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レベル999のFC2部屋

龍馬伝 第22回 龍という女

『龍という女』

内容
容堂(近藤正臣)の命により投獄された半平太(大森南朋)
土佐では土佐勤王党や攘夷派が弾圧され、京では攘夷派の一掃が始まっていた。

そんななか大坂の専称寺・勝塾で航海術を学ぶ龍馬(福山雅治)ら、
土佐藩士に対して容堂から帰国命令が下る。命令に背けば“脱藩”だという。
だが龍馬は、、、決断する。
“わしらには、勝塾の海軍の仲間がおるがじゃ!”
それは再び脱藩すると言う事を意味した。

すると龍馬へ、姉・乙女(寺島しのぶ)から文が届く。中には、五両。。
坂本家みんなが、龍馬を応援していると言う事だった。

そのころ、以蔵(佐藤健)は、追い詰められ始めていた。
近藤勇(原田泰造)ら、、、新撰組。。。たちに。。。
どうして良いか分からず、なつ(臼田あさ美)のもとに転がり込む以蔵。
逃げようと話す以蔵であったが、役人達に追われている理由を知ったなつは、
以蔵に怯え、、、涙を流すのだった。
“わしのことは忘れてくれ”
ふたたび以蔵は、、逃走劇を始める

直後、龍馬や長次郎(大泉洋)惣之丞(要潤)亀弥太(音尾琢真)らが
身を寄せる大和屋に、なつが訪ねてくるのだった。
事情を知り、以蔵を捜すため街に飛び出していく龍馬。

一方、半平太は、後藤象二郎(青木崇高)から、
東洋(田中泯)暗殺について、詰問されていた。
だが大殿に忠義を尽くしていると断言し、それ以上話そうとしない半平太。
“間違ったことはしていない”
すると象二郎は、島村衛吉(山崎雄介)を拷問にかけ始めるのだった。

京の街で、以蔵を捜す龍馬
扇岩という宿に泊まったとき、主人と女性が騒動を起こしているのが耳に入る。
その女、お龍(真木よう子)は、借金のカタに妹を連れ去られたと、
包丁を持ち出し、主人らが止めるのも聞かず暴れていたのだ。
話を聞いた龍馬は、5両を手渡し。。。。

“このカネを生き金にしてくれ”


敬称略


サブタイトル『龍という女』

あいかわらず、
内容とかけ離れたことを。。。。。

意味分からん!

ま、、とりあえず、“出会い”ってことで。
最も分かり易い、お龍さんの超有名エピソードですよね。


とはいえ、
今回のお話には、“ほとんど関係ない”エピソードですけどね。。。

意味分からん。。ほんと。


とりあえず、不満を吐き出したところで。

今回は、前回までの物語の“続き”ですね。

土佐で捕らえられた半平太。
後藤象二郎は、詰問でどうにもならぬと見ると、次の作戦へ。。。

一方、逃げる以蔵を助けようと必死になる龍馬。

以上、2本立てである。


細かいことはさておき。
以蔵も、半平太も
繰り返しで、同じようなことばかりをやっているので
20分もあれば済むお話を、延々と引き延ばした印象が強いが

収二郎よりも、明らかに目立っていたキャラですし。
“顛末”は、キッチリ描こう!
そして、そんなふたりの状況を感じて、自分自身の状態も考え苦悩する龍馬。

いや、収二郎が、あんな結末だったから、
“何とかしてやりたい”が、、正確かもね。

と、今回は、そんなところでしょう。

大森南朋さんのほとんど言葉を発せず演じる演技
と、
公式HPにもありますが、必死に逃げ回る佐藤健さん。

ふたりの頑張りが盛り上げていて、
時代の苦しみと痛み、そして切なさは伝わってきた感じだ。

そしてアクセントとして、
弥太郎を入れると言う事をしているため、
よりいっそう、ふたりの顛末が強調されている感じである


ただまぁ、先ほど書いてしまっているが
同じコトを繰り返しているような印象が強いのが、玉にきず。

仕方ないと言えば、仕方ないのだが
ストレートに言えば、、、以蔵なんて、、いつから逃げている?
そんな感じだしね!


それなりに盛り上がっているので、オモシロ味は感じるが
前回、今回で、もう少しバランス良く、、、そんな気がします。

特に、半平太なんて、前回と含めて“1話に全て”見たかったモノです。
そうでなければ、収二郎も含め、バランス良く。。。


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仮面ライダーW 第35話 やがて怪物という名の雨

『Rの彼方に/やがて怪物という名の雨』

内容
風都野鳥園で亡き妹・春子(笠原美香)との思い出に浸る竜(木ノ本嶺浩)
そんななか小さな女の子につれない態度の女性(和川未優)を見かける。
腕には、メモリのコネクタ。。。。
引き留めようとするが、竜を痴漢扱いし逃げていく凪。
騒ぎの中、竜は、
仕事でやって来ていた翔太郎(桐山連)亜樹子(山本ひかる)と出会う。
子供たちから野鳥の解説をしてくれるお姉さんが、
急に子供たちを遠ざけるようになったという。。。。名前は、島本凪。
先ほどの女性であった。

