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レベル999のFC2部屋

機動戦士ガンダム00セカンドシーズン 第13話 メメントモリ攻略戦

『メメントモリ攻略戦』

内容
アロウズの衛星兵器『メメントモリ』へ艦隊を派遣したカタロンであったが、
地上だけでなく、攻撃は艦隊へと向かう。
そして、、ヒリング・ケアのMSガデッサの力もあり、
消滅していく艦隊。。。。
その窮地に、ダブルオーライザーが現れるのだった。
カタロンからの情報、および、留美、、、いや、ネーナからの情報もあり、
メメントモリの攻略ミッションが開始されるのだった!!




こう言うのが見たかったよ!!
ほんと、、ここのところ、
なんだか、停滞気味だったし。。。

ということで、
メメントモリ攻略戦の開始である。



颯爽とダブルオーライザーが到着するのにも驚きましたが、
こういう『魅せる』コトが、大事ですよね。


最終的に
輝き流星となるメメントモリを見てキレイという子供達

そして、
クラウス『少しもキレイなんかじゃないさ
  アレは、戦いの光だ
  きみたちの時代に残してはいけないモノだ

って言うオチも良い感じですし、
このちょっとした部分にこそ、混迷状態だった『00』の未来を表現した。
と言って良いだろう。


さて、戦闘の方は、

メメントモリの射線軸から外れたオービタルリング上を進むプトレマイオス2
GNフィールドを展開しているために、攻撃を無効化しながら強引の突破。
最終的に、射線軸に乗せられるも、
アレルヤのトランザムにより、超高速化により回避。
あとは、、

ハッチを開け、
ケルディムがトランザムを用いながら、
シールドビットを展開し、攻撃防御を使い、
最終的にセラヴィーがハイパーバーストで、
メメントモリの『コア』までの装甲を破壊し、
最後は、ロックオンの精密射撃!!

と、、
見事なまでの流れである。

その一方で、ヒリング・ケアのガデッサを刹那が抑えるなど、

それぞれに緊張感を持ち込みながら、魅せることを徹底した感じだ。

このセカンドシーズンで強調されているガンダム同士の連係攻撃が、
ここにきてスメラギの戦術予報を見事に魅せながら、
ガンダムまで魅せてしまうと言う、
戦略、戦術ともに、見事に描ききったと思います。


ま、、結局、留美、ネーナが、意味不明だけどね(苦笑)

でも、
そこにある『00らしさ』というモノを、
戦闘の魅せ方だけでなく理念まで描いたのは、
かなりの傑作エピソードであるといって良いだろう。

面白かったと思います。




しかしまぁ、
先ほど書きましたが停滞気味だったのが、
嘘のようなほどの、見事さでしたね。

ちょっとした小ネタであっても、もう少し今回くらいの『何か』があれば、
先日のラグランジュ3からの脱出劇を含めて、
もっと面白かったでしょうけどね。


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チーム・バチスタの栄光 第11話(最終回)真相

『真犯人は誰だ!?最も危険なオペが今、始まる』


内容
case27の術死
桐生(伊原剛志)の目の異常による医療ミス、、、そう断定された。
だが、白鳥(仲村トオル)は、、、桐生の資料を読みあることに気付く。
一方、田口(伊藤淳史)は、一枚の写真を見つけるのだった。
それは全て、10年前、桐生がいたサザンクロス病院を指していた。
そして、case35
桐生に代わり垣谷(鶴見辰吾)が執刀医となったバチスタが開始される。

白鳥、田口、桐生、黒崎(榎木孝明)が、見守るなか、
順調に進むオペ。
その一方で、白鳥はcase27のビデオを桐生に見せ、
医療ミスに見せかけた殺人であると断言するのだった。
そして、10年前、サザンクロス病院にて、
桐生がある日本人少女の心臓移植手術を行っていたことを指摘する。


敬称略





同じチームでオペをするうちに、ある疑念が生まれる。
桐生は、目が見えていないのでは?
まさか、そのせいで、娘は。。。。。
そんなとき、チャンスが舞い込み、、心に悪意が生まれる。

垣谷が、桐生を誘導し、医療ミスを発生させた。


ま。そういうことですね。



因縁。そして、疑念。
生まれた悪意。

結果的に、case27について、垣谷目線で描いたことで、
未必の故意が、キッチリ表現され、
そこに、鶴見辰吾さんの演技!!

かなりの緊張感と、オモシロ味があった『回答編』だったと思います。



最終的に、
1.垣谷の誘導で桐生がミス
2~4。氷室の可能性が高い
5.氷室と確定

と言う事になったようで。
証拠がないと言う事を明確化している時点で、
1つのサスペンスとしては、どうかとは思いますが、
だって、『連続』だったら、5件でなくても2~3でも、良いわけで。

そのうえ、やろうと思えば、毒殺も出来るなどと
氷室が言っていたことから、
証拠隠滅を描けば、何だって出来たわけだ。
カテーテルを使わないという、子供にだって。。。。。

でもまぁ。細かいことは、もういいかな。

氷室でいいや。



ということで、今回は、
医療ミスの裏に隠れた『真実』という感じでしたね。

緊急的にオペに桐生を参加させるなど、
田口の『妄想』さえなければ、
結構いい感じの、緊張感と桐生の『未来』を見た感じがします。

物語としては、一応まとまった印象ですね。





ドラマ全体を見て。
原作などが存在するこのドラマ。
そことは違う展開にすると宣言してはじめ、どこに向かうかと思えば、
様々なネタは、一応行った感じだ。
まるで、2時間サスペンスのような展開もあったし、
ギリギリの緊張感は、最後まで保たれた感じだ。

ただ、やはり、引き延ばしの印象も多少はあるために、
どうしても、ナゼ先に進まずに、繰り返しばかりやるのだ?
と言うのもあったのも確かですが。
それさえ気にしなければ、11話にもわたったサスペンスとしては、
2時間の拡張ではない、展開は作れていたと思います。

実際ね。大きな疑問もあるわけです。
それは、チームの一員の誰かが前に出る時しか、
チームの一員の表現をしないと言う事。
たとえば、氷室を出せば、それ以外はまったく描いていないに近い状態。
そのため物語の整合性や、意味不明さは消滅できるが、
連ドラとして考えた場合、
キャラが見えないためモヤモヤしているモノがあるわけです。
前回、桐生、鳴海についても、
そこにある気持ちは、前回にしかないわけで。。。。
こういうのって、丁寧に作っている感じにも見えるが、
見えないキャラの存在は、サスペンスとしての緊張感の消滅を意味するわけです。
キャラが怪しい行動をしてこそ、ミスリードが働く。
その部分がないからね。。。。。中途半端だもん


おかしな言い方ですが、再編集して、
いろいろ組み替えれば、もっと面白く見えたかも知れません。
そんな感じでしょうか


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セレブと貧乏太郎 第11話(最終回)さよなら太郎、、、そして、、、

『最終回拡大SP!!さよなら太郎・衝撃と感動の聖夜!!』


内容
アリス(上戸彩)が、突然、太郎(上地雄輔)の家に現れた。
後藤田(柏原崇)をはめる作戦があるという。
それは後藤田が欲しがっている伝説の宝物『ウラジーミル・コレクション』の
偽オークションを開催し、10兆円するだろう資産を
全てはき出させるというのだった。
なにかを感じた後藤田は、郡司(風間杜夫)を利用し、全財産が10兆だと伝え。
そしてオークション当日。
値をつり上げすぎた仲間たちで、10兆をオーバー。
でも後藤田は、13兆で落札する。
そして、振り込んだと宣言する後藤田。
それを聞き、喜ぶ一同であったが、薄ら笑いを浮かべる後藤田。
嘘をついていたのだった!!!
が、そこへ、、幸子(国仲涼子)がやってきて、振り込んだことを告げる。
確かめるために、後藤田がPCで口座にアクセスした瞬間。
後藤田の全ての財産が、自動的に送金されていき。。。。。。ゼロ。
それは幸子も含めた、大規模な作戦だった!!

仕返しに成功し、商店街も元通りとなったみんな。
そんななか、お祝いで花火大会が開かれることになるのだが。。。。。。


敬称略




細かい部分は抜きにして。

簡単に言うと、
後藤田に仕返し完了
そして、、アリスが太郎のことが好きなことが明白となった。

で、、、旅立つアリスを引き留めようと、太郎が。。。


ま、、ベタ展開ですね。
このドラマ枠なら、『普通』ですよね。

特に、あれこれ言う必要はないだろう。


先ほども書いたが。細かい部分は無視です。
そう言うドラマ』もあると言う事ですので!!


しかしまぁ、
そんなベタ展開でしたが、
結構、驚いたのは、幸子のスパイよりも、

後藤田の『人を信じない心』を使って、罠にかけた。

その手法だろう。
ココも細かい部分は無視するが。
こういった『手の込んだ方法』を、
このドラマで投入するとは思っても見ませんでした!!

もっと、単純なことだろうと、勝手に思ってましたので。

意外な面白さを見た感じでしょうか。


最後の最後は、、みんなハッピー!!


そういうことです。




ドラマ全体を見て。
このドラマ枠独特の、ゆるい感じを出しながら
多少の感動モノもあり、最後まで押し通したのは、
良い感じの評価を与えることが出来ます。

ただね。。。主人公君が忙しいためか、
登場シーンが少ない『中盤』
そこですよね。問題は。
確かに、小ネタで広げたり、オモシロ作りは良いのだが、
お話として『貧乏太郎』を利用しない状態が続いたのは、
タイトルが『セレブと貧乏太郎』という割に、
かなり中途半端だと言わざるをえないだろう。

本来ならば、『セレブ』と『貧乏』のギャップがあってこそ、
このドラマの『意味』があると思いますので、
ある種、手抜きであったと言われても仕方ないことだ。

ま、最終的に、
アリスが貧乏を兼ねてしまうという状態に持って行っていますので
ギリギリ、終盤、盛り上げに成功はしてるんですけどね。。
あいかわらず、主人公君の登場は少なかったけどね。

キャスティングミス。
そこまでは言いませんが、2人がいてこそ『意味』あるドラマでしょうから、
その部分は、もう少し丁寧につめて欲しかったモノです。
たとえば、主人公君が利用できないならば、
『子供達』を利用すれば良かったと思いますよ!


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イノセント・ラヴ 第10話(最終回)本当の愛

『永遠に』

内容
佳音(堀北真希)と殉也(北川悠仁)の結婚式
佳音は、兄・耀司(福士誠治)に感謝の言葉を電話で伝えていた
そのころ、殉也は、昴(成宮寛貴)から、好きな人がいることを告げられていた。
そんななか、、披露宴会場のベランダに現れた聖花(内田有紀)。
突然、聖花はベランダから飛び降りる!!
殉也は体を張って聖花を助けたのだが、頭を強打し。。。
記憶を失ってしまうのだった。

佳音の献身的な看護により、食事をとることが出来ない状態だったのも、
徐々に回復するが、、でも記憶はよみがえらず。
殉也の幼なじみ美月(香椎由宇)に来てもらっても、ダメ。
そして佳音は、考えはじめる。
殉也が一番喜ぶことをしてあげる。。。。それが、一番だと。

昴に協力してもらい、殉也と聖花を一緒に。。。
お互いに求めていたモノがあった気がした。
しかし、そこにあった楽譜を見てピアノを弾きはじめた瞬間。。。。。
殉也の心の中にあったモノがあふれ出してくるのだった。



敬称略



↑9割くらい?

