Twitter

2023年1月31日火曜日

100週、麺ばっかり喰ってました。

100週、麺ばっかり喰ってました。


週6麺食。

「このところの麺」として、食った麺をツイート/フェイスブックに週イチで投稿していました。

100週、2年ほど続けたので一区切りしました。

つまり2年ほどメシはほぼ麺でありました。






ラーメン、うどん、そば、つけ麺、つけそば、やきそば、スパゲティ、

マカロニ、冷麺、沖縄そば、ビーフン、フォー、パッタイ、そうめん、

にゅうめん、ほうとう、くずきり、ビビン麺、春雨、チャプチェ、

ブデチゲ、刀削麺、クスクス、太平燕、ほうとう。

よう食うた。






京都モノだけでも、わがソウルフードである一乗寺の珍遊、北白川の天下一品、

近所で始まった餃子の王将。たぬき(きつねうどんあんかけショウガ)、

のっぺい(おかめうどんのあんかけ)、ゆばうどん。

京中華の からしそば。だしで食わせるカレーうどんに まんぼ焼き。

よう食うた。





NHKクールジャパンでも麺をたくさん扱ってきました。

うどん一つとっても、日本には硬いの柔らかいの、熱いの冷たいの、いろんな種類がある。

東京でたぬきは揚げ玉、京都はあんかけうどんに油揚げと生姜。大阪でたぬきはきつねそば。

たぬきだけでも多様性がある。




冷麺の巻、も面白かった。

うどんもソバもそうめんもパスタも中華も、夏は和洋中とりあえず冷やしちゃう。

どんな麺も冷たくして食べるのって、実は日本の特徴なのです。

大量の水が必要。ゆでて、水にさらす。ジャブジャブ使える、水の国ニッポンだからこそできる。

海外に広めるのはむつかしいかも。



残念なのはその間、海外の麺食べ歩きが封じられたこと。

アメリカやフランスには食いたい麺はないけどかつてイタリアには一週間うどん(ピチ)だけ食いに行ってたこともあるしね。

アジア各地に行きたかったなー。(先日クアラルンプールだけ伺いました。麺だけ食いました。)




100週、麺ばかり食ってわかった。どんだけ食っても飽きない。死ぬまで食う。

気取ったそばや理不尽なパスタは食ってません。BC級たるべし。

だから食券率が高い。

インスタントも多ございます。

んで、マズい、ハズレ、がほとんどありません。そこがスゲーよニッポン。

一休みして、麺食い、再開します。

2023年1月28日土曜日

学長くんガチョーン. Dr.ハインリッヒさん

■学長くんガチョーン. Dr.ハインリッヒさん




iU超客員教授の漫才師。双子の女性でありながら、双子色も女性色も出さず、ファンタジックかつ奇怪な世界観で表現する。漫才師ではあるがぼくはこの2人は言葉やスタイルなど、その枠を超えるアーティストだと見ていて、そのエキスをiUに振りまいてもらいたいと思いました。必ず「絵」が浮かぶネタの成り立ち、否定しないツッコミなど聞きたいこと山盛り。まずは第一回として。



◆なぜ芸人に

:子どもの頃から好きだった。京都で育って、テレビでダウンタウンさんなどお笑いを見ていて。小学校後半くらいから芸人になろうとおもっていた。

:明るみには出していなかったが、やりたいなあ、と。

:心の中で。


◆双子

:双子だけど双子のネタはしていない。

:兄弟である、双子であることを使ったネタは1本もない。シンプルに思いつかない。双子である、家族であることを生かしたネタが。あんまりそこを面白いと思っていない。

:他の人がやっていたら面白くてみるが、二人でそれをやって別に面白いと思わない。


:メリットは面白いと思っているニュアンスが完全に伝わりやすい。細かいことが何をゆわんとしているかすぐわかってくれる。デメリットは声。どっちが何を言っているかメリハリが付けにくい。落語みたいと言われたり。一人で喋っているみたい、と。

:メリットは同時にデメリットでもある。分かりすぎる。幸さんがネタをつくるが、フレーズを聞かされて面白いからそれをやろう、と二人の間でしか伝わってないときもある。二人で面白いと思っているだけで。


◆こだわり

幸:双子感を出そうとも思ってないので、お互いに好きな髪型を。

彩:同じ格好で出てきたら、お客さんが双子ネタをするんだとお客さんが思うので分けている。(知っている人はわかるとおもうが)あのネタが急に始まるので、びっくりされるので。

幸:最初からちょっと離している。


◆目標?