その後、凪を見つけ、話しかける3人。
すると、突然雨が降り始め、、何かに怯えはじめる凪。
そして妙な男により、父が殺された日のことを話し始める。

やがて現れたのは、、、ウェザー・ドーパント。。。井坂深紅郎(檀臣幸)
自在に天候を操るウェザーの前に、苦戦するWとアクセル。

“私に復讐するために仮面ライダーになったらしいが、
 なんと弱いリベンジャー。話にならない。
 あなたは私に近づくことすら出来ない
 復讐どころか、誰ひとり、まともに守ることが出来ない、虫けらです”

凪のコネクタの成長を確認後、去っていくウェザー。。。。。。

フィリップ(菅田将暉)が、検索しケツァルコアトルスのメモリと分かる。
そしてパワーを増幅させ手に入れるため、
コネクタの成長を促進するため恐怖の感情を煽っていることがわかってくる。。

竜は、動き出す。。。シュラウドのもとへ。。。。。


敬称略




ということで、
本当の力を手に入れるために、動き始めた井坂深紅郎

そんなところですね。

ま、いつものごとく、“ネタフリ”である。


ただ今回が、今まで以上に盛り上がって感じられたのは
仮面ライダーWが、変身を駆使し戦ったことでしょうね。

なんといっても、アクセルのガンナーユニットまで!!

見ていると一瞬、、、、電王を思い出してしまったのは言うまでもない。

鳥を、人を掴んでいるというのに、撃ち落とすという、
とんでもない行動をやっちゃってくれていますが。。。。

他の人に被害が出ているわけでもないし、ギリギリセーフ。


結局、ネタフリ回なので、物語も謎を作り、
それじゃ面白くないということで特撮で大騒ぎということでした。

話が決着する後編に比べれば、
いつも、魅せ場がイマイチの前編ですから、

いまさら。。。。という気もするが、
こういう手段での盛り上げも、悪くはない。。。。というところか。


それにしても
井坂が動き出すと、そのキャラが強すぎて、
ゲストがアイテム化しちゃいますよね。。。
メインが、井坂だからしょうがないのだが、
今回は、アクセルの進化の話もあり、
アイテムと言うより、いる必要性がビミョーな感じが少しする。

あとは結末。

悲劇的。。。だそうで。。。。
上手く盛り上げて欲しいモノです



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天装戦隊ゴセイジャー epic.14 最強タッグ誕生!

『最強タッグ誕生!』

内容
モンス・ドレイクの命令で、衛星のターゲイトが到着した。
ブレドランも苦戦していると知り、ドレイクの右腕にと息巻くターゲイト

そのころモネ(にわきみほ)とハイド(小野健斗)は大げんか
計画性のないモネをハイドが子供扱いしたのが始まりだった。
そんななか、データスがウォースターの出現を警告!!
アラタ(千葉雄大)たちポイントに駆けつけたのだが、いない。
だが、建物が、次々と消えていく。。。。
5人は、分散して捜索を開始!!
モネの近くでターゲイトが見つかり、戦いを挑んでいくのだが、
ハイドが駆けつけたことで、2人はケンカになってしまう。
こんなやつらにデレプタがやられたのかと、能力を発揮し、
次の瞬間、ターゲイトは、ハイドを空間の歪みに飲み込みはじめる。

ハイド“来るな、モネまで罠にはまる必要はない!
モネ“そんなこといわれたって、放っておくことは出来ない

2人は為すすべもなく、歪みに消えてしまうのだった

直後、アラタたちが駆けつけたが、ターゲイトの力の前に苦戦。
撤退するしかない状態になってしまう。


そのころ、空間にとらわれた2人は、ケンカしていた。
動かずに対策を練るべきというハイド
動かなければ出ることは出来ないというモネ

なんとか出ようと、いろいろなことをするモネであったが、ハイドが挑戦済み。
それでも、出ようと、いろいろやり続けるモネ。。。。。。


敬称略



はじめにヒトコトだけ。
以前も感じたことだが、ビミョーにモネのキャラにブレがあるように感じるが、
ま、、、、良いです


さて、今回は

もっと考えろ言うハイドに対し、とりあえず行動するモネ。
大人と子供
お互いに受け入れることが出来ない2人が、異空間に閉じ込められてしまう。

すべてやったことと、何もしないハイドだったが、
行動を続けるモネ。。。。
そんなとき、ハイドが、モネの行動により。。。。。

ってことである。


仲が悪い2人が、お互いを理解しあうという定番ネタである。
モネ中心で考えれば、ハイドとモネの組み合わせがなかったので、
今回は、その組み合わせで、やりました。

そんなところだ。

定番なので、ケンカから和解まで、キレイな流れだし
連携も悪くはない。

なんと言っても、
『子供のクセに』『オッサン』。..と言うキーワードが、意外と良い感じ。

オッサンだもん...オッサン!?


そんな定番ネタを盛り上げるかのように、新キャラの登場で大苦戦!
やられちゃってますけどね。。。。

雑魚キャラじゃなく、幹部キャラによる苦戦なので、
苦戦の意味合いもシッカリ分かるし、
特殊能力などで苦戦よりも、わかりやすくて良い感じである。


ただし最後は、データスとゴセイグレートにより、、、
2VS1の合体攻撃ってのは、せめて“連携”にして欲しかったところ。
弱体化しているだけに、ヤリスギですが。。。。
目をつぶることにします。


考えてみれば、14話あって、モネが一番活躍しているのかな??


