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火論

社会部、ワシントン・エルサレム特派員などを歴任した大治朋子専門記者によるコラム。

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暗殺は誰のため=大治朋子

イスラエルとの停戦合意に歓喜するガザ市民の声援に応えるハマス幹部のハニヤ氏=ガザ市中心部で2014年8月27日、大治朋子撮影
イスラエルとの停戦合意に歓喜するガザ市民の声援に応えるハマス幹部のハニヤ氏=ガザ市中心部で2014年8月27日、大治朋子撮影

 <ka-ron>

 10年前の8月、パレスチナ自治区ガザ地区で、イスラム組織ハマスの幹部のイスマイル・ハニヤ氏が突然、崩れるように倒れた。

 2014年7月から約50日間続いたイスラエルとの戦闘が停戦となり、それを祝う式典の直前だった。取材で数メートル先にいた私は、暗殺かと思わず身構えた。軽いめまいだったのか、立ち上がったハニヤ氏は少し照れくさそうだった。

 そのハニヤ氏が先日、イランの首都テヘランで暗殺された。米紙ニューヨーク・タイムズ(1日電子版)は中東の政府高官の話として、イスラエル関与の可能性を伝える。ハニヤ氏が宿泊中の部屋で、爆発が起きたようだという。

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