■BSよしもと=すみだメディアラボ オープン!
2022年3月、iU映像スタジオ「すみだメディアラボ」がオープン。
「BSよしもと」と連携して運営します。
大規模撮影+配信スタジオでBS番組はじめ映像作品を制作、放映・配信。
大学をメディア化します。
墨田区とも連携し、イベントも展開していきます。
「すみだメディアラボ」はiUの経営母体である電子学園が教育研究拠点として整備するもので、教育研究、産学連携、社会連携、地域貢献の拠点として活用します。
BSよしもとをパートナーとして、施設の管理運営および活用を共同で行います。
「BSよしもと」は3月21日に開局。
「地方創生」をコンセプトに、全国住みます芸人や各地で活動するYouTuber、映像ディレクター、記者、住民の方々が登場して、地域の魅力や地方ニュースなど「地域の活性化や課題解決のヒント」となるプログラムを発信します。
そして全国放送網を通じて、番組が新たなビジネスや雇用を生み、ひとつの事業となる「一番組一起業」を目的としたチャンネル作りを目指しています。
「全員起業のiUをパクった。」よしもと大崎会長はおっしゃいます。
CM依存ではない、ビジネスを生む放送局。チャレンジです。
番組は平日の朝から夜までの生放送が中心。
全国の住みます芸人が登場し、ローカルのニュース・文化・人物を紹介する情報番組、ニッポンの真実に迫るニュースショーなどのほか、過去のアーカイブ映像から数々の名人芸も放映するとのこと。
放送・通信融合を超える、バーチャル+リアルのデータ駆動型サービスが目指されます。
iUはこの拠点を教育・研究に最大活用します。
1.クリエイティブ教育
2.大学メディア
3.地域連携拠点
として。
学生が映像制作や配信に携わるとともに、地方創生に関わる起業のツールとします。
iUの研究所「B Lab」も融合させ、産学連携の共同研究を発信する場としても活用します。
2. 大学メディアを作ります。
Web、YouTube、twitter、facebook、インスタ、tiktok・・。
iUは既に各種メディアで発信を進めていますが、自前スタジオとBS局を備え、リアルな拠点も整備することで、「大学がメディアになる」モデルを示したいと考えています。
少年ナイフはアメリカの大学FMラジオ局によるカレッジチャートで首位をとったことが世界で有名になったきっかけ。大学の放送局は重要です。
FM東京は東海大学が作った局です。radikoは慶應のぼくの研究室が起こしたプロジェクトです。日本ではその他に大学発メディアってまだないですよね。
3. 地域連携拠点とします。
スタジオは大学の敷地内にあり、隣には広大な芝生の空き地も備えています。
周囲には塀を作らず、誰でも入れるオープンな区域にしています。
千葉大学の建築デザイン学科も隣接していて、混じります。
その全体を使い、フェスやマルシェなどのイベントも仕掛けていきたい。
赤坂サカス、お台場、六本木ヒルズ、汐留。
テレビ局がコアになって街のにぎわいを創出するのって日本の特徴でもあるんですよね。
墨田にもそんな空間を、大学と一体となって作りたい。
教育の場としてのiU、研究所B Lab、そしてメディア「Media Lab」。
ぼくが作りたかった3つのピースが揃ってきました。
教育・研究、制作・発信。
3年めを迎えるiU、トップギア。