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連続テレビ小説『おかえりモネ』第33回


内容
朝岡(西島秀俊)たちがやって来た夜。百音(清原果耶)は、
サヤカ(夏木マリ)と中村(平山祐介)と朝岡の3人の関係を知る。
4年前のコトがきっかけだという。。。。

そのころ、亀島の永浦家でも、ちょっとした騒動が起きていた。
未知(蒔田彩珠)が、高校卒業後に水産試験場で働きたいと、両親に訴えていた。

数日後。9月10日
テレビでは、朝岡が台風が接近するという予報を出していた。

その夜、
登米でも暴風雨に見舞われ、百音とサヤカは同じ部屋で過ごすことに。

敬称略


“何も出来なかった”

という部分も含めて、

主人公とサヤカの“繋がり”なども強調しましたね。

もうすでに、番組開始からひと月半も経過してしまっているが。


“目標”が、なんとなく見えはじめて。“目的”も、見えかけているので。

“ドラマ”としては、

ここでシッカリと描かなきゃ、今後に与える影響が大きすぎるからね。

ようやく。

ホントの意味で、主人公の物語が始まりそうである。


まあ、もし、問題があるとすれば。

今回の描写で、主人公には“選択肢”が3つ描かれていることだ。

サヤカ、中村、朝岡。

もちろん、4年前のコトを経験しているなら、他にも“選択肢”は存在するが。

言い出したらキリが無いので、横に置いておく。

この3つで。。。なぜ、朝岡?(笑)

そこがね。よく分からないところだ。



とりあえず、意思が固まり、話が始まりそうなので。

ここから。。。。ですね。




連続テレビ小説『おかえりモネ』第32回


内容
2015年7月。
百音(清原果耶)は、普通免許の取得を菅波(坂口健太郎)に報告した。

2015年8月30日
百音は、2度目の気象予報士試験に挑戦する。
だが、最近、森林組合の仕事が忙しく。全く勉強が捗っていなかった百音。
そして試験を受けたのだが。。。。。

百音は、菅波に苦悩を打ち明けたところ。。。。。

9月5日
朝岡(西島秀俊)が、研究者や同僚を伴って森林組合を訪ねてくる。

敬称略

↑わざと日付を書いています。

描写が明確では無いのに、時間経過が早すぎるので。


唐突に、“チーム朝岡”が訪ねてきて、“防災”“大雨”を強調した今回。

先日も書いたが。

“起承転結”でいえば“起”のあたる部分である現在の今作。

まあ、正確に、4等分されているわけでは無いが。

今回の強調されたキーワードからすると。

きっと、こういうことだ。

今作は、気象予報士という“目標”はあっても、

それを、“何のために?”という“目的”がハッキリしなかった。

一応、なんとなく。あれこれ描いているし。トラブルも描いているんだけどね。

わざわざ、雨を降らせて!!!(笑)

ハッキリしているのは、4回。

林間学校に、熊谷絡みのトラブル、妹のカキの実験。前回のサヤカのケガ。

必ず、雨。

そう、今回の強調は、“目的”をハッキリさせた。。。。ってことだ。

いつだったかも書いたが。

この“目的”のための、いろいろな要素自体は、盛り込んでるんだけどね。

だが、いまいち。。。主人公の気持ちが見えなかった。

そのため、気象予報士という“目標”にしても。

その意味。。。“目的”がハッキリしなかったのだ。

同じような主人公のキャラ描写は、今作は、度々行っていて。

先日の、田中さんの案件にしても、同じことなのである。


今回で、ようやく。。。。と信じたいところだ。

じゃなきゃ、結局。

きらびやかな表面的な話に惑わされる、ただのミーハーでしかないしね。


これで“物語”が紡がれる。。。。と信じたい。。。信じたい。。。です。


ナイト・ドクター 第2話



内容
恋人の大輔(戸塚純貴)の浮気を目撃し、動揺する美月(波瑠)
仕事中に、美月の様子がおかしいことに、
深澤(岸優太)桜庭(北村匠海)高岡(岡崎紗絵)に見抜かれてしまい、
成瀬(田中圭)からは注意を受けるハメに。
そんななか本郷(沢村一樹)からウォークインを診るよう命じられた深澤、高岡。
緊急性を要する患者だけで無く、軽症者も多く。コンビニ受診に辟易していた。
手の空いた美月も患者を診ていたところ、初老の男性がやってくる。
足をくじいたらしいが、帽子を深くかぶり、何か様子がおかしい。
よく見ると。。。父・哲郎(佐戸井けん太)だった。
娘のことが心配でやって来たようだが、気軽に診察に来るなと注意し、
美月は父を追い返すのだった。

同じ頃、深澤は、鮎川希実(谷村美月)の息子・玲生を診察中。
美月の怒っている声を聞き、帰ってしまうが。。。。

美月に追い返された哲郎に、桜庭が声をかけると。
哲郎は、娘のことを心配していることを口にする。

仕事が終わり。。。。早朝。。。。
帰宅する美月の後を追うように、同じマンションへと帰ろうとする深澤。
するとそこに、哲郎が現れ、深夜勤務を辞めるよう美月を説得しようとする。
だが美月は拒否し、父を追い払ってしまう。
深澤は、冷たすぎると注意したところ、美月は、“罪滅ぼし”だと、
13年前の母が倒れたときのことを打ち明けるのだった。

その後、哲郎は、美月の部屋にまで押しかけるが、拒絶され。
隣の。。。深澤の部屋へ、強引に入り込み。。。。

それから少しして、希実が息子・玲生を連れて、やってくる。
美月が診察し、風邪だろうと。保育園の登園届にサイン。
そこに、先日、美月が診察した舌を噛んだ斎藤篤男(赤ペン瀧川)が、
緊急搬送されてくる。処置をした美月は、違和感を覚える。