ま、、そういうことですね(苦笑)

だって、面倒なんだもん!

m(__)m


ちなみに、今回のお話で一番印象に残った部分。

昴『殉也。1つだけ知っておいて欲しいことがあるんだ
  ずーっと前から、思っている人がいる
  10年越しの恋、でも相手は気付いていない。
  お前が聖花を愛したような意味で、俺は聖花を愛したことは1度もない
  他にいるんだ、好きな人が

この部分でしょうか。
ついに、愛の告白をした昴!!!
でも、気付かない殉也

成宮寛貴さん、、、完全に、ハマッてますよね(^_^)b

一瞬、女性を感じてしまいました。


って言うか、こんな事しか印象に残っている部分がないんですよね。



たしかに、いきなり飛び降りて、助けたり
記憶を無くしたモノ同士があったり、

と、、ある意味衝撃的なことは、やっているのだが、
どうも、私の中では、あまり意味を感じないわけで。

やはり、『結末』が見えてしまっているからでしょうか。


だって、楽譜を出してみたり、写真を出したりするネタフリは分かるが、
実際のところ。佳音からの片想いにしか見えない展開だったので、
回想を見せられても、なぜ思い出すことが出来るのかが、
よく分からないんですよね。

その流れの中に、『佳音のための音楽』はあるワケなんですけど。

こう言ってはなんだけど、
人間関係の作り込みの甘さが、見えるわけです

昴、佳音から、殉也への気持ち
殉也から、聖花への気持ち

と言うのは見えていたんですけどね。。。実際、そんな感じだし。

これって、『ツケ』が回ってきたパターンだと思います

もちろん、今回だけを見て、
今までのゴタゴタをチャラにすれば、理解できないワケじゃありませんけどね。


ま、、いいや。



ドラマ全体を見て
ミステリー的、、、いや、サスペンス的な話だった序盤。
結果的に、そこにポイントがあるワケじゃないのに
事件を引っ張りすぎたことで、
人間関係を描ききることが出来なかった感じだ。
それが、ずっと、足を引っ張り続け、
なにかすると言えば、唐突な展開ばかり。
1話1話を見ても、幸せをつかんだと思ったら、ラストでぶっ壊す。
このワンパターンだった、このドラマ。
終わったドラマで、『もしも』はないが。
もしも、ワンパターンな展開じゃなくて、
美月、昴をもう少し利用した展開を作っていれば、
もっと違う印象のドラマだったかも知れません。
僅かなズレが、最後の最後まで尾を引いてしまった印象だ。
最終回だけを見れば、悪くはない感じですけどね。
でも全体を見れば、かなり中途半端だった感じですね


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ソウルイーター 第38話 ブラック☆スターの闇

『修羅への誘惑~ビッグな男の抑えられない苛立ち?~


内容
死神様に呼ばれ、デスシティーに
オセアニア支部技術開発部顧問、ぶったたきジョーこと、B・Jがやってきた。
魔道具を使ったある計画を実行に移すように命令される。

そのころブラック☆スターは、神を超える方法を考えていた
そして、、、キッドに決闘を申し込むのだった。




前回に引き続き、オリジナル風ですが、

ブラック☆スターの悩みを前面に押し出しながら、
それに対応する『仲間たち』の図式は、キッチリ描きながら、

その一方で、
シュタイン、アラクネ、メデューサ
そして、、B・J、死神様、、、と
ほんのちょっとしたことではあるが、『ネタフリ』は、なされた感じだ。

ま、、大きく言えば、ブラック☆スターもまた
『次』のための、ネタフリだけどね。



特に、今回はブラック☆スターを主人公に据えることで、
それが、キッド、マカにも波及していく印象は、
上手く表現されていたとは思います。

なんといっても、チームだからね(^_^)b



シド『自信の喪失
  そいつが魂の波長の放出を妨げている
  大人は過去にすがり
  子供は未来に逃げたがる
  あいつは、今を生きている
  だからこそ、正しい道を見据えていなければ。。。

と、シドが過去を話したり

キッド『どうしてしまったんだ、ブラック☆スター
  お前、神を超えるんだろ

そして、マカも。。。。ブラック☆スターの努力を見る。。。

今まで以上に、仲間たちの想いが伝わってきた印象だ。

ブラック☆スターのお話は、結構いい感じだと思いました。




が、問題があるとすれば、
ブラック☆スターのコトを描くのは良いのだが、
それ以外のネタフリが、、
それも、思わせぶりなネタフリが多すぎることだろうか

どうも、先が見えないために
モヤモヤしたモノがあるんですけど!!!

これらのことが、
後々、消化不良を起こさないことだけを願います



それにしても
最近、物語の進みが遅くなってきていますね。
進んでないワケじゃないのだが、
徐々にテンポが悪くなってきているような感じ。

どこに、ラストを持っていくつもりなのかは分かりませんが、
オリジナルならオリジナルで、
もう1歩進んだ物が見たいんですけどね。。。


ま、、、、死神様とB・Jは、良い感じでしたけどね



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機動戦士ガンダム00セカンドシーズン 第12話 戦場の再会

『宇宙で待ってる』


内容
アロウズによる奇襲攻撃を受けたプトレマイオスは、
ガンダムを出し対応するが、
イノベイターの乗る新型MSなどもあり、苦戦を強いられる。
そんななか沙慈が、ダブルオーに、オーライザーを運びドッキング。
ダブルオーライザーとなったガンダム。
周辺の心がつながるという副作用を生みながらも、
その圧倒的な力は、戦局を変化させていく。。。
苦戦するソレスタルビーイングであったが、
イノベイターの乗る新型機をも駆逐するダブルオーライザー
アロウズは、撤退を余儀なくされるのだった。

戦いが終わり、衛星兵器破壊のための行動を再開するソレスタルビーイング
しかし、、ルイスと戦場で再会した沙慈は、動揺していた。。。。




今回は、前後編モノですね。

前半は、
vsアロウズ戦

苦戦するソレスタルビーイング、、
そこに、機体を量子化させてしまうと言うダブルオーライザーが出現!!
明らかに、『人間』を超えた存在である『イノベイター』をも駆逐。

圧倒的な力を持つダブルオーライザーの動きは
本当に良い感じでしたね。
前シーズンを含めても、一番の出来に近い感じでしょうか。

切り替わりのテンポの早さ。
その瞬間に入れられる、ケルディム、セラヴィーの苦戦
ガンダムとはいえ、苦戦があるからこそ、

そこに存在するダブルオーライザーの力も引き立つというモノです。

これは、イノベイターを駆逐しているだけでは
表現できないモノですからね。

こういうのは良いことです。
それこそ『ツインドライヴ』の意味があるというモノです。


さて後半は、
ヘタレ沙慈の復活です。

ま、、、元々、そう言うキャラですから
カタロン施設の惨劇も発生したわけであり、

まさか、、また同じ行動をするなんて、思ってもいませんでした。
『未遂』ですけどね。

でも
沙慈というキャラが、戦いを嫌っていると言う事を強調し
ルイスを本当に救うためには、
戦いを避けるわけにはいかないことを、
ぶっきらぼうな、刹那の言葉でしたが、

悪くはない感じで、表現されたとは思います

『ルイスを取り戻すには戦うしかない
 彼女を取り戻す戦いをするんだ
 お前のための戦いをしろ


実際のところ、気になることもあるんですけどね

たしかに、沙慈のことを上手く表現しているんですよね。
今シーズン、やっと『主役格』に格上げされた沙慈。
それを、ルイスを絡めることで、最悪の状態を連想させつつ
ココまでやったのは、
アレルヤ、マリーの関係の修復もあり、
ネタ的にその流れから発生させたことなんだろうけどね。

いまのところ、
『戦うコトへの葛藤』は、あまり描かれていないこの物語ですから

1つの視点として、
ガンダムマイスターよりも、
最も重要なポジションに置かれたということなのだろう。




ちなみに
私の中で気になった言葉。。。
セルゲイ『アロウズのやり方に、異を唱えるモノも多い』

これでしょうか。

たとえイノベイターといえど、
『作られた世界』に、ほころびが生まれつつあると言う事なのだろう。

ちょっとしたネタフリですが、
セルゲイの行動にも注目したいモノです

刹那でさえ、、
『コレが連邦の、いや、イノベイターのやり方!

ま、、全体の方向も、そこにあるのでしょう



しっかし、、やっと、次回、メメントモリの攻防か。。。
引き延ばしたよね>。。。

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Yes!プリキュア5GoGo! 第44話 おじいさんを助けろ!

『届け!みんなのプレゼント!』


内容
クリスマスの準備で忙しいナッツハウスに、
差出人のない手紙を、メルポが運んできた。
宛先と、プレゼント。。。プレゼント運びをするみんな。
そんななか、シロップは
仕事道具をなくしたというおじいさんを見つけるのだった。
高熱で苦しむおじいさんをナッツハウスへと連れ帰り
おじいさんが、なくしたというソリ探しにでかけるシロップ、
しかし、、シロップの前に突如、、
コレクションの『ソリ』を持ったムカーディアが現れるのだった!





完全に、クリスマスのお話ですが
本来の内容は、どうやら、シロップの過去に関わることのようです。

一応、運び屋のおじいさんとシロップを重ねているんだろうけどね。

でもなぁ。

結局、
フローラが、館長に手紙を送ろうとしていたことが分かっただけで

プリキュアたちの戦い自体も、
困っているおじいさんを助けたい!
おじいさんのソリを取り返したい!

と言うのではありませんので、
どうも、ネタフリ三昧で、盛り上がりに欠ける内容ですね。


ま、、最終的に
サンタクロースという定番なので、
その部分だけ捕らえれば、悪くはない内容なんですけどね。

『いつか必ず見つかる。。。
 ワシは夢を運ぶ、世界最高の運び屋じゃ

なんて
良い感じの雰囲気なんだよね。

ナッツの衣装渡すオチもあったし。


ココは、シロップのネタを広げないのならば、
サンタネタだけで、十分だったんじゃ?

どうも、ネタのバラマキのタイミングを間違っているような気がします。


まいいや。
キャラの描き方も、良い感じだし
テンポなども含めて、
久々のゲストキャラ登場で盛り上がっていたしね。



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仮面ライダーキバ 第45話 覚悟の変身

『ウィズユー 最後の変身』

内容
過去にやってきた渡
父・音也と母・真夜を接触させなければ、
自分が生まれ深央が死ぬという悲劇は起きなかったと。。。

しかし、太牙がキングの人質に取られたこともあり、
音也は、キバット二世の力を借りて、
闇のキバとなりキングに挑んでいく!!!




前回から、完全に1つのお話になった『キバ』

急激すぎるネタの展開には、すこし驚くばかりであるが、
渡の気持ちはともかくとして、

音也のまっすぐな気持ちは表現された感じだ。

真夜の息子は、自分の子供。
好きな女のためには、命を賭ける!!

っていう感じで。。。


ま、、、渡に関しては、真の仇が、ビショップであることが
ハッキリしたので、未来に戻ってからの話になるのだろう。
その場合、深央が、どうなるか?
やはり、復活はないのか?
そして、世界に影響を与えてしまったのか?

いろいろな部分出来になる部分は存在する。


ただ、
全体としては
現在のラスボスである、vsキングは、


キバット二世、の裏切り展開もあり、
CG三昧でしたが、
なかなか、魅せてくれていたと思います


二世『お前が真夜にしたことが気にくわん

このポジションが、ホントに良く分からない部分ですけが、
そう言うのも、アリなのかも知れません。

収拾がつきませんから!


それにしても
今回一番驚いたのは、キバット二世の裏切りもあるが、
それ以上に
キングがファンガイア形態となったことかな。

たしかにファンガイアなので、
その姿になるのは当たり前である。

でもこれだけ強いなら、闇のキバに変身している意味が、
よく分かりませんよね。。。。

キングは、一番強いから『王』なんだろうし。
『鎧』まで必要なのかな???



とりあえず、本格的に『過去編』は終了しそうで
最も、この番組を盛り上げてきた部分が消滅するのは残念であるが

徐々に、結末が見えて、まとまりそうなので
あとはどこに落としていくのかを期待して待つとします

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炎神戦隊ゴーオンジャー 第44話 聖夜ヲマモレ

『聖夜ヲマモレ』

内容
キレイズキーを倒したと思ったゴーオンジャーであったが、
次の瞬間、ふたたび現れるキレイズキー
ムゲンゴミ箱に隠れていたようだった。
そしてゴーオンジャーたちは、ムゲンゴミ箱からつながる異空間を通り
バラバラに、どこかへ飛ばされてしまうのだった。

幼稚園で、子供達が人質になっている現場に現れた走輔、連、軍平
オバケの世界に現れた大翔、早輝
そして、、、海岸でサンタクロースの異次元プレゼント袋を探す、範人、美羽

それぞれに、困難を解決し。。。。。







子供達を守ったり、オバケは怖くない。

小ネタを入れた上での、ヒーローらしい行い。

そして、
子供達のためにと、プレゼント袋探し。


オバケは、、ちょっと疑問ではあるが、
全体的に、子供達に対し、カッコイイヒーロー像を描くことには成功している


ただ、
お話が分散化してしまっているために、
盛り上がりとしては、それぞれがイマイチであるのは
少し気になるところだろう。

2カ所で、十分だったかな。。


最終的に、悪い奴をやっつけるという意味で、
キレイズキーも、、一定の悪事を働いているが、
これもまた、企画だけで、決定的な被害が見えていないのも
若干マイナスだろうか。


まぁ
一番のマイナス部分は、
結果的に、5vs1そして、、、
巨大vs小

という、見た目の落差のある戦いを見せてしまっていることだろうか。

完全に、、弱い者イジメだもんなぁ。.