次回、次々回で、、モンス・ドレイク戦ですね。


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怪物くん 第5話 失恋最高!

『恋のパワーは無敵ザマス!!』

内容
人間の役に立っても、怪物界に帰れずイライラする怪物くん(大野智)
すると爺や(半海一晃)が、大人になれば帰ることが出来ると、
意味深で、曖昧な発言をするのだった。

が、、、その場には、、、アイツがいなかった。。。。ドラキュラ(八嶋智人)
そのころ、ドラキュラは、工事現場ではたらいていた。。。。

そんななか、ヒロシ(濱田龍臣)の部屋で、
ウタコ(川島海荷)だけでなく、ドラキュラだけでなく、
オオカミ男(上島竜兵)にフランケン(チェ・ホンマン)まで、
恋を知っていると分かり、恋をしたことのない怪物くんは、ショックを受ける。
だが、恋をすれば大人になれると聞き、
ヒロシと一緒に、ウタコたちから、恋の勉強をはじめる怪物くんだった。

しかし、気がつくと、、、ドラキュラがいない!?
実はドラキュラ、、、ある病院の一室にいた。
目が見えない女性・沢村茜(入山法子)。。。。の病室に。。。
以前、痴漢と間違えられ茜に助けられたことがあったドラキュラ。
恋だった。。。。。
茜の目の手術費用の足しにと、ドラキュラは働いていた。

その後、オオカミ男たちから、ドラキュラが恋をしていると知った怪物くんは、
ドラキュラから“恋”を教えてもらうのだった。。。。
だがいつの間にか、ドラキュラがいなくなり
仕方なくオオカミ男とフランケンから、勉強をするのだが、
結局、女性にだまされ、お巡りさん(三宅弘城)に捕まり、“いつもの場所”へ

そこに現れるドラキュラは、、悩んでいた。
目が治ったら恋がしたいという茜の夢。
でも自分は、、オオカミ男達が言うように“怪物”。。。。
怪物くんからも、騙されているのでは?と言う言葉も、気に掛かる。。。
信じたい。。。でも。。。
ドラキュラは、怪物くんの言動を許せず、執事を辞めてしまうのだった。
“少しでも、ミーたちのこと
 思いやってくれた時間が、あったざますか?

怪物くんは、そんなドラキュラの態度に怒りを覚え、
オオカミ男達にも八つ当たりし、独りぼっちに。。。。

そのころ、デモリーナ(稲森いずみ)は、Dr.マリス(飯田基祐)から、
“恋の欲”についての説明を受け、人間たちから欲の吸収をはじめていた。。。


敬称略


↑少し、前後入れ替え、まとめています


今回のテーマは“恋”

いや、正確には、発展させて、、、“絆”というところでしょうか。


物語は、、

大人になれば怪物ランドに帰ることが出来ると知り、
恋をする!と考える怪物くん。
一方、恋をしているドラキュラだったが、
人に騙され恋の意味が分からなくなった怪物くんから酷いことを言われてしまう。

お供を辞めることにしたドラキュラ。
いなくなってセイセイしたと思っていた怪物くんだったが、
オオカミ男からの言葉が、、、、気持ちを変化させる。

“2度と会えなくなる”!?

それを聞いた怪物くんの心は。。。。。。。


っていうことですね。


ま、結局、恋なのか、どうなのか、サッパリ分かりませんが
怪物くんには、恋なんて、まだまだ早い!

そんなところなのかもしれませんね。

恋どころか、
誰かのため。。。とか
お供のため。。。とか。。
そう言うのが全くない怪物くんですからね。

そんな風に考えれば、恋はともかく、
怪物くんが、ヒロシ、ウタコだけでなく、
誰かのために行動する。。。
そこにある“本当の絆”。。“愛情”は、理解できた物語だと言えるでしょう。


“失う恋があるから、守るために必死になる
 裏切られたり、傷ついたりして
 本当の恋がわかんじゃねえのか!
 恋するとな、ここがキュンってなんだぞ
 失恋するとな、ここがググッてなんだよ!
 失恋して分かったんだよ。こいつが、ドンだけ大事な存在かって!!


デモリーナとデモキンの関係も見えてきたし、
話が繋がっているように見えるのも、良い感じでしたね。

かなり良い感じで物語を重ね、
これからのネタフリも兼ねているのも、なかなか良い感じ。

失って分かる。。。。ベタだけど、よく作られたお話でした。



ほんとに、このドラマ。。。
今期の、、、ダークホース的存在なのかもしれませんね。


最後は
“ミーなんかより、人間の男と幸せになってほしいざます”

カッコイイドラキュラでした。




次回は、ついに。。。。ですね。


最後にヒトコト。
そういえば、前回に続き、ゲストを使ったお話でしたね。
やっぱり、ヒロシウタコでは限界がありますから、
目立たなくなるかもしれませんが、ポイントで上手く動かしていますし
これくらいで、ちょうど良いのかもしれませんね。


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第4話 第3話 第2話 第1話


臨場(2) 第5話 カウントダウン

『カウントダウン』
“カウントダウン~タロが報せた死”