玲生のことを心配する深澤が、状態を美月に聞く。
先日、黄疸の症状があったのだという。本郷に思い出すよう言われた美月は、
玲生の異変を思い出し。。。。

そのころ、帰宅した希実は、玲生のことで、
夫・聡(笠原秀幸)ともめていた。。。

敬称略


脚本、大北はるかさん

演出、関野宗紀さん


話自体は、主人公・美月の説明を行いながら、

トラブルで。。。自身の親と重ね。。。

という、それほど悪くは無いエピソードだ。

説明などが長すぎて、かなりクドいけどね(笑)

とはいえ、

登場人物たちとのやりとりも、前回より変化、進化しているし。

“つかみ”で、目先のドタバタで描いた前回よりは、

“群像劇”としては、悪くない出来である。


今回の構成を考えると、俳優、物語の好みはあるだろうけど。

よく出来ている部類に入ると思います。

あとは、慣れかな。。。。


連続テレビ小説『おかえりモネ』第31回


「サヤカさんの木」
内容
2015年3月。
百音(清原果耶)のもとに、初めて受けた気象予報士試験の結果が届く。
不合格だった。

一方で、学童机の納入が全て終了した。
市外からも引き合いがあり、プロジェクトは順調だった。

その後も、気象予報士試験への再挑戦のため、菅波(坂口健太郎)との
勉強が続けられていたが、仕事が忙しく。捗っていなかった。

4月に入ったある日のこと、サヤカ(夏木マリ)がケガをする。

敬称略


作、安達奈緒子さん

演出、一木正恵さん


とりあえず。

気象予報士より。。。普通免許だそうだ。

“目標”も“目的”も、気象予報士よりもハッキリしているし。

これはこれで、悪くない。



日曜劇場『ドラゴン桜(2021)』第10話(最終話)


内容
東大の2次試験が迫る中、前理事長・恭二郎(木場勝己)による学園売却を、
阻止しようとした桜木(阿部寛)水野(長澤まさみ)久美子理事長(江口のりこ)
しかし、高原教頭(及川光博)の裏切りと、
計画に坂本(林遣都)米山(佐野勇斗)が加担していたことで窮地に陥る。
まさかのことに、水野はショックを受けるが。。。。

一方で、共通テストの結果が振るわなかった藤井(鈴木央士)に、
桜木は東大に合格するための“策”を授ける。しかし藤井は。。。

そして、同じく結果が振るわなかった瀬戸(高橋海人)は、
東大専科を去っていったのだが。。。

2次試験の前日。東大専科に。。。。。

敬称略


脚本、李正美さん

演出、福澤克雄さん


今まで、あれこれ書いてきたので。

特に、書くことは無いのだが。

もうちょっと“東大専科”が見たかったです。

で、一応書いておくが。

買収、売却話は、“原作”にもありますが。

最終的に、“東大専科”の意味合いが強調されて、綺麗にまとめている。

今作のような。。。“日曜劇場風味”ではない。

ほんと、

何匹目のドジョウを狙ったのか知りませんが、

もっとね。“テーマ”に対して、真摯に向き合いましょうよ。

それだけである。

トロピカル~ジュ!プリキュア18+仮面ライダーセイバー41+機界戦隊ゼンカイジャー17


機界戦隊ゼンカイジャー 第17カイ「ぬぬっとオカルト同好会!」

内容
学校にオバケが出るという噂が。マジーヌは大喜びで、
子供たちと“オカルト同好会”を結成。

そんななかトウメイワルドが現れる。ゾックス(増子敦貴)が応戦を開始。
ジュランたちも駆けつけたのだが、トウメイワルドの攻撃に翻弄され。。。。

敬称略


戦隊らしくて、良い感じだと感じるのと同時に。

透明って、意味があるような、無いような攻撃だよね??

不便なだけじゃ?(笑)

もう少し、小ネタを入れた方が良かったかもね。

ちょうど良い感じで、

学校でオバケ。。。っていうネタを盛り込んでいるんだから。

ゾックスや、ジュランたちに被害が出るよりも、

物語としては、面白かったんじゃ無いのか?

オチが良いだけに。。。。




仮面ライダーセイバー第41章「二千年、綴られた願い。」
内容
突如、ノーザンベースにタッセル(レ・ロマネスクTOBI)が現れる。
飛羽真(内藤秀一郎)に大切な話があると。
2000年の“物語”について、語り始める。。。。

敬称略


完全に、後出しジャンケンであるが。

ようやく、謎の登場人物も含めた、関係性および“設定”が、

ハッキリした感じですね。

まあ、引っ張った理由も理解できないわけでは無いが。

モヤモヤした状態で、

40話。。。約10ヶ月を引っ張るのは、さすがにやり過ぎだろう。

そもそも、

戦っている理由、意味が不明なままで、ワケが分からない状態と言うだけで無く。

やっていることは、“ただ戦っているだけ”でしかなく。

そんなところに、面白みなんて、生まれるわけが無いのだ。


極論を言えば、今回が初回でも良かったくらいだ。

いや、最低限、今回の“設定”については、

序盤で。。。。第2クールまでには、ハッキリさせておくべきだっただろう。

時すでに遅し。。。である。





トロピカル~ジュ!プリキュア第18話
内容
人間の姿になり、のぞみたちのあおぞら中学に通い始めたローラ。
だが、勉強が。。。。
そんななか、水泳部に誘われ。。。。



そういうオチだとは思っていたが。

なるほど。

足になれていない。。。。ですか。。。なるほど。

妙に納得してしまった。


とりあえず、ビミョーに迷走気味だった今作。

5人目をシッカリと加わらせることで、通常営業。

そんな感じかな。




連続テレビ小説『おかえりモネ』土曜版第6週




先週も、そうだったが。

ほんと。。。勉強する姿が、少ないよね。


で、やっているかと思えば、“田中さん”だし。

そのうえ、強烈だったのが、内野聖陽さん、鈴木京香さんのくだり。

冷静に見れば、“恋バナ”としては、ベタな感じであり、

それほど、目新しさがあるわけでは無いのだが。

なにせ、“本編”の“魅力”が中途半端だし。

ベテランふたりに、若手ふたりが勝てるわけがないのである。

ハッキリ言えば、勝負になるわけが無いのだ。

格が違う。


確かに、“ドラマ”としては、“本編”だって、

雑だけど、そんなに悪いわけでは無いんですけどね。雑だけど。


が。。。。“サブ”のインパクトが強すぎて、

“本編”の印象が薄まるという。。。。本末転倒なのが。。。。(笑)