ほんとは、だからこそ
悪事をもっと強烈に描き、被害を出さなきゃなんないのに、、、、



テーマとしては、間違っていないことであっても
ちょっとした演出によって、別の不快感が見えてしまっている今回。

もう少し、ナントカならなかったかな。..




しっかし、、、キレイズキー、、退場ですか。。。
う~~~ん。。。。ココが、一番の問題かもね


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ブラッディ・マンデイ 第11話(最終回)戦いの終わり。。。

『今夜0時東京壊滅テロ宣言へ!!生死を懸けた終幕へ


内容
安斎真子(徳永えり)、、、、彼女が『K』だった
藤丸(三浦春馬)に銃を向ける真子は、いきなり引き金を引く。
だが、、、撃たれたのは、藤丸を庇った父・竜之介(田中哲司)だった。
逃走する真子とマヤ(吉瀬美智子)
駆けつけたサードアイの部隊の中にいた加納(松重豊)に後を託す竜之介。。
そんななか、宗方(村岡希美)の分析により、ロシアで発生した事件が、
ブラッディXによるモノではなく、中性子爆弾によるモノと判明する。
霧島(吉沢悠)の指示により、アジトに踏み込むも、すでにもぬけの殻。
そこには、タイマーが動き出したパソコンだけが残されていた。
爆弾は、都心を中心に3カ所、、特定不能のなか、
藤丸は、タイマーの解除に乗り出すが、、、失敗。
そんなとき、J(成宮寛貴)が、藤丸に接触してくる。
暴走するKを止めるために、『ブラッディ・マンデイ』は中止すると言い出す。
そのために、、テロリスト側のパソコンを使用し、タイマーを解除しろと。。
音弥(佐藤健)を人質に取り、取引を持ちかけてくるのだった。
藤丸は、、、ファルコンとして、タイマーの解除に成功。
そして、本当のアジトも判明する。
南海(芦名星)らの部隊が、アジトに向かったものの、、、K,Jはいなかった。

一方、藤丸は、、真子のいるビルへ。。。


敬称略




いきなり、前回からKとの対決になった物語。
最終手段は、中性子爆弾。。
人だけを殺し、そして、、世界を再構築する。


そういうことです。


多少強引ではあるモノの、
主人公サイドVSテロリスト

と言う図式はキッチリ描かれているし、
ワンパターンな表現ではあるが、
ハッキング行為も含めて、一定の緊張感は保たれている。

そして、最終的に宿敵Jが生き残るなど
悪くはない展開だったと思います。



ただ、
明らかに、ほぼ新キャラと言って良い状態のKという存在ですので

『私は選ばれた存在』と、、強調されても、
どうも、説得力が足りないような気がする。

理由は簡単だ。
今までのミスリード、および
ここで、Kという存在を投入すること自体の説得力の無さなのだ。

どう考えても、いきなりという印象が強いですよね。

たとえば。『後継者』であるならば、
そこを強調すれば良いだけであり、
浄水場で逮捕されたグループの一味と、あまり差を感じられない

彼もまた、『特別な存在』であることを強調していたからだ。

そうなのだ。
今まで、同じパターンでやっているため
大きな意味を持つ存在であったとしても、
あまりインパクトが感じられないと言う事なのである。

その部分が明らかにマンネリ状態であったため、
このキャラにこそ、本当に黒幕であるならば、
もっと『気の利いたこと』を言って欲しかったモノである


それが無い以上、それ以上ではありません。


最終回のまとめとしては、

ま、、悪くはないんだけどね。

藤丸兄妹のことも含めてね。

J、、、この存在だけが救いだったかな。。。


ドラマ全体を見て
何度も書いているが、
無駄なモノが多すぎて、連続性の無さが存在するという
多少、難があったドラマだと思います。
もちろん、ネタは面白い感じであるし、
部分を取り出せば、緊張感もあり楽しめた部分もありました。

しかし、無駄を無駄としてしか使用せず、
それをもう1歩納得出来る無駄であれば、
きっと、全体として、時間の引き延ばしの印象とならなかったと思います。
それさえなければ、、、きっと、
もっと面白く見ることが出来たでしょうから、
少し残念な印象です


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流星の絆 第10話(最終回)新しい人生のために

『犯人はお前だ!3兄弟の運命は…涙と感動の最終回!』


内容
戸神政行(柄本明)を犯人と確信した功一(二宮和也)たちアリアケ兄妹
だが、レシピは、買ったモノであり、行った時にはすでに殺されていたと。
信じる事が出来ない、功一たち。
しかし、政行は、証拠があると、
『本当の犯人が持っていたビニール傘』を持ち出してくる。
あの時、間違って持って帰ってしまっていたと。
その傘を見た功一は、ある事に気付きはじめる。
そして、、、泰輔(錦戸亮)が政行を目撃した後、
警察が来るまで、誰も入っていなかったことを。。。。。
そして思い出すのだった。
あの日の夜、功一が見た、はじめに駆けつけた男が行っていた行動を!!

傘の指紋を拭き取ることが出来たのは、1人しかいない!

功一は、いつもの屋上に、、、、男を呼び出し。。。。


敬称略




えっっと、、

終わってみれば、、思った以上に、『普通』??

でしょうか。

なんか、

私の想像していた以上に、淡々と物語が進んでいったような状態です。




まずは、
犯人が、誰であるか判明する!!

 確かにそうなんだよね。
 あきらかに、なぜ、早く駆けつけることが出来るんだろう?
 誰に、教えてもらったんだろう??
 と言う疑問が、、序盤でずっとありましたから!!
 それに、、不自然に、序盤で『金』と発言していたんですよね。。。

きっと、遺書めいた封書にあったように
政行へ、警察の目を向けさせるための工作。。。。

それが、、視聴者にも届いていたと言う事なのでしょう。

それだけでなく、オモシロ三昧が
ミスリードさせていたのは言うまでもありません。


犯人を確保し、、、


功一『捕まるのは、俺ひとりで十分だ、そこで見てろ
泰輔『俺らの人生あんたのせいで、半分終わってんだよ
  あの日から、俺ら死んでんだよ
静奈『あんたなんかに、言われたくないよ、1人で生きたいけど
  それじゃ辛すぎるから、助け合って生きてきたんだよ
  あんたのせいで助けあってんだよ

柏原『ただ、君たちと一緒にいたかったんだ。それだけだ

功一『あんたさ、泣いたのかよ?
  息子が死んだ時泣いたのかよ。

『あんたには、生きて罪償って
 俺たちが、この先どうやって生きていくかを見続けてもらう
 生きて、遺族が笑ったり泣いたりするのを見てもらう
 死んで終わりなんて、ムシが良すぎるよ
 どんなに辛くても
 死ぬより辛くても
 ただ生きてもらう


ま、、ここなんだよね。
盛り上げが盛り上げに感じなかった主原因は、
『謎解き』自体は、普通で、okなのだが、

ココで問題なのは『動機』なのだ

たしかに、極限状態に追い込まれていた人間は、
その時、自分の意に反する行動などをするかも知れない。
また、そこにサプライズ的な展開があった場合、
その気持ちは、暴走するかも知れない。

が!!!

どうも、説得力が足りない気がします。

だって、ココまで引っ張ってきておいて、
動機がなぁ。...。

肩すかしの印象があるために、
納得力に欠けるネタバレになっている気がします


ここなんだよね。ここ。

推理モノとしての、ネタフリは詳細に行われてきたのだが、
最終的なインパクトが足りないために、、、

あれ????これでいいの???

と言う、印象しかありません。



さて、そのあとは、

行成『コレをあなたにプレゼントするのが僕の役目だったんでしょ
 僕も、あなたたちと絆で結ばれていたいんです


と、ニセモノの指輪を買いとり、
それにより、兄妹をサポート!
最終的に、一番男を上げた!!と言えるでしょうね。



こんなステキな展開の後、
功一などの出所から、『新装開店アリアケ』である。


最終回のまとめとしては、悪くありませんが
わたし的には、不完全燃焼気味です



ドラマ全体を見て
原作未読の私が言うのも何だが、

明らかに、原作とは違うネタだらけで、

その部分を納得出来るかどうかということが、
このドラマの根本的なオモシロ味に、納得出来たのかどうか?
に、つながるのだろうね。

それは、クドカンワールド、そのものである。

ま、、コレは、このドラマに限ったことではありませんけどね。
宮藤官九郎さんには、ある種『クセ』がありますので。。。

ただ、ドラマ全体が重いテーマを背負っていただけに、
それは、3人の幼い子供だけが残されるという過酷な状況。

思い出話だけでも、切なさが漂っている状況なのだ。

その暗さを、上回るクドカンワールドによる面白さで
全体には、バランスの良いドラマになっていたとは思います。

もちろん、好みはあるんですけどね。

メリハリ。その言葉が、丁度良い感じでしょうか。

わたし的には、大満足に近い感じでしたけどね。
こういうドラマもアリだと思いますので。





そうそう、、最後にヒトコト。
時効の当日に、あんな夜。。。

絶対に、海外に行っていない限り無理なのは、言うまでもありません


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風のガーデン 第11話(最終回)結ばれた家族

『ナツユキカズラ』

内容
ルイ(黒木メイサ)の手をとり、
貞美(中井貴一)はバージンロードを歩いていた。
それは、父・貞三(緒形拳)に話した『夢』であった。
貞三、タケさん(ガッツ石松)エリカ(石田えり)さゆり(森上千絵)
お互いに、芝居を認識しながらも、一時の幸せ。。。。。
岳(神木隆之介)はいないが。。。。。。幸せの時間。

そして、貞美は、実家に戻ってくるのだった。

貞美は、ルイに語りかける。
『芝居は辞めて、お互いに正直になろう』と。
修(平野勇樹)にキャンピングカーの鍵を渡すようにルイに言い、、
ついに、
貞三、ルイ、姉・冬美(木内みどり)ら。。
家族による、ターミナルケアがはじまる。
効かなくなっていく薬。それにより徐々に強くなる薬。
貞美は床につき、虚ろな状態になっていく。。。。。
そんな家を、妙子(伊藤蘭)が訪れる。。手伝わせて欲しい。.と。
しかし貞三は、感謝を示しながら。。。

『うちは、長いことバラバラでした
 でも、あいつの最後を一緒に闘うことで
 家族が、はじめて結ばれつつあります
 ですから、、他の方の。。。。お手伝いは。。。
 とてもありがたいのですが、お受けしたくないんです


敬称略







貞美『あいつらに、なにもしてやれなかった
貞三『コレから君は、最後の戦いを闘う姿を見せて
  あいつらに、勇気を教えてやるんだ
  岳には見せてやれんが、ルイには見せてやれ
貞美『そうですね。ほんとうに、そのとおりだ
  父さん。あなたは、偉い人ですね
  僕は一時、内科医や外科医に対して
  コンプレックスを持っていた時期があるんです
  ボクラは病気を治してるワケじゃない
  ただ病人の痛みを和らげるそれだけのことしかしてないんだって
  だけど、今僕は、麻酔科医の仕事を
  はじめて堂々と正しかったと言える
  医学は、病気を治すためだけのコトじゃない
  あらゆる意味での、苦しみを除くこと。。。。

。。。。
貞三『これからです
  父さんの、最後の闘いを一緒になって闘いましょう

そして、、、、、それから。。。まもなく。。。永眠




そっか、、それで、麻酔科医。。ね。
痛みを和らげる。

それが仕事。。。そこにこそ、貞三のターミナルケアもある。


分かたれたはずの親子の道は、
いつのまにか『同じ道』を歩んでいたと言う事なのでしょうね。

いがみ合ってはいても、
『親子の絆』。。。。ルイも、遺伝と言ってましたし。。。

親子孫。

三代の『繋がり』が、見えます。



そんなことを感じた今回でした。

ドラマとしては、淡々と結末に進んでいるだけで、
『最期がなかった』のは、本当に気になる部分ではありますが

どこまでも、悲しい結末となる状態よりは、
『エゾエンゴサク』

見えてはいても、そんな結末の方が良いでしょうね。。。

ルイ、岳の幸せを感じるし、貞美の幸せが見えますからね。

『感動的』。.それだけでは、表現できないほどの
深みのある『愛』を感じました。



それにしても、最初から最後まで、
キッチリと丁寧に人間関係を描ききりましたよね。
不十分なモヤモヤがある状態ではなく。。。
余韻を残す終わり方。
倉本ワールドそのものと言えるでしょうね。