幸:目標としている人はいない。自分たちのやりたい働き方のモデルになるような人はいない。

彩:独自の道を歩いています。


◆成功?

彩:あんまり成功がない。いわゆる結果というものが出ていない。賞レースなど。


◆ネタ作り

幸:映像から入っている。フレーズから入る、も同時にある。例えば「羽衣を纏いて斜め上に飛びたい」はフレーズから。「トンネルを抜けると、めっちゃデブの鰯がチャーハン食べてた」はフレーズと画が同時。


◆好きな絵

幸:「魚のまわりで」というパウル・クレーの絵がある。真ん中に魚の絵があって、魚の周りにクリップとか訳のわからないのもの絵が描いてある。そういうのを見るのが好きで、子どもの頃から絵を見て笑っていた。有名なところで言うとダリとか。大体溶けている。オーケストラの楽器とかが溶けているのを「ええやん」とおもって見ていた。

ルールがあまりない。絵描きの人によってはあるのかもしれないが。なんでこれがこうしてあるのか、荒唐無稽な感じやぱっと見支離滅裂であるが、なにか秩序があるんだろうな、というのが好き。

ネタでも、好きなことを勝手に言っているだけだと言われることがあるが、そうでもない。好きなことを勝手に言っているというより、自分の中で流れや秩序や伏線がある。何でもかんでも言えばいいということではない、とおもっている。


◆言葉

幸:ファーストインスピレーションの言葉が一番面白い。もっと面白いものがあるのではないかとこねくり回すこともあるが、やはり一番最初にポンと来た言葉が一番面白い。


◆ええやん

彩:本当にええやん。とちょっとおもっている。例えば「トンネルを抜けると」でいうと、「めっちゃデブの鰯がチャーハン食べてた」といわれて、「そんなありえへんやろ」といってしまうとそこで話が終わってしまうので、導入は受け止めて、次に「どれくらいのデブ?」と聞くのですが、この人が言うことには全部ついていくスタンスです、というのを最初にやっておかないと、もうこの漫才は聞けないよ、という感じ。


◆たまにちゃうで

彩:面白いポイントだとおもってやっている。

幸:面白いポイント且つここまでは理解できるけど、そこからはちゃうで、がなんかある。

彩:急に突き放すやつ、ちょいちょいある。この道はいいけどその道はちゃうで、というのがある。


◆終わり方

幸:時が来たから終わらせている。勘違いしている人が多いが、漫才は落語と違うので最後は落とさなくていい。本当は。NSCでは作家の先生に「落語ちゃうんやからうまいこと言うな」と怒られる。

彩:NSCに入って漫才を作る人は結構こだわったりするが、そんなにこだわらなくていい。

幸:漫才番組やM-1を見ているお客さんは上手いことを言うと勝ちで上手なんだと思っているところもあるが、本来の漫才としては時が来たら切る、というのはやってもいいこと。

彩:話は終わらせないといけない。

幸:起承転結がきたら。急にバーンと終わるのはいけないけど。

彩:我々のネタには急にバーンと終わるのもあるが。

幸さんの中で、台本書いても、途中?というのが結構多い。一人で全部つくるわけではない。途中まで書いてあって、どうやって終わらすか喋りながら考える。

幸:終わらす部分を彩さんに相談する。自分の中では終わりにこだわりがないことが多い。

彩:(幸さんは)終わりに興味がない。

幸:「伏線を回収しない物語があるのです」はこれが強すぎる言葉なので、最初から決まっていましたが、例えば「トンネルを抜けると」のネタは最後「メビウス」で終わっているが、別になんでもいい。ぐるぐる同じことを言っていているから「メビウス」という言葉があるなあとおもってそれにした。