そして。。。最初に戻るが。

ほんと、勉強が。。。

そらね、苦手という“設定”にしているので、仕方ないんだけど。


これで、受かったら、試験を馬鹿にしてるよね。。。。

某“東大”を目指すドラマよりも。


特に、勉強する姿が見たいわけでも無いし。

そもそも、苦手かどうかなんて、関係ないのだ。

重要なのは、そういう描写があるかどうかということ。

それこそが、主人公の“本気”に繋がると思うのである。


現状では、気象予報士への“本気”が、ほとんど見えない。

そういうことだ。


連続テレビ小説『おかえりモネ』第30回



内容
百音(清原果耶)から田中(塚本晋也)のコトを聞いた菅波(坂口健太郎)は、
百音には知らせず、田中の元を訪れる。そして。。。。

その後、中村(平山祐介)の説得もあって、
菅波も田中の在宅診療に携わることに。

一方で、百音は、田中が注文してきたテーブルと椅子を納品。
田中は、別れた妻に連絡を入れたらしく。。。。

敬称略



雑。

ほんと、その一言に尽きる。

見ていて。。。意味が分からなくて、何度も見直したよ。


連続テレビ小説『おかえりモネ』第29回

内容
もう一度、テーブルと椅子を作らせてもらえないか、
百音(清原果耶)は、田中(塚本晋也)に話をしに行く。
いろいろな話をするうちに、田中の別れた家族への思いを感じ取る。

百音は、菅波(坂口健太郎)に相談するのだが。。。。菅波は拒絶。
ショックを受ける百音に、サヤカ(夏木マリ)が。。。。。

敬称略


前回の描写が描写なので、今回。。。退場するのかと思っていたら。。。。

で、。。。ふと。。。あることを思ったら。

次の瞬間、“昭和24年”

ということは、1949年なので、2015年。

となると。66歳くらいになる田中さん。

そんな風に考えると、“まだ若い”のかもしれません。


連続テレビ小説『おかえりモネ』第28回


内容
2015年1月。故郷から登米へ帰ってきた百音(清原果耶)
仕事も始まり、菅波(坂口健太郎)との勉強も再開する。

試験当日。
サヤカ(夏木マリ)菅波に励まされ、試験会場の仙台へと向かった百音。

そして。。。試験結果を待つ日々が始まる。
2月3日。
突然、田中(塚本晋也)から、テーブルのキャンセルが入る。
中村(平山祐介)菅波に相談した後、百音は田中の家を訪ねたところ。。。。

敬称略


勉強をしない主人公というのは、どうかと思うが。最近の流行らしい(苦笑)

って。。。。今回は、“田中さん”を連呼だね。

仕方ないのも分かるが。

う~~ん。。。。

正直、“田中さん”の病状の悪化のことよりも、

主人公が“田中さん”から聞いたという、

主人公両親の“武勇伝”の続きが聞きたいよ!!!

続きはあるのかな???

火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』第10話(最終回)


内容
SNSが炎上し、追い詰められたくるみ(川口春奈)
そんな、くるみに葉山(向井理)は。。。。

一方、北海道へ店を出すことを提案された駿(横浜流星)は、悩んでいた。

そして、陽人(丸山隆平)からプロポーズされた彩夏(中村アン)。
香子(夏川結衣)は、元夫・礼史(生瀬勝久)から。。。。。

そんななか、香子から食事に誘われるくるみ、陽人、彩夏。
そこでは、駿が店を出していた。

敬称略


脚本、金子ありささん

演出、塚原あゆ子さん



開始15分で。。。方向性が見えて、なんとなく“先”が見えたが。

まあ、それじゃ。。。。。ってことで。

あとは、それぞれの結末ですね。

って。。。。。次々と、怒濤の展開だね。

とりあえず、後片付けをしている印象が、無いわけでは無いが。

物語をテンポ良く動かしているという印象の方が強いかな。

おかげで、詰め込みすぎの感はあっても、

意外と物語を楽しめている。

とはいえ。

詰め込みすぎがねぇ。。。前回までに、もう少し整理した方が良かったかな。


全体としては、この“枠”の“らしさ”もあるし。

基本、“恋バナ”で、上手い感じで仕事を絡めながら、話を広げているし。

あれこれ描きながらも、一応、物語を繋げているし。

これはこれで、よく出来たドラマだったと思います。

好みはあるけどね。

イマドキらしさもあるし。良いラブストーリーでした。


って。。。。5年後。。。。なんだか、こういうのばかりだよね(笑)

連続テレビ小説『おかえりモネ』第27回

内容
百音(清原果耶)は、気象予報士の試験を受けようと思っていることを、
サヤカ(夏木マリ)に打ち明けた。

そして。。。ある日のこと。
田中(塚本晋也)からテーブルと椅子作って欲しいという依頼が入る。
打ち合わせのため、百音と佐々木(浜野謙太)が田中の店を訪ね、
そこで、田中が、父・耕治(内野聖陽)と知り合いだと知らされる。

夜になり、実家の母・亜哉子(鈴木京香)に連絡を入れたところ、
両親ともに知っている、知り合いだと判明する。

その後も、田中から、両親のなれそめなどを聞かされ。。。。

年末になり。。。。百音は帰省。

敬称略



12月22日。。。。なんだ。。。

とか、思っていたら。次は。年末を超えて。正月。2015年らしい。

で。

これ、冷静に見ると。

菅波から“20日”と指摘されて、すでに10日過ぎてるんだよね。

「勉強をしろよ」

としか思わなかった。


そもそもの話。

昔話になるのは、先週末の予告で分かっていたことだが。

分かっていたこととはいえ、

もう、今作って、

内野聖陽さん、鈴木京香さんが登場すると、完全に引っ張られるんだよね(笑)