ま、、結末が見えていても、納得出来てしまうのが、
この丁寧さのおかげであるのは言うまでもありません





しかしまぁ、、
カンパニュラの恋。。。PVですね。



最後にどうでも良いことですが
エゾエンゴサク、、、貞三製の花言葉がついていないという花。。

どうなったのかが、知りたいモノです。



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小児救命 第9話(最終回) 未来のために

『涙の別れ…サヨナラ子供達


内容
宇宙(小西真奈美)の必死の訴えがマスコミを通じて流れたことで
『青空こどもクリニック』は、今まで以上の人数の患者を抱えることになる。
しかし、経営状態は、ママならず。。狩矢(塚本高史)とともに、苦戦する。
そんななか、雑誌記者の結城弘美(高橋由美子)がやってくる。
宇宙は、取材を受けようにも仕事が忙しくできない状態。
ようやく取材となり、結城から1つの疑問がぶつけられる。
24時間体制が、コンビニ受診。および、混乱を助長させているのではと。
その言葉を聞き、子供のことを必死に訴える宇宙の言葉に、
応援の言葉をかける結城。。。。
そのクリニックに、拓実(田中碧海)の母・和枝(山口香緒里)が現れる。
拓実のコトが、気になって仕方なかったのだった。
宇宙は、和枝の手をとり、強引に啓翠会へと連れて行く。。。。。

そんな状態が続くなか、、、経営状態の悪化を
スタッフ全員に話をする宇宙。。。。。


敬称略





結局、、

流衣『青山先生は小児医療の一番入り口にいて、私たちは最後の砦にいて
  その2つがあってこそ、守れる命じゃないですか

そして、


柾『共倒れする前に助けあえです

大病院に多くに人員が移って、
1つの『砦』として、『青空』をみんなでボランティア。
そして、その先にある『連携』

と言う事でしょうか。



まぁ、、、ボランティアに頼るしかありませんよね。。。
結果的に、

問題提起行っただけであるが、
1つの解決法としては成立している。

前期にあった、某ドラマと、ほぼ同じパターンと言って良いだろう。



その部分は、置いておくとして。

ドラマの方は、その『結末』に向けてのネタフリと、
拓実のことの最終結果。

だけであり。

今回も基本的に、忙しいクリニック。経営危機のクリニックを
強調しているだけであり、
それ以上の『ドラマ』にはなっていないのは事実だろう。

そこは、ドラマらしく、もう一踏ん張りして欲しかった部分だ。

ある一定の盛り上がりを見せてはいるのだが、
どうも『1話』飛んだせいなのか、
ココ数回、描き込み以前に、『駆け足状態』が目についてしまっています

仕方ないと言えば、それまでですけどね。



ドラマ全体を見て
この1話飛びによる影響が、若干あるのは言うまでもない。
しかし、1つの医療ドラマとして、
小児医療の危機を、1人の医師の『夢物語』を描きながらも
ある程度の問題提起も含めて描ききったのは、
この手のドラマとして、奇妙な形態をしてはいるが
興味深く面白いドラマだったと思います。
ま、、この部分のバランスが、
序盤と、中盤以降で少し違うのが、気になる部分ですけどね。
序盤からテーマに斬り込んでいれば、
もう1歩、オモシロ味のあるドラマになったと思われるだけに
そこは少し残念な部分ではある。
でもまぁ、、、納得のドラマかな。



森崎、柾の変化が描かれていないのが
結構気になりますけどね。。。。心はあったと言う事にしておきましょう
白衣を着れば、そう言う気持ちなのだ。


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相棒シーズン7 第9話 亀山薫最後の事件

『レベル4~後篇・薫最後の事件』


内容
小菅彬(袴田吉彦)の確保に成功した、右京(水谷豊)と亀山(寺脇康文)
だが、アジトのウイルスを鑑識の米沢(六角精児)らが調査しようとした瞬間
ウイルスのアンプルが爆発!!
多くの捜査員が感染状態になってしまう。
米沢の指示で、応急処置ではあるが密閉された現場。
NBC部隊到着後、病院の隔離病棟特別陰圧室にして、隔離されるのだった。
その米沢から、右京は妙な報告を受ける。
ひとりの捜査員が、防護服を着たNBC隊員に何かを注入されたと。
その後、1人だけに体の異変が起き始めたというのだ。
なにかを感じた右京は、病院の亀山に連絡する。
防護服調達後、隔離室に潜入し、
異変が起きた捜査員を隔離するように命じるのだった。

その一方で、国立微生物研究所で分析された感染者の血液が、
長峰千沙子(大路恵美)の報告で、全員陽性と発表される。

捜査員の隔離により、他に感染がないことを確認した右京は、
長峰の居る研究所へと向かうのだった。。。。


敬称略



今回は、亀山君最後の事件。

旅立つ、亀山君です。


正直言って、ついにこの日がやってきたか。。。という印象しかない状態。


ま、、事件の方は、
自分が作ったウイルスが自衛隊のモノになったことに憤慨した小菅が、

『殺人事件を起こせば、
 未承認の実験室が稼働してて
 殺人ウイルスが作られていたことを
 紛れもない事実として、世間に認識させられる

という、全てが白日の下に!!

言ってみれば、裏切りをした後藤、長峰だけでなく
自衛隊も含めての復讐。。。



そんな感じでしょうか。


実際のところ。
そんなことよりも、今回のお話。

明らかに『亀山君の活躍』に重きを置かれている。

だからこそ、
小野田が、防衛省幹部・山岸邦充と話をしたり
そのあと、

捜査陣とともに、防衛省に入っていったりと。。。

事件の結末自体は、曖昧な印象だ。
一応、

くだらないゲームでふたりの人間が死んだことを
指摘していますので。。

このアタリは、かなりの短縮版ではありますが、
『相棒らしい』感じを垣間見た部分。


途中

亀山『大丈夫ですよ。右京さんの判断は間違っていませんから
  何年、あの人と相棒をやっていると思ってるんですか

と混ぜながら、隊員をのしてしまう亀山君。
そして、最後に小菅にヒトコト言う部分も含めて、

久々に『亀山君らしさ』が見えた感じでしょうね。


最後なんだから、これくらいしてくれないと
わたし的には、不満を書いちゃってるところです。



最近では、、映画くらいしか『亀山らしさ』は、なかったですからね。


ということで

事件は、置いておくとして!!




亀山『お世話になりました

戸惑いながら、、手を出す右京
握手する2人、、


そして、たまきさんに。。

今まで、ああ言うこと言われたことありません
彼の前に6人居ましたが、何も言わずに姿を消しましたから
最短で、1日で。最長でも、1週間持ちませんからねえ

こういう『心』を言うのは、、最近なかったので、
なんだか、良い感じでした。


ついでに
伊丹『元特命係の亀山
  けつまくるとはおまえらしいぜ
  てめえなんか、ジャングルの奥で死んじまえ
  とっとと、行けよ、バカ野郎
亀山『てめえが呼び止めた癖に、何だその言いぐさは
  お前こそ、とっとと死ね

この2人も、良い感じの別れでしたね。


最後は、、
右京から電話。。

ひと言言い忘れてました
どうか、気をつけて行って下さい
以上です


最後の会話が、いろいろありましたが、
それぞれに、悪くない感じでしょうか

もう少し、、と言うのもありますが。。。

特に、美和子さんとたまきさんには、会って欲しかった!!



でも、前向きな旅立ちで良かったと思います





どんな結末になるかと思っていましたが、
このシーズンの始まりが、どちらかというと『3時間もの』でしたので
そこに行くのだろうとは思っていましたが、

ま、、こんなところでしょうね。

事件自体が、中途半端なのは少し気になりますが。
だって、、、長峰とか、どうなったんだろう??ッって。


最後の最後は、亀山君らしさを発揮してくれただけで
満足です。



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チーム・バチスタの栄光 第10話 1つの真実

『最後の謎解き…医療トリックはコレだ!!
『衝撃の結末!!医療ミスか殺人か!?

内容
新しいバチスタの決断をした桐生。
そんななかチーム・バチスタのメンバーは、白鳥(仲村トオル)田口(伊藤淳史)
に呼び出されるのだった。
桐生(伊原剛志)垣谷(鶴見辰吾)鳴海(宮川大輔)
羽場(戸田昌宏)大友(釈由美子)の5人。。

白鳥は、case27について語りはじめる。
それが緊急オペであり、鳴海が遅れてきた来たこと。
酒井(鈴木裕樹)が、ミスをして慌てていたこと。
患者の心臓が再鼓動せずに大友が、倒れたこと。
そして白鳥は言う。

桐生の医療ミスであると

そこで同じく術中に手が止まったcase34を引き合いに出し、
両者ともに鳴海が居なかったオペであることを指摘。
そんなとき、田口を呼ぶ白鳥。コーヒーを入れてくれと。。
同じくコーヒーを入れてくれという桐生。
だが、、桐生のいるテーブルにはすでに、田口の置いたコーヒーがあった。。。。


敬称略




先ず初めに。

こう言っちゃ何だけど
アレだけ『case27』という言葉を連呼していれば、
それだけが医療ミスの可能性が高く、他は別の可能性を言っているようなモノで。

コレって、ドラマ的に、、、セリフのミスですよね。。。

ま、いいや、、



さて、ドラマの方は、1つの結末。

case27から導き出された結論。
それは、

桐生の医療ミス

脳腫瘍による視野狭窄

切ってはいけない部分を切ってしまっていた。
それを知っていたが、

メンバーは、それぞれに誇りを持っていたため、
隠蔽行動に出ていた。

ということですね


垣谷『医療ミスを暴くってコトは、その医者を潰すってコト
  あんたたちは今、患者から桐生先生を奪おうとしている

たとえ、視野狭窄というリスクがある状態であっても、
そこに『可能性』がある限り、それは『希望の消滅』を意味する。

待ち受けるのは、、『死』


しかし、ハッキリと白鳥、田口は言う

田口『もし術死の原因を究明していたら
  連続殺人なんて起きなかったかも知れない
白鳥『目の障害を隠してでもやれるところまでオペをする
  一見、使命感に溢れたスゴイ医者に見えるけど
  そんなの桐生恭一という外科医のエゴだ
  事実を隠蔽して栄光にすがろうとした
  チーム・バチスタのメンバー全員が
  5人モノ患者を死なせたんだ

納得した桐生は
桐生『case27の患者を死なせたのは私だ。
  私のミスだ
田口『桐生先生が患者さんを救う方法が
  あったと思います
  天才じゃなくても、優秀な外科医はたくさんいます
  先生は、彼らに技術を伝えるべきだったんじゃないですか?



