『辞書の神様』
内容
辞書“千言万辞”の編集者・中西茂(天野浩成)の刺殺体が発見された。
めった刺しの状態。その様子を見て右京(水谷豊)は興味を覚え、
亘(反町隆史)とともに、編集部へと向かう。
編集長・和田利広(酒向芳)によると、“千言万辞”をひとりで書いている
元大学教授・大鷹公介(森本レオ)に会うと言っていたという。
作業の遅れもあって、主幹の大鷹の交代を編集長に訴えていたということ
言葉集めに没頭する大鷹の姿を確認後、
右京と亘は、大鷹が編集を行っている自宅へと向かう。
そこにはサポートする宮内友里子、国島弘明(森田順平)がいた。
佐知江というお手伝いもいるよう。
その後、編集長の話で、
元大学教授・大鷹と大学教授・国島には確執があったようだという。
中西が国島に主幹の依頼を考えていていたと。
偏屈な大鷹から話を聞くことが出来ない状態が続く右京と亘。
佐知江の話では、最近、よく癇癪を起こすようになったと。
そんななか国島が逮捕され、任意で聴取を受けることになるが、
国島が何かを隠していると感じた右京と亘は。。。。。。。
敬称略
脚本は、神森万里江さん
監督は、権野元さん
一応、捻りはあるが。
まあ。。。病気というネタを持ち込めば。。。という展開で。
捻りと言うほどでは無い。ベタな展開だと言って良いだろう。
むしろ、目新しさがなく、
引っ張りすぎる展開と演出もあって、全体的にグダグダだ。
ちなみに、そんなことよりも、気になったのは。
右京と亘の役割分担が出来ていないことだ。
一見、分担しているように見えるが。
残念ながら、わざわざ分けているだけ。
結果的に、“右京の事件簿”の延長線上に近い印象になっている。
それぞれの特徴を利用せず、
本当の意味で役割分担していないから、こんな事になるのである。