内容
立原(高嶋政伸)から、1課への異動を打診された一ノ瀬(渡辺大)
そんな中、臨場要請が入る。老人の孤独死。
所轄の葛飾南署の刑事・佐藤(阿南健治)は、事件ではないと言うが、
制服警官が騒ぎを大きくしてしまった、仕方なく検視を依頼したという。
倉石(内野聖陽)留美(松下由樹)一ノ瀬が、現着後、検視が始まる。
一ノ瀬に任せることにした倉石。
亡くなったのは寺西竹夫(織本順吉)
やがて、娘・太田佐知子(秦由香里)と江原春恵(野口かおる)が到着し、
高血圧と糖尿の持病があり、右足が不自由だったという。
そして週に一度ヘルパーが来ているらしいことわかる。

そんななか、一ノ瀬は、衰弱の具合から
衰弱による多臓器不全による自然死であり、事件性はないと見立てる。
だが、倉石は言う。
“なぜ、死ななきゃならなかったのか?”と。
被害者が飼っていた犬・タロ(カイくん)が元気すぎると告げる。
すると、一ノ瀬は、ドッグフードの袋が破れ、水もあることから生きていたと。
それを聞いた倉石は、袋の破れは犬のツメによるモノではないと見立て。
水まであるのは、“状況が出来過ぎ”であると言い、
立原を呼ぶようにと、佐藤刑事に命じるのだった。

あきらかに、“1課への異動への言い掛かり”であると一ノ瀬は言うが、
それを聞いた留美は一ノ瀬を叱りつける。
“あなた、この2年間、倉石さんの何を見てたの?”

やがて、寺西の遺言状が発見される。
娘たちには、不動産、生命保険に分け与えると書かれてあったが、
貯金の300万はヘルパーの金森里美へという内容だった。
立原は、違和感を感じ、金森里美(中島ひろ子)を調べるよう命じるのだった。

また、西田(小林勝也)の解剖により、亡くなったのは5日ほど前。
寺西は、末期のすい臓ガンで、飲まず食わず、脱水症状で死んだと分かる。
自ら自然死を選んだ自殺!?
その推測のもと、里美が自殺ほう助をしたと見立てを倉石に告げる一ノ瀬。
が、、、
倉石“オレのとは違うなぁ
  人が死ぬのは生きることに絶望した時だけだ
そして、一ノ瀬に対し、根こそぎ拾えていないと伝えるのだった。。。

一方、亡くなってから後、寺西の家に里美が出入りしたという目撃情報があり、
立原たちは、里美の関係先への聞き込みを行い、
手帳を探しに向かったことが分かってくる。
その手帳をきっかけに、、、一ノ瀬は、、ついに理解するのだった。

亡くなった寺西の心を。。。。。


敬称略



倉石“今日の通夜の前に、イチが根こそぎ拾う。
 ヤツの卒業試験だ。”


1人の老人が亡くなった。
ただの自然死。。。老人の孤独死だと見立てる一ノ瀬に
倉石は、、、“違う”と。。。

異動のこともあり、倉石に反発する一ノ瀬だったが、
さまざまな、証拠。。。

そして、亡くなった老人が見ていたモノが何であるか気づき、
一ノ瀬は、、、老人が感じていた“絶望感”を感じ始める。。。。


ってことで。。。かなり切ない物語ですね。

たくさんの思い出のある。大切な家。
でも、娘たちの気持ちは違う。それどころか、、会いにさえ来ない。
孤独。。。週一で来るヘルパーだけが頼りだった。

末期ガンで、余命幾ばくもない。。。最期に娘に分かって欲しい。。。

そんな、孤独な老人の絶望の中の死。。。いや、自殺である。


良い感じで、ドラマとしてミスリードもあるし。
倉石VS一ノ瀬も、、、悪くはない感じ。

一ノ瀬の異動なんかよりも、“根こそぎが大事”という
倉石らしさも、キッチリ表現され。。。
立原達も刑事として動き、
それぞれのキャラや役割分担もシッカリ描かれている。

そして
“このまま死なせてくれ、それが本当の介護だって言われて気がしました”

というセンセーショナルな、、、証言まであり
普通の刑事モノを超えた、もの凄い作品に仕上がった感じである。

亡くなった人物だけでなく、主人公達の気持ちも
どこまでも、精密に描かれた傑作。
ホント、素晴らしいお話だったと思います。

ヒューマンサスペンス。。。と言う感じでしょうか。


倉石“じいさんも、後悔しているだろうよ。
 あんたら、実の娘にみとって欲しかったはずだからな”

良い締めですね。

そして、“立原。一ノ瀬のことをよろしく頼む”




最後にどうでも良いことですが。
カイくん。。。。妹のネネちゃんも混じっていたのでは?
もしかしたら、、弟君か?
そんな気も少し。。。ま、兄妹みんなで“カイくん”で良いのかもね!