ま、、納得と言えば納得です。
たしかに『連続殺人』ならば『きっかけ』は必要なわけである。

だから、その意味では、納得の展開だったと思います。
プライド、、そして、使命感。。。

その中にある『闇』
状況が、密室だからね。

それぞれの『葛藤』も表現され、『命』がかかっている部分での
大きな『選択』は、、考えさせられる感じで、
面白いことは面白いのだ。



ただね、、どうみても疑問なのは、先ほども書いたように
鳴海が居ないオペが2つしかないことを連呼しているにもかかわらず、
途中からその部分が無視されているようなカタチで、
ミス以外の事案が3つあるはずなのに
その事を議論しないまま、ウヤムヤなのは

いくらなんでも、
桐生の医療ミス部分の納得感はあっても、
『連続』としては、どうも納得感が薄い状態

簡単に言えば、
『ツメが甘い』状態を、1時間かけてやった印象だ



桐生が出て行った瞬間。

あれ??なぜ、他の術死について、言及しないの??
と、普通に感じましたから。

たとえ、警察ものドラマではないとしても、
『5人』を連呼し『鳴海の居ないのが2つ』と指摘しておきながら、

コレは、、ないと思いますよ。


1つの結末としては、納得出来ても
ドラマとしての、スッキリ感、納得感はまったくありません。


とりあえず、、まだやるようで
ちなみに一番驚いているのは、

実のところ、今回が最終回じゃないことなんですけどね(笑)



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セレブと貧乏太郎 第10話 貧乏アリス

『さよなら太郎前編』

内容
後藤田(柏原崇)が、美田園ホールディングスを自分のモノにしたため
全てを失ってしまったアリス(上戸彩)。
10日後、、、商店街は誰も居なくなり、みんなバラバラに。
そんななか公文(宅間孝行)が、太郎(上地雄輔)の元を訪れる。
そこには、太郎とアリス、2人の笑顔の写真。
子供達にも応援され、後藤田に仕返しをしようと太郎は立ち上がるのだが、
商店街の人たちは、誰ひとり協力しようとしない。
そのころ、アリスと真紀子(若村麻由美)は、
ふたりで『アー&マッキー』として、、キャバレーで歌を歌っていた。
郡司(風間杜夫)緑(三浦理恵子)の協力を得ながら、
貧乏アリスとなってしまった、アリス。。。。。

そして、太郎が、ふとアリスの居たホテルに行くと。
部屋にいたのは後藤田。。。そして、秘書をしている幸子(国仲涼子)
ショックを受けた太郎は、
何とかアリスを奮い立たせようとするのだが。。。。
思い出したくないというばかり。

数日後。太郎が強引に後藤田の部屋に連れてこられると、
まさにアリスと真紀子が、後藤田のために歌を歌わされようとしていた。。。



敬称略





とりあえず、最終回で全て解決するためのネタフリのお話。

ってことですね。

特に、それ以上ではないのが、なんて言ったら良いのか
よく分からない状態ですが。

アー&マッキーの『恋のフーガ』を見ることが出来ただけで、
満足と言う事にしておきましょうか(笑)

だって、何回もやっていたため、
その印象しか残っていません!



あとは、最終回
どうせ死なないのだろうが、いや、、未来の可能性もあるか。

ま、なんでもいいや。

きっと、スッキリした結末になるのでしょう。


しっかし、小ネタというか、歌と繰り返しの太郎の説得だけで、
ホント、内容が無い状態だなぁ。
幸子だって。。。スパイかも知れないし。。。。

もしそうなら
ワザといくつかのスパイ活動のようなものを見せておいた方が、
もう少し、『もしかしたら』という感じで
盛り上げることが出来たでしょうけどね。


アリスが、最終的に勝者となる可能性が高いにしても、
ココまで、あれこれと隠されてしまうと、
見ていてスッキリ感はないし、
メリハリがないからダラダラしている印象しかありません。

いっそ、アリス、真紀子のふたりで
歌以外のアルバイトで、オモシロネタにした方が良かったと思いますけどね。

太郎が働いている姿を出すよりもね!


とりあえず、最終回だな。..




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イノセント・ラヴ 第9話 愛をつかむ者

『涙の最終』

内容
池田(豊原功補)の記事を読み、なにかを思い出した佳音(堀北真希)
佳音は、殉也(北川悠仁)の元を去り、長野に向かい、
服役中の兄・耀司(福士誠治)に会いに行った、
そして自分が刺したと告白するのだった。。
そのことを、付き添いとしている藤堂刑務官(二階堂智)にも訴えかけるが、
全否定する耀司。

一方、佳音を追う準備をしていた殉也の元に美月(香椎由宇)が現れる。
殉也のことを部屋に閉じ込めてまで、自分の気持ちを告白した美月。
でも、、、殉也は、、佳音の元へ、、、、

借りているアパートに戻った佳音は、その前に居る殉也の姿に驚く。
そして、、殉也の訴え、、、告白を聞き、、扉を開け招き入れる。
が、その姿をみていた耀司は、。。。。


敬称略



今回は、簡単に言うと。

どんなに困難があっても、
殉也は佳音を守る宣言して、ふたり幸せに結婚式!!

ついでに、全ての記憶がよみがえった佳音。


そんなところだ。



結局のところ。
耀司が、佳音のためにやったことで確定させたようで。

しかし、
それで『幸せ』をつかませようとしないのが、
脚本家さんの意地の悪さというか、

疫病神佳音の本領発揮

そんな感じでしょうか(苦笑)



だって、コレまでもまったく同じパターンですからね。
幸せに触れたり、接近したり、手に入れたりして
最後には、ぶっ壊す!!



考えてみれば、佳音は、
美月、聖花そして、、昴。

3人に勝利した、愛の勝者であります。
犯罪的な行動もたくさんありましたけどね。。。。。

1つの決着のお話にはなっていたと思います。


ただまあ
その最後のカタチにまで達しているのに、
まだ『同じパターン』で、壊そうとする。

実のところ、次回予告の『衝撃映像』よりも、
ワンパターンな展開に、飽きてしまっています。





とりあえず、次回、最終回だそうで。
『章』じゃなくてホッとしたのは言うまでもありません

どこに、結末を持っていくのか分かりませんが、
まとまりそうで、まとまるワケのない物語なので、

納得出来る可能性は、低いかな。...

たとえば、、、、殉也が、聖花状態になるオチだとしても、
それで、殉也の奪い合いをしていた『男女』が、納得出来るとも思えませんし。



次回を待つことにします。

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篤姫 第50回(最終回)一本の道

『一本の道』

内容
明治元年12月
天璋院(宮崎あおい)は本寿院(高畑淳子)歌橋(岩井友見)、
唐橋(高橋由美子)らと、暮らしていた
そんななか、、客が訪れる、、、勝麟太郎(北大路欣也)だった。
勝から、政のことを聞く天璋院。
宗家を継いだ田安亀之助は、徳川家達(私市夢太)となり、
あたらしき暮らしに奮闘する家臣らとともに駿府で無事暮らしているとのこと。
そして、岩倉(片岡鶴太郎)大久保(原田泰造)木戸孝允(スズキジュンペイ)ら
新政府に、西郷(小澤征悦)が参加せず、帯刀(瑛太)が居ないことで混乱していること。
様々な『今』を聞く天璋院であった。

まもなく、、天璋院を薩摩から客が訪ねてくる。
母・お幸(樋口可南子)と兄・忠敬(岡田義徳)であった、
10数年ぶりに再会した『家族』、、、

一方、薩摩において帯刀は、久光(山口祐一郎)に『版籍奉還』を説いていた。
それこそが、新しき日本の始まりになると。
その版籍奉還が実施されまもなく、帯刀の病状は悪化していき、
大阪において、西洋医療による治療などを受けることになっていた。
病の悪化もあり、お琴(原田夏希)は、お近(ともさかりえ)に連絡を取り、
2人での看病がはじまる。。。
が、、、その看病もむなしく。帯刀はこの世を去る。
天璋院は、その報を大久保から聞き及ぶのだった。

その死の間際に帯刀が書いた手紙により、
西郷は政界に復帰し、大久保とともに『廃藩置県』を成し遂げる。
それにより、
家達は、駿府から、東京に戻ることとなり、
天璋院たちに家達を加えた家族での新しい生活がはじまる。
家達に教育を施していく、、、それが生き甲斐となる天璋院。
程なく婚姻した家達(吉武怜朗)、、、、
全て、、、天璋院の家族であった。。



敬称略



↑書いていると止まらないので、、、このアタリでm(__)m


前回に引き続き、、というか

完全に『エピローグ』ですね。




一応、『時代』、、すなわち。。『明治』について
ほんの少しでは描いているのではあるが、

どちらかというと、
それは、『きっかけ』程度にしか過ぎない状態だ。

版籍奉還、廃藩置県、西南戦争

ま、、オマケ程度ですね。

この『貫き方』こそが、この『ドラマ』の『良さ』だと言うべきであろう。

まさに、『一本の道

於一、篤姫、天璋院と、、完全に『主人公目線』で描かれた結果である。


たしかに、あれこれと言い始めると、切りがないのである。
しかし、
ココで、絶対的に考えなければならないのは、

このドラマの主人公が『篤姫』であることなのだ。

篤姫の目前で、事件が起きるわけでもなく、誰かが死ぬわけでもない。
当然、誰かを殺すわけではない。
まして、、『事件』を引き起こすわけではないのである。
そうなるとすべきコトは1つ。

いわゆる、『ホームドラマ』と言われるカタチとなるのだ。

その点を、幕末らしくないと言うのも『言い方』ではあるが、
考えてみると
『時代の英雄』の裏に、『脇役』がいなかったわけないのである。(←ココ重要)

そう!
このドラマの『肝』は、この点である!

英雄といえど、家族はいるし、友人は居る。
上司も居れば、家来、配下も居るわけである。

普通のドラマであるならば、『表で目立っている人物』を描いているだけ。

そんなものだ。

しかし、ココで考えなければならないのは、
『ドラマ』だからと言う事だけではなく、
『歴史』というモノは、
『様々な人間、人生の繋がりと連なりによって生まれている』ことなのだ。

『表で目立っている人物』だけが、『歴史』ではないのだ!

歴史的な事象を表現しないからといって、
それが『時代を映していない』と言う事では、決してないのである。

たとえば、
『そんなのあるわけない』ということは、ドラマでは度々ある。
このドラマでも、普通に存在している。
だからといって、『全否定』出来ないこともまた事実なのだ。

そんな『史実』は、見えないし、知らないことなのだから!
史実ではないと否定など出来るわけがないのだ。

そう考えればどうだろう。
たとえ、『ホームドラマ』であったとしても、
それもまた『1つの真実』である可能性があると言う事なのである。


大河ドラマの中に歴史上の人物でありながら、
情報のほとんどない人物を、
様々なイメージで、歴史と融合させて組み上げてきた。

そして、歴史を大幅に壊すことなく、アイデア満載。

激動の時代の中における、『1つの普通』を描ききった良作。

大河ドラマの歴史に、大きなインパクトを残した作品だったと思います。



実際、わたし何度か書いていますが、
数年前、やってはいけないことをやってしまった大河ドラマがあります。
その失敗を糧に、この物語が出来たとも言えるかも知れません。





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機動戦士ガンダム00セカンドシーズン 第11話 ダブルオーライザーの力

『ダブルオーの声』

内容
スイール王国は、首都地域が消滅した
天からの光、アロウズが使用した『メメントモリ』
その情報はダブルオーライザーの調整中にソレスタルビーイングに伝わる。
スメラギは、破壊ミッションを企画。
その一方でティエリアは、イノベイターたちの陰謀を暴露するのだった。
クルー全員が戸惑う中、
刹那は『アロウズを倒し、イノベイターを駆逐する』と宣言。
ミッション開始とともに、基地の破棄の準備が開始される。
が、、そんななか、
突如、アロウズによる攻撃を受け始め。
急きょ、脱出と破棄を同時に行いプトレマイオスは出航するのだった。





ま、、、正確には
『ダブルオーの声』なのか、それとも
イオリア・シュヘンベルグが、『予言』したツインドライヴの『奇跡』なのか。

そこのところは、よく分からない部分ではありますが。


最終的に、今回やったとと言えば、
ダブルオーライザーの投入で、
アロウズの攻撃を打破しようと思ったら、
あり得ない『副産物』が、登場した!!

って感じでしょうか。



実際のところ、戦い自体は、見えていない部分が多く
特に、アレルヤなんて、、、何をやってるのか、まったく分からない状態。

一応、ティエリアは、苦戦。
ついでに、ライルも、、、なにかよく分かりませんけどね


どちらにしても、完璧に準備された奇襲を受けて
大苦戦のソレスタルビーイング。。ということだ。



小ネタとしては、イノベイターの解説などもあるのことはあるが
視聴者的には、すでに既知のことであって、
どちらでも良いことなのかも知れないこと。
だから、若干ダラダラしている印象があったのも事実

ただ
物語を動かすためには、必要なので仕方ないでしょう

また、
『波状攻撃』についても、
準備は見えているのだが、マネキンの戦略が見えにくい状態と、
結果的に、戦闘自体が見えない状態を生み出しているために

どうも、戦いだけを見れば、
これまた、何をやっているのか、よく見えない印象だ。


苦戦は見えるけど、『被害』を見れば、
ガデッサのGNメガライザーにより、
トレミーのGNフィールドが貫通され、イアンが負傷したことくらいだ。


結局のところ、今回のお話は
ダブルオーライザーのお披露目のための『窮地』と言うべきかな。

そんな中現れた『副産物』である。

この表現により、コレからのことが少し見えた感じがするのが
わたし的には、物語の進み方に『オモシロ味』が出る可能性を感じました。

ま、、脳量子波、、などというものよりも
分かり易いしね。。。。やっていることは奇跡に近いけど。

コレが利用されるのは間違いないことだろう。


こんな事、言っちゃアレだが
アリー・アル・サーシェス、ミスター・ブシドーたちの言葉も
空回りしなくて、済むしね!




