留めるのだった。
誤診にショックを受ける白石。
だが、緋山は。。。。。。

数日後、木島由紀菜が破水し、
24週。。。三井は悩んだ末、出産を選択させるのだった。


敬称略




過去にとらわれる人たち。

緋山『過去にとらわれてるのは、あんただけじゃない
  今でもフラッシュバックで、息が止まりそうになる時がある
  でも、私は同時に思い出す。
  私を助けてくれたみんな。。。。
  1人で出来ることなんて、たかが知れてる
  何でも自分だけで抱え込まないで
と、、白石に。。。。

一方で、妊娠24週というキーワードに凍り付く三井と橘

ついでに、冴島と悟史。。

それぞれ、過去に怯え、、立ち止まりかけてしまう。

でも。。。。。。。。

って言うお話ですね。


ハッキリ言わせてもらうと。

どこもかしこも重すぎて。。。
腹一杯となるよりも、、、、、胸が苦しいです。


今回のメインは、
緋山&白石

三井&橘。。with藍沢

ま、、そんなところだろう。


頑張りすぎた白石のミス。
落ち込むところを緋山が自分の話をして
本当の意味で、名コンビ誕生。。。と言う感じ。

医師がどうかではなく、普通に良い雰囲気の青春物語である。

失敗、でも共感する友により助けられ、今まで以上に打ち解ける。

定番ですね。
緋山が乗り越えようとしている姿、、、『症例稼げた』なんてのも、
過去を乗り越えようと笑顔になっているのも含め、

見事に2人でオペをやり遂げるなど
ほんと、この部分だけでも、一時間してもおかしくないドラマだ。

ただ、、オチがねぇ。。大山恒夫(前シーズン第7話の男)
おそるべし“コード・ブルー”である。



そして、、三井、橘
辛い過去。。。死ぬのを分かっていても、“症例”として決断させた西条。
それは、ずっと、、ずっと、、、
が、、
三井“身につけた技術で、救われる子供も出てくるかも知れない

まるで、それのおかげであるかのように、、、よく似た症例で救われた子供。。。

えっと、、、シーズン2になってから
フェロー達が体験してきたことを、彼らも体験。

ま、そんなところだ。

りょうさん。椎名桔平さん、、、名演技でしたね。



“過ぎ去った日々は決してもどって来ない 
 そして、取り消すことも出来ない
 自ら生きた今が、明日には過去の思い出となる。
 つまり過去は自分が生きた証しだ


一つ一つ、色々なことを乗り越えて成長していく。。。。
多少、“繋ぎ”のようなお話で、中だるみしている印象がないわけではないが

丁寧にドラマが描かれているため、
飽きることなく、、、感動モノになっていたと思います。

ということで、、藍沢。。。今シーズン、、、ナレ係ですよね(笑)


それにしても、これだけのお話を良く詰めこみましたよね。
結局、ターゲットを絞り込んでいるから、
キャラが多くても、分かり易く、物語に違和感がないのだろう。

もう一度書いちゃいますが、藍沢をナレ係にするという、ある意味暴挙。
だって、主人公のハズ。。だもん。

なのに、この説得力のある物語。。。感服します。この思いっきりの良さに!

作品とは、こう言うことだよね。
誰かが中心になれば作りやすいだろうけど、
並列して主人公がいる場合。誰かを薄くしなきゃならない。
なら。。。と、、、言う事。。1つの手段なのでしょうね。

続編というモノに存在するマンネリを打破する手段。。。ということですね

変な言い方だが、“1”よりも、ドラマに深みを感じるのは、
この決断があるからこそなのでしょう。
スタッフの作品にかける想いが感じられる、“2”である



これまでの感想

第3話 第2話 第1話