内容
掃除を終えて事務所に帰ってきた左右馬(鈴鹿央士)と鹿乃子(松本穂香)
すると事務所の前に、女性がいた。
「大家さんのご厚意で、こちらに住まわせてもらうことになりました
今日から、どうぞ、よそしく」
鹿乃子によると、嘘では無いらしい。
左右馬が理由を尋ねると、女性は行く場所も金も無く困っていたところ、
大家に声をかけられ、紹介されたと説明する。左右馬が渋っていると、
女性は大家からの手紙を左右馬に渡すのだった。
手紙を読んだ左右馬は、快諾。手紙には“泊めたら家賃をただにする”と。
左右馬が名前を尋ねると、青木麗子(加藤小夏)だと名乗る。
しかし、鹿乃子は、それが嘘だと気づく。
その後、左右馬たちが麗子を連れて“くら田”へ。
店にいた六平(今野浩喜)らが麗子に声をかけて、酒を酌み交わしながら、
麗子の話を聞き始めるが。麗子が語る自分のことは、全て“嘘”だった。
するとなぜか、左右馬が鹿乃子に「鈴蘭って夏の花だよね?」と尋ねる。
左右馬は麗子の手袋に違和感を覚えていたのだ。
食事を終え、店を出た麗子に、左右馬が「青木麗子という名前、嘘ですよね?」
すると麗子は、否定すること無く。「秘密」だと応える。
そんななか端崎(味方良介)が慌てて駆け込んできて。。。。
敬称略
脚本、村田こけしさん
演出、永山耕三さん
良いですね。
突如現れたミステリアスな女性。
探っても探っても嘘。
そんなとき。。。。って感じで、かなり丁寧で上質なミステリーだ。
次の展開を見たい!と思えるような見せ方も秀逸。
ほんと上手い。
そして上質なミステリーにしているのは、やはり“今作らしさ”である鹿乃子。
鹿乃子の能力を上手く使って、物語をわかりやすくするだけで無く。
テンポも生み出している。。見事だ。
案件自体は、かなりシンプルだけどね。
上手く見せて魅せれば、十分、満足いく作品に仕上がる。
そういうことだ。
こんな基本中の基本が出来ていない作品が多い中。
今作は、出来ている。。。。だから評判が良い。。。そういうことでは?
無理な宣伝も、ほぼしていないしね。
原作があるのも分かっているし。原作も読んでいるが。
ほんとによく作られていて、良いドラマでした。
。。。ってラスト。。。ほんと良いですね。
本家の感想。
https://plaza.rakuten.co.jp/tokukougi/diary/202412160001/