ということで、
沙慈、、、あんな状態でとんでいると、、、、苦しいだろうなぁ。..って
そんなことを感じながら、

ルイスとの再会。


なにはともあれ、次回。。。


それにしても、ここに来て、局地戦に近いカタチの物語。
これ、、、どうするつもりなんだろう???

結構、物語の動きが遅いような気がします





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仮面ライダーキバ 第44話 過去へ

『パンク バックトゥ・ファーザー』

内容
太牙を庇って死んだ深央
ショックを受けた渡は、手負いの太牙との戦いに苦戦。
それを救ったのは、次狼だった。
次狼は、『父親の魂に触れてこい』と、、、渡を過去へと飛ばすのだった。

過去に戻った渡は、音也、真夜、ゆりの前に現れ、
何とか、、真夜と音也が一緒にならないようにと。。。

『僕が生まれちゃいけないんです
 未来を変えるために、来たんです


そんなとき、キングが現れるのだった!




面倒なので9割くらい。かなり削除してますけどね




正直、いろいろな意味で頭が痛いですm(__)m

たしかに、渡はマジメだから、
そう言う『おバカな選択肢』を選ぶ可能性もあるわけだし、

結果的に『未来』が変わらないのだろうけど、

スパイラルという状態を打破し過去の決着をつけるためには
1つの『方法』だとは思います。


ま、、、映画のことは無視されているのは、気にしないこととします。


ただ『仮に』コレで良いとしても
どこまでの『整合性』を考えた上での行動なのか?
そして、全て変わらないだろうけど、
少しくらい、変えようとするのだろうか?

という疑問、、、というか『期待』はあります

サスガに、決着つけないと面白くないだろうしね。。。


とはいえ
キング『未来を変えたいようだな、一番いい方法を教えてやろう
  そいつを殺すことだ

音也にターゲットを絞り込もうとしてますが、、
これ、、、まだ子供である太牙でもイイワケで。。。。

それはいくら何でもないよね(苦笑)


そこも含めてのネタフリ回だったと思いますので
キレイにまとめて欲しいモノです



しっかし、次狼、、、封印されている割に
度々登場しますよね。。。
どういうシステムかは、問わないこととします




そういえば、
ビショップが、名護に襲いかかる!!

名護『貴様に言っておく、青空の会は永遠に不滅だ

こういう対決は、もっと早く見たかったぞ!!!
カッコイイ、名護イクサである!



しっかし、、、ホント、、、過去へ飛ばすか、、、普通。。。
ま、、いいや。。。もう、、

そう言う番組ですので。



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炎神戦隊ゴーオンジャー 第43話 強敵キレイズキー

『年末オソウジ』


内容
サウンド、マジック、プリズムワールドの
3つのブレーンワールドを滅ぼしたという掃治大臣キレイズキー
ガイアーク反応で飛び出したゴーオンジャーたちは、
新しい敵であるキレイズキーに大苦戦する。
炎神ソウルが無効化されるだけでなく、
アイテムによる攻撃をことごとく跳ね返されるゴーオンジャー。
ゴールド、シルバーでも通用しない。
手も足も出ない状態だった。
そんななか、クリスマスワールドからやってきた、サンタクロースと出会う走輔





走輔『子供の頃たくさんの夢と希望をもらった。
  そんなステキなクリスマス絶やしちゃなんねえよな
  打つ手がなくても、がむしゃらに立ち向かう
  それがゴーオンジャーだ



とういことで、
総攻撃、、と言うか、、

だまし討ちをして、人海戦術で闘った。。。

に、近い状態ですね。
正義の味方が、それで良いのか????ほんとに?


ま、、このアタリは、大勢で寄ってたかってと見えるために
大人数であることの『良い点』『悪い点』の
両方が出ちゃった感じでしょうね(苦笑)

そのうえ、
アイテム総動員という、クリスマス戦略!!

思わず、その必死さに笑ってしまったのは言うまでもありませんm(__)m



結局、こういった『印象』も与えると言う事なんですよね


確かに、『大人』ですので、
そう言った『事情』も見えてしまいます。

ここ数年、こういった傾向が強くなってきているのだから、
それが逆に『正義の味方としての格好良さ』に悪影響を与えつつあるのも

そろそろ認識すべきでしょうね。

カッコ良く見えなければ、正義の味方ではなく
そう言う状態で子供に影響を与えなければ、

商品だって、買ってもらえるわけがないのだ。

たとえ、クリスマスだからと言って、
こんなにてんこ盛り状態では、収まるはずの欲求も
ただただ飢餓状態に、、、、

このような時だからこそ、
思い切って、絞り込むべきだったと思いますけどね。。。。。


まいいや、
とりあえず、物語としては、
かなりの強敵のようだし。。



次回からの展開に期待したいと思います。
できれば、、撃破だけは辞めて欲しいなぁ。.

苦戦して、頑張ってこそ格好良さが生まれるだろうから!


最後に。。。
1.ホウキショットガン
2.ゾウキングレネネード
3.チリトリシールド
4.ハタキブレード
5.メンボークナイ

あと2つは何?



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スクラップ・ティーチャー教師再生 第9話(最終回)さよならスーパー中学生

『さよならスーパー中学生』
『さらばスーパー中学生』


内容
榎戸校長(升毅)を殴ってしまった杉(上地雄輔)
そして点数改ざんを含めてクラスの生徒たちに告白する。
生徒たちは抗議するが、久坂(中島裕翔)らの提案で
統廃合の署名活動をはじめる。
杉だけでなく、高須(八嶋智人)滝(加藤あい)
豪徳寺(南野陽子)崎田(仲本工事)そして、四方田(内田伸一郎)も協力。
たくさんの署名が集まり、教育委員会に届けようとしたが、
その矢先、、、署名は燃やされてしまうのだった。
久坂、高杉(山田涼介)吉田(知念侑李)入江(有岡大貴)たちは、
松尾(向井理)を疑いはじめるが、何も言おうとしない。
すると、高杉たちは、松尾を連れ出すのだった。
そこにいたのは、教師だった松尾の父の教え子・田村美沙子(入山法子)
父は、家族を顧みずに生徒のために頑張ったが、
イジメ事件をきっかけに自殺していた。
だが、父の教えが受け継がれていたことを知り。。。。。。。

一方、高杉らは、杉に協力させ
教育長(不破万作)にコピーをしていた署名を提出。統廃合は凍結となった。
杉が、辞めるという条件で。。。。。


敬称略






升毅『キミが僕のことを好きだというなら、
  アレは愛のムチだった。
  愛のムチは、暴力じゃないんだよ~ん


なんか、この人が言うと、怪しいですよね(笑)



ま、それは良いとして。
ドラマの方は、

署名活動により、統廃合回避

以上、、、ですね。


っていうか、
『そんな単純なこと』で回避されるってことに驚きますが、
逆に言えば、
それだけ、生徒、教師たちが自暴自棄になっていた

と言う事なのでしょう。


それにしても、ほんと、これだけだからね。
一応、あれこれとあったんだけどね(苦笑)


杉『先に生きてきたからこそ、先生って言うんだ
  先に生まれて先に生きてきたからこそ  
  教えてあげられることがだくさんあって
  良いことも悪いことも全てチャンと伝えていく
  それが先生の仕事じゃないかな

くらいでしょうか



最終的に、ハッピーエンドなので、、ま、、こんなところでしょう。


さて、ドラマ全体を見て
基本的に、やっていることは毎回単純。
いや、単純だからこそタチが悪いと言った方が良いでしょうか。
問題の加害者が、教師ですからね。
単純だけど、それなりに上手く描いていたと思います。

もちろん、オモシロ味として入れられている
細かい小ネタとか、3人組の大げさな表現など
かなり、好みに差が出る部分はあります。
それは『味』として、無視してしまうと
ドラマ全体が、かなり薄っぺらになっちゃうのが、
なんと言って良いか分からない部分でした。

ほんと、完全に、好みですからね
最後にクラスが荒れていることを表現していたことからも
『自暴自棄』→『前向きに生きはじめる』
とほんの少しだけ変化させたというのがテーマと考えるべきなのでしょう
『少し』だから、『変化』が見えにくい人もいるわけである。

ここがね。
ドラマの『盛り上がり』として、
ギリギリ成立しているか、していないかのライン。
小ネタの具合によっては、面白いし、、面白くなかったモノもあったわけである。

もう少し『何か』があれば、
違った印象となったかも知れないだけに
少しモヤモヤしたモノが残った感じですね
3人組、久坂。。杉。
誰でも良いから、、、もっと『分かりやすさ』が必要だったでしょう。
そうすれば、『意志』が見えますからね。。。
その部分の見えにくさが、最もマイナスだったでしょうから。


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ブラッディ・マンデイ 第10話 新たな展開

『東京炎上!?死と裏切りと絶叫の中、遂にテロ最終舞台へ』


内容
J(成宮寛貴)から、音也(佐藤健)が兄弟であると告白された藤丸(三浦春馬)
そして、妹・遥(川島海荷)に注射をしたと言い残し立ち去ってしまう。
そのころサードアイに、抗ウイルス剤を持ちマヤ(吉瀬美智子)が出頭。
取引をしたいと持ちかけてくる。
信頼を得るために、、、神島紫門(嶋田久作)を撃ったと。。。
マヤの言葉の通りに遺体は発見。。。
藤丸を連れてこいという依頼で、同席させて霧島(吉沢悠)らの尋問がはじまる。
すると、、、
藤丸の父・竜之介(田中哲司)が安斎真子(徳永えり)を誘拐したと言い、
その理由が、、Kの正体を知ってしまったからだという。
Jは表向きのリーダーであり、教祖の後継者はK。
そのKこそ、Jの兄弟だと。。。。。
動揺する藤丸。。。。それは、、音弥なのか??
サードアイの調査により、音弥の母が教団にいたことが判明し、
2年前のテロ未遂事件の時に、自殺していたことも分かってくる。
疑いを深める霧島は、音弥を呼び出し。。。。。・

一方、マヤは、『宝石箱を開く』という言葉を霧島に投げかけ。
そして、教団に戻せば、空中分解させてあげると言い始めるのだった



敬称略




もう、一気に進みすぎですよね。
いや

実際、これくらいの緊張感とテンポがあれば、
多少の無駄は、無視できるわけであり。

無駄が多すぎて、何がしたいか分からない状態に陥っていた序盤に比べれば

格段に、前回、今回と良い感じです。

だって、無駄そうに見えている部分にも『意味』が存在するわけで。
それこそが、本当の『時間』の費やし方ですから!!


ということで、
てんこ盛りに近い状態の今回。

大雑把に言えば、

Kの正体が判明したこと


それだけだ。
大雑把すぎます?

でも、そんな感じだもん!

それに伴いJではなく、Kが物語の中でも
前面に押し出されてきた印象ですよね。



ただまぁ、
唐突に、誘拐と言う事が組み入れられたモノだから、
きっと『意味』があるだろうし、
正体なんだろうとは思いましたが、、

その部分さえ気にしなければ、
九条音弥のミスリードを含め
九条大臣の怪しさも協力し、
良い感じの盛り上がりと、謎かけが生み出された感じだ。

もちろん、Jの立場が、
魅せ方も含めて、中途半端なのも気になる部分ではありますが
主人公の入れ替え状態に近いのだから、
この点は許せる部分でもあるだろう


全体的に、謎かけとテンポがホントにいい感じで
面白いお話だったと思います。


結局、、マヤの怪しさかな。。今回の勝因は(^_^)b



あとは、、これ、、ネタフリなどを
どれだけ回収できるのか?ということですよね。。。


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流星の絆 第9話 時効当日

『時効当日最後の告白』

内容
行成(要潤)により高山(桐谷健太)から助けられた静奈(戸田恵梨香)
しかし、その手には、父・幸博(寺島進)が残した『アリアケ』のレシピノート。
行成の母・貴美子(森下愛子)が、
静奈にプレゼントした香水の匂いが付いていたため判明したのだった。
問い詰められた静奈は、兄・泰輔(錦戸亮)が
両親を殺した犯人を見たという。。。それが行成の父・政行(柄本明)
衝撃の事実を知ってしまった行成。
信じる事の出来ない行成は、そのままノートを持ち帰ってしまう。
それが、、、時効まで1週間前の夜の出来事だった。

切り札を失ってしまったアリアケ兄妹
功一(二宮和也)は、最後の手段として
柏原刑事(三浦友和)を味方につけることを考える。
そして、詐欺行為を行ったいたことを告白し、その過程で政行を知ったこと。
政行を犯人に仕立てるために、証拠偽造を行ったことを告白。
しかし柏原は言う。
『警察が握っている証拠』=『ビニール傘』を利用するしかないと。。。。
そこで、行成をジョージ(尾美としのり)の店に呼び出し、
全てを告白したアリアケ兄妹。
功一が、切り札のことをハッキリ言わずに話していると、、
行成は、レシピを盗んでいると認めた上で、
父・政行の『真実』を知りたいために協力すると申し出てくる。

そして、行成を加え、アリアケ兄妹最後の作戦が実行される!!!



