秋は急こう配の滑り台で下り、止まることなく冬に着地してしまった。急に寒さの到来で、鳥たちの生態にも影響が出ている様に感じた。まず全体的に感じることは、鳥の姿を見ることが少なくなって来たことだ。日常茶飯事に見かけていた、キジ『雉』、カルガモ『軽鴨』、カワセミ『翡翠』、ツグミ『鶫』、ダイサギ『大鷺』、カワウ『川鵜』などあまり見かけなくなった。その反対に、姿を頻繁に見せるようになったのは、トビ『鳶』、ムクドリ『椋鳥』、メジロ『目白』、アオジ『青鵐』、ヒヨドリ『鵯』、カワラヒワ『河原鶸』などであった。先日の話だったが、鳥博士のKさんもこの所の鳥の生態が変わって来ているように感じると言っていた。温暖化の影響で、渡り鳥のコースや越冬地の場所が変わったのか、また、渡り鳥が環境変化によって留鳥に変わったとか、いろいろ考えられる点があるが、まさか、環境変化によって、生命維持が出来ず数を減らして行っている事も考えられる。最近では、鳥ばかりではない。環境の変化で、クマやイノシシ、サルなど民家に現れて、人的被害も多々起こり問題になっている。人間は、どこまで環境を壊せばいいのか、問題だ。
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