で。予想通り。。。である。

まあ、それはそれで、

“勉強をしない主人公”の描写よりは、

龍己は無いけど。。。知りたい、見たいことだけど。


それはそれで、どうなんだろうねぇ。。。。。ま、いいけど。



ナイト・ドクター 第1話


内容
柏桜会グループでは、働き方改革を目指すため、
“あさひ海浜病院”の八雲徳人(小野武彦)院長は、
夜間勤務専門の救命医チーム“ナイト・ドクター”立ち上げを、
柏桜会本院理事長・桜庭麗子(真矢ミキ)らを前にして発表した。

その直後、八雲は、本郷亨(沢村一樹)を呼び寄せ、
すでに5人が決まったことを伝え、指導医になってくれるよう依頼する。

数日後、スタッフステーションには、
朝倉美月(波瑠)深澤新(岸優太)桜庭瞬(北村匠海)高岡幸保(岡崎紗絵)
そして成瀬暁人(田中圭)の姿があった。
深澤は、美月の姿に驚く。
数日前、倒れていたホームレスの処置をしようとした深澤の代わりに、
適切な処置をして、
“あんな処置すら出来ないなら。医者、名乗らないでくれる”と言い放った女性。
そこに、指導医の本郷が現れ、“ついてこられる者だけついてこい”と。

そんななか、工事現場の崩落事故で、重傷者3名の受け入れ要請が入る。
本郷は、全員受け入れることを決断。
搬送されてきた重傷者の処置が開始されるのだが、
すぐに新たな要請が入り。。。。

敬称略


脚本、大北はるかさん

演出、関野宗紀さん



青春群像医療ドラマだということだ。

まぁ、ストレートに言えば、

《コード・ブルー》《ラジエーションハウス》

などのスタッフが新しい医療モノ。。。ってことなのだろう。


“大人の事情”のニオイがしますが、

キャスティングのバランスの良さが、なかなかいいですね。

そのうえ、設定が良い感じ。

スキルが優れている人物を投入するという“普通の手段”を使わず。

年齢差、経験の差を持ち込むことで、スキルの差を生み出した。

意外と、現実的な手段で、目から鱗が落ちたよ。

そのほうが、嫌みな、鼻につくようなキャラを、投入して

“ドラマチック”に見せて魅せるのでは無く。

ホントの意味で“普通”に物語を作ることが出来るからね。

まるで、海外の群像医療ドラマのようだ。

実際、その方が、公私の描きワケをするのも、やりやすいし。

視聴者的にも、なじみやすい感じかな。

ただ。。。。“私、失敗しないので”的な、

劇的な展開は、あまり期待できないかもしれませんので。

今回のように、次々と。。。になってしまいますが。

“物語”を楽しむには、これくらいがちょうど良いかもね。


あとは、今後のエピソード次第かな。

連続テレビ小説『おかえりモネ』第26回


「大人たちの青春」
内容
よねま診療所に通い始めた田中(塚本晋也)
様々な場所にカメラを向け、写真を撮る田中に、百音(清原果耶)は困惑気味。

そんなある日、雨の中で作業をしていた熊谷(山本亨)に、
百音は中断すべきだったのではと伝えたのだが、
逆に、中途半端に口を出すなと言われてしまう。
佐々木(浜野謙太)になだめられた百音は、熊谷たちに謝罪したところ。
特に、熊谷は気にしない様子で。。。。

敬称略


作、安達奈緒子さん

演出、桑野智宏さん


“資格を必要とする仕事の多くは、他人の財産や生命に直接関わります”


。。。。資格というモノ。。。そして気象予報士への覚悟。

で、その流れからのスケジュール。

“東大を目指せ”では無いが。

一応、“目標”をハッキリさせたと言うことだろう。

ま。。。ビミョーに曖昧な感じもするが。

だって、資格を取ることが目的なのか?

資格を取って“何かをしたい”のが目的なのか?

そのあたりが、ハッキリしていないからだ。

現状では、結局、資格とりたいだけ。。。にしか見えない。

とはいえ。

本当に、シッカリと描くつもりならば、今回は、これはこれでOKだろう。

“1年後”なんていう感じで大幅に端折らずに、

それなりに丁寧に描いてほしいものだ。


日曜劇場『ドラゴン桜(2021)』第9話


内容
共通テストまで115日。特別講師の指導の下で、
東大専科の生徒たちは、勉強に励んでいた。

一方で、先代理事長の学園売却を阻止するための対策を、
桜木(阿部寛)水野(長澤まさみ)久美子(江口のりこ)らは検討していた。

共通テストまで46日。桜木は生徒たちに“心構え5か条”を授ける。

敬称略


脚本、山本奈奈さん

演出、石井康晴さん


別に、悪いわけでは無いけど。

やはり。。。。《前作》と比べると、

東大を目指している。。。という部分で、かなり見劣りする今作。

理由は単純。

勉強をしている描写が少なすぎるからだ。

もちろん、描いていないわけでは無いが。

じゃあ、生徒たちが、変化、成長。。。そして勉強が出来るようになったのか?