敬称略



面白いなぁ、、、ほんと。


今回は、
行成という誠実でマジメな人間のおかげで、
『ほぼ全ての真実』が、明らかになったお話だ。

それも、、、時効当日に!!!



ドラマとして、面白いのは、
途中、泰輔まで、、、恋敵であるにもかかわらず
行成を認めてしまっていることだろう。

完全にネタだったのに、いいお話に転換されてるし!!

それだけ、行成の気持ちが、誠実であると言う事

その行成の、父を信じる心、、そして、真実を知りたち心が
物語を大きく動かした。

行成『別の作戦でチャレンジするんです
  今度は僕も協力します
  父が犯人だなんて思いたくない
  でも、真実が知りたい。


DNA鑑定という言葉を使い、追い詰めていく。
『傘』という言葉を、柏原との会話でしか登場させていないからこそ、

結構いい感じの『追い込み』になっている。
まるでベタな刑事物の『誘導』のようです!!

まさに『刑事遺族』だと言えるだろう(笑)


ま、、『アレ』を連呼しているので、
明らかなんですけどね。。。。


そこは無視してでも、
良い感じの緊張感を生み出した一瞬だったと思います

政行任せにしているのも、
父に対する愛情がうかがえますよね。。。。
逆に、功一、泰輔が話さないからこそ、、

その愛情により『誘導』が成功しているように見える感じだ。

行成『アレ盗んだヤツが、。。。
政行『覚えてないよ、昔なくした傘のことなんか
行成『どうして、傘だと分かったんだ?
  それなのに、何で知ってんだよ

一瞬で絶望の表情となる要潤さん。かなりいい感じでした。

そして、、告白


行成『父さんを売るつもりなんかなかった
  信じてたから。。。。
  自首して罪を償ってくれ

功一『何で殺した。言えよ
  なぜ、オヤジたちを殺した?

政行『そうですか
  有明さんの息子さん達か
  私のことは、どこで知ったの。
  
泰輔『ぶっ殺してやる
功一『殺す時は俺がやる
  最後まで話、ちゃんと聞いてからだ

政行『私はお父さんの味を盗みました
  きみたちのお父さんは偉大な料理人だったよ
  だが、料理以外のことに関心が強すぎた
  それさえなければ、アリアケが有名店になっていた

(そして、食べて、衝撃的な味を体験
 頼んだが、教えてもらえない
 そんな中連絡があった
 レシピを買ってくれないかと持ちかけられた

政行『私は、アリアケのレシピを金で買ったんだ
  あの晩目撃したのは、確かに私だ
  このレシピを受け取るために君たちの家に行った
  だけど、これだけはハッキリ言っておく  
  きみたちの両親を殺したのは、私じゃない
  私が行った時には、すでに殺されていたんだ



結末がどうかは別として、
ホント良い感じの次回への繋がりになっていますよね。


正直な話。
今回で、ココまでくるとは思っていなかったので、
かなり驚いています。



それにしても、ドラマとして普通に面白く、楽しいのだが、
なんか見ていると、、、一番感じたのは、
ジョージにはじまり、行成、、、柏原、、、と、いい人に接触していたのに

功一『誰のことも信用できなくて、それでも生きていかなきゃならない
というセリフがあるように、

誰も信じることが出来ずに、生きてきた3兄妹。
その、切なさ、、、だろうか。

『もしも』があれば、もっと進展していたかも知れないのに。。。

感じてしまうのが、なんかね。。。。

そこにこそ、15年前の悲劇を引きずってきた兄妹の人生があるんだろうけどね。

柏原『ずっとひっかってたんだ
  兄妹3人、助け合って生きてて欲しいってな
  頑張ったな


ホント、いい人だもん!

この事を、今まで以上に、強く感じた今回でした




最後にどうでも良いことなんだけど。
柄本明さん、、、ここまで、あまり登場させなくて正解でしたね。
今回だけでも、存在感がありすぎて、、、
皆さん、食われていたかも知れませんよね。。。。



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第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

風のガーデン 第10話 家族の愛

『ユーフォルビア』

内容
貞三(緒形拳)は、貞美(中井貴一)に謝罪し、帰って来いと言ったと
ルイ(黒木メイサ)に伝えた。
そして、ガブさんの死を見せないようにするために、
旭川のさゆり(森上千絵)の上原ファームに
岳(神木隆之介)を預け、そのあとで貞美を家に迎えることを提案する。
そんななか、貞三から
貞美が花嫁姿を見たいと言っていたことを聞かされたルイは、
エリカ(石田えり)に相談する。
そして、『フリ』をしようということで、
石山養蜂のタケさん(ガッツ石松)の息子・修(平野勇樹)に
白羽の矢が立つのだった。

その事を報告するために、貞三は貞美の元へやって来る。
そして、、『岳とさりげなく別れてやってくれ』と。。。
また、ルイも、、、結婚の報告。

お互いがお互いを気遣いながら芝居する。
それは、貞美も同じだった。。。。。


敬称略




もう、何もかもが切ない状態に陥ってますよね。

岳には知らせない方が良いと言うことで
ある意味強引、、、でも
ルイのことも絡めて、説明する。

貞三『ルイがこのうちを去ると言う事を説明するには時間がかかる
  だからお前も、その事には触れるな
  その事には触れずに、岳とさりげなく別れてやってくれ


でも
岳の気持ちも同じだった。。
大人の都合で、ガブさんと別れなくてはならない。

それは、辛いモノ。。。

暴走しはじめた岳を受け止め、抱きつく貞美の目から一筋の涙。。。。
そして、貞美が岳にリクエストする『乙女の祈り』
それは、貞美が好きな花『ユーフォルビア アムジッラサ』の花言葉でもある。

もしかしたら、岳には、
理解はできなくても、感じることはで来たのかも知れませんよね。。。

6年帰っていないと言う事は、岳にもそれだけあっていないというコト。
そのときに、、、『もしも』があれば、、『感触』が残っていても。。。。

ま。。。妄想ですm(__)m


最後は、明るく『天使らしく』別れ。。。。。


良い感じの切なく、そして、美しい別れだったと思います。




さて、このドラマ、
お互いを気遣いながら芝居をすると言う、

本当に切ないモードに突入中!!

やはり、、、『愛』なのでしょうね。。。。『家族愛』

貞三『あいつがコレまでしたくてもできなかったことを
 何年分を取り戻させてやろうじゃないですか
 少しでも、家族の味を、コレからの時間で送ろうじゃないですか



『死』を目の前に表現しながら『愛』を描く。
ターミナルケア、、、という言葉が、度々登場しましたが、

『家族愛』とは、そういうことなのでしょう



次回、最終回ですか。。。。。。。
少しだけ見えた岳の姿が気になります。



最後に、どうでも良いことですが
エリカと貞三って、、、、、、どういう感じなんでしょうね。

貞三『うわ~あの人も絡んでますか

このセリフが、衝撃的でした。


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第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

小児救命 第8話 実情

『最終章…緊急オペ女医の決断』


内容
啓翠会において、内田亜美(大森絢音)の脳腫瘍の手術がはじまった。
森崎院長(名高達男)柾(陣内孝則)らは、
何とか、視力を残そうとするが、、。。
母・篤子(横山めぐみ)父・宏樹(デビット伊東)の祈りもむなしく、失明。
命には代えられない。。。。
その知らせは、『青空こどもクリニック』にも伝わり、
宇宙(小西真奈美)狩矢(塚本高史)名波(藤原一裕)らは、
ツライ現実を知る事になる。
しかし、目が見えない亜美の苦しみは、周りを戸惑わせるだけでなく
親友だった拓実(田中碧海)も苦しめていた。。。。
そこで拓実は、宇宙に連絡を入れるのだった。
『亜美ちゃんを助けてあげて!』
クリニックを飛び出していく宇宙。。。

そのころ、経営状態が思わしくないクリニックの資金繰りで
狩矢は頭を悩ませていた。
しかし、その行動は、スタッフを戸惑わせていく。
が、狩矢たちを悩ませるのは、それだけではなかった。
突然看護師たちが、人員不足を訴えはじめ。。。。

そんなとき、重症患者ふたりがクリニックに運ばれてくる。。。。。


敬称略



宇宙『もっと医療現場の実情も知ってください
 医者個人の力では、どうすることもできない現状を伝えてください
 たらい回しという言葉を生む、医療の悪循環を断ち切る方法を
 一緒に考えてください


最後のこの言葉が、今回の全てですね。
いや、このドラマの『テーマの一部』といった方が正確だろう。



といことで、今回は
全体的に、『全てがハッピーエンド』ではないこと。
そして、現場の悪循環。
そこにいる、スタッフの必死さ

をあれこれと表現しながら、
最後のインタビューで、まとめたカタチだ。


わたし的には、
インタビューで、終わって、最終回でも良かったかも。。。と
思いましたが、まだ続くようです。


とりあえず、破綻状態。
それは、経営状態だけでなく、仕事においても人員不足の破綻を
表現しただけで、
それ以上のことを行ったわけではない。
このアタリは、基本的なスタンスとして、
このドラマがずっとやり続けていたことなので、特に書くことはない。

もしも、1つあるとすれば、
『夢』だけを見ている状態だった宇宙が、
狩矢に言われて、サスガに『現実』を見始めたという感じだろうか。
父・冬悟にもハッキリ言われてましたしね

『こうなることに、計算できなかったんですか
 それでスタッフさんの皆さんの生活に責任が持てると思ったんですか
 ひとさまの人生を預かれると思ったんですか
 おとうさんだって
 今あるお金を宇宙に渡して
 お母さんとの残りの人生を投げ出すわけにはいきません

ま、、最後は、父ですので。


しっかし、この状態で、問題提起だけで終わるのかな??
いまのところ解決できない問題だからね。

1つ嬉しいのは、
次回が、私が一番見たかったネタにつながる可能性があることか。
今回もそんな感じだったけどね。



最後にヒトコト。
結構現実的で、面白い感じなのだが、
ここまで、絶望的な展開になってしまうと

ドラマとしては、面白いのかどうかは、微妙ですよね。
その盛り上げで、亜美ちゃんを入れたり、柾の息子・陽太を入れたり
しているんだろうけどね。。。


これまでの感想
第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

OLにっぽん 第10話(最終回)自分が変わる!