これまでの感想
第4話 第3話 第2話 第1話

新参者 第四章 時計屋の犬

『時計屋の犬』
“時間トリック…恋人の嘘

内容
三井峯子(原田美枝子)が殺害される直前のメールに
“いつもの広場で子犬の頭をなでていたら、
 今日も小舟町の時計屋さんと会いました。”
と書かれてあった。
該当するのは、小舟町の時計屋。。。寺田時計店の寺田玄一(原田芳雄)
加賀恭一郎(阿部寛)は、ひとり、、、寺田時計店を訪ねる。
壊れた時計を店の従業員・米岡彰文(恵俊彰)に手渡し修理を依頼する加賀。
そこへ、、遅れて松宮(溝端淳平)がやってくる。
近くの浜町公園で“犬の散歩をしている時に会っただけ”という寺田。
だが、、寺田の言う公園で、峯子が目撃された情報はなかった。
散歩をしていた時間が違うのでは?と問う加賀であったが、
5時半で間違っていないと寺田は主張する。帰ってきたのは7時だと。

加賀と松宮が公園に聞き込みに行くが、目撃情報がない。
すると、、先日の..愛人アサミ(宮地真緒)が。。。子供と散歩をしていた。
寺田は“ドン吉パパ”と呼ばれているらしいが、あまり人と接触しないらしい。

ふたたび、寺田のもとを訪れて、聞き込みの結果を告げる加賀。
だが、ひとりでいたという寺田。
そこで子犬の頭をなでていたというメールの内容を告げると、
寺田はなでていたと証言する。
子犬がいたのに、飼い主を見なかったのか?と聞いても、、目に入らなかったと。
やはり、寺田が何かを隠していると加賀は確信する。
そんなとき、ふと思い出す。。。すべてを知る目撃者がいる!!

そこで、仕事を終えた米岡と一緒に、ドン吉の散歩をする加賀。
米岡から、色々なことを聞くことに。散歩はいつも同じでドン吉が勝手に歩く。
そして寺田の家庭の事情が分かってくる。
妻の志摩子(松本じゅん)が言っていた。。。香苗(波瑠)という娘
寺田がチンピラという男・秀幸(心之助)と駆け落ちし、勘当したという。
コースには、証言どおりの公園もあった。
が、、、いつもとは違うコースを歩こうとするドン吉。。。。。


敬称略



三井峯子が会っていたかもしれない男が浮かび上がる!
時計屋の店主だった。

だが、なぜか、会っていないという時計屋の寺田。

何かを隠している!


ま、、そういうお話ですね




それにしても、みんな“隠し事”をするんですね。。

刑事に殺人事件のことの聞き込みをされているのに、
今回だけに限らず、みんな、嘘ばっかり。

こうなってくると、殺人事件の捜査が停滞してしまうような。。。。

そんなことを、リアルに感じ始めた今回。

ドラマですし、人情モノですし。。。
みんなに正直に話してもらおう!

そういうお話だと思って見ることにします。



さて、謎の行動をする時計屋の主人・寺田。
公園で目撃されていない。。。なのに、犬の頭をなでている?

娘の名前が時点で、全て見えているお話である。


願掛けのために、、時計を修理続けていた父親。
すべては、、、娘のため。

でも、娘のことを想っていても、どうしても、、、会えない。
父親として。。。事情がある!

でしょうか。。。

それにしても、まさか、時計の部品とはね!
娘の想いも見えますね。
唐突すぎて、引っかかっていた部分ですが、、なるほど!!


“私が止まっていたら、時計も止まったまま”

止まっていた家族の時が動き始めた。

あたたかく、、、勘当ならぬ、、、感動モノの良いお話である。

三方時計というのが、また良いですね。
1つの軸で、3つの時が回る。

“家族”を感じるかなり良いお話でした。



ま、、嘘を言ったおかげで、殺人事件の捜査が止まってるんだけどね!



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第三章 第二章 第一章

龍馬伝 第19回 攘夷決行

『攘夷決行』

内容
上洛した将軍・家茂(中村隼人)一橋慶喜(田中哲司)らは、
孝明天皇(阿部翔平)や朝廷に対し、攘夷決行の日が五月十日であると約束。
それは、半平太(大森南朋)や三条実美(池内万作)が望んでいた答えだった。
だが、幕府は、朝廷に攘夷の約束をしておきながら、
外国に通じるという策を取り始めていた。。。。。。。

そのころ、勝麟太郎(武田鉄矢)の用心棒をするようになった以蔵(佐藤健)は、
勝から、様々な攘夷のやり方があると知る。
人斬りがイヤになっていた以蔵にとって、龍馬(福山雅治)の勧めは
勤王党から逃げるには、ちょうど良いきっかけだったのだ。
そんな以蔵の前に、収二郎(宮迫博之)が現れる。
逃げ出した以蔵を問い詰めるつもりだったのだが、
そこへ、収二郎を追跡する土佐藩の者たちが現れ、捕らえようとする。
それは“大殿”山内容堂(近藤正臣)による、、、命令。。。
収二郎が、勝手に青蓮院宮から土佐藩改革の令旨を受け取っていたことを
とがめられていたのだ....だが、それは全て、容堂の策略だった。

なんとか、龍馬の機転で、逃げ出すことが出来た収二郎。
やがて、龍馬の仲立ちで、半平太と再会する以蔵と収二郎であったが、
2人そして龍馬は半平太から問いただされる。。。。“裏切り者”と。
そんな半平太を諭す龍馬。
“攘夷のために何をやっても良いと言うのは間違っている”
だが、半平太は、、、土佐藩、日本、帝のために、
攘夷を実行すると勤王党の侍たちに息巻くのだった。
そして、土佐の大殿・容堂に、、、攘夷決行の出陣命令の催促をするが、
まったく動こうとしない、容堂。