彩:急に終わるところも楽しんでほしい。

幸:「メビウスやからもうええわ」何がええんや!ともおもってほしい。

彩:本当はもうええわけない。


◆学校

幸:小中高は正直しんどい場所だった。

彩:学校をあまり楽しめていない子だった。上になるほど自由になるから楽になっていったが。京都市内の小学校に通っていたが、3年の途中から亀岡に移った。そっちの方がしんどかった。

幸:亀岡はノリの合わない街だった。京都市内にいたときの方が面白いことがあった。亀岡はツルッとした街だった。

彩:中学校から吹奏楽部でホルンを吹いていた。それだけ楽しかった。部活は楽しんでいた。学校の感じは楽しくなかった。そしてホルンで音大へ行った。大学は幸さんのほうが楽しそうだった。

幸:京都の大谷大学。小中高までにくらべたら気が楽だった。授業も自分で選べる。図書館に結構行ったりしていた。勉強をちゃんとしていた。

大学生、遊びたい人が多いと思うから、遊んだらいいとおもうが、興味があることは勉強したほうがいい。

専門の先生がいたわけではないが、ジェンダー論やフェミニズムに対する興味があり、大学の図書館で、独学で学んだ。高校くらいまではそのような授業はない。自分の興味があることを独学しようと思えば、図書館もあり、大学は特に充実した場所。

彩:(幸さんは)文学部。別に社会学としてフェミニズムを専門的にやっている大学ではなかった。

幸:ライトな授業はあったが、より深く知るには独学。それを大学は自由にできる場所とおもっていた。

大学で学んだことは今に生きている。ジェンダー論だけでなく、大谷大学だから宗教学・仏教学・キリスト教概説・西洋哲学の授業も充実していた。

彩:(幸さんに)哲学の授業が面白いと教えてもらっていた。

幸:そのあたりに入った知識は今でも血に流れている。

学生さんは大学へ高い学費を払って入っているから、知識を利用したらいい。

彩:本を探すことは大人になってから探すのは大変。大学の図書館にある。触っておいたほうがいい本がいっぱいある。

幸:脳みそも今が1番やわらかい。


◆野望

幸:宇宙規模で人々が幸せになる、とりわけ女性が幸せになるような流れをつくるお手伝いができたら。

彩:漫才をしながらそういうエネルギーを出して、みなさんにそういうエネルギーを流し、地球の波動を上げていきたい。人間の波動が上がると地球の波動があがる。風の時代ということで。


◆キミたちへのメッセージ

彩:やりたいことをやって生きてほしい。やってしまった後悔より、やらなかった後悔の方が人生で打撃だともっと年上の人が言っていた。死に際に思うらしい。無理かもとおもうようなことも絶対目指してやったほうがいい。それになれなくても、目指した時間は無駄ではない。これはきいてくる。やりたいことやってくださいとしかいいようがない。

幸:よく寝て。40でつくづく思うが、睡眠めちゃくちゃ大事。睡眠を入れないと脳に知識も入っていかない。寝ていないと考え方がネガティブな方に転がっていく。ポジティブな波動や人間として善良であることの1番の要は睡眠。

彩:若い人に寝ろと言っている。寝なくても元気に生きていける世代じゃないか。

幸:だからこそ寝て。寝たほうが寿命も長くなる。正しい判断もできる。時には間違うこともあるとおもうが、それもいいこと。

彩:間違っていい。間違ったところで死なない。


幸:あんまり触れてないことに触れて。手っ取り早く触れたかったらペガサスのウィキペディアとか読んで。ペガサスのウィキペディアとても面白い。まず、「ペーガソス」から始まるので、ぜひご覧ください。


★後記

インタビュー後、なんばグランド花月や浅草公会堂で単独ライブ「原液、形而上学」(漫才のタイトルちゃうね)を開かれたのですが、満席で。芸人としてブレイクされています。何より。京都国際映画祭「学長くん寄席」@祇園花月にもご出演いただきました。今後もiUとおつきあいいただければうれしいです。