。。。。かなりビミョー。

今のままで合格してしまうと。勉強をせずに合格した印象になってしまいます。


そこなんだよね。そこ。

別に、勉強している姿ばかりを見たいわけでは無いが。

今作のバランスが、かなり悪いのは事実で。

せめて、売却問題を、もっと薄めにしておくだけで。

全く違ったと思いますよ。

こんなの、東大専科が生まれたときと、最終回だけで十分。

今回、水野が対策を、いろいろ探していたけど。

そんなの、どうだって良いことだ。

ましてや、因縁なんて、不必要。


今作の本題は、そんな“くだらないこと”では無いからだ。

そもそも、今作は、

“東大合格”という目標を掲げ、生徒たちが成長していくという“物語”。

そこだけを考えれば、

学校の勉強だけではく、家での勉強も重要なのは、

今作自身が語っていたことだ。

そう。

原作とは違って、大幅に生徒を増やしている今作だが。

むしろ、そこを利用すれば、

“昨今の事情”“大人の事情”なんて、簡単に乗り越えて、

“ドラマ”を作ることは、出来るのである。


なのに。。。今作の選択は。。。。

アイデア次第で、普通に紡げる“物語”を、わざわざ捨てて、

表面的ドタバタで見せるという“簡単な選択”=“手抜き”を行っただけである。



トロピカル~ジュ!プリキュア17+仮面ライダーセイバー40+機界戦隊ゼンカイジャー16



機界戦隊ゼンカイジャー 第16カイ「磁石シャクだぜもう限界!」
内容
ある日、ジュランたちに、金属がくっついてしまう。
ジシャクワルドの仕業だった。
変身して応戦する介人(駒木根葵汰)たちだったが、周りの金属がくっつき。
どうにもならなくなってしまう
駆けつけたゾックス(増子敦貴)に助けられた介人たちが、
“カラフル”に戻ると。。。ステイシー(世古口凌)の姿があった。
ステイシーは、“サトシ”と名乗り、ヤツデ(榊原郁恵)と親しくし。。。。

敬称略


ステイシーは、ともかく。

今回のジシャクワルドって、最強に近いんじゃ?

キカイノイドは、活動不能だし。

巨大ロボだって、崩壊させられるし。

人間にだって、影響がある。。。にしているから。

ほぼ無敵。あとは、頭脳の差だけのような気がする。

自立式じゃ無ければ。。。。。。。。(笑)




仮面ライダーセイバー第40章「輝く友情、三剣士。」
内容
ワンダーワールドにルナがいることが分かった。
助けに行こうとする飛羽真(内藤秀一郎)をユーリ(市川知宏)が引き留める。

そのころ、マスターロゴス(相馬圭祐)により、
操られた凌牙(庄野崎謙)が、玲花(アンジェラ芽衣)に襲いかかっていた。
そこに尾上(生島勇輝)大秦寺(岡宏明)が現れ。。。

そんななか、ソロモンに変身したマスターロゴスに対して、
飛羽真、倫太郎(山口貴也)賢人(青木瞭)が。。。。

敬称略



いやぁl。。。特装版は、良いけど。

ほぼ“青”だよね?

そのうえ、胸がライオンだし。

もちろん、他の2つも、混ざっているけど。

目立つのは、やはり胸。

せめて、色だけでも。。。。基準が、赤、青、黄もしくはシルバーなんだから。

別色にして欲しかった。


どうも、今作は、物語も。。。あれだし。演出はワンパターンだし。

こういった、細かいところの気遣い、、いや、センスが無いよね。。。





トロピカル~ジュ!プリキュア第17話
内容
捕まってしまったローラを探すまなつたちは、
ゼンゼンヤラネーダに襲われる船を見つける。

一方、なんとか逃げ出したローラだが。。。。



ついに。。。って言って良いのかな?

ようやく・・・かな。5人目の登場である。

ついでに、足まで生えて。

“物語”を紡ぎやすくした感じですね。

まあ。遭遇してすぐに、時間制限か、時刻制限かで、

生やせば良かっただけなのですが。

それはそれだ。

基本的に、別枠状態に近かったので、

難しいことを考えなくても、物語が一体化するのは確か。

もうちょっと早くても良かったような。。。。気もするが。

。。。。なにか、事情があったのかな?

実際、どう見たって、加入するのは、明らかだし。

引っ張って理由が分からないんだよね。

土曜ドラマ『コントが始まる』第10話(最終回)


内容
春斗(菅田将暉)潤平(仲野太賀)瞬太(神木隆之介)の“マクベス”の
解散ライブが始まった。
それを見守る里穗子(有村架純)たち。。。。

敬称略


脚本、金子茂樹さん

演出、猪股隆一さん



前回までに、あれこれと書いてきたので。

特に、書くことは無いのだが。


実は、個人的に、今回の最終回で気になっていたのは、結末では無い。

今回のエピソードの構成。

選択肢は2つしか無いと思っていたのだ。

今回の序盤にあったようなコントと回想を混ぜるコトを、

最終回の全編にわたって行うのか?

逆に、サラッと行って、エピローグ的に、その後を描くのか?

どちらかしか無いと思っていたのだ。

結果、後者だったワケである。

ということは、今回の最終回も、今までのエピソードと同じと言うことだ。

青春群像劇風に、物語を見せて、魅せると言うことである。

どちらが、正しいとか、そういうことではない。

ただ単に、制作の考えが知りたかった。。。だけである。

今作としては、コレが正しい。。。と言えるかもね。


まぁ、、、、こんなところでしょう。

コレを言うとおしまいだが。

前回で、ほぼ終わっている状態だったしね。。。。



連続テレビ小説『おかえりモネ』土曜版第5週



つなぎ合わせているので、

さすがに、強引に見えてしまうが。

それでも、サブタイトル“勉強はじめました”に沿った仕上がりですね。

必要ない部分は省かれているし。

それなりに“天気”“気象”のことを中心にして、物語が紡がれている。

“勉強”を描いていても、くどすぎない感じなのが、良いところ。


個人的に、もっとも評価したい“削除ポイント”は、

“中学校理科”の誕生日プレゼントのくだりだ。

話自体は、悪くないんだが。

誕生日の説明が、かなりくどいだけで無く。

菅波がストーカー行為をしているような、妙な印象があったからね(笑)

サラッと流して、上手く繋げていて、“土曜版”として、

適切な編集だったと思います。

金曜ドラマ『リコカツ』第10話(最終回)