そして、、、攘夷決行の予定日。
半平太の願いむなしく...土佐藩は出陣せず。
行動を起こしたのは久坂玄瑞(やべきょうすけ)の長州藩だけ。。。。
その長州藩も、完膚無きまでに外国船により叩きのめされてしまった。
すべて、、、幕府が、外国に対しそして、諸国に対し動いた結果だった。

夢破れた半平太に、
もしも為していたら、日本国中が長州藩のようになっていたと慰める龍馬。
海軍を作り、本当の攘夷を実行しようと誘うのだが、
捕縛された収二郎を救うために土佐に戻るという半平太。

敬称略




幕府による攘夷決行日が決定され、
幕府、半平太、、朝廷。。。そして、、、諸国。

それぞれが、それぞれの思惑で動き始めた!

そんな感じですね。


ただ、あくまでも“龍馬伝らしく”っていうところである。

一応、あれこれとやりとりなどは描かれているし、
それほど、間違っていることをしているわけでもない。

半平太の周りから人がいなくなり、
半平太が絶望にたたき落とされる。。。。、
その崇高な夢とは裏腹に、、、、絶望感漂う結末。。。。。

もちろん、半平太にとって。。。ですが。
それでも自分の人生を否定するわけにはいかないと。。。

“結末”がわかっていながら、
親友の龍馬の引き留めも聞かず。。。。。

半平太の半平太らしいところ。
いや、、リーダーだった半平太が、自分の生き方を全うしようとする姿。

そういうところである。


半平太“また会おう、龍馬”


あくまでも“龍馬伝”ですので、
龍馬の“親友”の、、、“結末”は、、描かなくてはならず、

その生き様は、表現された感じですね。

これはこれで、面白いお話だったと思います。
人間と人間のやりとりが、、いろいろ表現されていましたしね!


難しいことを考えずとも、
そういう時代であり、そういう結末、、、始末の仕方しか
この時代にはなかった。

そう感じることさえ出来れば、それで良いと思います



ま、歴史など、、、そういうものである。

思惑と思惑がぶつかり、負ければ、、終わり。それだけだ。

その程度で十分ですね。


細かいことを取り上げ、
本当の意味で真偽も分からぬモノを事実、史実などと捉え、いろいろ言うより
ある程度、間違っていなければ、それでok。..それがドラマである。


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仮面ライダーW 第34話 あにいもうと

『Yの悲劇/あにいもうと』

内容
不破夕子の正体は、亡き霧彦(君沢ユウキ)の妹・須藤雪絵(平田薫)だった!
冴子(生井亜実)を倒し、ミュージアムを我がモノにする。。。というが、
翔太郎(桐山漣)は、妙な違和感を感じていた。

そのころ、タブー・ドーパントに接触するイエスタデイ・ドーパント
力の売り込みであったと。。。必ず認めさせると言い残し去っていく雪絵。

その雪絵を、まるで追うかのように、、、翔太郎は、
雪絵と霧彦が通っていた保育園を訪れ、雪絵の真意を問いただそうとするが、
そんな翔太郎の必死な態度をバカにする雪絵。
“底抜けのお人好しね”
それでも、翔太郎は、引き留めようとするが
街に刻印をばらまき、、立ち去っていくのだった。

雪絵は、冴子の前に現れ、、“復讐”のため刻印を打ったつもりだったが、
すべては、井坂(檀臣幸)の力により。。。。

敬称略



兄・霧彦の仇を討つため行動を起こした妹・雪絵
全ては、、復讐のため。
そして、兄の。。。。風都への思いを知ったため。。。

であったのだが。。。。


ッてことである。

ま、、イエスタデイであっても、敵は、もっと強力!

なんと言っても、井坂!

タブーの力を活性化させていることもあるのかもしれないですね。


物語自体は、復讐劇ですので、
分かりすぎる展開だったので、引き延ばし感も漂っていたが、

しっかりと、展開も描かれているし、

最終的に全ての記憶を失うという
切ない悲劇的な結末でしたが、、、こう言うのも良いでしょう。

いつも、キレイにまとまりすぎるのも。。。である。




っていうよりも、
唐突に、終盤で、竜を登場させて、
井坂との経緯を復活させてくるなんて。。。。

今回のお話よりも、
その強引な“ネタフリ”に、驚いています。

明らかにアクセルの進化のためのネタフリですよね。。。

強引すぎて、
物語を少し壊してしまっているのが気になるが

仕方ありません。進化するんだから。。

すでに、次回予告のシュラウドも含め、
頭の中は、今回の内容よりもブルーの姿しかありません。



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警視庁失踪人捜査課 第4話 失踪したひきこもりの男

『4年消えていた男』

内容
自室に4年間ひきこもっていた男・宮沢良雄(速水もこみち)が、突然、失踪。
同居していた母・洋子(山本みどり)でさえ、いついなくなったか分からない。
捜査を開始する失踪人捜査課。

法月(小日向文世)愛美(森カンナ)のご近所の人の聞き込みで、
タクシーに乗ったことが分かる。
向かったのは、、ブティック。
高城(沢村一樹)醍醐(北村有起哉)が、ブティックへ、
店員の話では、服を全て買いそろえ、誰かと会うような感じだったという。。

大学時代の元恋人・萩原順子の話で、立花智也(徳山秀典)と言う男と
“AVANCE”というユニットを組んでいたことが分かってくる。
一方、母・洋子からは、4年前、立花だけがメジャーデビューし、引きこもったと。

だが、その立花も、売れず。。。その後行方知れず。

そんななか、森田(黄川田将也)が、ある情報を掴む。
ひきこもりのSNSで知り合った女性・春名千歳と、親しくしていたのだが、
実は千歳、、、半年ほど前から病気でメールさえ出来ない状態なのに、
その後も良雄は、、、なりすました“誰か”と接触を続けていたよう。

いったい、誰が?