『世界を変えたきゃ、自分が変われ!!』


内容
島子(観月ありさ)は、
会社をクビになったというチビ太(阿部サダヲ)と飲んでいた。
就職先も決まっていない状態の島子。
そんなとき、、チビ太が言った言葉が頭に残る。
『世界を変えたきゃ、あなたが変わることです』

翌日。富士田部長(浅野ゆう子)に退職願を出した島子。
すると、小旗がクビになった本当の理由を聞かされるのだった。
島子を庇ったため。。。。。
何とか、小旗に会おうとするが、どこに行ったか分からない状態。
そして、ついに総務課の最後の仕事『マニュアル作り』が終了する。
朝比奈(東幹久)は、総務課の解散式を提案し、
総務課にみんな集まって飲むことに。。。。。。。
みんなが、自分たちの『次』を語る中、
島子は『起業』することを告げるのだった。


敬称略





えっと。
結局

中国とのビジネスアドバイザー業務全般を行う

『SOMU』
と言う会社を起業した島子

以上

である。




日本に残りたい中国人ヤンさんも
島子が理想とする『昔の日本の会社』の生田部長も

みんなで、
数回前にやった、セミナーなどでお仕事

ということのようです。

まぁ、、総務課の最後の挑戦として行い『金』になる証明もしてましたので

状況と言う事を考えれば、
決して、間違いの最終回ではない。


とはいえ、それは
ドラマとして全体を見渡した場合のことであり。


今回だけに絞り込むと
本当に、ダラダラ
と、、、、、

早めに起業して、
大成功ではないが、『もしかしたら』を見せてくれるだけでも
十分成立したでしょうに。。。。。


一応、まとまっていると言えば、まとまってますけどね。



さて、
ドラマ全体を見て。
序盤、中国とのギャプを強調し戸惑う状況を生み出し
徐々に変化していく関係。
最終的に、あれこれやっても無駄で、起業というカタチ。

物語だけを見れば、
展開自体に違和感はないんですよね。
ただ、『無駄』を省けば、という条件付きです。

そう!
あまりにも『無駄』が多く、ドラマとして、
何をやっているのか分からない小ネタが多かったんですよね。
1回、1回で言えばテーマを決めずに進めているだけ。
全体ならば、多少は納得。
そんな感じですね。
それは、序盤のインパクトから徐々に落ちていく状態だったと言える。

こんな言い方は、すでに遅いが、
『夢』を見せつつ頑張る姿よりも、
『失敗』することを、先に明確化しておいた方が
『自分探し』という物語になり、オモシロ味が出てきたかもしれません。

このアタリは、完全に
ドラマの方向性が見えなかったミスとも言えるでしょうね。

まったく面白くないドラマではなかっただけに
なんだか、もったいない限りです。




これまでの感想

第9話 第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

相棒シーズン7 第8話 レベル4

『レベル4~前篇』

内容
国立微生物研究所で研究者が一名死亡のニュースが流れた。
警察による報道規制が敷かれていたが、
後藤一馬(樋渡真司)が同僚の小菅彬(袴田吉彦)により、殺されたのだった。
そして『殺人ウイルス』と呼ばれる、強力な毒性を持つウイルスを持ち出された。
ワクチンなどもなく小菅のDNA操作により生み出され、
確実に死に至らしめるウイルス。
捜査に乗り出した右京(水谷豊)亀山(寺脇康文)。
研究所の同僚の1人・長峰千沙子(大路恵美)の証言では、
『大暴れをさせてやりたい』
そして、ウイルスを『我が子』と呼んでいた。。。。
そんな中、起きた事件だった。
会話の途中、小菅から千沙子に電話がかかってきたため、
右京が替わると、、、目的は『ゲーム』だという小菅。
そして、小菅は、右京たちを、ある駅のホームに来るように指定してくる。

右京は、小菅の裏をかき、確保に成功するのだが、
小菅の手にはウイルスのアンプル。。。。。

敬称略




ついに、7ヶ月前の『特別編』につながった事件である。
完全には、つながってませんけどね、、、一部、連結である。


強力なウイルスが、ばらまかれる!!

研究者の暴走なのか?
それとも、何らかの裏があるのか??

そんな、知能犯と対決する特命係。

と言う感じですね。



やはり、『ゲーム』という言葉は、今回のようなネタにこそ
ピッタリ来る感じだ。

いや、、基本的に、右京には『頭脳』がありますので
この種の物語は、『らしさ』を出すだけでなく、

オモシロ味も際だってくると言うモノです。

いきなり、
持ち出しはともかく、なぜ殺したのか?

と言う疑問が提示された時は、
その線で進むのかと思いましたが、


そこを忘れさせるかのように
テロの危険性を表現しながら、敵との駆け引き。

まあ、、暴走気味の亀山君は気になるところですが
良い感じの緊張感は出していたと思います。

伊丹も、、オバカさんだし!
角田課長も、使いっ走りだし!

それらも『相棒』


もちろん。
特命係だけで行動するのは??
っていうのは、このドラマですので不問とします。
それ以前に、操作を勝手にしてますからね(笑)



しかし、よく分からないのが、
今回のお話に小野田が加わっていること。
そのうえ、防衛省との確執だ。

もしかしたら、以前あった日本版CIA構想と同じく
何らかの思惑が小野田にはあると言う事なのかな???

このアタリの結末も気になるところです。



さて、亀山君最後の事件だとか。
ホントに最後なのかどうかはよく分かりませんが、

少なくとも

右京『少し様子が変わりましたかねえ

と、亀山君の『変化』に気付くという部分がありましたので、
どうだろうね。。。。
死を覚悟して、大丈夫なパターンだろうけど

『その後』が気になります。
亀山君がいなくなると言うことは、美和子さんも。。。ってことだし。


とりあえず、今回のシーズンにおける『山場』であるのは確かでしょうね



最後にどうでも良いこと。
今回、前後編モノとなっていますが。
このシーズンはじまって、長尺モノの『引き延ばし』が
ずっと気になっていた部分ではありましたが。

今回、良い感じの謎かけと、ネタフリ。。そして、テンポでしたね。
これくらいじゃなきゃ『相棒』じゃありません





これまでの感想
第7話 第6話
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

チーム・バチスタの栄光 第9話 最後のパーツ

『偽アリバイと致命的ミス』

内容
case27に何かがあると感じた白鳥(仲村トオル)は田口(伊藤淳史)と
倉庫に行くと。。。桐生(伊原剛志)と鳴海(宮川大輔)が言い合っていた。
桐生は、鳴海を疑っていたのだった。
白鳥は、桐生に決定的な証拠が映っているのかと問いかけるが、
何も言わない桐生。ただ、、氷室(城田優)が死んだ日の夜。
桐生、鳴海の2人にアリバイがなかったのことが分かってくる。
2人とも、病院にいたという。。。ただし、1人でいたと。

そんななか、藤原(名取裕子)から、ふたたび怪文書が送られてきたことを知る。
やはり、、なにかがある。。
白鳥は、ビデオを繰り返し見続けているうちに、
case27のビデオが、以前見たのと違うことを感じ始め。
ついに、、他のビデオケースの中にある事に気付くのだった。
case27とcase34の共通点。それは、鳴海がいないこと。
そのため、桐生の手がオペ中に止まっていたのだった。
そのビデオを桐生に見せ、問い詰めるが、、、違うという桐生。
しかし、、、桐生の態度から、白鳥は『桐生が何かに気付いた』ことが分かる。

その一方で、鳴海の行動を追っていた田口は、
氷室がいたビルの屋上で、、、あるものを発見し。。。酒井(鈴木裕樹)を、、、


敬称略




ってか、、これ、氷室事件を恨んで、
逆恨みで殺しちゃったお話ってことですよね??

少し、動機に驚きましたが、、、そう言うのも、ネタフリからもありなのかも知れません。


でも、逆に
様々なパーツの中で、不自然な『モノ』だったと思えば

連続術死とは基本的に無関係なモノを消滅できた。
と言う事なのでしょう



まぁ、探偵、、いや、警察、、、違う!

ええええっっと、、、調査する人たちにとって、
一番重要なのは、無駄を無くして、真実を導くことでしょうから。

正しい流れと言えば、流れである。


一応、今まであまり関わりが見えなかった垣谷に
あれこれと『理由』はつけまくっていますし(苦笑)

義兄弟のケンカも、オペを見て仲直りと言う事からも
桐生が犯人ではない限り、桐生が疑っていた鳴海の疑いも晴れたようだ。

明らかに脇役の2人を除けば、
不明な点は消滅し、
あとは、『解決編』と言う感じですね

1つのサスペンスドラマとして考えれば、
ベタ展開ですが、面白かったと思います。。


盛り上がり自体も、
序盤で、誰が犯人か分からない状態にしておき
それぞれのことを少しずつ表現。。
そして、真意らしきものも含めて、ネタフリは詳細だ。

ココ数回が嘘のように、物語が進んだ印象ですしね。


あとは
犯行の技術的なことはさておき、
氷室のことでさえ、あれこれと関わっている人がいましたから。

case27だけでなく、動機の部分も含めて、
どれだけ分かり易く、『解決』としてみせることができるのか?

その表現によって、
ドラマ全体の評価が決まってくるでしょうね



にしても、氷室で、アレだけ混ぜるとはなぁ。..
、、、
っていうのも、当直とか無しで、みんな現場にいたって、ことでしょ?


いやまぁ、、ドラマだからね、、ドラマ。



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第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話


セレブと貧乏太郎 第9話 アリスの結婚式

『結婚式当日、ありえない事が起こる!!』


内容
継母・真紀子(若村麻由美)から、5年前の出来事を告げられたアリス(上戸彩)
あのとき、、、後藤田(柏原崇)は空港に来ていたのだった。
強引に引き離されたが、後藤田はアリスに相応しい男として帰ってきたのだった。
そして、、、、、、、
アリスと後藤田の結婚は決まった。

超セレブ同士の1000億円挙式まであと3日。
郡司(風間杜夫)緑(三浦理恵子)は、挙式後のNY行きの手配まで整えていた。
そして、幸子(国仲涼子)は、アリスのためのウエディングドレス作り。
でも、どうも太郎(上地雄輔)は、スッキリしない気持ちだった。
急に決まった結婚で、本当にお互いに愛し合っているのだろうか??と。
そんな状態で結婚式の前日。
アリスは、太郎を連れ出し、結婚式前の思い出作り『最後の冒険』と、
路上で車と強引に交換したバイクに乗り、
太郎の運転で、ちょっとした旅に出るのだった。
アリスが行ったことのないような場所ばかりに連れて行く太郎。
楽しそうな2人。...
が、、、、、バイクの持ち主から被害届が出たため逮捕されるのだった。
郡司、緑がやってきて解放されるが、、、、
結婚式の当日の朝。
太郎の家にやってきたアリス
太郎一家はアリスのためにニワトリの朝子が産んだ卵かけごはんをご馳走する!!
そして、、結婚式場に向かったアリスだったが、
そこに後藤田の姿はなかった。。。。。。



敬称略




最終的に
後藤田『僕は教会には行かない。結婚もしない
  欲しいのは君じゃない、美田園グループだ
  今日美田園グループの経営権、買わせてもらいました
  愛なんて、信じない
  セレブって何?そんなに偉いの?
  今日から一文無し。
  貧乏商店街も売っちゃった
  今日から君は一文無し
  悔しかったらのし上がっておいで
  君たちとは、生きるパワーが違うんだよ
  アリス、貧乏アリスになっちゃったね

ということで、
後藤田により、全てを失ったアリス。


ということですね。




ドラマとしては、上手く描かれている印象はある。

使い切れないほどの資産を持つセレブのアリス。
最後は、、『愛』を手に入れたと思った。
でも、、、ってことを

キッチリ描いている。
太郎が、アリスの態度の変化に不審がっていても
その変化もまた、アリスの中に『愛』を感じさせる演出もあり

気持ちについても、描いていると言えるだろう。


最後は、どんでん返しとなり、物語としては
『結末』が気になる展開なのは言うまでもない。

まぁ、、、きっと、宇宙のあの人が、なにかあるのかも知れませんがね。


ただ
『冒険』は、、、上地雄輔さんを出すために投入したのだろう(苦笑)
コレは、無視。

コレを無視しても、
ラブアリスvs商店街の『争奪戦』は、、
分かり易い小ネタとして投入されているし。

全体的には悪くない印象があります



でもなぁ。。
真紀子の態度の変化も含めて、
脇で動いている人たちの行動が、見えなさすぎるんですよね。

見えないから、サプライズになるのだが。
どうも、隠していることが多すぎて、

サプライズのオモシロ味よりも、
ドラマの中に投入される『違和感』に見えるんですよね。


答えは簡単。

そう言う『つながる展開』を今まで行ってこなかったこと。
そして、
脇の人たちの『気持ち』をあまり表現してこなかったこと。


そこに『陰謀めいた印象のカット』が、
ほんの少しでも見えていれば、もっと違う印象だったでしょうに。

どうもねぇ。。足りませんよね。
見せないのは、面白くても。
見せなさすぎは、ドラマとしてはダメだと思います


たとえば、後藤田なんて、
序盤であれこれ登場しながら、途中から出てこなくなりましたからね。

なのに、今、コレである。
連ドラとしては、、、どうもねぇ。。『意味』を感じにくいんですよね。

ま、いいや


とりあえず、あと2回くらい?


これまでの感想
第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話