生徒会情報室室長の花菱です
「ヒナ祭り」の時期がやってきました!
BSのタイトル通り、「桂ヒナギクの動揺」な感じの今週。
2ヶ月と少し前に全く同様のタイトルで記事を一つ書いているのですが、
明らかに今週の方が動揺してます。
それでは、ヒナ祭り前夜祭的な今週の感想です。
◇「ハヤテ君」
「ハ…ハヤテ君?」(P1)
「ハヤテ君のことが気になっているなんて」(P12)
最近のヒナの変化を表しているであろうコマ。
以前、ヒナギクはハヤテのことを「ハヤテ君」と読んでいましたが、マラソン大会を境に「綾崎君」に変わりました。
一度62話でとっさに「ハヤテ君」と呼んでいましたが、すぐに「綾崎君」に改められ、以降、「ハヤテ君」と呼ばれることはありませんでした。
それが今回、久々に「ハヤテ君」という呼称が使われました。ヒナのモノローグや夢の中と言う条件付きではありますが…。
ヒナのモノローグという条件下の元でも、80話で「綾崎君」と呼んでいるので、お泊りイベント後にまた心境が変化した、ということでしょう。
モノローグや夢の中でのみなのは、ヒナがまだ意地を張っており、口に出して言うことは躊躇われるからでしょう。
3月3日を境にまた「ハヤテ君」に戻る事も十分考えられます。
◇花菱さん大活躍
「あなたのクラスにあ…綾崎ハヤテ君って人がいると思うんだけど…どんな人?」
数話前を思い出すだけでも、花菱さんはヒナとハヤテが知り合いである事を知っているわけで、こんな聞き方したら花菱さんはヒナの恋心を見抜いてしまうような気がします。
そして花菱さんはハヤテに関するデータを網羅します。こんなデータ使いこなせねぇと意味の無いただの紙切れみてぇなもんだってのに何であの花菱さんは?
「ちなみに今日のヒナの下着はオレンジ。フリルの付いた可愛いやつ。」
素晴らしい調査です。
この功績により花菱さんを生徒会情報室室長に任命します。
「お気に入りなの!!」
ヒナのお気に入りの下着はオレンジの、フリルの付いた可愛い奴、と。
花菱さんの調査能力には驚かされるばかりです。今後もきっと素晴らしい情報をたくさん提供してくれるに違いありません。
◇ヒナの激怒
ハヤテ達とばったり出会ったヒナ。
「べ…別に期待なんてしてないんだし…なくったって…別に構わないのよ…?」
やっべーヒナ可愛すぎる。こう言っておいて、本当になかったら枕を涙で濡らすんですよ。
そして試験に対する危機感がまるでないハヤテに対し怒るヒナ。
閉鎖空間かもしれないそうですが、閉鎖空間でハヤテと二人きりになってなんか変なのが出てsleeping beautyってのも全然アリだと思いますよ?
「ハヤテぇ~…」
ヒナに怯えるナギもかぁいいよぅ~。お持ち帰りぃ~☆
◇気になっている理由
今回の話で頻出の言葉が「気になる」という言葉。とにかくヒナはハヤテのことを意識してしまっている様子。
2月21日(77話):「少女を一週間も悶々とさせた」
3月1日(91話):「毎晩毎晩一人の男の子の事が気になっている。」
明らかにパワーアップしています。
バレンタインで西沢さんの告白をサポートしてから一週間悶々とし、お泊りイベントで西沢さんの恋を応援する、と言ってから更に毎晩毎晩気にして、夢にまで出てきているようです。
西沢さんを応援すればするほどハヤテが好きになるのでは。
それでもなお、自分の中に芽生えた事のなかった「恋」という感情を認めることが出来ないヒナ。
これは恋ではなく、ハヤテと過去が似通っているから気になっているだけだ、と自分に言い聞かせ、自分を納得させようとしているんですね。
◇似通った過去
ヒナとハヤテは、どちらも両親に借金を押し付けられ、そして両親が失踪しています。
単行本を読んでない週間連載派の方は知らないであろう設定ですが、ようやく作中でも明かされてきました。
ロリヒナの可愛さは異常。
そして今回、ヒナはハヤテにその件で質問します。
「ご両親が借金を押し付けていなくなった時…どう思った?」
ハヤテは「ヒドい親」「人として最低」「ろくでなし」「人間失格」と思いつく限りの罵倒の言葉を並べます。それを聞いて複雑な顔をするヒナ。
「理由が!!理由があったんじゃないかって…思わなかった?」
「あんなに優しかったのに突然いなくなるなんて…!!何か仕方ない理由が…!!理由が………」
ヒナがヒナママ話の時に見せたあの表情も、「いい人」という言い方も、全て「本当の両親が大好きだった」というのが理由なんですね。
あんなに優しかったのに、ある日突然いなくなったことが信じられない。何かやむをえない理由があったんじゃないか。
ヒナはそう信じたかったし、ハヤテにもそうだと言って欲しかった。
どんな理由があろうとも、子供を置いて失踪するのは親として失格です。ヒナはきっとそれも承知のうえで、それでも理由があったと信じたいのでしょう。
しかし、失踪直前まで優しくされていたであろうヒナに対し、失踪前から既にヒドい扱われ方をしていたハヤテにとって、親の失踪は単なる夜逃げでしかなく、ヒナの気持ちを理解する事は出来ませんでした。
それでも、ハヤテのトリビアによって、何だかんだでヒナは元気づけられています。少しずつでも、過去の呪縛から解き放たれるといいんですけどね…。
◇マリアさん
今週は登場しなかったマリアさんですが、マリアさんは今頃お空の上で大忙しなのですよ。
□畑先生バックステージ
□ハヤテのごとく! 7 (7)
| ハヤテのごとく! | 22:04 | comments:13 | trackbacks:7 | EDIT
ひなノーブラ説をここに唱えてもいいでしょうかw
ヒナの下着はオレンジという生徒会情報室室長の発言に対してスカートを押さえるヒナ。
普通女性が下着の色というとブラは関係ないのでしょうか?それともそれはヒナがブラをしていないからなのでしょうか?
思わずバックステージにお問い合わせしてしまいました。畑せんせー、教えてー!!
もう少しシャキッとしなさいよ!
発言は普通はダメな旦那さんに向けていう発言みたいですねw
やはりここは逆sleeping beautyで、「私はね、私はあなたのそういうところが販促的に好きなのよ」でキスするところでもいいと思うのですが・・・
| うむむ | 2006/08/09 22:57 | URL | ≫ EDIT