すると、愛美が、妙なことに気づく。
引きこもっているのに、なぜ良雄の髪が伸びていない?
母・洋子の話で、出張専門の美容師・川原美樹(遊井亮子)が、
度々来ていたと分かる。
そして、その美樹こそが、良雄が失踪したことに気づいた人物だった。
相談相手になっていたことが分かるのだが。。。

やがて、削除されたメールに、良雄が女性を誘っているモノが見つかる。
そして約束の場所で、男と接触していた!!
男は、“T・T”というミュージシャンと思われたが。。。立花なのか?

敬称略



ひきこもりの男が、突然、失踪!!

信頼していた男に裏切られ、、引きこもってしまっていた。
なぜ、、家から出たのか??

引きこもっていた時に、メル友に女性がいたようだが、
関連性はあるのか??

繋がりを調べていくウチに、、、奇妙な事実に突き当たる!!


っていう感じである。



今回も、前回同様、
キャラがシッカリ立っていて、
チーム内の連携が良くできていますね。
そのうえ、その表現の流れが、かなりスムーズで

いや、、スムーズすぎるほど、スムーズで、
一冊の小説を読んでいるような感覚で、、、キレイに流れています。

ま、単純と言えば、それまでなのだが、
あれこれやって、ミスリードでミステリーを作っているつもりが
何がやりたいか分からない状態になるより、

スムーズだから、スッキリ感がある感じだ。

最終的に、あからさまな引き延ばしもありましたが、
そういう演出もアリでしょう。。。醍醐だし!

そんな良いミスリードで、どんでん返しは、、面白かったと思います。


失踪人捜査、、、から、一気に目的が変わりましたからね!
静的な高城も、、動的に変身!

先が読めていても、
ミスリードと緊張感、、、そして、ちょっと良いお話。

かなりキレイにまとまっていたと思います。



それにしても
初回。..どうなるかと思った今作ですが、
キャラがシッカリ立ちはじめると、上手く回転をはじめましたよね。
若干、ベタ展開であるのは、この手の作品なので仕方ありませんが、
十分面白く見ることが出来るようになってきたと思います。


これまでの感想
第3話 第2話 第1話



龍馬伝 第18回 海軍を作ろう!

『海軍を作ろう!』

内容
文久3年、勝麟太郎(武田鉄矢)とともに、
龍馬(福山雅治)長次郎(大泉洋)が乗った蒸気船“順動丸”は、
海軍操練所を作る予定の神戸へと向かっていた。
大坂到着後、
海軍士官を育てるため勝が大坂・専称寺に作った“勝塾”に向かう龍馬と長次郎。
その訓練に魅了される2人だったが、教官の佐藤与之介(有薗芳記)に命じられ、
龍馬と長次郎は、大坂の町へ訓練生集めに出向くのだった。
怪しい風体のふたりの話など聞いてくれる者などいず、困り果てていた時に、
龍馬とともに土佐を脱藩した沢村惣之丞(要潤)と再会する。

“黒船に立ち向かうのは黒船。何としてでも日本を守りたい!!”
と、、龍馬は、惣之丞を説得をする。

そして、ようやく勉強が始まったのだが。
集められた訓練生の様子を見て違和感を覚える龍馬。
戦うため...攘夷のために、、、集まっている!?


そのころ江戸城では、将軍・家茂(中村隼人)の上洛問題で揺れていた。
慶喜(田中哲司)らの説得で、上洛を果たしたまでは良かったのだが、
孝明天皇や、三条実美(池内万作)らの言葉に戸惑う、慶喜達。
攘夷の期日を問われてしまったのだった。
すぐに応えることも出来ず、今日に留められることになる家茂。
それは、半平太(大森南朋)が、たくらんだことであった。
攘夷実行を確約させる。。。と。

だが、半平太にとって思わぬ事が起きる。
山内容堂(近藤正臣)に呼び出される半平太。
土佐藩からも、海軍操練所に人を出すことになったという。
自分が考えている攘夷とは違う、、、勝のもとに人を???
そして、、、龍馬の脱藩まで赦されてしまった。。。。
戸惑いながらも、“大殿”に圧倒され、了承するしかない状態だった。

やがて、大坂の大和屋に世話になっていた龍馬のもとに、
勤王党の望月亀弥太(音尾琢真)高松太郎(川岡大次郎)千屋寅之助(是近敦之)
が、半平太の命でやって来る。
“大殿”の指示の海軍操練所への人員だった。

