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今年100歳、なお意欲 影絵作家・藤城清治さん 希望込めて描く現実 南三陸、ウクライナ、能登 芸術の力信じる

「美しい地球 100才生きる喜び未来へ」©Seiji Fujishiro2023
「美しい地球 100才生きる喜び未来へ」©Seiji Fujishiro2023

 この影絵作家の作品を見ると、子ども時代の楽しかった思い出がよみがえってくる。藤城清治さんが表現するメルヘンの世界を、誰もが一度は目にしたことがあるだろう。4月には100歳を迎える藤城さん。今なお創作意欲が衰えず、ロシアのウクライナ侵攻や能登半島地震に心を痛めている。

 東京都大田区にある藤城さんプロデュースの「ラ・ビーカフェ」を訪ねると、鮮やかな青色のセーター姿で迎えてくれた。あと2カ月で百寿に達するとは信じられないほど若々しい。

 「80代までは1日1万歩は歩いていたんだけどね」。そう笑うとおもむろに、ポケットから歩数計を取り出した。画面を見ると、「3350歩」。健康の秘訣(ひけつ)は歩くことで、東京都目黒区の自宅兼アトリエからカフェまで、ほぼ毎日ウオーキングで往復し、1日5000~6000歩は歩く。藤城清治美術館(栃木県那須町)の館長を務める娘の藤城亜季さんは、「今はアトリエよりも、カフェで仕事をすることが多いですね」と…

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