自然の贈り物をいろいろ楽しめる季節である。まず、梅、さくらんぼ、ビワ、ヤマモモ、コウゾ、クワなど木になる果実や、真竹、淡竹などのタケノコ、苗代イチゴ、苦イチゴ、ブラックベリー、ブルーベリーなどのイチゴ類などがある。タケノコを除き、熟した果実は、それぞれ違った個性的な甘味と酸味を持ち合わせ、舌を楽しませてくれる。山桃は、種が大きく、種の周りに付いた果肉は少ないため、歯で削ぐようにして食べる。また、弱るのも早く、朝に摘んだものは、夕刻には色がくすんでしまう。ビワは、房州ビワのように立派なビワではないので、大きめのものは生食で、あとはジャムにして食べた。変わったものは、紙の原料となるコウゾの木の実である。ちょっと桑の実に似ていて、果実は、甘いのだがぬめりがある。黄イチゴは、終わってしまったが、ニガイチゴは盛りで、ナワシロイチゴは、やっと熟し始めた所だった。そして、ブラックベリー、やブルーベリーは、花を終え、果実は、まだ緑色であり、熟すまでにはもう少し時間が掛かりそうだった。肥沃な畑では、とうもろこしが実を付け、サトイモの苗が植えられ、ビニールハウスでは、西瓜が花を咲かせている間から、テニスボール位の小さな実を付けているのが見えた。
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