2023年1月24日火曜日

政府メタバース会議、発足。

■政府メタバース会議、発足。


内閣府・知財本部「メタバース上のコンテンツ等をめぐる新たな法的課題への 対応に関する官民連携会議」が発足しました。

長すぎるので(ぼくは)「メタバース会議」と呼びます。

座長を務めます。


「メタバースの発展に伴う新たな動向にかんがみ、新たな法的課題に対応するため、民間関係者、有識者、政府関係者等による連携会議を設置し、課題把握及び論点整理を行うとともに、必要に応じて官民一体となったルール整備等を推進する」という趣旨。





事務局が示したテーマは3つ。

1.現実空間と仮想空間を交錯する知財利用、仮想オブジェクトのデザイン等に関する権利の取扱い

2.アバターの肖像等に関する取扱い

3.仮想オブジェクトやアバターに対する行為、アバター間の行為等をめぐるルールの形成、規制措置等の取扱い






委員は、荒木英士REALITY社長、岩崎司クラスター取締役、石井洋平バーチャルキャストCOO、久保田瞬Mogura代表、中馬和彦KDDI LX戦略部長、浅井認小学館チーフプロデューサー、宮河恭夫バンダイナムコエンタテイメント社長、あしやまひろこVN3ライセンスチーム主宰、せきぐちあいみVRアーティスト、


道下剣志郎弁護士、中崎尚弁護士、福井健策弁護士、増田雅史弁護士、石井夏生利中央大学教授、上野達弘早稲田大学教授、奥邨弘司慶應義塾大学教授、田村善之東京大学教授、岡嶋裕史中央大学教授、佐藤一郎国立情報学研究所教授

