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ラスト30秒 乙黒拓斗、冷静と情熱のあいだで得た金メダル

レスリング男子フリースタイル65キロ級決勝、アゼルバイジャンのハジ・アリエフ(下)を攻める乙黒拓斗=幕張メッセAホールで2021年8月7日、徳野仁子撮影
レスリング男子フリースタイル65キロ級決勝、アゼルバイジャンのハジ・アリエフ(下)を攻める乙黒拓斗=幕張メッセAホールで2021年8月7日、徳野仁子撮影

 東京オリンピック第16日は7日、レスリング男子フリースタイル65キロ級決勝が行われ、初出場の乙黒拓斗(22)=自衛隊=がハジ・アリエフ(アゼルバイジャン)を破って、金メダルを獲得した。

 勝利への執念。レスリングならではの豪快さやスピードで魅する以上に乙黒拓は、頂点という場所にこだわった。「勝ちは勝ち。たとえいくら点を取られようが、相手より上回っていれば良い。(内容に)こだわっていない」。かつてそう語っていたように、マット上でジャッジに手を上げられると、拳を何度も突き上げた。

 文字通りの「逃げ切り」だった。第2ピリオド終盤、2―2から相手の「がぶり返し」で投げられる際に体をよじって耐えた。すぐさま背後に回るなどして逆転。5―2で迎えた残り14秒。相手と組むのを避けたとみなされ、2連続で失点し1点差に追い詰められたが、乙黒拓は焦らずに勝利のブザーを聞いた。「夢をかなえられてすごくうれしい」。喜びの涙でしばらく言葉にならなかった。

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