日産自動車前会長のカルロス・ゴーン容疑者の逮捕を受け、安倍晋三首相とマクロン仏大統領が11月末にブエノスアイレスで会談した際の内容が明らかになった。マクロン大統領が仏ルノーと日産、三菱自動車の3社連合の提携関係維持を要望したのに対し、安倍首相は仏政府に同調したと受け取られるのを警戒して言質を与える発言はなかった。マクロン大統領は勾留中のゴーン前会長の体調などを気遣う質問もあった。
会談は主要20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせ仏側の要請を受けて約15分行われた。関係者によると、マクロン大統領は連合について現状の「提携関係の構成の維持」を求めた。ルノー株を15%保有する仏政府は連合への影響力を維持したい狙いがある。安倍首相は要望を容認したと受け取られないよう「政府がコミット(関与)するものではない」と応じた。
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