一方で、容堂の御側御用役・森下又平(松澤一之)に呼ばれる収二郎(宮迫博之)
収二郎は森下に揺さぶられ。。。。。

全て容堂がたくらむ、、、攘夷派、、、勤王党解体への布石であった。

そんななか、半平太に、勝の暗殺を命じられる以蔵(佐藤健)だったが、
京にいる勝のもとを訪ねた以蔵は、龍馬と勝麟太郎に見抜かれ。。。。。


敬称略




なにか、不思議な世界、、人間ドラマを見たような。。。

夢と希望と、現実と。。。。すべて見た感じですね。

ま、こう言うのも良いのかもしれません。


幕府と朝廷が、攘夷という現実に対応を翻弄されていたとき、
理想に邁進する勝麟太郎。

素直に驚く、以蔵だけでなく
同じように驚く、、、訓練生達。

『俺たちは、日本人だ。そう、必ず、悟ってくれる』

以蔵や、容堂、半平太たちがいる、殺伐とした幕末、
混乱している幕末において、

理想に燃え、夢に、、、未来に進む“日本人”の姿を見た感じだ。


勝“なんで、ああいうヤツとつきあわねえんだ?”


現在の世界と、未来の世界。

お互いに補完し合いながら、対比し、
それぞれの世界が強烈に印象づけられたというお話ですね。


主人公の龍馬は、目立ってはいませんが
物語の流れの中で、“幕末”というのが見えた。。。。というところかな。


楽しい部分と、シリアスな部分。

こういった表現をしながら、“龍馬伝”は展開していくんだなぁ。。。
と、
あらためて、進む方向が見えてきた感じである。。

良くできていたと思います。
歴史を見せようとする、、、イヤ、、魅せています。


細かいことを言い出せば、
あれこれ言いたいことはあるが、

雰囲気として、大きく間違っていることをやっているわけでもないので、

こう言う“感じ”のモノだ。。。と考えれば、
これくらいならば、許容範囲だろうし

良い雰囲気をかもし出しながら、理解しやすい展開になっていると言える。



ドラマとして魅せる。

これからの展開も含め、それが良く考えられたお話で、
ドラマとして面白かったと思います



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仮面ライダーW 第33話 きのうを探す女

『Yの悲劇/きのうを探す女』

内容
鳴海探偵事務所に不破夕子(平田薫)という女性が現れ、、
“きのうを探して欲しい”と、、、妙なことを言い始める。
面食らう翔太郎(桐山漣)と亜樹子(山本ひかる)であったが、
“きのう”という名前の猫であると知り、ひと安心。
が、、、猫探し程度ならしないはずの翔太郎が、夕子の容姿を見て快諾!
フィリップ(菅田将暉)でさえ、驚く状態だった。。。

同じ頃、竜(木ノ本嶺浩)刃野(なだぎ武)らは、、ある男のもとにいた。
西山不動産、、、地上げ屋の西山英輔(永瀬尚希)。。。
昨日、西山の部下、平林武史(板垣隆弘)野田健一(西村信宏)が、
相次いで交通事故に遭ったという...西山に会ったあとで。。。
竜たちが西山を連行しようとした、次の瞬間、、、西山は豹変!
突如、ビルから飛び降りようとするのだった。

そのころ、夕子、亜樹子と猫探しをする翔太郎は、
近くにドーパントがいるのを目撃!

“サイクロン・ジョーカー!”

変身して、ドーパントを追い詰めようとするのだが、
動きが素早く、取り逃がしてしまうのだった。

だが、、直後。。。夕子が猫を抱いて現れる。
“これで、あしたが楽しみ”
と奇妙なメッセージを残し、夕子は立ち去っていく。。。。。。

そんななか、竜が、鳴海探偵事務所にやってくる。
西山事件を説明し、妙な“8の字”のアザがあったことが気になり
フィリップへの検索以来でやって来たのだ。
しかし、、、突然、、、、翔太郎が、妙な行動をはじめる。。。。。
フィリップ、亜樹子は気づく。
翔太郎は“昨日の行動”をしている!!

フィリップは、竜の情報を基に再検索
他人の記憶を操作することが出来るイエスタデイ・メモリの仕業と判明したが、
暴走する翔太郎を止める手だてがない。。。。


敬称略


須藤雪絵
、、、霧彦の妹。。。。


このちからで、ミュージアムの幹部になるの!


ま、次回予告から、そういうことなのだが。。。。


なかなか、良い復活のさせ方ですよね。霧彦!
復活と言っても回想ではあるが。。。。



明らかに奇妙な依頼から始まった今回。
その意味は、次の日。。。『あした』になって判明する。

イエスタデイ・ドーパントの狙いは、
仮面ライダーWを利用した、、、“お姉様”の暗殺!

時間を操ること自体は、
特撮物としては、ベタな話であるが
そういった“能力”を利用し、過去を絡めながら物語を生み出したのは
ほんとに、素晴らしいアイデアだったと思います。

なんていうか、、、“Wらしさ”が損なわれていないのが秀逸ですね。

やりすぎれば、ワケがわからなくなるのに、
“同じ行動”をさせることで、
この作品の“オモシロ部分”も、表現させる。

そう、、1つのことを行うことで、2つ以上を表現している。


前半は、ただのネタフリであることが多い“W”にとって
かなり見どころのある、面白いお話だったと思います



あとは、、“結末”ですね。

落としどころはあるのかな???


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