内容
再会した咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)は、一緒に生きていくと決める。
早速、売ってしまった新居を買い戻そうと、青山(高橋光臣)に相談。
すると、相手次第だという。買い主の山田幸男が現れたのだが、
咲と紘一は、ショックを受ける。水無月連(白洲迅)だった。
買い戻そうと、ふたりは水無月の説得に取りかかるが。。。。

そんななか、紘一は、咲のパリ研修の話を知ってしまう。

敬称略


脚本、泉澤陽子さん

演出、坪井敏雄さん


前回、ある程度の方向性が決まったので、今回は、それぞれの“結末”ですね。

ってか。。。まさか、時間経過を描くとは、思ってなかったよ。

今期の某作に限らず、数年経過を、普通に飛ばすのに。

今作は、3年。。。。よく描いたよね(笑)


そこはともかく。

やはり、ラブコメであっても、シリアスな部分は必要だし。

シリアスを引き立てるなら、コミカルな部分を、ハッキリと描くべきなのである。

“リコカツ”という設定が設定なのでが、好みが分かれる内容である。

ハードルが高いと言えば高い作品となってしまった今作だが。

“離婚”をきっかけにした、新しいカタチの“恋バナ”としては、

かなりの作り込みの上出来な作品だったと思います。

“ラブコメ”って、こういうのだよねぇ。。。。って感じだ。

まあ、そういう“ラブコメ”という雰囲気自体が、好みが分かれるんだけどね。

個人的には、無駄も少なくて、好みに近い作品でした。

連続テレビ小説『おかえりモネ』第25回。


内容
気象の勉強をする中で、百音(清原果耶)は、
木材の乾燥期間により納期が間に合わない学童机作りのため、
あることを思いつく。サヤカ(夏木マリ)に話をしようとしたが、注意される。
そこで佐々木(浜野謙太)川久保(でんでん)たちに、提案書を提出。
使われていないビニールハウスを利用することや、
木工職人の協力を得ることを説明する。だが、やはり人手が足りない状態。
すると川久保が。。。。。

敬称略



若干、都合の良さは存在するが、それが“ドラマ”だし。

主人公の、ある程度の頑張りを見せなきゃならないので。

こんなところでしょう。


一応、勉強も、ちょっとした恋バナも描いているし。

今週盛り込んだ、あれこれの全てを、

一気に描ききった感じである。



これくらいで、ギリギリ合格点。。。。ってところかな。


木曜劇場『レンアイ漫画家』第11話(最終回)


内容
清一郎(鈴木亮平)は明るくなり、以前とは違う生活を送っていた。
その姿に、向後(片岡愛之助)は、困惑するしか無かった。

1年前、ギリギリ入稿が間に合い、原稿を2回連続で落とすことを回避した。
その原稿を読み、“神回”だと向後は大喜びだったが、
清一郎は、休載を申し入れたのだった。、、、、

それから1年。変わり果てた清一郎に困惑する可憐(木南晴夏)は、
二階堂(眞栄田郷敦)早瀬(竜星涼)に愚痴る。
教えを請われ、いろいろなことを教えたが、今では清一郎の方が上だという。
全く別人となった清一郎に可憐は、困惑するしか無かったのだ。

そのころ、清一郎の前から姿を消したあいこ(吉岡里帆)は、
可憐から清一郎の近況を聞かされるも、もう気にならないと応えていた。

敬称略


脚本、松田裕子さん

演出、石川淳一さん


“全て”ではないが、ある程度まで原作に忠実だった今作。

個人的には。かなり頑張った作品。。。だとは思っています。

でもね。この設定、内容で、視聴者の共感を得るのは、難しすぎると思います。

きっとね。コミカルな部分を、もっと飛び抜けて。。。ぶっ飛んでいたならば。

今作の足りないメリハリが生まれ、シリアスな部分も引き立てることが出来て。

そのほうが、意外と、楽しかったのでは?。。。。と思っています。



連続テレビ小説『おかえりモネ』第24回


内容
学童机のため、木材の勉強をする中で、
菅波(坂口健太郎)から気象のことを教わる百音(清原果耶)。
だが、基礎的な部分を知らないだけで無く、様々なことに引っかかる百音に、
教える菅波も苦戦していた。

そんななか、ようやく学童机のサンプルが完成する。
だが、納期などを考えると。。。。

敬称略


さて、今回の今作。

“知識は武器です”

。。。。エピソードとしては、特に、悪いわけでは無いが。

今回も盛りだくさんである(苦笑)


先ずは、ようやく、本格的に勉強し始めた“気象”のこと。

唐突に盛り込まれた、森林組合の新商品開発のこと。

そのうえ、妙なフラグがあったので。。。。。妙だなぁと思っていたが。

まさかの誕生日プレゼント。


ほんと、盛りだくさん。

ちょっと、あざとさはあるけど、“ドラマ”だし、悪くない。


恋はもっとDeepにー運命の再会スペシャルー

内容
海へと帰っていった海音(石原さとみ)

倫太郎(綾野剛)と連絡が取れず心配する光太郎(大谷亮平)榮太郎(渡邊圭祐)
そこに、悲しみをこらえながら倫太郎が帰宅する。
直後、ふたりの顔を見て、倫太郎は泣き崩れ。。。。

そんななか、倫太郎のアイデアで、新しい開発計画が進められていく。

3年後。。。

敬称略


脚本、徳尾浩司さん

演出、鈴木勇馬さん


きっと、こういうことだ。

結果的に、今回の特別編も含め10話となり、体裁が整えられているが。

実際は、今回の特別編は、

同局の得意技。。。。“ネット配信へ”の予定だったモノで。

それを、話数削減の穴埋めで利用した。。。ってことなのだろう。

まあ、結局、10話分をとっているので。

数字的な問題よりは、

放送開始前に発覚した問題により、スケジュールが、どうにもならず。

開始前に、話数を減らした。

で、特別編を、穴埋めに使った。そんなところだろう。

今回のエピソード。。。。主人公がいないので、違和感しかないし(笑)

だからこ、そういうことなのだろう。



にしても、ほんと。。。。今回の何だろうね。

ほぼ総集編だし。

ただし、恋バナ部分だけに絞り込んでいるので、

本編の印象とは、全く違うのだが。。。。(苦笑)

連続テレビ小説『おかえりモネ』第23回



内容
広葉樹の利用を考えていた百音(清原果耶)は、
小学校に行く機会があり、学童机を作ることを思いつく。
佐々木(浜野謙太)川久保(でんでん)らも乗り気で、
調べると可能性があると分かる。サヤカ(夏木マリ)も理解を示す。
早速、熊谷(山本良)ら作業員の協力を得て、サンプルを作ることに。

敬称略


おいおい。。。

作業員も、“天気”を口にするのかい!

