「家政婦さんは、お母さん!?」
内容
突然、一輝(高橋一生)から
「僕は山田さんから生まれたんですよね?」と言われ、戸惑う山田(戸田恵子)
翌朝、一輝は、鮫島(小林薫)に、昨夜のことを伝える。
「山田さん、困ってます」
鮫島は、苦笑いするしか無かった。
そのころ、山田は、義高(田中泯)に相談していた。
すると義高は、笑顔に。。。「それにしても、あいつ。。。」
そんなとき、一輝から、晩ご飯は要らないというという連絡があり、
もう、食べないのではと。。。口にする山田。
そんななか、鮫島に連れられ、
一輝は、樫野木(要潤)沼袋(児嶋一哉)と一緒に居酒屋へ。
一輝のゼミについての話し合いのつもりの樫野木だったが。。。
帰宅した一輝は、「あんなことを言うから」と山田に告げる。
大学2年の時、パスポートを作ったとき、知ってしまったと告白。
「どうして、黙ってたんですか?」と尋ねると、
「一生言わないと決めていた」という。
すると。。。。「分かりました」と一輝は、自室へと入っていく。
が、一輝は、眠れぬ夜を。。。。
翌日、育実(榮倉奈々)が、山田から料理を教わるため相河家にやってくる。
山田が買い物に出かけているとき、一輝が帰宅する。
一輝は、「言わなくて良いことを言ったとき、どうすれば良いかと」尋ねる。
すると。。。普通にしていれば、いつの間にか戻ると言われるのだった。
直後、山田が帰宅し、2人の様子を見て、何かがあったと感じ取る育実。
が。。。“普通”が分からず、悩む一輝。
一方、山田は、鮫島に相談する。
すると、
「本当のことを言っても言わなくても、うまくいかないと思う」と言われ。。。
敬称略
脚本は、橋部敦子さん
演出は、河野圭太さん
う~~~ん。。。してやられた。
何がって?
それは。。。
人間関係の発覚!。。。だけだと思っていて、
そこを広げていくだけだと思っていたのに。
まさか、育実からフォードバックがあるとはね。
やはり、人と人が関わると、何らかの影響を及ぼしあうわけである。
もちろん、一方的な場合もあるだろうが、
それだけを“ドラマ”で描くと、ワンパターンになりますからね。
そう考えれば、ワンパターンを崩しただけで無く。
“連ドラ”としての“転”だと思われ、
結末へ向かって進んでいることを感じさせるエピソードである。
前回のエピソードと重ねているのも、秀逸ですね。
まあ、ラストは。。。。“らしい”とは、思うんだけど。
若干、苦笑いしてしまったのは、言うまでもありません。