内閣府知財事務局、デジタル庁、文化庁、経済産業省、特許庁、総務省。


委員会ではなく「連携会議」で、産学官、プレイヤー、ユーザまぜこぜのコミュニティです。硬めのおじさんもいれば、アバターで参加するバーチャルもいます。

オンライン公開です。

通常の政府会議のような静けさで済むとは思えませんが、海賊版対策会議のように荒れないよう努めます。






第一回は、下記が論点でした。

1.メタバース空間をどう発展させていくことが目指されるか。

2.求められるルール形成の在り方は。

3.国境のない空間におけるルール形成等の在り方は。

4.官と民の役割や両者の連携の在り方は。






参考として、京都府とCiP協議会が発出した「メタバース・トラスト・ステートメント京都宣言」の素案が紹介されました。

自由でオープン、伝統・地域・海外、若者・子ども・高齢者・障害者、技術・研究、トライ&エラー、セキュア&トラスト、モラル、未来といった項目です。


バーチャル美少女ねむさんとKDDI中馬和彦さんの話を聞いて各委員が意見を表明しました。

・いろいろな相互乗り入れによるバウンダリーレスな議論

・未来展望型でオンゴーイングな議論

・産学官+バーチャルのオープンプラットフォームでの議論

で進めようというコンセンサスがひとまず得られたと思います。


複数の委員から「会議をメタバースでやろう」と提案がありました。

誰か言うだろうなー 

と思ってたら、やっぱり出ました。

宿題、として引き取りました。

政府のデジタルがしょぼいことが問題ということを知ってるので。

誰か助けてやってください。

ぼくは自分のアバターをどうするかを考えます。 以上



2023年1月21日土曜日

クールジャパン:ゲーム

 ■クールジャパン:ゲーム



 NHKクールジャパン。18年めに入るBS長寿番組です。外国人たちが日本のクール・ノットクールを論じるのですが、多角的かつ深く転がしてくれて、ネタがつきません。

 月イチで参加しているぼくの軽~い コメントをしばし紹介しましょう。

 ゲームの巻。


覚えてますか?安倍元首相がマリオに扮して登場したリオオリンピックの閉会式。一瞬で世界中が何のことか理解しました。

日本といえばゲーム。クールジャパンの本丸。


「ゲーセン」

ゲーセンは努力してるんです。

ぼくが子どもの頃って、ゲーセンは不良の溜まり場だった。

だけど、安全で、子どもでも集まれる場所になった。

シニア向けのサービスも開発して、じいさんばあさんも集まる場になった。

しかも、先端の技術を開発して、高精細でネット対戦できるスゴいゲームマシンを投入している。

海外とは違う進化をみせています。


「ゲーム実況」

プロのゲーマーが対戦するeスポーツでは何万人も集まる大会が海外にはあって、今やアメフトのスーパーボウルをしのぐ視聴者数を稼いだりしてる。

だけど日本で盛んなのは、スゴいプロっていうより、もっとユル~い、近所の兄ちゃんがやってるような、おもしろいエンタメ。

ゲームやってしゃべってるだけで、食えちゃうんだから、引きこもりむきっていうか、オタクむきっていうか、日本らしい。

ここからいろんなジャンルが生まれて独特の進化をとげていくんじゃないかな。


「RPG」

日本はいいおとながゲームするんです。

80年代にゲーム産業が世界で立ち上がったころは、アクション、スポーツ、レース、射撃っていうジャンルから始まった。

そしてしばらくしてRPGが日本から生まれていった。

それは、マンガやアニメと同じで、子どもだけじゃなくて、大人も楽しむので、ストーリー性があって、ドラマ性があって、深みのあるものが求められた。

キャラクターが成長するとか、世界を救うとか、そういう文化をゲームに持ち込んだのは日本の功績だと思います。

2023年1月17日火曜日

やっとリテラシー政策がネガからポジに。

■やっとリテラシー政策がネガからポジに。

総務省ICTリテラシー検討会がスタートしました。山本龍彦慶大教授が座長、ぼくは座長代理。石戸奈々子さんとともに委員を務めるのはたぶん初めて。

総務省はこれまで青少年の安全安心策、つまり危険回避を重視してきて、利用「促進」策は薄かった。大人向け利用策も薄かった。ようやくポジ転換です。




コメントしました。

役所を辞めMITPC一人一台運動などを推進しつつ、子供がデジタルで表現・創造力を高めるNPO CANVASを作って以来20年になる。

しかし日本は遅く、逆にデジタルを子どもから遠ざける風潮が広がった。私が世話役となって立ち上げたのが安心協。フィルタリングなど安全対策は進んだ。




並行してデジタル教科書教材協議会DiTTを立ち上げ、PC一人一台、学校ネット化、デジタル教科書の3点セットを推進した。ポジティブの運動。

苦労した。8年かかりデジタル教科書を認める法律が成立、プログラミングも必修になった。PC一人一台はGIGAで実現。コロナがなければあと25年かかる計算だった。


安全安心対策とデジタル利用推進とは本来、一体として進めるべきと考えていたが、力不足でなかなか融合できなかった。

全ての子どもがデジタルで勉強する環境になり、ようやく機運が変わり、ようやくこうした会議にたどり着いたと感じている。



問題は今後。

学校デジタルは進む。混乱も問題も起きるが、現場と子どもの力を信用し、見守りたい。

政策の重点は家庭に移る。特に格差。家でデジタルが使える使えない問題。

4万の学校から、子どものいる1千万の家庭へと。教育問題から通信問題へ。文科省より総務省の仕事。通信政策の最重要課題。


セキュリティ、フェイク情報といった守るリテラシーは重要だが、それ以上に創造力、コミュニケーション力をつけることが重要。

大人だって身についてはいない。子供のほうが優れている面はある。

私は2年前にICTの大学を開学し、学生に教えてもらっている。子どもも大人も一緒に使い、学ぶ。


ツールは変わる。SNSmixi/fb/LINEどんどん変わるので定まった教育法もない。

紙と鉛筆のアナログ教育も、150年たっても理想の教育はできていない。

デジタルでの学習は始まったばかりで、100年たっても理想には届いていまい。

使いながら、時間をかけて、ともに考えていく、という姿勢があっていい。


政策目的は「国民のユーザ力」を上げること。

とすれば、デジタルが

1.役立つ、

2.楽しい、

3.安全、

という順位だと考えるが、3.に偏重してきたのがこれまでの対策。

どう1.便利さや2.楽しさを高めるかの政策は抜け落ちていた。

創造力や共感力を上げる施策を厚くしたい。