もちろん、何も間違っていないことだし。

“プロ”なんだから、正しい表現だとは思います。

重要なのは、“山の天気は変わりやすい”ということもあるが。

“谷”という地形を説明したこと。

そして、“今現在は晴れている”ということだろう。

シッカリと“説明”をしているので、理解しやすいし。

“プロ”が“天気”を気にしていることが分かります。

これは、先日まで連呼していた主人公の祖父・龍己と同じだ。

結果的に、“天気”が、どうなったか?は、気になるところ。

せめて、お勉強中。。。雨なら良かったのに。。。

まあ、場所によって違うから、仕方ないだろうが。

流れが良かっただけに、“答え”は、見せて欲しかったところだ。


とりあえず、勉強する姿が表現されたのは、良かったと思います。


火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』第9話


内容
駿(横浜流星)と約束したレストランデートだったが、駿が間に合わず。
くるみ(川口春奈)は、葉山(向井理)と行くことに。

一方、間に合ったと思った駿だが、目の前で、くるみと葉山が立ち去るのを、
見送るしか無かった。
陽人(丸山隆平)彩夏(中村アン)と食事に出かけ、酔い潰れて帰ってきた駿。
すると葉山が。。。。

翌朝、駿が謝罪し、くるみは、それも受け入れる。
だが会社に行くと。以前、くるみが投稿した写真でSNSが炎上。
苦悩するくるみ。
そんな姿を見たシェアハウスの面々は。。。。

そんななか、駿に。。。。

敬称略


脚本、金子ありささん

演出、棚澤孝義さん


基本的に、“恋バナ”だけを見れば、それほど悪くは無いのだが。

最終回のために、いろいろとやり過ぎている感じだね。

ここのところ、薄めだった、仕事も押し出してきているし。

結果、“恋バナ”まで、薄め。

そこだけじゃない。

いくつもの物語を描いてきたため、それぞれの決着をつけようと。

ネタフリ三昧で、メインが薄くなっている。

じゃなくても、メインもいろいろ描きすぎて、薄いというのに。

パーツだけを見れば、それぞれ良い感じなので。

不満自体は、少なめなのだが。

さすがに、今回は、盛り込みすぎでしょう。

ここまでやるなら、出来れば、前回までに、いくつかは解決しておくべき。

そういうことだ。

って。。。。この状態で、すべてを解決できるのか???



大豆田とわ子と三人の元夫 第10話(最終回)


内容
別れたことを、八作(松田龍平)に打ち明けたとわ子(松たか子)
結局、八作、鹿太郎(角田晃広)慎森(岡田将生)との関係は、元通り。
会社も、元通りになっていた。

そんなある日、とわ子は、初恋の相手・甘勝岳人(竹財輝之助)と再会する。
居合わせた鹿太郎は、慎森に連絡しようとするが、八作が。。。

そんななか、自宅で、とわ子は、亡き母の荷物を見つける。
そこには、手紙が残されていた。手紙を読むと、信じられないことが。。。。

敬称略


脚本、坂元裕二さん

演出、中江和仁さん


ほんと、さすがだね。

最後の最後まで、貫き通しましたね。

クセはあるけど。慣れると楽しいのが、坂元裕二さんの脚本。

ほんとに、今作のように“日常”を描いても、独特だからね。

独特のセリフや、言い回し。登場人物のやりとり。

それらを、小気味よく、抜群のテンポの良さで描くからね。

慣れないと、ワケが分からないが。

慣れると、中毒性があるのが、作者の作品。

今作だって、“ただごとドラマ”なのであるのに、独特の雰囲気。

まぁ、細かいことを言ってしまうと。

さすがに、ハチャメチャ過ぎて、“連ドラ”としては、どうかと思いますが。

1話完結だと思えば、どうってこと無いが。

普通の“ただごとドラマ”とは違って、

クセが強く、ハードルが高すぎて、途中参加は不可能に近いですので。

そこを、第1話で乗り越えることが出来たかどうかが。。。。。


とはいえ、徹底的に、最後まで描ききったのは、さすがである。

個人的には、楽しい作品でした。


連続テレビ小説『おかえりモネ』第22回


内容
登米に到着した百音(清原果耶)と菅波(坂口健太郎)
するとそこには、いないはハズの診療所医師・中村(平山祐介)がいた。
菅波は、中村を尊敬しているものの、その豪快な性格を苦手にしているよう。

その後、サヤカ(夏木マリ)たちも招いて、
実家から持ち帰ったお土産のカキを振る舞うと、大喜びされる。
その姿に、百音も。。。。。

そんななか百音は、サヤカから広葉樹を使った新商品の開発を命じられる。

敬称略



気象予報士云々。。。ってのは、番宣をしすぎているので、

物語が進もうが、進むまいが、ある程度は、仕方ないと思うのだが。


それでも、森林組合の仕事が描かれたのは、良いことだろう。

じゃないと、主人公、何をやっているか、よく分からなくなるしね!


