34年ぶり株高、持続の条件は 脱「お上」で衰退に別れを
34年ぶり株高、持続の条件は 脱「お上」で衰退に別れを
歴史的な2024年の株式市場が暮れる。日経平均株価は1989年末の史上最高値3万8915円を、約34年ぶりに上回った。
肝心なのはその意味だ。日本経済が、バブル崩壊以降30年以上も続けてきた没落を終えると市場は主張しているのだろうか。1980年代に現在のKDDIを共同創業、その後も起業を繰り返して景気の浮き沈みを見てきた千本倖生氏の答えはイエスだ。「衰退は昨年で終わった」と確信している。
膨らむ…