イチケイのカラス 第11話(最終回)



内容
入間(竹野内豊)が、弁護士の青山瑞希(板谷由夏)と癒着し、
無罪判決を出しているという告発記事が、週刊誌に掲載され、大騒ぎに。

直後、日高(草刈民代)に呼び出されたる入間。
地裁裁判官の任期は10年。ほぼ再任されるが、問題のある裁判官は。。。と。

気になった坂間(黒木華)が尋ねても、誤魔化されてしまう。
それでも、どうしても。。。と官舎を訪ねると。
おい・道彦(武井壮)、めい・柳沢美知恵(筧美和子)の姿が。
もう一度、尋ねても、隠していることは無いの一点張り。

が、ついに理由が判明し、坂間たちは、入間を問いただす。
任期終了まで3週間。再任を実質的に決定するのが、
入間と因縁のある最高裁事務総長の香田健一郎(石丸謙二郎)だった。
坂間、駒沢(小日向文世)は、週刊誌の記事に“大きな力”が働いていると推測。

そんななか、入間は、重過失致死傷事件を担当。
いつも通り、捜査をしていた。

被告人は大学生の笹岡庸介(菅原健)
深夜、自転車競技大会の自主練中に、左側通行を守らず、人身事故。
7歳の向井愛が意識不明になっていた。
被告は、現場に工事用のフェンスがあり、右側通行になったと主張。
しかし検察の調べでは、工事記録は見つからなかった。

そこで、入間は、坂間たちの協力を得て、現場検証を行い。
工事が行われていれば、被告の主張どおりだと判明する。
そして、坂間が担当する、大型商業施設絡みの地下鉄工事の崩落事故案件との
関連性がある可能性が浮上する。現場で、秘密裏に工事が行われていたと。
違法な過重労働で、事故が起きた可能性が。

入間は、自転車事故の案件と、工事現場の崩落事故の案件を、
併合して審理することを決める。
大型商業施設には、代議士・安斎高臣(佐々木蔵之介)が絡んでいたが。。。

併合審理の一日目。地下鉄工事の業務上過失事件には、
弁護士会の大物・江原諭(橋本さとし)という難敵で。。。

敬称略


脚本、浜田秀哉さん

演出、星野和成さん



今回は、ミキ

。。。最終回だから、もっとお祭り騒ぎをすると思ったのに。。。(笑)


そこはともかく。

ついに、最終回!である。


総括気味で。

“月9”が。。。なんていうのもあるだろうが。

実は、今作が凄いのは、そんな些細なことでは無い。

そもそも、“月9”でも、法廷を扱う作品や、

今作のような一種の探偵物のような作品は、いくつも存在するのだ。

が、重要なのは、

今作が、まるで“2サス”の“法定モノ”と同じカタチをとっていることなのだ。

主人公の入間が、特徴的なことや、捜査権発動などは、

ほぼ演出上のことでアリ。“ドラマ”としては、“普通”のこと。

そう。今作は、同種のドラマのように奇を衒うようなコトをすることなく。

至極、“普通”に描いているだけなのである。

ハッキリ言って、ここまでの“普通”は、かなり珍しい。

そのうえ、内容的に、捻りもあるので、難解に見える部分もあるというのに。

ある程度、わかりやすく、かみ砕いた表現にして、

一種の勧善懲悪でありながらも、人情モノとしても作り込まれていて、

脚本、演出が、作り込まれているのが、ホントによく分かる作品である。

そして、それに応える俳優たち。

ほんとに、見事な作品だったと思います。


実際、奇を衒うと、面白いし。次も見たいと思うけど。

同時に、強調しすぎて、ワンパターンの印象も強くなり、

飽きるのも早くなりますし。

今作くらいが、ちょうど良いです。

俳優のバランスの良さも、ゲストも含め、絶妙。

演出の部分、キャスティングの絶妙さは、

今作を一部のファン向けでは無く、万人向けにしているといえるでしょう。



まあ。。。あとは、ネタ次第。そして脚本次第だろうが。

俳優さえそろえることさえ出来れば、

“続編”“SP”は、確定的だと言えるでしょう。

個人的に。

“~ロス”なんてことになることは、ほぼありませんが。

今作に限っては、早く、“次”が見たいと思います。

出来れば、“2クール”で挑戦してもらいたいです。



連続テレビ小説『おかえりモネ』第21回


「勉強はじめました」
内容
お盆休みを終え、登米に帰ろうとした百音(清原果耶)は、
お土産のことを思いだし、街を歩いていた。そんなとき亮(永瀬廉)を見かける。
父・新次(浅野忠信)とのことを心配する百音だが。。。

その直後、百音が乗ったバスで、菅波(坂口健太郎)に出くわし。。。

敬称略


作、安達奈緒子さん

演出、桑野智宏さん


今週は、今までと違う演出ですね。

今回の内容、展開もあるけど、

やはり、雰囲気が違いますね。

まぁ、演出が変われば、雰囲気も変わるのは普通のことなので。

特に、問題も無ければ、不満も無いし。

俳優がシッカリと演じているのが伝わってくるので、

これはこれで、良いとは思うのだが。


今回のオープニングなどを見れば、今回のエピソードが明らかで。

そう。登場人物が少ない!

結果。主人公を含めた、状況説明だけでなく。

“男と女”だけの状態なので、“恋バナ”の始まりのような雰囲気。


当然、今までのエピソードとは、雰囲気が違うわけである。

仕方ないかな。“ドラマ”って、こう言うのだし。





日曜ドラマ『ネメシス』第10話(最終話)



内容
アンナ(広瀬すず)を救うため、風真(櫻井翔)栗田(江口洋介)は、
“チーム”の協力を得て、ある場所にたどり着く。
そして風真が見つけた“物”を分析し、アンナの居場所の特定に成功する。

タイムリミットが迫る中、救出作戦が開始されるのだが。。。

敬称略




脚本、片岡翔さん、入江悠さん

監督、入江悠さん



探偵物なら、探偵物として、徹底的に描くだけで良かっただろうに。

逆に、巨悪に。。。という勧善懲悪を狙うなら、

それだけで、良かっただけの話なのである。

なのに、今作ときたら。。。。。。